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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ダンボール戦機ウォーズ 最終話「俺たちの未来へ」

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一緒に乗り越えたWARS。決戦と卒業、新しい旅への最終回!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 短くも濃いラストバトルを描いたAパート
 学園のその後に向けた「出発」を描いたBパートを経ての最終回。スタッフの皆様お疲れ様でした!

 学園の再出発を願い出た猿田教官とハルキ
 別れに際し、すっかり憑き物が落ちた顔でぶっちゃけた末「今は離れがたい」と去っていったリクヤ
 あれだけやらかしたカイトへ「戻ってこいよ!」と叫んだブンタ

 先輩とバトルしてみたい!
 と、めっちゃいい笑顔で笑ったアラタ!

 BGMとして流れた第二期エンディング「ぼくたちのウォーズ」が卒業の歌である事も相まって
 いい最終回でしたね。

 個人的には今回が初のダン戦でしたが、次シリーズも絶対見ますよ。ええ。とりあえずLBX買ってお布施だ!

かざす拳で誓う、一緒に乗り越えたWARS

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 神威島出奔組。私服でまで笑いを取りにくるキャサリンさんに脱帽。BAIBAIってオイオイ。

■再出発
 オーバーロードこそ世界を導く力だと謳うセレディに、アラタは自らその力を捨てる。
 圧倒されるジーエクスト、しかしジェノックの四人が助太刀に入った!

 欠けた力を仲間が補い、ディ・エゼルディを打倒するアラタ。
 機体と直結していたセレディは力を失い、セカンドワールド騒動最後の戦いは終わった―――。

 やがて今回の騒動を経て、自主退学を決めた生徒にアラタも居た。
 セレディが言う「戦争と平和」をもっと考えたいと、彼も自分で世界を見てまわりたくなったのだ。

 世界の国家群に、そしてテロリストに利用された「表向きだけのLBX専門学校」から
 本当のLBX専門校へ再出発する神威大門統合学園。

 去りゆく生徒は多い。
 けれど決してLBXが嫌いになった訳じゃない。
 だから「またな」と笑って、手を振って、こうして神威大門統合学園の事件は幕を閉じた―――。

セレディ『戦争が無い世界は私の夢だ。――だが戦争は決してなくならない』

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 このセレディのキレっぷり! 主張はどうあれ素晴らしかった!

■セレディの戦争論
 今回の事件は自分の完敗。
 なら、次の戦場に行くまでだとセレディは笑う。戦場、戦争は決してなくならないのだから。

 戦争は「戦う本能を持つ人が、作り上げた組織」である国家の宿命。
 セカンドワールドもその悪しき一形態に過ぎず
 負の側面を抱えている。

 だから、いつか全ての国家を解体し人類を一つにする!

 強大なたった一つの力を作るのだ。
 その前に人は恐怖し、ひれ伏し、従う。その時、本当に戦争はなくなるのだとセレディは笑う。

『大丈夫かアラタ!』『ビットは僕たちに任せろ!』『お前は本体を!』

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 最終話にして特殊能力を放棄する主人公。

■アラタの主張
 人類統一、そして「恐怖される絶対者」にオーバーロードが相応しいと謳うセレディに対し
 アラタはそんな力は必要ないと断言。
 能力を放棄する。

 無論、追い込まれるジーエクストだったが、三機のLBXがビットとの間に割って入った!

アラタ『それなら―――、こうするまでだッ!』

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 傷付き、武器を奪われての最後の突撃! これぞ最終話よ!

■決着
 ビットを任せ、本体との戦いに専念するアラタ。
 それでも地力の差は圧倒的であったが、片腕を犠牲に一瞬の逆転に賭けたドットブラスライザーに
 ディ・エゼルディも目を奪われる。

 互いに片腕を失い、最後の突撃をかける二機。最後の勝利を掴んだのはアラタであった―――。

美都『――あの姿が、本当のセレディなのよ』

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 うーん。グロい。

■でも
 LBXの直接制御機構が仇となってか、半身のオプティマ(サイボーグ)機能が不調を起こすセレディ。
 見る間に年老い、本来の90代に戻ってしまった彼を連れ
 アラタ達は出口へとひた戻ってゆく。

 お前が平和を願っていた事だけは解る。でも、やり方が間違っていた――――。

 かつてアラタ達が争いあった舞台、セカンドワールドが崩壊する中、彼らは地上へと帰還を果たす。

美都『―――本当にごめんなさい。みんなを利用したりして』

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 学園長を許す美都博士(父)と、乙女すぎる美都先生。美都親子が印象的過ぎる最終回。

■再出発
 戦いを経て捕縛され、島を去るセレディ以下ワールドセイバー達。
 また、父を救う為に戦ってきた美都先生も島を去る。
 去り際、彼女を許す生徒達が心憎い。

 父親がそれだけ大切だったのだと、あのヒカルが言う演出がまた憎い!

 やがて、猿太教官とハルキの主導で『LBX専門校とし再出発したい』という要望が改めて提出。
 学園長も、今度こそこれを前向きに受け取るのだった。

学園長『ユー達……、本当にLBXが大好きなのね』

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 だからこの学園に来たんです! そんなハルキの返しがまた良かった!
 コイツも本当にLBXが好きなんだなって。

 当初「遊びじゃないんだ!」とか言ってた堅物っぷりが懐かしい。

ブンタ『必ず第五小隊に戻ってこいよ! 俺たち、待ってるから!』

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 同じく捕縛され、島を去るカイトに「戻ってこいよ!」と叫ぶブンタ、ナイスガイ。
 あれだけの事をやったんだから……と周囲が言う中
 戻ってこいよ! の一言!

 メールで「間違っていた。すまなかった」と短く返したカイトも彼らしかった。

 登場時、サクヤが「ああ見えてチームワークがいいんだ」と言ってたのが懐かしい。そんな第五小隊。

リクヤ『瀬名君。……正直、キミの事は苦手でした』

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 続けて「ずっとココに居ることが嫌だった」等、ぶっちゃけすぎなリクヤに苦笑。
 でも、今は離れがたいです。
 その一言が快い。

 ただお父さんは亡くなられた模様。思えば『少年達を騙し、世界平和を作り上げるシステム』構築者だから
 その責任を(制作側が)取らせた格好なのかも。
 とはいえ……

 次回作を見てみたくなるキャラクターです。ホント。

アラタ『俺、この島を出ようと思う。――世界を見てまわってきたい!』

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 いわゆるバックパッカーになるのかアラタ。頑張れ少年。

■解らないから
 二年五組に進級したジェノック。
 しかし、アラタは「島を出る」と皆に告白する。

 セレディが問い続けた世界、戦争、生きるという事をもっと考えたくなった。
 だから、じかに世界を見てまわりたくなった、と。
 解らないから考えたいのだ!

 どう見ても答えが出ない問いに敢えて漕ぎ出す、これぞ主人公。

ヒカル『でも何処へ行ったって、みんなLBXを止めることはないさ』

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 バトル大好きなアラタらしい締めだった!

■「LBXバトルしてみたい!」
 今回の事件で、島を去ることになった生徒は多い。
 ジェノックからもゲンドウ、キャサリン、ハナコら多くの生徒が去ることを決めた。

 事件が事件だったから、親にもどれと言われた生徒も多い。
 けれどきっとLBXを止めることはない。だって、LBXが好きでこの島に来たのだから。

 志は同じだと別れる生徒達。
 そんな中、ジンは『お前と同じように、世界の為に戦った先輩にあってみろ』とアラタに勧める。
 同じ志を持った先輩、―――話をしてみたい
 LBXバトルをしてみたい!

 こうして、神威島を巡るLBXの物語は幕を閉じた――――。

三クール、おつかれさまでした!

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 背中、或いはへの字に結んだ口だけだったのが印象的なカイトとの別れ。
 彼の掘り下げももっと見てみたかった!

 三クールも見たのに、まだまだ物足りないのがまた良かったですね。

■プラモアニメ
 当初プラモに惹かれ、そしてアニメ開幕の「セットアップ!」に惹かれて視聴継続を決めたLBXアニメ
 今はホビーアニメでもここまでやっているのだから素晴らしいですね。
 次作も期待しております。

 欲を言えば最終話にキョウジさんとシャーロットさんもチラッと映して欲しかっ(以下省略)。


 ダンボール戦機WARS_1巻 http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66583988.html

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