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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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京騒戯画 ♯09「どうしたらいいかみんなで考えよう」

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明恵、まっすぐに走る。cv石田影はいつだって迷惑な第9話!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 いやいやお父さんにだってきっと考えがあるんだよ!
 お父さんが暴走し、明恵も走り出す第9話。

 実際、上人がやらかさなければ、宮司とコトは押し問答のまま話が進まなかったのも事実。

 兄として導く鞍馬、姉として見守っていた事を告げる八瀬、犬として一緒に走ってくれた犬山さん
 どいつもコイツもカッコ良かった!

 父、上人としても、単なる破壊ではなく考えがあるようですが、果たしてその想いとは。
 そして次回「必殺、大団円!」は炸裂するが、最終回ではない?
 果たして次回どうすんのか。

 いや色んな意味で「次回、どうすんの?」。そんな続き方がニヤッとさせられる第9話!

上人『役者は揃った! 後はお前次第だ、明恵!』

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 父、おおいにはしゃぐの巻

■自分を誤魔化さない為に
 鏡都があってもいいじゃないか
 守ってくれないなら、他の世界も全部ブッ壊すぞ!

 彼を諭す宮司にコトは反論する。
 が、それを聞いた父、先生であり上人であり稲荷である父は大いに笑い、おおいにぶっちゃけた!
 コト、実は父さんと宮司は神さまなんだ!

 ややこしい世界運営事業の答え、ブッ壊すという結論に同調するよ、と父は世界を壊しだす!

 唖然とした明恵は膝を折るが
 うずくまる彼を、鞍馬が、八瀬が、犬山さんが激励し
 父に操られたコトを正し『一緒にどうにかしよう』と動き出す。だって彼も、鏡都が大好きなのだから!

 次回、♯10「今日を戯れ生きる人々の漫画映画」。

コト『なんか、妥協案ないかって話です!』

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 コトさんと宮司が押し問答する冒頭パート。

■神の代行者
 宮司曰く、各世界は生者のもので、その外側にそれ以外(死者、そして神社)が存在する。
 それが世界の理。

 しかし、鏡都はあらゆるものがごた混ぜで、誰も死なず何も壊れない、理を外れた世界。
 理を外れた世界、十三番目の並行軸の存続は認められない。
 それが神の代行者たる神社の結論。

 だから鏡都のみ崩壊させ、他の世界を守ろうというのが宮司の結論。

コト『宮司の言うとおりなら、何故いままで見逃されてきたんですか!』

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 しかしコトは反論する。存在してはいけないなら、何故ここまで存在できたのか
 理屈に合わないものは、存在してはいけないのか?

 そんなことはないはずだ!

 たとえ理屈に合わなくたって、それが不都合を生んだって、そこにあるものを否定したくない!

上人『よく聞いてくれコト。俺は神様なんだ!』

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 上人、乱入。割と余談ですが、ショーコさん陣営のリアクションが「アレな人を見る目」すぎる。

■「どういうこと?」
 コトの結論に感激した(?)上人が乱入。
 唐突に正体を明かします。

 彼は『神様の代行機関、神社の一員』を名乗っているだけで、実は神様なんだッ!

■つ、つまり…?
 最初の神様は、宮司と上人を生み出して世界を任せ、どこかに消えた。
 宮司、神の代行組織『神社』を結成。
 二人で世界を運営してきた。

 やがて恐竜の世代、氷河期を経て、いつしか人間の世界になった。
 そしてその頃には訳が解らなくなった。

 人が生まれ、世界が複雑化し、どうやったらいいのか解らなくなった。

上人『コト! キミは俺の望んだ、もう一人の俺だ!』

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 ひとしきり語り終えると、上人、いきなりコトさんをグッサリ。
 ついで、動揺した宮司もグッサリと。

 まるで鍵を回すように刺してグルリと捻ると、宮司は気を失い、コトは上人の支配下に。

上人『この子が言ったでしょう? ここを拠点に全ての並行軸をブッ壊すんです』

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 しかしやっぱり石田影さんの語りは良いなあ。

■「帰って来たんじゃないのか?」
 コトの言葉を拾い上げ、世界を崩壊させようと言い出す上人。
 明恵は、半ば諦めたように声をかけます。
 違ったのかと。

 一緒に暮らすために帰って来た訳じゃないんだな、と。

 いつか別れの時に告げたように、上人が帰ってきた理由は始まりと終わりの為。

上人『確かに。このままじゃ、俺が連れてきたのは終わりだけだな』

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 上人は言葉を続ける。なら明恵、お前が『始まり』になればいいじゃないか!
 そしてコトが『終わり』を始めた!!

 役者は揃った! 後はお前次第だ、明恵!

 ―――やっぱりcv石田影のキャラはロクなことをしないな! 何が鏡都だバカバカしい!
※さすがにそこまでは言ってません。

鞍馬『―――いい加減にしろ。いつまでいじけているつもりだ』

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 鞍馬の「父さんは何を考えているんだ」など、彼に頷いた視聴者は多いに違いない。

■「変われ」
 両親の帰郷を待ちわび、飽きる程に平穏に暮らしてきた世界が壊れだす。
 すっかりいじけた明恵を激励したのは兄だった。

 いじけて、他人がどうにかしてくれる、と期待するのはもう止めろ。

 鞍馬自身もこの町も、明恵が変わる為の、成長する為のゆりかごだった
 そして『その時』はとっくにきているのだ。
 お前も解っているんだろう、と。

 下を向くな、恐れるな、前を見ろ、前に進め!

八瀬『―――あなたはどうしてここに居るの?』

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 不意に「お姉さん」になるのがズルい。

■ココ
 歩き出した明恵は、記憶をなくした八瀬と出会う。
 とりとめもない会話をしながら、いいから避難しろと言った彼に、八瀬は食いついた。
 あなたは、どうして『鏡都(ここ)』にいるの?

 そう、彼だって鏡都が好きなのだ。

 明恵は『死にたい』とは思っていても、この世界を恨むことはなかった。好きだった。
 だから、明恵が『明恵』と言う父の名を継いで良い
 そう思っていたんだよ―――

明恵『―――ありがとな』

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 走りだした明恵を力づけるよう、力強く並走する犬山さん。
 しかし途中で立ち止まり、消えて行く。

 最後の力だったんだろうな、と思うとグッとくる。

明恵『コト、お前が俺の、始まりだ!』

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 毎度エンディングの入り方が良すぎる。

■「終わらせねーよ」
 明恵はコトに正気を取り戻させると、多分、世界は終わらない。終わらせないと告げる。
 鍵は、明恵が預かってきた数珠の持つ『創造の力』。
 次回世界は救われる―――?

 かつて、明恵に預けた『創造の力』
 そして創造神であるがゆえに出来なかった『破壊』を為してくれる愛娘、コトの存在。

 彼らを鍵に上人が始めた大騒動は、果たしてハッピーエンドに終わるのか?

 次回、♯10「今日を戯れ生きる人々の漫画映画」。

上人『次回、最終話だってさ』

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 全員で全力否定してましたが、ホント次回で最終話? 次々回最終話で後日談をやるとかそんなノリ?

 どうでも良いですが、次回予告の『外に行きた~い』が妙に笑えた!
 今週、鞍馬さんが引っ張りすぎでしょホント。
 いいキャラだわ。

 でも次回、たとえどんなにハッピーエンドになろうが全員で上人をボコって良いと思います!(嘘)。


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