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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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『終物語 第6話』感想、決着。神原が連れてきて戦場ヶ原と殴り合い、撫子が覚えていて、羽川と解決した事件:そだちロスト其の参

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そして最後もそだちのリドル(謎かけ)。老倉編、“始まり”への決着!

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 やはり亡くなっていた老倉母。「遺骨はゴミと一緒に片付けた」、強引なトリックだけどだからこそ。
 だからこそ、老倉自身も自分がおかしかったと薄々悟っていた
 本作らしい決着に

 去り際、「迷子を捜しに行く」「一寸先は闇」「今回は様子見」と言い残す扇ちゃんも彼女らしい。

次は勝ちますという事
 今回を経て、当時、羽川がなぜ海外旅行に飛び出したのかも、よく解るというか
 自分の弱さと彼女への備え、忍野を探す為か

 ファイナルシーズンの手始めは、阿良々木君の「正しくない過去」を正した話。では次は…?

忍野 扇『―――私には、もう解けちゃってますけどね…』

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 挑発する扇ちゃん、阿良々木君曰く、「すげえ根に持ってる」感! 

薄々わかってた
 答えは簡単、老倉の母は失意の絶食で絶命、異常をきたした老倉は「死体」と気付かず扉越しに介護し
 死体が、「人の形じゃなくなった」頃に踏み込んだことで
 失踪したと誤解した

 が、そんな異常は老倉自身薄々解っており、阿良々木の指摘により解放される。

 役場もわかっていたのか、その日の内に公的支援は縮小となり
 老倉は転校、新天地でやり直す事に

 扇は阿良々木を自責に追い込む事に失敗、羽川は扇対策の為に旅立ち、暦はコヨコヨと呼ばれる。

 次回、第七話。

忍野 扇『私は良い後輩でありたいですからね』

『巨乳を謝って頂ければ、鷹揚な対応を考えていますよ?』

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 おっぱい、胸、巨乳、乳で誘拐しただけです済みませんと言え、と後輩は迫る…!
 
10秒頂戴
 問題、老倉の母が「部屋の鍵が閉まった状態で」どこへ消えたか、その答えがわかったいう扇
 もう二度と、自分と阿良々木の邪魔をするな

 言い換えれば、二度と「自分から阿良々木君を助けるな」という扇。

 必死に頭を冷やした羽川も、すぐ答えを見つける
 が、自分で信じられなかった

 それは、「そんな考えに真っ先にたどり着くような人間」は容認し難い、という羽川。

 おっぱいを強調する扇…!

扇『自分で考えさせて上げないと、いつまで経っても愚かなままです』

阿良々木『―――僕が思いつく、最悪の真相といえば?』

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 後は怒涛でしたね、「答えはこれだ」と言わんばかりにヒント、ヒント、ヒントの連打
 阿良々木君もキレる程にヒント
 ヒントヒントヒント

 誘導だけど、自分でたどりつき自分で言う、それが大切だと。

 扇ちゃんは「そういう考え方」、最悪の考え方を彼が考え付けるよう、調教したかったのでしょうか…?

阿良々木『……解ったよもう!』

『老倉はほとんど二年間、死体の面倒を見てきたって事だろ!』

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 きっと誰しも経験ある、「これはおかしい」と思いながら、自分を誤魔化す行為。

阿良々木暦の仇返し
 つまり、生きる気力を失い絶食した「母」は、そのまま死んでしまったのだ。
 そう気付かず、ずっと世話をしてきた―――。

 僕が嫌われる事で、その分あいつが自分を好きに慣れるなら…、ああ、その方が良いな……

 扇ちゃんの真骨頂は「正しいあり方」に戻すこと。
 耳に痛い事を、正しくする事

 老倉の母は失踪でなく、餓死し腐敗しゴミに紛れ、一緒に捨てられてしまった。

 彼は、迷わずその真相を伝える事にした

扇『阿良々木先輩、あなたは恩を仇で返すのですか?』

阿良々木『―――たとえ仇でも、老倉に返せるものがあって、良かった…』

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 薄々気付いている「気付きたくない真実」を聞かされれば、きっと彼女は怒るだろう。
 嫌われる、恩を仇で返す事になるだろう

 それを彼が受け入れると思っていなかったのでしょうか?

 らしくなく走りより、顔を描かれなかった扇ちゃん、ちょっと印象的なシーンです。

扇『後日談というか、今回のオチ』

『二人の妹に、覚えているかどうか聞いてみた―――…』

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 やはり妹たちは覚えていなかった、彼も思い出せない、だが千石だけは覚えていた。

遠回りした物語
 翌日、阿良々木君が回想する形で、意外にあっさりと老倉が「受け入れた」事が描かれる。
 二人で会えば、きっとこんなだったのだ

 中学時代、秘密の授業で穏やかだったように、二人で出会っていれば良かった。

 老倉もまた「やっぱりそうだよね」と
 真相に薄々気付いてた、けど「鉄条先生」が休んだと聞いて、つい何か変わるかもと期待した

 そして、阿良々木と再会してこうなった……。

 期待は叶ったと…?

阿良々木『なんだか、不思議でもあるんだけどな』

『なあなあで過ごしていたものが、急激に動き出す感じ……』

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 こうして、阿良々木君が「高一以来、ずっと忘れなかったけど考えたくなかった」トラウマは終結
 老倉も、親が死んで補助が少なくなり転校
 新しい土地で心気一転に

 そして扇は言う、「迷子を捜している」「今回は様子見だった」と。

 彼女はやはり「くらやみ」なのか…?

扇『一寸先が闇なのは、夜道だけではありませんから――――』

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 昨年末の「憑物語」でもそうでしたが、「ちゃんとすること」を迫る何かがいる。
 扇ちゃんは多分それ。

 あの時は、忍野を探すか「ちゃんとするしかない」と忠告を受けました

 今回は劇中時間で10月で、憑物語は2月でしたが…? あと「八九寺&忍の事件」は9月です

羽川『私、休学届けを出さなきゃいけないから―――』

阿良々木『ああ、って休学届け?』

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 旅費どうなってるんだろうって毎度思う。

そう言いにいくようなもの
 おそらく、今回の件で「忍野扇」の危険性を悟った羽川は、忍野を探すべく世界一周旅行へ。
 そして、阿良々木暦はコヨコヨだった

 僕は思わずほころでしまった。なあ、なんて書いてあったと思う……?

 今度は中身が入っていた封筒
 複数枚、今度はちゃんと伝言を残していった老倉。

 何も言わずに消えた母とは、別になったという老倉の意思表明と阿良々木君の微笑み。

 これにて一件落着と。

 ってか、ホントになんて書いてあったのでしょうね?

複数枚の便箋に残された、「言葉にしない少女」の言葉

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 単純に、「嫌い嫌いと言ってたけどウソだ」くらいの、彼女からの好意だったんでしょうか
 ただ、便箋は複数枚あったから
 短くはない

 しかし見た瞬間に笑ってしまったなら、「一目で解る内容だった」のも確かです。

 短くないけど一目で解る
 笑ってしまう

 そんな遠回りな、素直じゃない感謝や好意の言葉だったのかなー、と思う次第。

完結。では次は、また「おうぎフォーミュラ」に戻るのでしょうか?

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 神原が連れてきて戦場ヶ原と殴り合い、撫子が覚えていて、羽川と解決した事件。

「ちゃんとする為」の第一歩
 王道設定、幼い頃に出会い特別な感情を持ち、それを持ち続けていた少女(少年)との再会。
 でも、現実的に「そんな昔のことを覚えているはずはない」
 そんな視点だったのでしょうか

 千石撫子と一部カブる設定、同じだから覚えていた、そんな感じだったんでしょうか…?

 老倉との出会いで、自分派幸福になれたという阿良々木君
 それを忘れたと責めた阿良々木君

 でも、こんな幸せなんて誰もが持ってて当たり前だ言い切った阿良々木君のお話、これにてひと段落か。



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