全ての敵は“科学者”! キョーマの過去、彼は何をやらかしたのか?
なるほど、キョーマの奥さんの為の「首から下」が、ミラを含むアンドロイドの礎だったと。
日々見せ付けられ、しかし目的の為に離れられなかった
彼の葛藤はいかばかりか
意外な形のキョーマとミラの縁、そして謎の存在と成り果てた黒幕の目的は…?
■科学者の開放だ!
いや、言ってる事は間違ってませんが、ルーザーにルワイと数多くの犠牲者を出し続けた黒幕
根っこの部分は、純粋に研究したいだけって気もしますが…
いや、言ってる事は間違ってませんが、ルーザーにルワイと数多くの犠牲者を出し続けた黒幕
根っこの部分は、純粋に研究したいだけって気もしますが…
■記憶の世界で
キョーマは「球体」ことハルカ・シーマイヤーの手で、記憶=過去の世界へと心を飛ばされ
妻を救えなかった日を、追体験させられる
それは「作戦」の日だった
キョーマは「球体」ことハルカ・シーマイヤーの手で、記憶=過去の世界へと心を飛ばされ
妻を救えなかった日を、追体験させられる
それは「作戦」の日だった
ハルカは、五年前、キョーマが「虚無」から逃れえた秘密を知りたかったのだ。
五年前に戦争を起こした次元W研究者
今や、人間とすら呼べないハルカから、キョーマは逃れようとするが…?
今や、人間とすら呼べないハルカから、キョーマは逃れようとするが…?
次回、File.10/甦る悪夢」
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怒りのルーザー、あの「エネルギーフィールド」は、実は彼の発明だった!
ルーザー『私には分かる、あの球体もまた“鍵”を探していたのだ』
『それを持っているのは…、全てを知る、あの男しかいない』
怒りのルーザー、あの「エネルギーフィールド」は、実は彼の発明だった!
■答えは貴殿にある
怒る“敗者”、それは「元凶」のくせに全てを忘れ、他人面でこの地を訪れたキョーマへの怒り
四肢、四つものナンバーズの絶大な力!
怒る“敗者”、それは「元凶」のくせに全てを忘れ、他人面でこの地を訪れたキョーマへの怒り
四肢、四つものナンバーズの絶大な力!
が、そこに「球体」が現れ、キョーマの意識をも吸い上げてしまう。
研究者だったのか!
思えば、全身の義体も彼自身の技術なのね。
思えば、全身の義体も彼自身の技術なのね。
本来のルーザーはこの島の住人、様々な情報とキョーマの重要さが膨れ上がっていく展開!
彼は当時、島の最奥に着いていたのか?
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そして「球体」に昏倒させられた心の行方、倒れたキョーマは、過去を垣間見る事となる。
こうやって、心の中を探しているんでしょうか
アルベルト『長いものを使った勝負なら、僕は誰にも負けない!』
キョーマ『―――なんだか、懐かしい気がするぜ…』
そして「球体」に昏倒させられた心の行方、倒れたキョーマは、過去を垣間見る事となる。
こうやって、心の中を探しているんでしょうか
五年前、「妻」の体の代金の為、特殊部隊で戦っていた頃のキョーマ。
■虚無のサルバ
一方、半分覚醒した状態で「過去」を追体験するサルバ、当時“コイル自由化”を要求する市民運動
正確には、そう偽装した海外勢力が大暴れし
軍部と合流した
一方、半分覚醒した状態で「過去」を追体験するサルバ、当時“コイル自由化”を要求する市民運動
正確には、そう偽装した海外勢力が大暴れし
軍部と合流した
が、サルバが開発した「戦闘ロボット」のお披露目となり、彼は英雄に。
自国に確たる産業を作る
少年の頃の夢を形にし、やがて世界一のロボット会社を築いていったサルバ王子の第一歩。
少年の頃の夢を形にし、やがて世界一のロボット会社を築いていったサルバ王子の第一歩。
当時、自国も弟も踏み台に、偉くなろうとしたサルバ
前回の夢、実現させたんですな…。
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しかし、自分を狙ったテロリストに発砲した結果、サルバに駆け寄ろうとした弟が巻き添えに。
失いかけて、初めて弟が大切だと気付き
サイボーグ化で延命
『ルワイの事を、ただの駒だと思い続けていられたならば……』
しかし、自分を狙ったテロリストに発砲した結果、サルバに駆け寄ろうとした弟が巻き添えに。
失いかけて、初めて弟が大切だと気付き
サイボーグ化で延命
一見は人でなし、ルワイを駒扱いしてますが、内心では弟思いな人だったのね…。
女中のラシティも、この頃からの部下だったのか。
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意図的に、あの「暴走」を起こせるくらい精通してるのね。
犯人『<やあ、古き時代のニューテスラの諸君――――>』
コリン・キーズ隊長『! ハルカ・シーマイヤー!』
意図的に、あの「暴走」を起こせるくらい精通してるのね。
■ジュリアン・タイラー・ルーザー
そして、悲劇を演出したのは「百合崎博士の一番弟子」だった青年ハルカ、彼はニューテスラに反発
科学者を抱きこみ研究を行った
そして、悲劇を演出したのは「百合崎博士の一番弟子」だった青年ハルカ、彼はニューテスラに反発
科学者を抱きこみ研究を行った
アドラステアとは、「次元W開発の聖地」と呼ばれた、この島の研究施設の事。
ルーザーと妻は、彼に反発した研究者
ハルカは、社の執行部が次元W開発に制限をかけたと怒り、多くの研究者に支持を得ていた。
ハルカは、社の執行部が次元W開発に制限をかけたと怒り、多くの研究者に支持を得ていた。
利権を得たニューテスラは、それ以上の開発を危険視したらしい。
言い分はともかくやる事が酷い。
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要するに、地球どころか太陽の重力すら振り切り、はるか彼方までスッ飛んでいく速度の事
第一宇宙速度なら、地球の大気を飛び出し
地球の新しい衛星になる
ルーザー『スピンダーツ、自壊するまで加速、理論上は第三宇宙速度まで至る』
エリザベス『時速六万キロ!?』
要するに、地球どころか太陽の重力すら振り切り、はるか彼方までスッ飛んでいく速度の事
第一宇宙速度なら、地球の大気を飛び出し
地球の新しい衛星になる
第二なら地球の重力からも脱出し、太陽の衛星を一個増やすことが出来るという。
よって、第二は「地球脱出速度」とも呼ぶそうな。
カッコイイなあ。
カッコイイなあ。
なお、実際には更に空気抵抗などを計算しないといけないそうな。
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やがて親子は真っ先に「爆心地」に到達、しかし区画は妻が装置を暴走させ、消失していた。
当時、キョーマはここに突入したはずなのだが…?
ルーザー『―――転送装置を、暴走させたのか…、ソフィア』
『やはり、ナンバーズが後一つ必要か…』
やがて親子は真っ先に「爆心地」に到達、しかし区画は妻が装置を暴走させ、消失していた。
当時、キョーマはここに突入したはずなのだが…?
ナンバーズの莫大な力で、転送されたそのもの、或いは別の可能性を引っ張り出す気か?
■次に会うときは
一方、過去のキョーマは隊長の計らいで手術寸前の雅に会い、そして「自分」に責められる。
結果の変わらない過去に、しがみつくキョーマ
そんな自分を自分が責める
一方、過去のキョーマは隊長の計らいで手術寸前の雅に会い、そして「自分」に責められる。
結果の変わらない過去に、しがみつくキョーマ
そんな自分を自分が責める
もうとっくに気付いてんだろ、夢? 夢ならどれだけ良かっただろうな…!
次に会うときは離さない
約束し、「過去」から目覚めようとしたキョーマは謎の空間に
約束し、「過去」から目覚めようとしたキョーマは謎の空間に
脱出不能の世界の正体は「記憶」
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次元Wとは可能性の世界、そして、可能性を生み出すのは「記憶」あってこそというハルカ
可能性と現実、それを結びつけるのは行動
行動を生むのは記憶!
キョーマ『そうか、俺が見ているのは記憶! 全ての記憶!』
次元Wとは可能性の世界、そして、可能性を生み出すのは「記憶」あってこそというハルカ
可能性と現実、それを結びつけるのは行動
行動を生むのは記憶!
そしてキョーマを探していたのは、五年前の彼が、「虚無」から逃れたゆえ。
■ミラの真実
一方、ミラは出発前を回想、自分の身体が「雅の代替義体として開発された」という真実を知る。
彼女を見る度、亡き妻を思い出すのか…。
一方、ミラは出発前を回想、自分の身体が「雅の代替義体として開発された」という真実を知る。
彼女を見る度、亡き妻を思い出すのか…。
あたしを見て、キョーマさんは、本当は何を思っているんだろう……。
スピンダーツ
コイルを、再び使う決意を固めたらしいキョーマ?
コイルを、再び使う決意を固めたらしいキョーマ?
彼は雅の助けで脱出できそうですが、ハルカが追ってきているのは事実!
■ミラの真実
以前、ミラの身体が義体に使えるレベルだとか、開発者と「妻」の体を作ってた人が同じだとか
頭だけは異常に精巧だとかどうとか
伏線解決の正体
以前、ミラの身体が義体に使えるレベルだとか、開発者と「妻」の体を作ってた人が同じだとか
頭だけは異常に精巧だとかどうとか
伏線解決の正体
また、新たな可能性を発生させるには意思が、意思を生み出すには記憶が必要
可能性の世界と現実
両者を結ぶのは、記憶がどうとかともかくクライマックスですね!
両者を結ぶのは、記憶がどうとかともかくクライマックスですね!
次回、File.10/甦る悪夢」
■関連感想記事
File.01/回収屋
File.02/ルーザー
File.03/ナンバーズを追え
File.04/八十神湖に潜む謎」
File.05/亡者の可能性」
File.06/アフリカの風」
File.07/過去からの呼び声」
File.08/虚無に落ちた島」
File.09/アドラステアの鍵」
[ File.10/甦る悪夢」]
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File.09/アドラステアの鍵」
[ File.10/甦る悪夢」]