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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第玖骨』感想。ばあやの推理、ばあやの矜持。急転…!?:お祖母ちゃんのプリン

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三人の婆さまの素敵さ、幼鴻上さん、プリンに感激する櫻子さんのかわいさ!

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 鴻上さんを通し、亡くなった祖母の気持ちに涙する正太郎君。婆ちゃん、本当に嬉しかったんだろうな…。
 一方で、プリンに喜び、手を出そうとしては叩かれる櫻子さん
 何この可愛い年上美人!?

 次々と明かされる亡くなった人たちの気持ち、ばあやさんの想い、そして謎の女性登場…!?

圓 一重と「先生」
 ラスト、家庭不和を抱えた新キャラから黒幕オーラが放たれましたが、さて何者なんでしょうか?
 でも、例の「謎の女」にしては若すぎるし…?

 物腰柔らかい、ばあやさんの推理ポーズと矜持、カッコ良かった!

正太郎『それじゃおばあちゃん、また来るからね?』

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 お婆ちゃんの墓に、瓶作りのプリンを備える正太郎君。Aパートの翌日の話。

思い出の中の真実
 鴻上百合子は、祖母の月命日に櫻子さん達と出会い、生前約束していた「絵」探しの協力を頼む
 櫻子さんは、三つまで候補を絞り込んでくれたが
 それ以上は自分で考えるよう諭した

 正太郎が、亡き祖母に隠されていた真実のように、想いあう事で解る想いがある

 いずれ櫻子を遺して逝かねばならない「ばあやさん」は
 正太郎の祖母が隠していた、彼の笑顔を見る為に、重ねていたトリックを彼に明かした。

 最期まで、櫻子が知る「ばあや」でいたい。

 祖母もばあやも、愛するものの前では「変わらない自分」でいたいのだ。

鴻上『―――どれにしようかな…?』

櫻子さん『今の季節なら、栗と、ラ・フランスがお薦めだっ!』

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 お菓子あるところ櫻子さんあり、そういう事だな少年!

お婆ちゃんと贈り物
 冒頭で墓参りする少年に続き、鴻上さんも、先頃亡くなったおばあちゃんの月命日に供えるべく
 ケーキを買いに出て、櫻子さんと遭遇

 そうだ、百合ちゃんがお嫁に行く時は――――。

 そこで相談だ!
 生前、祖母が贈ろうと考えていた「絵」とは何でしょう?

 婆ちゃん、本当は直接贈りたかったでしょうね……。

 回想の婆ちゃん、気丈そう。

鴻上『中学になってからは…、現金ですよね――――』

櫻子さん『子供なんてそういうものさ。それが成長の証でもある』

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 小学校時代は、両親と一緒にしか祖父母の家へ行けず、ようやく一人で向かえる年になったら
 逆に疎遠になってしまったという鴻上さん
 残念ながらあるある

 それが成長の証でもある、という言葉が妥当で残酷。

 櫻子さんらしい。

櫻子さん『なあ“百合子”、中身を見ても構わないか?』

正太郎『百合子って名前で…、僕なんて、ずっと少年呼ばわりなのにっ!』

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 自分は名前呼びになったとドヤ顔する鴻上さん、最高に可愛い!

だから私には出来ない
 さて、「祖父母を象徴する一枚」「百合」「孫への変わらぬ愛」、幾つかの絵は見つかった
 櫻子さんは、見つけられないと断言した

 解っていたんだよキミは、自分の喜ぶ姿が祖母の幸せ、祖母の喜びが自分の幸せである事を

 相互に育まれた「愛情」。
 その関係は、百合子と祖母の間だけのものだと。

 だから、部外者である自分には、「これだ」と断定するような真似はできない。

 自分は百合子を欺きたくないし、何より―――

櫻子さん『これはキミとキミの祖母の秘密の約束だ。キミにしか解けない』

『キミになら出来ると、私は信じている』

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 そんなヒミツの謎を解くお話、お婆ちゃんは、手紙や作った折り紙等などを大切に仕舞っていた。
 櫻さんには言わせれば、くだらない感傷だ
 が

 くだらないから、価値があるって事もあるじゃないですか

 価値を決めるのは、あくまで自分の主観。

櫻子さん『―――少年の家の近くだな? こんな穴場があったとは…!』

正太郎『知る人ぞ知る、名店ですっ♪』

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 プリンに対するリアクション、重ねて食べようとしては無言で怒られる櫻子さんかわいい!

ひよこプリンです!(七種類)
 翌日、冒頭で祖母の墓参りに行った正太郎くんが見事に雨に降られ、櫻子さんたちの失笑を買うが
 彼のお土産に、二人は顔をほころばせた

 正太郎くんの祖母が、亡くなる前に好んで食べていたというプリンだ。

 種類豊富で美味しい!
 が、母方の祖母は実は和食派だったという。

 元気だった頃は、正太郎君に手ずから振舞ってくれていたが、自分は食べなかった

 なのに、亡くなる寸前だけは―――?

櫻子さん『病気で味覚が変わるのは、よくある話だがね』

ばあや『いいえ』

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 無論、櫻子さんは疑問を一刀両断するが、ばあやさんは謎の自信で応える!
 ばあやさんだからわかる

 お決まりの櫻子さんポーズで、応えられると豪語する!

 まさかのばあやさん!?

ばあやさん『―――つまり、お見舞いの日時はまちまちだったと?』

『おそらく、それが理由だと思われます』

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 彼にとって「くだらない話」、彼の近況と笑顔が、祖母には何より価値あるものだったのだと。

彼女たちの矜持
 彼女は、幾つかの質疑応答で推理を補強し、「時間稼ぎをしたかったのだ」と明かす。
 痛み止めが効くまで、時間が稼ぎたかったのだ。

 わたくしは最期まで、お嬢さまのばあやでいたいのですよ―――

 笑顔で孫と会えるように
 彼の笑顔を壊さず、余さず出会えるようにと。

 亡くなる寸前まで穏やかだった祖母、彼女が「そうある」為に、どれだけ手を尽くしてくれたかと。

 同様に、ばあやさんも櫻子さんに言うのだ

『ばあやにも矜持と言うものがございます。ご心配には、及びません―――』

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 同様に、櫻子さんに自身の不調を隠そうとしたばあやさんは、正太郎の祖母と同じ想いだった
 愛する者の前では、最期まで「自分」でいたい
 いつでも笑っていたい

 だから、正太郎の祖母の気持ちが解ったのだ。

 ばあやさん、格好良い……。

櫻子さん『まったく、何故こうもみんな体内の水分を流したがるのか』

『理解に苦しむな―――』

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 また、泣き崩れる正太郎君に、口では疑問を唱えながらも微笑んでいた櫻子さんも印象的。
 アンタ解って言ってるだろみたいな。

 ホントに疑問なら、笑わず、ガチで当惑する人だと思うので。

櫻子さん『少年! 気をつけて帰れ―――――』

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 彼を帰す際、奇妙な緊張が見られたのは、「猫」同様に彼が狙われる可能性があるから…?
 死んだという櫻子さんの弟さんも…?

 だとすれば、動機とは?

櫻子さん『もう、終わりにしなければ―――――』

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 ラストは急転直下、謎の女性「圓 一重」が登場しますが、さて彼女の目的とは一体何か?
 思わせぶりに、象徴的な蝶のイメージが…?

 今、飛んでいくから…! 待っててね……、先生

 年齢的に、磯崎先生の事なのでしょうか

「蝶の女性」、彼女が引き起こす事態とは……?

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 ラストの「一重」さんに漂う狂気!
 
磯崎先生の物語…?
 ラスト、出番の遅さに黒幕感がありますが、櫻子さんの幼い頃に関わったには若すぎるので
 おそらく、オープニングに出てる女性じゃないかと
 磯崎先生に関わる三人の一人

 だとしたら、櫻子さんに関わる「謎の女」が語られるのは、まだ先なのか…?

 原作はまだ続いてますし
 でも、叔父さんの事件帳とか今回ラストとか見るに、今期でやってくれると思いたいですね。

 次回、第十骨。


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