アニメ版22~24話と同一のエピソードながら、書籍独特の心情描写で、より熱く感じさせる一冊。
最終話は、シロエにとって“茶会”からの卒業だった
そんな気持ちが改めて
最終話は、シロエにとって“茶会”からの卒業だった
そんな気持ちが改めて
また、クラスティが記憶喪失に陥っていた、という事実も判明。これは次巻の話題ですね。
■次巻、クラ寿司さんとカナミさん
その「邂逅」、合流が次巻での冒頭エピソードになるようで、後を引く決着に。
心情が描かれると、シロさんの悩みっぷりがまた重い
その「邂逅」、合流が次巻での冒頭エピソードになるようで、後を引く決着に。
心情が描かれると、シロさんの悩みっぷりがまた重い
と同時に、彼の「全力管制戦闘」がどんだけキチガイ染みてるか、アニメ以上によく分かる!
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シロエ達は跳ね除けましたが、「典災」は帰還の手段についても知っていた模様…?
典災『眠りにつけば安全は保証され、帰還はなされる』
シロエ達は跳ね除けましたが、「典災」は帰還の手段についても知っていた模様…?
■開拓者たちの決意
ロエ2、彼女や「典災」は異宇宙知性による人工生命体、「共感子」を集める為の存在だった。
彼らにとって、エネルギーである共感子<エンパシオン>の収集
その探索役の1体がロエ2.
ロエ2、彼女や「典災」は異宇宙知性による人工生命体、「共感子」を集める為の存在だった。
彼らにとって、エネルギーである共感子<エンパシオン>の収集
その探索役の1体がロエ2.
対し、典災は「収集」役の低知性体だったが、その一体がヤマト全土に牙を剥く。
典災は、冒険者達が眠りにつくなら「帰還」させるというが
シロエ達は戦い、撃破する事に
シロエ達は戦い、撃破する事に
■「凡人」の悩み
劇中、悩み続けるリーゼの姿も、シロエと重なっててハッとさせられる部分でした。
五割凡人、自分の無知を理解できる賢さ
劇中、悩み続けるリーゼの姿も、シロエと重なっててハッとさせられる部分でした。
五割凡人、自分の無知を理解できる賢さ
残り一割の「やけくそさ」が、事態に立ち向かう強さでもあるっていうか。
自分の未熟さを知り、受け入れ、立ち向かおうとするって大切。
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また、何気ない地の文ですが、アイザックは春が好きではないから始まる一説が素敵。
彼の性格では、「中途半端な季節」だからキライだと
そういう考え方もあるのか!
アイザックは元々、春という季節が好きではなかった
また、何気ない地の文ですが、アイザックは春が好きではないから始まる一説が素敵。
彼の性格では、「中途半端な季節」だからキライだと
そういう考え方もあるのか!
でも、冬が厳しい「中世程度」の世界では、“春”というのは本当にありがたい
■メバルフライと友達と
正直、アニメでは「何故この山場で、この話が?」という感もあったアイザック回ですが
アイザック、イセルス、それにカラシンの心情の掘り下げで
これがまた面白かったです
正直、アニメでは「何故この山場で、この話が?」という感もあったアイザック回ですが
アイザック、イセルス、それにカラシンの心情の掘り下げで
これがまた面白かったです
この「大災害」で商人として働き、起業する楽しさを知ったカラシンが、現実での起業に燃えてたり!
この「大災害」に巻き込まれた人たち
結果的に、かけがえのない経験をし、成長したのはシロエ達だけじゃないんですよね、
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同じくイセルス編、彼を狙った「暗殺者たち」って、仮に成功させても逃げられない片道切符
それは、西の地で肩身の狭い種族だからだとか
アイザックの怒りとか
結果的に、かけがえのない経験をし、成長したのはシロエ達だけじゃないんですよね、
『だが、この痛ましい襲撃者よりはずっとましだ…』
同じくイセルス編、彼を狙った「暗殺者たち」って、仮に成功させても逃げられない片道切符
それは、西の地で肩身の狭い種族だからだとか
アイザックの怒りとか
彼らに対し、アイザックが散々「黒剣」メンバーを罵倒し、愛する姿もカッコよかった!
■距離感
一方の主役勢、シロエとアカツキのワンシーンも、彼らが「慣れた」のがすごく微笑ましい。
当初、シロエはけっこうアカツキに気を使ってて
会話だってしようとしてた
一方の主役勢、シロエとアカツキのワンシーンも、彼らが「慣れた」のがすごく微笑ましい。
当初、シロエはけっこうアカツキに気を使ってて
会話だってしようとしてた
けど、アカツキは別に洒落た会話がしたいわけじゃない、って今は理解していたり。
フツーの「女性に対する態度」じゃなくて、アカツキに対する態度を学んだ主君が微笑ましかった!
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また、「格差是正」を焦るアインズさん、彼の言う「世界の狭さ」にゾッとすることも。
だって、“たかが数万人”しか冒険者はいないのです
この世界は、アインスに言わせればあけすけで不安定すぎる
この世界は、狭すぎる
また、「格差是正」を焦るアインズさん、彼の言う「世界の狭さ」にゾッとすることも。
だって、“たかが数万人”しか冒険者はいないのです
誰かが行き詰ったとき、その「原因」を、他の誰かのせいにしやすい世界。
社会が悪い!
みたいな、漠然とした形になりにくいというか。
みたいな、漠然とした形になりにくいというか。
自分が儲からないのは、他の××が市場、モンスターの狩場を独占してるからだ。みたいな
そういう「名指し」になりやすく、瓦解しやすい社会なんだな、みたいな。
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また、本作は「現代世界の先進技術」を持ち込み、無邪気に楽しんでいる面も面白いんですが
それもまた、非常に危ういですよね
極端な話、農業技術だって戦火の火種になる
また、本作は「現代世界の先進技術」を持ち込み、無邪気に楽しんでいる面も面白いんですが
それもまた、非常に危ういですよね
医療や農業の発展で、領土が豊かになれば「領主」は野心を起こすと。
戦争がごく一般的な社会だから、彼らの発展は、争いの火種になりかねない。異世界モノは怖い。
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心情描写の一つ、ソウジロウも、「自分のギルドは茶会の代わりじゃないか」という悩み
レイド戦真っ最中、その連携に無言の安心を感じ
解消されるという流れ
『ソウジロウは嬉しかった』
心情描写の一つ、ソウジロウも、「自分のギルドは茶会の代わりじゃないか」という悩み
レイド戦真っ最中、その連携に無言の安心を感じ
解消されるという流れ
言われてみれば、彼もそんな悩みを持ってて当たり前ですし、ハッとなる一幕。
■イセルス良い子!
それぞれ、起床から就寝まで一覧で描く「とある一日」、5時に自主練、20時就寝のイセルス君!
五十鈴とルディ、アイザック、カラシン、ヘンリエッタにリーゼ
そして櫛八玉が収録
それぞれ、起床から就寝まで一覧で描く「とある一日」、5時に自主練、20時就寝のイセルス君!
五十鈴とルディ、アイザック、カラシン、ヘンリエッタにリーゼ
そして櫛八玉が収録
何気に、モテようとしてモテないカラシン、真逆のアイザックに変な笑いが。
エンターブレイン「ログ・ホライズン 10巻 ノウアスフィアの開墾」。橙乃ままれ。
webにて無料連載。KADOKAWA発行。
2015年9月発売(前巻3月)
webにて無料連載。KADOKAWA発行。
2015年9月発売(前巻3月)
CHAPTER.1「異邦人」
CHAPTER.2「航海種」
CHAPTER.3「マイハマの幼君」
CHAPTER.4「常蛾の眠り」
CHAPTER.5「開拓者たち」
CHAPTER.2「航海種」
CHAPTER.3「マイハマの幼君」
CHAPTER.4「常蛾の眠り」
CHAPTER.5「開拓者たち」
■付録
マップ
シブヤダンジョン攻略メンバー紹介
タイムスケジュール
ログ・ホライズン用語集
あとがき
マップ
シブヤダンジョン攻略メンバー紹介
タイムスケジュール
ログ・ホライズン用語集
あとがき