激戦の決着巻、なのに表紙を飾った謎の男の正体と行動、一気に物語が動いた波乱の回!
えりな様がヒロインとなり、クライマックス感ある展開に
旨そうという以上に、面白い巻だった!
えりな様がヒロインとなり、クライマックス感ある展開に
旨そうという以上に、面白い巻だった!
なるほど、こうやって「十傑の激突」に持っていくってワケか!
■見通しの甘さ
また、問題の久我先輩戦に「苦戦しすぎていた」のは、この決着に持っていく為だったんですね
全員の好感度が上がるラスト!
また、問題の久我先輩戦に「苦戦しすぎていた」のは、この決着に持っていく為だったんですね
全員の好感度が上がるラスト!
■終戦と開戦と総帥と君と
月響祭四日目、創真は「久我飯店に欠けていたもの」、大行列による客の回転の悪さを突き
新料理「獅子頭もどき」、タクミとにくみ、美作らと田所の助力で
久我の模擬店から客を捥ぎ取る事に成功した
月響祭四日目、創真は「久我飯店に欠けていたもの」、大行列による客の回転の悪さを突き
新料理「獅子頭もどき」、タクミとにくみ、美作らと田所の助力で
久我の模擬店から客を捥ぎ取る事に成功した
だが最終日、追放されたえりなの父、薙切薊が帰還し「学園総帥」の地位を簒奪。
三席の女木島
七席の一色、八席の久我と十席のえりな
彼らを除く十傑六人を味方につけた彼こそ、えりなをエリートとして「歪めた」張本人であった。
七席の一色、八席の久我と十席のえりな
彼らを除く十傑六人を味方につけた彼こそ、えりなをエリートとして「歪めた」張本人であった。
■二段構えの「刺激」
決戦は、これまでに培ったものをフルに活用、封じていた香りが後から広がるのも
カレー回を連想させる料理でしたね
決戦は、これまでに培ったものをフルに活用、封じていた香りが後から広がるのも
カレー回を連想させる料理でしたね
単なる月見でなく、カレー出汁をゼラチンと肉壁で封じた切り札!
■美作参戦
逆転は、やはり多くの仲間の力を借りる展開でしたが、「鍵」がゆきひらの鍵だったのが意外
あ、美作にイメトレさせてたのか!
逆転は、やはり多くの仲間の力を借りる展開でしたが、「鍵」がゆきひらの鍵だったのが意外
あ、美作にイメトレさせてたのか!
お前には…、でかい借りがあるからな。
とは美作の弁。
得意の、「完璧なる追跡」は今回のケースにピッタリで、新ヘアスタイルも冴え渡ってた!
![イメージ 9]()
その美作を驚かせる事で、成長、敗戦の借りを返した格好のタクミも格好良かったですね!
イサミに、きっちりツッコミを喰らうまで完璧!
親しみやすいし努力家だし!
得意の、「完璧なる追跡」は今回のケースにピッタリで、新ヘアスタイルも冴え渡ってた!
そんな「完璧なる追跡」を脅かしたモノ
その美作を驚かせる事で、成長、敗戦の借りを返した格好のタクミも格好良かったですね!
イサミに、きっちりツッコミを喰らうまで完璧!
親しみやすいし努力家だし!
今後は、彼らも十傑と対決する団体戦突入ですかね。楽しみ。
あの接客スキルも、スタジエールの実績が生きてた!
スタジエール編では、「もてなし」が田所の特技だしなー、くらいにしか思ってなかったですけれど。
![イメージ 10]()
食材を3Dプリンタで加工する、という技術も面白いですが、その「効力」も面白い!
奇麗な模様は、カカオとスパイスによる色分け
これも時限式料理か
同じく逆転を決めた「汐見ゼミ」勢、さすがの技術だった!
食材を3Dプリンタで加工する、という技術も面白いですが、その「効力」も面白い!
奇麗な模様は、カカオとスパイスによる色分け
これも時限式料理か
既存料理にないものを量産し提供するアリス、そしてアキラのスパイス技術!
これはウケるわ!
![イメージ 11]()
さんざん煽り、中華研をのっとった等「悪評」多数だったクガピー先輩も、ひと皮剥けば熱血漢!
一年生当時、ソーマと同様に当時の十傑にケンカを売って完敗
リベンジの執念だったと。
「悪い奴」なんて居ない、気持ちの良いラストだった!
さんざん煽り、中華研をのっとった等「悪評」多数だったクガピー先輩も、ひと皮剥けば熱血漢!
一年生当時、ソーマと同様に当時の十傑にケンカを売って完敗
リベンジの執念だったと。
現在は三年生となった「十傑第二席」、りんどー先輩と姉弟のような関係なのね。
今後、二人が戦う場面もありそう。
![イメージ 12]()
そんな第2席に気にいられたことで、早くも第一席、ある意味ラスボス人物の料理を食べる機会が
登場時は、気弱な兄さんという風情でしたが
それも自信に繋がるもの
一年前、久我を一蹴した「現・第一席」の料理哲学
そんな第2席に気にいられたことで、早くも第一席、ある意味ラスボス人物の料理を食べる機会が
登場時は、気弱な兄さんという風情でしたが
それも自信に繋がるもの
哲学は「素材の素晴らしさ」を活かす事、それはさながら、騎士が君主に仕えるようだと評される。
素材にかしずく騎士。
料理漫画の古典、ミスター味っ子で、主人公を負かした数少ないライバルにも似てますね。2は忘れろ!
![イメージ 4]()
この辺から空気が変わった!
料理漫画の古典、ミスター味っ子で、主人公を負かした数少ないライバルにも似てますね。2は忘れろ!
しかし、「えりなの原型」ともいえる魔王が帰還、状況は一変!
この辺から空気が変わった!
■オリジナル
実は、「薙切えりな」の異常なプライドの高さ、完璧主義へのこだわりの原因は
父の教育にあった、と判明。
実は、「薙切えりな」の異常なプライドの高さ、完璧主義へのこだわりの原因は
父の教育にあった、と判明。
真の美食、選ばれた者へ選ばれたモノを提供する!
それを叩き込んだ男が帰還!
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そのキャラ解説にあたっては、「秋の選抜編」に登場した審査員の面々が再登場!
特に、レトルトカレーの親玉である姉妹は
彼と対象的ですもんね
「月響祭」編ってば、本当オールスターなシリーズやったで!
そのキャラ解説にあたっては、「秋の選抜編」に登場した審査員の面々が再登場!
特に、レトルトカレーの親玉である姉妹は
彼と対象的ですもんね
美味しいものを、より広く提供する、そのスタンスと真逆を行く男!
いやむしろ、この世に自分のモノでないモノはないと言わんばかり!
この信頼感!
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父への心的外傷から身動きが取れないえりな、空気をクラッシュする下町バカの来店!
ヒヤヒヤしましたが、父があっさり退いたのは意外でした
同じ空気を吸うのもイヤか?
新章は「薙切えりな」様がヒロイン!
父への心的外傷から身動きが取れないえりな、空気をクラッシュする下町バカの来店!
ヒヤヒヤしましたが、父があっさり退いたのは意外でした
同じ空気を吸うのもイヤか?
父の目的は遠月の改革、創真との対面でより決意が固くなったのかも。
■総帥として祖父として
ラストは、総帥の座を追われた仙左衛門様が現れ、創真が学園に来る事になった理由などを。
そも、彼の方針は父さんに近いんですよね
黒紳士とは対立必至
ラストは、総帥の座を追われた仙左衛門様が現れ、創真が学園に来る事になった理由などを。
そも、彼の方針は父さんに近いんですよね
黒紳士とは対立必至
そして、ただ一言えりなを救ってやって欲しいと――――
黒紳士は、この二人に次ぐ「第三席」だったとも判明。
こりゃ、間違いなく人格が歪んだ要因ですわ。
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また、えりなに物怖じしないアリス、実は「教育」を受ける直前に海外に旅立った事も判明。
当時の感覚で話しかけるから、怖がらないみたいな。
この後、えりなは父に歪まされます
アリスとの別れは、えりなが歪む前だった
また、えりなに物怖じしないアリス、実は「教育」を受ける直前に海外に旅立った事も判明。
当時の感覚で話しかけるから、怖がらないみたいな。
この後、えりなは父に歪まされます
何かと嫌われがちな傲慢さは、父の後付で、現在は素直な性格に戻りつつあると。
■最終シリーズ?
やがて、父のエリート主義に「教育」され、そのスジの人にはご褒美としか言いようのない性格に
しかし気付いた祖父・仙左衛門が父を追放し
そして戻ってきた!
やがて、父のエリート主義に「教育」され、そのスジの人にはご褒美としか言いようのない性格に
しかし気付いた祖父・仙左衛門が父を追放し
そして戻ってきた!
敵は黒紳士、えりなと「十傑」の大半!
週刊少年ジャンプコミックス「食戟のソーマ 16巻」。
原作:附田祐斗、作画:佐伯俊。
2016年1月(前巻2015年10月)。
原作:附田祐斗、作画:佐伯俊。
2016年1月(前巻2015年10月)。
第128話「死角」
第129話「獅子と獅子」
第130話「若き獅子たちの群れ」
第131話「あの人を待ちわびて」
第132話「第一席の力」
第133話「翳りゆく食卓」
第134話「黒雲、月を覆う」
第135話「薙切の血族」
第136話「囚われの女王」
カバー下、空きスペースにはオマケ完備。
第129話「獅子と獅子」
第130話「若き獅子たちの群れ」
第131話「あの人を待ちわびて」
第132話「第一席の力」
第133話「翳りゆく食卓」
第134話「黒雲、月を覆う」
第135話「薙切の血族」
第136話「囚われの女王」
カバー下、空きスペースにはオマケ完備。
まだ一年ですが、今の二年は三年より弱い、なら三年とえりなを倒して決着するのが奇麗な流れかなと。