■HGUC-190 ガンキャノン
同時期、「オリジン版」が続々登場しましたが、合わせるようにHGUCの古株キットもリメイク。
その第一弾は、すっかり細身が板についたガンダムと同様
体型一新となったガンキャノン
同時期、「オリジン版」が続々登場しましたが、合わせるようにHGUCの古株キットもリメイク。
その第一弾は、すっかり細身が板についたガンダムと同様
体型一新となったガンキャノン
この頃、オリジン版の初期ガンタンクも発売し、擬似V作戦なラインナップでしたね。
2013年以来のPC-002ポリ。
パーツ数を削減し、出戻りや初心者も考慮した組みやすい構造。
パーツ数を削減し、出戻りや初心者も考慮した組みやすい構造。
■型式番号:RX-77-2
連邦軍が、「汎用機」ガンダムと平行開発した、中距離支援に特化したモビルスーツの始祖。
連邦機の特色となる、ゴーグル型センサーを採用している。
シールドを持たないのも特徴
連邦軍が、「汎用機」ガンダムと平行開発した、中距離支援に特化したモビルスーツの始祖。
連邦機の特色となる、ゴーグル型センサーを採用している。
シールドを持たないのも特徴
砲撃で前衛を支援し、「足を止める」危険な場面が多い為か、ジャイアントバズにも耐える重装甲を持つ。
応分に機動性はガンダムより低かった
カイの乗機だが、ラル隊との戦いではアムロが乗り、ザクを鹵獲してみせている。
カイの乗機だが、ラル隊との戦いではアムロが乗り、ザクを鹵獲してみせている。
近接武器は持たず、ライフルも狙撃性能が重視されていたとされる。
![イメージ 4]()
テトロンによるマーキングシールのみ付属、頭部バルカン・胴体側面推進器の黄色が足りない程度
ゴーグルをはめる前に、その下のパーツをシルバーで塗ってやると
よりカッコ良く仕上がりそう。
ホイルシールがない、珍しいガンプラ
テトロンによるマーキングシールのみ付属、頭部バルカン・胴体側面推進器の黄色が足りない程度
ゴーグルをはめる前に、その下のパーツをシルバーで塗ってやると
よりカッコ良く仕上がりそう。
スイッチで、「キャノン砲」が除外可能になっています。
ロケット弾ポッド用でしょうか
ロケット弾ポッド用でしょうか
新体型ゆえボロクソに評する方もいますが、ゴーグルのクリア化は間違いなく大きな改良。
![イメージ 10]()
全身を連邦自慢のルナ・チタニウムで覆い、ジャイアント・バズに耐える試作モビルスーツの一機
機体強度は、同時期のジオン機の5~6倍とも言われるが
コストもザクの四倍にも達したという
少数だが量産され、WB級「サラブレッド」等にも配備された
全身を連邦自慢のルナ・チタニウムで覆い、ジャイアント・バズに耐える試作モビルスーツの一機
機体強度は、同時期のジオン機の5~6倍とも言われるが
コストもザクの四倍にも達したという
量産計画はあったが、低コストな支援機ボールもあり、汎用MSの「ジム」量産が優先された
その為、ジムに本機の性能を持たせた「ジムキャノン」も量産された。
![イメージ 11]()
一方、ガンキャノンの火力を評価し、本機を単独で戦闘可能なように強化するプランも進められた
ビーム・ライフルは、未だ取り回しがよいとは言い難く
本機の火力は有望視されたのだ
「性能向上」への道
一方、ガンキャノンの火力を評価し、本機を単独で戦闘可能なように強化するプランも進められた
ビーム・ライフルは、未だ取り回しがよいとは言い難く
本機の火力は有望視されたのだ
ライフルにエネルギーを充填するのではなく、本体と直結したビーム・キャノンも開発。
ガンキャノン兇蓮崟能向上」としての到達点とも言えるだろう。
![イメージ 12]()
コストを下げる為、大戦末期に大量生産された「ジム」と、パーツを共用して低コスト化。
それがジムキャノンだった
ジムキャノンとは「量産型ガンキャノン」である
コストを下げる為、大戦末期に大量生産された「ジム」と、パーツを共用して低コスト化。
それがジムキャノンだった
ジムキャノン兇任蓮∩談未「NT-1アレックス」で得られたノウハウも反映
ビーム・キャノンも二門搭載
ジム・カスタムと共用で、コストダウンも実現。
ジム・カスタムと共用で、コストダウンも実現。
ジム・キャノン供◆崟能」「コスト」で分岐したキャノンの系譜が、再び一つになった機体とも言える。
![イメージ 14]()
しかし、一説には「ビームライフル」の普及により、支援砲撃機の需要が下った為ともされるが
高火力重装甲鈍足、当然コストも高くなってしまう支援機は
より限られた存在となってゆく
途絶えた「キャノン」の系譜
しかし、一説には「ビームライフル」の普及により、支援砲撃機の需要が下った為ともされるが
高火力重装甲鈍足、当然コストも高くなってしまう支援機は
より限られた存在となってゆく
また、旧式化し「機動性が低い」ジムを、重装備化して支援機にする動きも現れた
ジム靴そうである。
これは、ちょっとした発想の逆転と言えないだろうか。
これは、ちょっとした発想の逆転と言えないだろうか。
重装備で機動性が低くなるのではなく、低い機体を、重装備で支援機としたというか。
![イメージ 13]()
アナハイム社が、自社のヘビーガンと部品共用しコストダウンした支援機。
UC0079年の一年戦争から、0120年代のコスモ・バビロニア建国戦争へ
アナハイム社が、自社のヘビーガンと部品共用しコストダウンした支援機。
■「大砲」を持つ主力機
いわゆる「ガンダムF91」の時代には、連邦軍は再び支援機を量産していた。
型式番号F71、Gキャノンである。
いわゆる「ガンダムF91」の時代には、連邦軍は再び支援機を量産していた。
型式番号F71、Gキャノンである。
実は本機は、サナリィ社「F90」の廉価版、F70キャノンガンダムの量産版であった。
本来、F70は主力機として提出された
だがサナリィは規模が小さく、アナハイム社が量産を担当、同社が再設計し本機が誕生したのだという。
だがサナリィは規模が小さく、アナハイム社が量産を担当、同社が再設計し本機が誕生したのだという。
ヴェスバーを有したガンダムF91のように、機動性と火力の両立は更なる高みへと進んでいく――――。