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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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宇宙戦艦ヤマト2199 第24話「遥かなる約束の地」

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『帰ろう、故郷へ!』。ヤマト、帰途へ。そしてデスラー総統の真意とは

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※画像右下隅クリックで拡大。

 清潔にして寒々とした未来郷、イスカンダルの現況が明かされ、そしてコスモリバースが託される。
 何故、彼女らが「コスモリバース」そのものでなく「航海技術」を送って来たのか
 そしてデスラー総統の夢を知る事となった第24話。

 色々と腑に落ちた理由付けに続き、なんと古代の兄、古代守もゲスト的に出演。
 やはし死していた彼の言葉と共にヤマトは遂に帰途に就く。

 ガミラスとも結局解り合えてしまいましたし、当初から描かれていた『これは復讐の為の旅ではない』を貫き
 後は帰るだけ………しかし、残る尺はまだ2話も残っています。
 なによりOPシーンをまだ全部見ていないハズ。

 と、言う事は……?

 次回、第25話「終わりなき戦い」。

寝台の沖田艦長『諸君、…ありがとう』

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 艦首、しっかりズタズタに擦れているのが前回の激闘を物語ります。

■ヤマト、着水
 激闘を乗り越え、ヤマト、遂にイスカンダルへ!
 なおガミラスとの「後始末」は実にスッキリしたもので、なんと一言も触れないファンサービス。

 なお念願の『コスモリバースシステム』、惑星再生システムの受領は一旦留め置きとのこと。
 まあ『波動砲は相当の禁忌だ』と繰り返し語られていますしね。
 信用されないのも仕方ないところでしょうか。

勘違い

 またここで、スターシャ女王が森さんをサーシャ姫と勘違いする一幕も。
 どうもホントに森さんは他人の空似の模様。

島『浮き足立つな。……と、艦長なら言うだろうな』

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 コスモリバースシステムの受領は、少し考えさせて欲しい。
 それが女王の言葉でした。

 これを受け、更には曲解され、艦内に不満が渦巻きます。ヤマトの『一般クルー』としては当然の反応
 というか『波動砲が禁忌である』ということ自体、知る者が少ない以上
 これもまた仕方のない流れ。

 まったく伊東部長が亡くなられたのが悔やまれますね。

『原田衛生士、意見具申!』

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 意見具申! を言い慣れてない感じがなんだか自然でちょっと可愛い。衛生士ですもんね。

■まさかの?
 艦内の鬱屈した空気を晴らそうと、原田さんの提案でリゾートしちゃおうという流れに。
 水着回とかふざけんな! という声が聞こえてきそうですが
 作中、海、がどれだけ尊いかは艦長も語ったところ。

 そう思うと、結構ありというか、そんな反応も出ちゃうだろうな、と思えてしまうのですがどうでしょう。
 ただデザイン的にどうみても私物じゃなくて支給品……という事はだ!
 ああ、いや艦内で突貫生産したんでしょうね。多分。

今回の加藤隊長

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 徳川さんに誘われて、二人で釣りをするというファンサービス。
 なんというナチュラル釣りスタイル。

『自然っていいよなー』『まったくだ…』

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 海中、第三艦橋を整備しつつ、水着姿の山本、メルダの二人を堪能する整備班。
 榎本のおっちゃん要所要所で悪ガキ発揮するから好きです。

 この辺の下り、メルダ=ガミラス人がすっかり受け入れられているのもなんだか良いですよね。

ヒス副総統、またもナイスガイ属性を発揮

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 控えめな態度ながら、ヤマトを精一杯支援しよう、と思ってくれているのが好感度最大。

■女王、悩む
 その頃スターシャ女王は、ガミラス帝星の事実上の暫定首位、ヒス副総裁の謁見を受けていた。
 コスモリバースを渡していいものかと悩む女王に
 ヒスは精一杯の援護射撃をしてくれた。

 また、女王は他にも謎の逡巡を見せていた模様。

デスラー総統暴走の訳? 彼の『夢』とは

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 若かりし頃、彼が帝国を拡大路線として運営し始める前、それとも総統就任前?

■大統合と障害
 デスラー総統の夢はご存知の通り大統合。
 ガミラスの方針と、イスカンダルの使命『あまねく星々の救済』は合致しないから無理だといわれますが
 それに対し『イスカンダルの使命、全宇宙の平和は自分が果たす』と語ります。

 宇宙の平和、その為に、まず宇宙を武力で統一してしまおう!
 これが基本方針だったのではないでしょうか。

■民族主義の壁
 しかし知っての通り、現実に『帝国化』したガミラスでは、あのゼーリック総監のような民族主義が強かった。
 自分達は征服者、勝利者なのだ、という連中ばかりで
 全くイスカンダルのようにはいかない。

 そんな現状に飽き飽きし、いっそ本星を消し去ることで民族主義をなくそう
 その為の口実として、最終的にヤマトを使った。
 ……のだと私は感じました。

コスモリバースシステムの理由と受領

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 紫水晶の花畑で、森さんはコスモリバースシステムの真実を聞かされる。

■受領
 コスモリバースシステム、惑星環境回復システムには、その惑星の記憶を宿したエレメント(要素)が必要。
 だから、イスカンダルとしてはシステムだけを送り届ける訳にはいかなかった。

 一旦『それ』をイスカンダルまで運んできてもらい、それを元にシステムを作る必要があった。
 女王はヤマトをコスモリバースシステムとして改修すると宣言
 ヤマトは遂に目的を果たしたのでした。

 波動云々言ってましたから、波動システム関係なのか。
 そして、星の記憶から『かつての星の姿を取り戻す』のがコスモリバースシステムなのでしょう。多分。

古代守『進、俺の分まで生きて、青い地球をその目に焼き付けてくれ』

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 スターシャ女王、あまりにも意味深なポーズでヤマトを見送る。

 また、ここにきて驚愕の事実。
 実は古代の兄、古代守はガミラスの捕虜として生き延び、しかも一時はイスカンダルに滞留していた。
 しかし傷が悪化し、他ならぬこのイスカンダルで命を落としたのだと。

■帰途へ!
 宇宙の平和を祈る惑星イスカンダル。
 かつて、彼らは『波動砲』の実用化によって大マゼラン星雲を血に染めた悪鬼であった。

 そんな自分達の愚行を繰り返すかもしれない。
 だから渡すまいかと思った。

 しかし女王は『生まれた星が違っても解りあえる』と熱く語った古代守を
 妹ユリーシャの言葉を、そして多分ヒスの言葉も受けて
 地球再生を決断する。

 女王、そしてユリーシャとメルダの見送る中、ヤマトは旅立った。
 今度は故郷へ、地球へと。

 次回、第25話「終わりなき戦い」。

 今回もまた謎めいた部分がありましたが、色々説明が付く要素が出てきてスッキリしました。
 と思ったら次回はまたガンガンきそうなサブタイトル!
 空気を読まずにゲールくん襲来か!!

 いや、それだけではなくやはりあの御方の再登板か!?
 ともあれ残るはたった二話ですね。

■スターシャさんの逡巡
 コスモリバースの譲渡を躊躇った理由に、古代守の遺した何かと別れる必要があった。
 とも受け取れましたが、果たしてアレは何だったのか。
 最後の彼女の仕草とも関係があるのか。

 また、意味深に冷凍カプセルでもある『自動航行システム』が映っていた理由とは?
 この辺の伏線も楽しみですよね。

■関連記事
 第23話「たった一人の戦争」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66695991.html
 第22話「向かうべき星」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66676537.html
 第21話「第十七収容所惑星」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66656547.html

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