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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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『終物語 第5話』感想、幸福怖い。羽川 翼は知っている:そだちロスト其の貮

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こんな不幸は当たり前だ、こんな幸福は当たり前だ。阿良々木暦、激突

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 明かされた半生、“こんな不幸、多かれ少なかれ当たり前の事だ”と受け入れようとしていた老倉
 でも老倉は知りませんが、それは羽川なら共感できる
 だから好きになる事が出来る…?

 同じく自分の幸福を「ごく平凡な、お前も持てるものだ」だと、言い切った阿良々木君の勇気!

そだちリドル
 二人は、老倉の母の行方を捜すようですが、食わずに引き篭もってたって死んでる…?
 或いは、最初から居なかった?

 自分は別に不幸じゃない、まだ頑張れるという呪い。共感してしまいますな…。

千石撫子『覚えてるよ、もちろん暦お兄ちゃんのことも』

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 ああなってしまう前の撫子、なんというファンサービス(或いはイヤガラセ)。

幸福に怯える少女
 老倉は、小学校時代から虐待にあっていたが、阿良々木夫妻が「保護」した事で人生が変わった。
 幸福を知り、今の環境が「不幸」だと思えるようになり
 それが彼女を不幸にした

 幸福を恐れる老倉、しかし羽川は知るほどに彼女を気に入ったという。

 老倉は二人を追い返すべく
 中学時代、密室から消えた母を見つけられたら学校に行く、と無理難題を押し付ける。

 次回、第六話。

小学生くらいの頃に会っていたのだ、つまり、幼馴染である

六年生くらい、妹たちと遊んでいた頃の話

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 じっと見つめていた幼女老倉、実はこれ、「睨んでいた」のである。
 
忘れていた出会い
 前回の冒頭、「聞かされた」老倉との馴れ初めとは、小六の頃「一緒に住んでいた」というもの
 しかし、彼自身はまったく思い出せない
 何故でしょう?

 両親は、幼女老倉を保護し、一緒に住まわせたという。

 が、消えた。
 自分の意思で家に帰ってしまったのである。

 そして中学時代の老倉は、この事をずっとずっと後悔していたと物語る。

老倉『な、何ほっぺ突っついてくれてんのよ!?』

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 現代、老倉ハウスを訪ねた阿良々木は、自分の血を「戦場ヶ原に殴られた痕」に接触
 悟られないよう、老倉の傷を治してしまう。

 老倉さんってば、そんなにパンチが効いてたんかい!

 意外に痛そうだった!

羽川『あらかじめ、用心してただけだよ♪』

阿良々木『(反省が生かされすぎだ)』

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 同じく、またも暴発した老倉の投げた紅茶を、空中キャッチして戻す羽川!
 離れ業にも程がある!

 いわく、先日のケンカを止められなくて、反省してたと。

 こっちもこっちでハンパじゃない!

老倉『私はお前が嫌いだ』

『五年越しでようやく、私がしようとしていた事が伝わったって事なんでしょうね』

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 てことはお前、相当わたしの事をバカにしているんでしょうね? 媚を売った私のことを。

老倉 育は母のように笑った
 中学時代、阿良々木に救われなかった老倉は、やはり両親が離婚。
 そして母親が引き篭もった

 お母さんなんて居なくなっちゃえばいいのに、なんて私が思いませんように…

 過酷な中学時代と自分への呪い
 やがて、老倉の作った料理すら食べなくなり、突然、姿を消してしまったという。

 そして老倉も「その家」を捨てた。

 高校一年で出会った時は、母と別れた後だったと……?

老倉『良くある事っていうか、苦労話にもなってないっていうか……』

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 昔の言葉に、いえ現代でもそうなんですが、「上見て暮らすな、下見て暮らせ」とありますが…
 自分は不幸じゃない、と言い募る老倉

 私はまだ幸せな方よ、こうして生きているんだから

 自分に言い聞かせているのか?
 それだけではなく、中学時代と同様に「何も望まない」と言いつつ、実は期待しているのか…?

羽川『ドアに鍵がかかっていたなら、お母さんはどこから出て行ったの?』

阿良々木『(密室―――?)』

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 しかし、「家に帰って(家の)鍵を開けたら、母が消えていた」という説明の矛盾
 羽川は密室、状況を追求し始めた

 今度の「リドル」は、失踪したという老倉母について。

 だが老倉は曖昧な答えに終始し――― 

老倉『阿良々木、お前の家に保護された時、私がどんな気分だったか解る?』

阿良々木『え?』

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 どうして上手くいかないんだろう、cv井上さんが似合いすぎて不憫だ…。

手遅れだった
 やがて、話の矛先を阿良々木に変えるや、「お前の家に預けられて不幸になった」と語る。
 だってそれまでは、自分が不幸だなんて思わなかった
 これが普通だと思い込んだ

 けど彼の家で、これが幸せなんだと思い知らされ「不幸に」なったのだと。

 けどそれは違う。
 それも、阿良々木が悪くないのも解っている。

 けど、誰かを悪者にしていないと、自分が悪いのだと自己嫌悪ばかりが酷くなってしまう…。

 それが「嫌い」の本当の理由だったのか…。

老倉『申し訳ないんだけど、私の悪者になってよ……』

『追いつかないんだよ、親を悪者にしているだけじゃ―――』

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 誰よりも自分自身が嫌いだと言い募り、そんな自分を食い止めたいから歯止めになってくれと。
 憎む相手が欲しいんだと。

 ただ、何かを嫌いだと言い続けるだけって事は、つまり―――

羽川『あなたが幸せになれないのは、幸せになろうとしていないからだよ』

老倉『―――知った風なことを言ってくれるじゃない』

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 何でもは知らないわよ、知ってることだけ

羽川翼は知っている
 幼い頃、「幸福」を知ったことで不幸になった老倉は、要は「幸福を求めていない」のだ。
 その事を、老倉自身も解っているのだ

 僕は幸せだ、敢えて言うぞ「こんなもん」は、誰もが持ってて当たり前のもんなんだよ!

 だから阿良々木君は叩きつける
 同様に、親が原因で苦境を味わった羽川が背中を押す。

 自分の気持ちを我慢して、ストレスでブッ壊れた事もある羽川だからこそ好きになれるのか…?

 羽川の「良く言った」、正しく同感だわ!

老倉『役場、役場の人が来るんだ……』

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 対する老倉って、意外に、困ったらはぐらかす癖があるんですね。
 あからさまに答えに詰まった老倉

 じゃあ貴方達、いなくなったお母さんを見つけて頂戴?

 なら出題は、絶対解けない自信があるのか?

次回もそだちロスト? ロストしたのは母親って事なのか…?

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 高一の頃に数学で負けてたのは、中学時代、母親の世話につきっきりだったからなのか。努力家なのな…。

言葉と本心の反比例
 同居してた!? それすら覚えていないという異常な記憶欠如、何か原因があるのか?
 老倉さんも、聞けば聞くほど言動と本心が矛盾
 どんどん印象が変わります

 本心を言わず、気付いて貰いたがっているよう思える老倉。

 母の失踪にも、「気付いて欲しい」真相があるのか?
 一体、何があったんでしょうね



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