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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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げんしけん二代目 第11話「いい最終回だった」

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さよなら青春。斑目、肩の荷をおろす

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※画像右下隅クリックで拡大。

 奔走してくれた後輩に、向かい合ってくれた春日部さんに感謝し、斑目、当たって砕け散る。
 直球に切ない斑目青春編、完。
 いい最終回だった…。

 …あ、いや次回ありますよ次回。
 でもまあアレです、オタクらしくもボカしたまま終わったはずの『第一次げんしけんの斑目の青い春』が
 今度こそ終わったという意味で、げんしけん初代の最終回。
 そんなお話ですよね。

 精一杯向き合おうと勇気を振り絞る斑目
 そして、最後の最後、想って泣いてくれる咲さんが素敵だと思います。

 うん、いい最終回でした。
 次回も続きますが。

 次回、第12話『恋と仕事とチーズケーキ』。 

第11話「いい最終回だった」

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 実に90ページ分もの原作を見事1話に凝縮。

■原作
 13巻収録、第78話「あの日みたAVの題名を僕達はもう忘れた」、第79話「Last escape」。
 14巻の第80話「いい最終回だった(告白)」より。

いつかのげんしけん

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 三名除き、全員集合!! しかし今更ながら初代会長はホントに何者なんだ……。

 実質、同窓会状態でダベる初代メンバー。
 しかしこうしてみると、ホント咲さんは自然に中心に居るというか、軸になる人ですよね。良い意味で。

波戸君、ドボン!!

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 咲さんってば悪い顔!

■「モテ期、キてるだろ…」
 早々に同級生を見送ってきたため、一年生で一人残ったハト君。
 気のおけない者同士でダベる「初代」メンバーの中で、ついつい要らない事を口走ってしまうの図。

 前回、高校時代の回想で「僕はBLが好きなんだ!」と部員に告白したときもそうでしたが
 ついつい口が滑ってしまう辺り、これはオタクの習性でもありますよね。
 そして、まあ、アレだ、アレ的な感情も垣間見えたり。

マダラメェさん、逃亡。

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 原作での相当サブタイトルは『Last escape』。うーん。

■「周りに裏で事情通ヅラされたら疲れンだよ」
 実は未だに咲さんのコスプレ写真を隠し持っている事……それを波戸君が知っていると知り、斑目逃亡。
 波戸君としては『事情を知ってるからフォローしなきゃ!』なんですが
 そう気遣われるのも辛い。

 そうこうしていると、笹原妹が『斑目に告白させよう!』と煽動し、二人で動くことに。
 二人の思考角度の差にもぞもぞしてしまいますよね。

ラストバトル

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 このプレッシャーである。

■「意味」
 二人だけでげんしけん部室に残され、とりとめのない話をする。
 けれど「二人だけ」の意味は二人とも解っている訳で。

 ついつい『玉砕確定の告白に、意味なんてあるのか―――?』と損得してしまう斑目。
 意味のある、ない、で言えば確実に無意味。
 けれど

――――あの時

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 黙り込み、陽が動き、影がすっと過ぎ去っていく中、ぽつりと斑目は言った。

キミは鼻毛が出ていたんだ

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 そして咲さん、この顔である。
 そりゃあ咲さんもこの顔になってしまう一言である。

――言う勇気がなかったんだ

……は、それ、勇気がいる話………?

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 告白を待っていたはずが、飛び出したのは妙な過去話。けれど。

■告白
 何か言いたい事があるんだろ? と促す咲に、意を決したように斑目は言った。
 昔、卒業の時には『忘れたフリ』をしてしまった言葉。

ずっと言えなかった―――キミはあの時、鼻毛が出ていたんだ!!

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 あまりといえばあまりだけど、共通の体験を持っているから、彼の必死さは解るから、だから伝わった。

■「ごめん」
 追い込まれた状況で、追い込んでもらったのだ、と自覚して、それでも土壇場で斑目は誤魔化した。
 誤魔化したけど、斑目はそういう奴だって彼女は良く知っているから
 ずっと一緒に居たから伝わった。

 だから、彼女はちゃんときっぱりと断った。

『そ、そんな話してた訳じゃ…!! …………いや…』

 この期に及んでまで言ってしまうワタナベ、もとい斑目だったが途中で言いよどんで
 そして受け入れた。

 受け入れて、すっきりした。
 自分でも気付かないくらいに深く重くのしかかっていたものを、斑目はようやく下ろした。

『本っ当~~~に楽しかった。本当に……楽しかったんだ』

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 ラストシーンが『部室』なのがまたいいですよね。

■『うん、知ってるよ』
 斑目が、すっきりしたと言った時、つい咲さんは泣いてしまった。
 それはきっと『すっきりしたって言う事は、ずっとすっきりしてなかった』って事だから。
 それに彼女も、四年間ずっと落ち着かない想いがあったから
 きっと、だから咲さんは泣いた。

 四年間、ずっと心に引っかかっていたものを彼女も下ろして、泣いた。

 そんな彼女に、そんな事は無い、楽しかった、と斑目は言う。
 心の中で『自分は、咲さんが結構涙もろいと知っている』ことを改めて噛み締めながら。
 共有した思い出を噛み締めながら。

 本当に楽しかった、と斑目は呟いて、そうやって、彼の恋は今度こそ終わった。

アオくユレている

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 いつものエンディング、毎週変わるワンシーンはいつかの景色で。
 いつもの曲ですが、改めてなんだかキますね。

■次回、第12話
 そんなこんなで第11話、完。
 だがまだだ、まだ彼の青春は終わらんよ!! まだ若いんだしネ!!

 それはさておき、次回予告に名を借りたフリートークスペースは田中&クガピーの出番少ないぞコンビ!
 いわば彼らは初代げんしけん三羽烏! しかし斑目と比べると出番少ないぞ!
 だが田中はそんな文句を言う筋合い無いですよな!!

 と言うわけでいわゆる『艦これ』の話題やら軽く振りつつ荒ぶるクガピー!
 荒ぶれクガピー!

 ってお前そんなクッキリハッキリベラベラスットン喋るキャラだったっけ!?

 相変わらずトバしてる次回予告はさておき、まだげんしけん「二代目」は続くよ!
 次回、第12話「恋と仕事とチーズケーキ」!!

余談:コーサカとサキさんとマダララメ

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 まったくの余談ですが、このシーンでクイクイ動くスーさんってば超可愛いと思いません?
 原作を『動画』にするとこうなるんだなあみたいな。

■彼氏
 斑目っぽいのと咲さんっぽいのが夫婦している読みきりも一度描かれていたりします。
 あくまでぽいもの。

 また、この二人に「くっつけ!」的な声を大野さんが代弁するオマケも14巻にあるんですが
 コーサカさんが斬艦刀一刀両断。
 そんな一幕も。
※次回、動画化される可能性も?

 この二人にくっついて欲しかった、という声、結構聞きますものね。

■関連記事
 第10話「Snow man」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66693003.html
 第9話「ホワイト ゲート キーパー」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66674092.html
 第8話「ルートはあってもループはない」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66653554.html

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