原型機「MS-08TX イフリート」はゲームが出展で、MS-07グフと、MS-06ドムの中間とされる機体です。
この『ナハト』と擦り合わせる形でHGUC化が期待されましたが……。
期待されましたが………ッ!
この『ナハト』と擦り合わせる形でHGUC化が期待されましたが……。
期待されましたが………ッ!
■幻すぎる!
1995年初出のイフリートを元に、2009年版ガンダム戦記(PS3)用に新設定された白兵戦機。
とにかく設定、特殊機構が気になる機体です。
1995年初出のイフリートを元に、2009年版ガンダム戦記(PS3)用に新設定された白兵戦機。
とにかく設定、特殊機構が気になる機体です。
ご存知の通り、宇宙世紀では『某粒子により、索敵システムが阻害されます』が
劇中ではこれまた知っての通り結構機能しています。
抜け道があるのですよね。
劇中ではこれまた知っての通り結構機能しています。
抜け道があるのですよね。
しかし! この『ナハト』は、それすらごく一定領域ながら無力化してしまうという代物!
有視界以外では姿を捉えられないのです。
有視界以外では姿を捉えられないのです。
例によって幻の機体、技術として消えたという事になっていますが
正直、消え去るには価値が大きすぎるでしょう!?
いやホントに。
正直、消え去るには価値が大きすぎるでしょう!?
いやホントに。
まあそれはさておき、ちょっと小顔ですが、ガッシリしたシルエットは実に逞しい迸るカッコよさ!
その後、OVA版ガンダムUCでも系列機が出ていますし、これは今度こそ……
と言われつつもキット化しない、焦らせ上手な機体です。
まったくテクニシャンではございませんか。
その後、OVA版ガンダムUCでも系列機が出ていますし、これは今度こそ……
と言われつつもキット化しない、焦らせ上手な機体です。
まったくテクニシャンではございませんか。
もしキット化されるとすれば、この『カトキ版イフリート』に寄せる格好になるのでしょうね。
![イメージ 3]()
コミックス版3巻より。その最後もまた、イフリート、悪魔の名に相応しいプレッシャーを放つ。
ナハト、夜を意味する『夜戦特化、白兵戦機』
コミックス版3巻より。その最後もまた、イフリート、悪魔の名に相応しいプレッシャーを放つ。
MS-08TX/N、大戦末期にマ・クベ大佐の関与を受けて開発された白兵戦用モビルスーツである。
戦後は連邦軍オデッサ基地にて保管されていたという。
戦後は連邦軍オデッサ基地にて保管されていたという。
特殊なジャミング機構を持ち、レーダー・センサー類に全く反応しない。
モビルスーツ以外では太刀打ちできない機動性を持ちながら
モビルスーツでは、唯一『目視』でのみ姿を捉えられる、極めて厄介な存在だったという。
モビルスーツでは、唯一『目視』でのみ姿を捉えられる、極めて厄介な存在だったという。
■夜の到来
ただし、本機が接近すると、一定領域の通信機器にノイズがノってしまう為
出現したことを察する事だけは辛うじて可能であった。
ただし、本機が接近すると、一定領域の通信機器にノイズがノってしまう為
出現したことを察する事だけは辛うじて可能であった。
また通信障害により、敵と味方の通信を混線させてしまうケースもあり
運用側にとっても厄介な存在ではあったようだ。
運用側にとっても厄介な存在ではあったようだ。
各部の排熱口、推進器も『蓋』で閉じることが可能になっており、熱探知も避けることができるほか
機体本体も夜戦用のダークパープルで塗装されており
とにかくその姿をつかみにくい。
機体本体も夜戦用のダークパープルで塗装されており
とにかくその姿をつかみにくい。
武装も実体装備、しかも「コールド」系の低熱武装を操ることで熱探知センサーを避けるなど
先進的な技術に加え、様々な工夫を凝らした機体であったと言えるだろう。
先進的な技術に加え、様々な工夫を凝らした機体であったと言えるだろう。
■イフリート、という機体
大戦から2年後、0081年のジオン残党軍蜂起により奪取され、彼らと運命を共にした。
その後、再建造された記録もなく、幻と消えた試作機の一つである。
大戦から2年後、0081年のジオン残党軍蜂起により奪取され、彼らと運命を共にした。
その後、再建造された記録もなく、幻と消えた試作機の一つである。
なお「イフリート」タイプは8機生産されたされ、本機を含め4機までが確認されている。
中には『袖付き』に呼応し、0096年にも稼動していた機体があったという。
中には『袖付き』に呼応し、0096年にも稼動していた機体があったという。
この「確認済み」の4機だけでも、全てが異なる仕様となっているのも興味深い点であり
ジオン軍内部でいかなる位置付けにあったかを後世に想像させる
実に面白い機体となっている。
ジオン軍内部でいかなる位置付けにあったかを後世に想像させる
実に面白い機体となっている。