Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

ログ・ホライズン 第14話「ワールド・フラクション」

$
0
0

新事実。シロエ、御年98歳(大地人視点)。もとい「死のリスク」とは。

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 21

※画像右下隅クリックで拡大。

 リ=ガンが語ってシロエが補強、良い解説話だった第14話。
 ゲーム的に解説しまくるリ=ガンさんの演出、アニメスタッフさんの腕の見せ所でしたね。
 六傾姫のホラーっぷりも怖くて良かった。

 魂魄という昔からある理屈を、うまくゲームに反映したのも面白かったですが
 正直言えば「よく解らんなあ」と思っていたら
 シロエが再解説したのも良かった。

 この辺上手いですね。そしてさっぱり解らんアカツキさんがやっぱり可愛いね!

 一方ようやく「踏み込み」始めた初心者パーティ
 ルーディの「ハハハ! 僕は天才だからね!」的な強がりをしつつ、実は努力しまくりなスタイルが素敵。

 次回はそんな彼らが主役か!

アカツキ『主君―――、やはり、さっぱり解らない』

イメージ 4

 またも話についていけないアカツキ。こっちも気にしろと言わんばかりな様子が可愛い。

■魂魄理論
 古王宮深くに住まう魔術師、「世界級魔術」の探求者リ=ガンとシロエは邂逅する。
 この世界級魔術こそ「大災害」の原因ではないかと彼は言う。

 世界の行く末を左右するが故に「世界級」。
 ワールド・フラクション。

 過去、三回使用されたというこれを紐解く内、彼はシロエ達冒険者の不死性にも踏み込んでゆく。
 それはゴブリンら亜人間と冒険者の類似性にも繋がる理論
 魂魄理論。

 それが故に、ゲームでなく「現実」となったが故に生じた、新たな「死亡リスク」の判明。

 この世界で死んだ場合、記憶が欠損するのではないか?
 という新たな危険性の指摘であった。

 パニックを引き起こしかねない真実を抱えたシロエとアカツキ。
 一方、すっかり冒険に詰まってしまった初心者パーティーにようやく改善の光が―――?

 次回、第15話「襲撃」。

リ=ガン『―――んんん。ところでェ、それはダザネックの魔法バックですね?』

イメージ 5

 なんとなく「整理整頓できない人」っぽさが滲み出てるのが気になるリ=ガン。

■「凄い部屋だ……」
 開幕解説代わりにリ=ガンとの邂逅から。
 研究室のようですが、天井をつくほどの蔵書量が凄まじい。こんな家に住んでみたいもんです。

 Lv45、つまり大地人には高レベルすぎるはずの知識を、さりげなく披露するリ=ガン。

直継『冒険者たる者、ルールはしっかり守れ祭りだ!』

イメージ 6

 颯爽登場直継! 聞いてたのか!?

■つまづく若人たち
 苦戦のあまり「明日は、午後からもダンジョンに潜ろう!」と呼びかけるトウヤ
 しかしセララが、そして直継が颯爽と否定する!
 ダンジョンは一日一回まで!

 しっかり休みルールは守る! それが男の誓い祭りだろ!!

 また、彼がこう言う以上「可能」という事のはず。
 ダンジョンに一日一回という事は、それ以外の時間にすべき事、考えるべき事があるって事なんでしょうね。

シロエ『ひょっとして、あなたはミラルレイクの賢者?』

アカツキ『知っているのか主君?』

イメージ 7

イメージ 8

 ミョーに平穏そうにお茶を啜るリ=ガン。

■とんでもない大物
 シロエ達に接触してきた魔術師、彼は正確には「学者」にして「世界級魔術」を追う人物であった。
 それも、古来から襲名されてきた歴史ある魔術師
 今に継ぐ現代の三代目…もとい継承者。

 そう世界級。
 彼の流派による、魔術を規模で分類する考え方。その最上位系。

 つまり単なる動作の代替程度なら「動作級」、その戦闘の行く末を左右するレベルになれば「戦闘級」
 二パーティ以上、複数のチームの作戦を左右する規模の「作戦級」

 大目標、それこそ城を一個まるごと吹き飛ばす規模ともなれば「戦術級」―――!

規模による分類

イメージ 9

 剣を振って魔物を倒す、そんな「動作」と同程度の規模なら「動作級」。
 なるほど。

 これが一番例外的で、以降は「××の行方を左右する」レベルを示すものとなります。

シロエ『(―――そんな魔法、ゲームだった頃は存在しなかったけど…?)』

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

 幻術、ゲームアイコンを使った解説が楽しすぎる。先日の「商談」といい凝ってますよね。
 声も良いよね!(断言)。

■ワールド・フラクション
 城一個、ダンジョンを丸ごと消し去れるような「戦術級」を聞いて、思わず考え込むシロエ。

 更に、戦争の行方を左右する程ともなれば「戦略級」
 国一つの行方を左右するとなれば「国防級」
 大陸一つを左右する「大陸級」。
 そして世界級。

 世界級、わずか三回の使用記録が認められる「森羅変転<ワールド・フラクション>」

 それこそ「大災害」、シロエ達がこの世界に呼び込まれた原因ではないのか、と。

ミノリ『何か、見落としてるのかな……』

イメージ 13

 一方、ミノリは「自分はシロエの言う戦闘の基本を押さえている、なのに何故不安なんだろう」と述懐する。
 大事なのは自分だけでなく、みんなで共有するってことなんでしょうか。
 とりあえず「ミノリの逆襲」は次回に持ち越し。

 しかしよくまとめてますね。できる子ですミノリ。

『300年前、アルヴ族の手で、一回目のワールドフラクションが発動したのです』

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

 あくまで「記録」であって、歪んで伝わってるかもしれん。と思いながら見たくなる話。

■種族の多様化
 一回目の「森羅変転」は、300年前に発動した。
 強力な魔法文明が栄えていたが、特に技術に長けたアルヴ族が迫害の末に滅亡に追い込まれ
 その恨みを晴らすべく、「六傾姫」と呼ばれる者達が発動させたという。

 結果、ゴブリンなど亜人間が誕生し人類は危機に陥った。

 300年前、後に出てくる「現実換算」だと25年前ってことになりますね。

『人類も対抗すべく、アルヴ系の秘術で新たな存在を生み出しました』

イメージ 17

 どうしよう、わかんないぞ主君。的なアカツキさん可愛い。

■人類の危機
 対抗し、人類も「猫人族」「狼牙族」「文様族」、そして「古来種」を誕生。
 特に古来種は、いわゆる英雄と呼ばれる強力な存在でした。

 が、それでも亜人間には対抗できず。何故ならば……。

『(それってリスポーン(再発生)? ゲームとしての仕様なのでは…?)』

イメージ 24

イメージ 18

 亜人間は倒しても倒しても「蘇生」、しばらくしたら復活します。
 それはゲーム上、多くのプレイヤーが楽しむ為の仕様。

 でも現実にあれば、倒しても倒してもモンスターが居なくならないという悪夢のような状況。

『―――今から240年前、二回目の森羅転生。冒険者の出現です』

イメージ 25

イメージ 3

イメージ 20

 現実換算では「20年前」、ちょうどエルダーテイルのオープンβ開始と一致するという。

■「大魔術師だったのか!?」
 一回目、300年前の森羅変転で亜人間が誕生し、対抗手段として「多種族化」「古来種誕生」が発動。
 二回目、240年前に冒険者が出現。
 三回目、冒険者定住事件。

 また現実と大地人には、ゲーム仕様同様の「12倍速の時間差」があったようです。
 ゲーム時、2時間もプレイすれば「1日経過」となっていた訳。

 なので、彼らから見ればプレイ暦8年のシロエは「御年98歳の大魔術師」ってな具合だと……
 おいそこのNINJY! キラキラしたりドン引きしたり忙しいな!

『人間や亜人間を動かす霊的な力を、魂魄と言います』

イメージ 21

イメージ 22

 解説として出てくるプレイヤーキラーさんの存在感。本来はこのように「経験値を失う」システム。

■魂魄理論
 魂、コンは「精神の力、MP」。
 魄、パクは「肉体の力、HP」。

 人が死ぬと、まず魂魄が切り離され、肉体(パク)が拡散してしまう。
※この時点で蘇生術を使えば、大地人も蘇生可能。

 そのまま放っておくと、魂の導きに従って魄が再構成され、教会で復活するのです。
 ここが大地人と冒険者の違い。
 亜人間との類似性。

 また「拡散する」為、一部情報が欠損するいわゆる「デスペナルティ」が発生するのですが……

リ=ガン『おそらく、死により記憶は欠損、劣化してゆくものと考えられます』

イメージ 4

イメージ 23

 これも「現実化」したことによるリスクってな訳ですね。

■デスペナルティ
 ゲーム時代は、例えキャラが死んでも『キャラが持つ情報=総獲得経験値が削られる』だけでした。
 しかし『キャラと一体化した』ことにより、精神側にも欠損が発生する。
 これが問題。

 まだ騒ぎになっていない以上、大きな問題になる類ではないと考えられますが、さて。
 単に『忘れたことを忘れているから』かも。

 ミノリとトウヤも既に記憶を失っているんですね―――。あ、あとプレイヤーキラーズも。

五十鈴『―――あれってダンジョンの通路? 練習してるんだ……?』

イメージ 1

イメージ 19

 この切り替えの早さ。惚れる。

■努力家ルーディ
 五十鈴は、早朝から「ダンジョンを想定した」自主練習をしていたルーディを目撃する。
 が「何のことかなあ!?」と不器用に切り返すルーディが憎い!

 優雅にエレグァントに! そんなルンデルゥゥハウス・コードの矜持を大事にしつつ
 五十鈴は「一息入れろ」とばかりに誘うのであった。

『ミス・五十鈴、ルーディで構わない。父母にもそう呼ばれているのだ』

 また何気ない一言として『実名がルンデルハウスである』と言っているワンシーン。
 この後の演出からしても、ルーディさんアレ説は確定か。

 いや実際にネトゲをやってるツンデレハウスさんが居たらゴメンナサイですけれども。

『ダメ、これじゃ前と変わらない。怯えて立ち止まっていたら変わらない』

イメージ 2

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 28

 ルーディのキラキラ演出第二弾! ちくしょう視聴者を油断させやがって!

■「私が!」
 シロエとアカツキがこの世界の成り立ち、そして「死のリスク」を知り考え込む丁度のその頃
 その子弟、ミノリが遂に前に出る!
 心で前に出る祭りだぜ!

 まず「ダンジョンは午後」と決め、準備を整えようと提言するミノリ。
 その意味、そしてそれが生み出す勝機とは!?

 次回、第15話「襲撃」。

予告『答えを自分で見つけ出した時、パーティは本当の「仲間」に変わる―――』

イメージ 22

イメージ 4

 堂々たる解説回! ここで溜めに溜めた「設定」が活きて来るんですよ! 多分!

■記憶を失う冒険者たち
 今回は「今後に向けた解説回」とでも言うべき助走回。
 年内放送分をあの姫様回でラストにして、年始にこういった話を置いてくる配分も良いですね。

 あくまで解説回、そしてミノリの決意と言った助走の回でしたが
 記憶を失いゆくという解説を踏まえると、EDの「何もかも失ってもあなたと一緒なら良い」って歌詞が
 なんとなく意味深になってくる気も。

 次回、第15話「襲撃」。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles