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宇宙戦艦ヤマト2199 第22話「向かうべき星」

手段と犠牲を尽くしガミラスとイスカンダルの統合を図る総統。その真意は?

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※画像右下隅クリックで拡大。

 遂にイスカンダル近海に到着、しかし出迎えたのはデスラー総統の放った凶弾であった!!
 うーん、相変わらずいいところで続きます。

 デスラー総統が温めていた真意、遷都を含めたイスカンダル星との大統合計画がいよいよ表出し
 また、カリスマとしての彼と、その本心も対比されつつあるような?
 思わせぶりな彼の本心とは何なのでしょう。

 ヤマトも遂にイスカンダル近海、そして宿敵ガミラスの絶対防衛圏内に到着。

 かくして緊迫感を増す一方、航空隊メンバー+メルダ+ユリーシャの異星間コメディで
 コレ一体何のアニメだったっけ的なユルい空気も流れますが
 考えてみればこれも主題の一つ。

 ともあれ、いよいよ最後の試練。
 ヤマトは悲願の地球救済を得る事ができるのか?
 そして『何故コスモクリーナーそのものを託してくれなかったのか?』という問いへの答えは?

 次週、第23話『たった一人の戦争』。

ディッツ元艦隊総司令との一時の和解。ヤマト、再び宇宙へ

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 って藪さんは収容所惑星に残るんですか!? 表情から見て自分の意志なのでしょうけれども。

■袂を分かつ
 冒頭は、船乗りもの定番の『艦長日記(航海日誌)』形式。
 あの後ヤマトも収容所惑星に降り立ち、古代たちの回収とディッツ元提督らとの会談を果たしていた。
 結局、目的の違いから同道はできなかったものの、これは一つの希望。

 また彼らは連絡将校として、提督の愛娘メルダ少尉を残していきました。
 ヤマトを信頼してくれた事が伝わる一幕。

 ドメル提督の妻、そして盟友であったディッツ提督がヤマトと和解するというのも趣を感じますね。

『総統は、銀河を超えた共栄圏を築く為に、自らの手を汚されている』

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 故・冥王星司令、禿頭シュルツ司令の愛娘再登場。人種を買われてか、森さん(ユリーシャ)の侍女に。

■セレステラ宣伝情報相
 デスラー総統に心酔し、恋心さえ垣間見える「魔女」と接触。
 かつてヤマトに精神攻撃をかけてきた女性士官ともども、デスラー自身に救われたという過去が。

 デスラー総統による統治こそ宇宙を繁栄に導くと信じてやまぬ彼女ですが
 イスカンダル女王への憎しみもちらほらと。
 ここは野暮ですかね。

 ただOPカットに映る彼女の表情、そして今回の総統の描写からすると?

幸せの青い鳥

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 カゴで飼っていた青い鳥を殺すデスラー総統。
 その真意とは?

 丁度、同じタイミングで『自分達は、デスラー総統の手で囚われの身から救われた』というセレステラ女史の
 シーンが被さってくる辺り、カゴの鳥を殺すというのは随分意味深。

ユリーシャが偽者? それが何か問題なのかね

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 ゲールくんいいトシして頬を染めんでください。総統が相当引いてますから気付いてください。

 盛大なドメルの国葬。
 彼を自らの友と呼び讃えるデスラー総統ですが、第20話ではユリーシャ拉致の特命を重視させた事や
 戦力温存を黙殺し、敗因に影響したと思えば白々しくも思えます。

■大統合
 森さんを疑っていた情報相ですが、総統は笑みを返します。
 本物でも偽物でも、イスカンダルとガミラスの大統合を行うための「口実」でさえあれば良い、と。

 これこそがデスラー総統の悲願であるらしく、全てがそこに帰結する模様。

 しかしイスカンダルを手にしてなんとするか?
 以前、ガミラス本星に愛想が尽きた、更なる宇宙の果てを目指したいと感じさせる呟きがありましたが
 その為の手段なのか、それともイスカンダルそのものが目的なのか?

 そして彼自身の願いの為に、どれだけの悲劇をもたらすのか?

沖田艦長、最後の航海を

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 遂に病で限界に達しつつある沖田艦長、全てを知って笑う二人の老兵が清々しい。
 一方、古代も目的の為に自分を抑える日々を送りますが…。

 たった一人の人間の為に、敵地ど真ん中に降下したいとはさすがに言い出せません。

故・伊東保安部長が偲ばれる「艦内の噂」

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 しかし加藤航空隊長にはなんか癒されます。当人はシリアスなんですが。割と。

■目的地は敵地
 ガミラスとイスカンダルが双子星、と解った後の事。
 それは『イスカンダルとガミラスがグルで、俺達を騙しているのかも』という噂の流布。

 異星人に襲われ、異星人が救いを提供する。
 しかもそれは双子星。

 イスカンダルが何故『場所』を教えなかったのかを噛み締めるエピソードですが
 その一方、航空隊では変なトリオも結成。

『食べないの?』

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 このユリーシャの一言、ミョーに悲しそうで変な笑いが。

■異文化コミュニケイション
 ヤマトに同行することになったメルダ、メルダが敬愛し護衛するイスカンダルのユリーシャ
 メルダと一度拳を交えて分かり合ったヤマモト。
 そんなトリオが結成。

 山本さんが生き生きしていたようで本当に何より。
 当初の悲壮な彼女がなんだか懐かしいですが、考えてみれば、これが生来の性格なのかもしれません。
 兄の死、憎しみを乗り越えた証明だと思うと少し嬉しいですよね。

こんなものが宇宙にあったのか……!? 私は今、感動している!

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 私は今、猛烈に感動しているゥッ!

 メルダさんのあの反応。笑いしか出てきません。

■困窮?
 ただこのシーン、当初は「色彩感覚の違い」にビビッただけかと思いましたが、味にも驚いています。
 しかも彼女、ガミラスでも良い所の嬢ちゃんのハズなんですよね。
 意外にガミラス本星、困窮しているのでしょうか。

 征服戦争にコストをかけすぎ、市民や良識ある幹部は節度ある生活をしているのかもしれません。

 考えてみれば、飲み物くらいしか楽しんでるシーンがありません。
 例外的に、以前、若本・ゼーリック総監が、豪奢な食事とハーレムを楽しんでいるシーンはありましたが
 あの人はそういう禁欲とは無縁っぽいですしね。

■平和
 こうやって、憎しみ、星の違いなど乗り越えて人間同士が解り合うというのは本作の主軸の一つのはず。
 すごくユルいので、なんだか『ヤマト』というイメージから外れているようで
 でも、一番大事な根っこを押さえたシーンかもしれません。

 描き方こそ違えど、ある意味、ドメル提督と沖田艦長のシーンにも通じると思うと面白いですよね。

『戦争だよ』

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 ガミラス帝都と同じ名を持つ、いまだ未完成な次期帝都「バレラス」を実戦投入するデスラー総統。
 いつか『総統も相当ですな!』の回で触れられた試作兵器、今度こそ登場か。

 しかし今週、総統が徹底して「君付け」してなかったのは何故でしょう。
 それだけ内心焦っているという演出なのか?

■最終章へ
 ヤマトの目的はあくまで地球救援。
 ガミラスへの憎しみを飲み込み、目的を絞ってイスカンダルを目指す覚悟を決めたヤマトでしたが
 遂に彼らの近海まで到達したその時、デスラー総統の凶弾が放たれる!

 これもまた、総統のこだわり、イスカンダルへの見せしめということなのか?

 もう一つ気になるのは、総統がユリーシャ(森)に意味ありげに『まさか私の顔を忘れたか?』と告げ
 また、ユリーシャが『自分には待っている人がいる』と言ったこと。
 タイミング的につながりそうなのは気のせい?

 ともあれ、もはや後一ヶ月程度まで迫った最終話まで、どう駆け抜けるのか。
 次回、第23話「たった一人の戦争」。

イスカンダル近海、到着

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 後ろの惑星が気の毒だ! 今回「ヤマトの主砲は星をも砕くそうじゃないか」と前振りしてましたし
 もはやその命運は確定的とみたね!

■関連記事
 第21話「第十七収容所惑星」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66656547.html
 第20話「七色の陽のもとに」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66637731.html
 第19話「彼らは来た」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66600192.html

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