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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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革命機ヴァルヴレイヴ 第22話「月面の拳」

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ハルト、ショーコ、エルエルフ、事実の追い打ち。再起にかける第22話!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 視聴者視点だと、ついつい忘れてしまいがちな『あの情報、あのキャラは知らないんだっけ』の連続
 それぞれが『真実』を知り、凍り付く第22話。

 だが、そこから立ち上がってこそ革命よ!

 実はマギウス側である大統領や
 首相として、みんなを守る為に自分を押し殺しているショーコなど、おさらいや補完も良かった。
 決意は出来た。後は一気に再起をかけるだけ!

 そこはそれ『銀河帝国』の結果が既に公開済みですから、まず気になるといえばアードライ辺りか。
 一応、イクスも既に真実を知っているのかな
 と思ったらアレですしねえ。

 いや、あそこから『実は俺もそうなんだ』で銃を下ろす展開か?

ショーコ『人間を、止めるって……、――――まさか、私の為!?』

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 回想の盛り込み方が良かったと思います。はい。

■導き出される結論
 放り投げられた二人は、月面に落着していた。
 脱出不能の状況下で言い争う中、ハルトは『自分がショーコの父を殺していた』という事実を
 エルエルフも『リーゼロッテがマギウスだった』事実を聞かされる。

 一方、生き残った生徒達を守るため、ショーコも取り残された一号機の起動を図り
 ピノから『何故ハルトが人間を止めたのか』を知る。

 全部エルエルフのせいだと激昂するが、当然敵うはずもなく、ひたすらに殴られ続けるハルト。

 しかし、殴り、殴られ続ける中、ハルトは『大事なのは自分がどうしたいか』だと再起をかけ
 リーゼロッテが戦っていた理由が、自分の為だと気付いたエルエルフもまた
 このまま死ぬわけには行かないと拳を止めた。

 だからまだ、死ねない!

 再起を賭けた二人の信号弾
 そしてアードライの手引きを受けて、サキのヴァルヴレイヴ犬颯爽と駆けつける――――。

 次回、第23話「モジュール77奪還作戦」

『はい、咲森学園です。帝国の始まり、そして私達の呪いと祝福の地―――』

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 開幕は200年後。薄暗い洞窟を辿って、教科書にも載っているという『場所』を訪れる三人。
 ちょっとワクワクしますね。

 保存されていたのは咲森学園モジュール。その理由は? なんとなく次回に続きそうな気配も。

ドルシア総統『安心して欲しい。評議会に従う限り、我々は友人で居られる』

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 冒頭は、前回のおさらい的な内容。

■「美しいな」
 瀕死の先輩に放り投げられた結果、咲森学園と同じ月の、放棄されたブロックにたどり着いていた二人。
 今は使われていない無人のクレーター。
 壁は高く、脱出は困難。

 ドルシアとアルスのトップは、仲良く咲森学園付近で会談中。
 アルス大統領が『化け物嫌い』なのは素のようですが、マギウス化した総統は軽くあしらっています。
 人生経験の差ですかねえ。

ショーコ『―――仕方がないじゃない。嘘をついた人を、どうやって信じるのよ』

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 ハルトの想いを代弁したり、それでもショーコ達を守る事を断言したり、山田ってば熱過ぎる。
 定番の『サンダーだ!』すらしないレベル。

■「だったら、あたしが!」
 パイロット達を『隔離』しつつ、生き残った生徒をとりまとめるショーコ。
 自らも一号機に乗り込む決意を固めます。

 が、結果的に彼女もまたヴァルヴレイヴの真実を知ることに。

 ヴァルヴレイヴこそが怪物化の元凶であり、だからこそ彼が誰も近づけなかったのだと思い返す。
 そうまでしたのも、全ては自分の為だったのだと思い知り
 泣き崩れる―――――。

エルエルフ『お前が生きるという事は、大勢の命を喰らうという事だ!!』

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 ショーコが怪物騒動の真相を知ったのと同じ頃、ハルトは『お前は怪物だ』と絶賛罵られ中だった。
 エルエルフさん、なんというドヤ顔。

■隠していたこと
 月面に残され脱出を図るハルト
 しかし、そうまでして生きようとするなとエルエルフに罵られる。

 お前は知らなかったが、お前はショーコの父を殺している。しかも化け物だ。なのに拘泥するな、と。
 お前が生きようとすれば大勢が死ぬんだぞ!

 ハルトも売り言葉に買い言葉!
 彼もまた知らなかった事実、エルエルフが好きだったリーゼロッテも『マギウスだった』とぶちまけます。

エルエルフ『―――キミを救ってやろうだなんて、なんて滑稽なんだ………!』

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 ドルシアの特務艦ファントム、非ドルシアの国連が動かされた事実、それは第三の組織があるからだ。
 ハルトの言葉責めに『リーゼロッテはマギウスだ』と確信するエルエルフ。

 自分は幼い恩人、王女を救おうとした。
 だが、彼女は別に囚われてなんかいなかったんだ! と結論付け、滑稽だと涙するミハエルエルフ。

 全部茶番だったんだよ!

エルエルフ『――――違う! リーゼロッテは本当に囚われていたんだ』

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 殴る方も殴られる方も、互いをヒントに、自問自答で答えへ進んでゆく。

■涙
 自分を殴りながら泣くエルエルフに、他人を悲しませてきた事へ思いを馳せるハルト。
 もう楽になってしまおうかと諦めかかった彼は
 自問自答の末に再び立ち上がる。

 エルエルフも、ハルト、リーゼロッテの言葉、行動から『彼女の行動原理』をつらつらと思い返し
 全ては自分の為、かつて彼女を『救い出そうとした』自分なんかの為に
 人間との共存を決意したのだと思い至る。

 彼女は死んだ。けれど、その理想を継ぐ事なら俺にでも出来る。

 お互い、このままでは死ねない――――

『ジオールの代わりじゃない、カミツキと人が一緒に暮らせる国を作るんだ!』

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 マギウスである眼帯大佐に出来るなら、模造品の彼らに出来ても不思議はない。そういやそうだ!
 確かに、大佐も姫も『何かを口にして』発動させてましたな。

■「世界を曝くという訳か!」
 決意の拍子、死ねない、という言葉が「呪文の出来損ない」として作用。
 ハルトは生身でルーンを発動させます。

 脱出手段の次は『打倒』の手段、それも、評議会という強敵に一番有効なのは『真実だ』と結論。

 今回の事件、全ては一番最初に『隠し事』をしたのが原因で起こった事。
 ショーコにカミツキの事を隠したのが始まり。
 隠し事は、怖いのだ。

 だから今度はマギウスを、評議会を「暴いて」世界を全部をひっくり返してやろう!

アードライ『信じ切れなかったのは私の方だった―――』

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 回想は、多分リーゼロット姫を助けようとしてた頃の感情豊かなエルエルフさん。何故か笑えます。

■革命
 信号弾に急行したのはバッフェ隊だった。
 が、同じく急行してきた、サキのヴァルヴレイヴ犬彼らを薙ぎ払う!

 それは、全ての真相をサキから聞いたアードライの手引き。
 かつて共に革命を誓い合った友を裏切ったのは、他ならぬ自分だったと知った彼の独断だった。

 再始動する咲森学園。
 今度は『ジオールの代替』ではなく、新たな世界を築く為に!

次回、サブタイトル通りの展開からどう動く?

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 身も蓋もない言い方をすれば、今回こそ「ようやくハルトとエルエルフが本当の友達になる」物語。
 ずっとずっとついてきたウソが跳ね返って大騒動になったことなど
 長い助走から、一旦の到着点。

 そんな今回、結構好きです。
 いやあ、いい最終回だっ……いやいやまだ最終回じゃないし話も全然おさまってないし! 

 次回、第23話「モジュール77奪還作戦」


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