Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

食戟のソーマ 22品目「日常を越えるもの」感想。この料理! …コレ料理?

$
0
0

謎も極まる先端料理「サーマル・センス」炸裂! 恵、羽ばたきの成長譚!

イメージ 30

イメージ 23

 乱世乱世、アルディーニ兄弟の対決や、あれほど高評価を得たくさやカレーを上回る吉野の技量!
 薙切アリスの謎調理、遅れてきた田所の田舎料理!
 いやまったく、乱世の回!

 敗れたりといえど、トマト旨みたっぷりの弟、コク溢れるパスタの兄に劣らず旨そうだった!

Bブロック確定!
 てなワケで、本戦出場メンバーも半分決定しましたが
 やはりクセ者揃いですねえ

 次々飛び出す個性の激突、それぞれに違う一皿、やっぱり面白い!

青木&佐藤『0点!?』『なんだよ0点って!』

イメージ 4

 創真たちのAブロックは、0点評価連発に冷え切っていた…!

Bブロック終戦
 秋の選抜Bブロックは、貞塚ナオの勇躍と共に激戦に突入、90点近い高得点ラッシュとなる!
 北条の中華チャーハン、吉野のジビエカレー
 イサミの伊風カレーパン!

 続くタクミの和洋混淆パスタも絶賛を受け、兄弟対決は兄に軍配が上がった

 また、「料理とすら思えない」革新的料理
 薙切アリスの“温度感”を活かした「カレー」は全員に19点、95点の最高点をマークしてゆく。

 秘書子、タクミ、アリス、そして田所のどぶ汁カレーが、Bブロックの通過者に。
 カレーという、日本の「日常」を代表する料理は
 彼らの手で魔法に変わる―――。

 次回、23品目「華開く個の競演」。

『さすが中華街の名店の跡取り…、男顔負けの鮮烈な一品ッ! 良い一撃だ!』

田所『すごい…、カレー料理にあんな切り口があったなんて!』

イメージ 2

イメージ 3

 得点は87点、普段「7、80点止まり」の選抜なら、余裕で1位の高得点だが……?

菠蘿咖哩炒飯
 さて、中華の達人が作ったカレーは「ポォルオ・カリー・チャーハン」、パイナップル器の一品。
 仕上げにパイナップルで密閉、オーブンで焼く。

 これにより水気が保たれ、パイナップルの爽快な香りが移り、素晴らしい味わいに!

 塩気と果実の甘みのコラボ!
 器と米、「接触面」には塩をし、余分な甘みをブロック!

 さすがチャイナドレス!

喜多『いやぁホンマに! ジビエカレー、想像を越える絶品やったで!』

吉野『えへへ♪ ありがとうございまーす♪』

イメージ 5

 続くは極星寮メンバーが一人、メインヒロイン級に可愛い吉野!得点は惜しくも86点!!
 その料理は、野禽、ジビエを使ったカレー!

 ジビエ、飼育ではなく野生の獣、この場合は「鴨」の豪華カレー!

 上には鴨カツまで乗っている!!

喜多『普通なら、獣臭ぉて喰えたもんやないが、清涼感と溢れる野性味ッ!』

安東『ただでさえ入手が難しい禽獣、選抜に合わせ手に入れるとは』

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

 まるでヴァンパイアなセイヴァーだな!

ジビエカレー!
 家畜に対し、野性味溢れる旨さの代価に、獣くささが強いのが禽獣(ジビエ)の難点となるが
 鴨の定番、オレンジをスパイスと組み合わせることで
 魅力的な香りに変える!

 なんたって、炒め脂も鴨、ダシに具まで鴨尽くしの贅沢の極みよ!

 また、家畜以上に品質バラバラ。
 入手にあたり、吉野の人柄こそ不可欠という、吉野らしさ360%の調理であった……!

川島『続いては、アルディーニ兄弟!』

アルディーニ兄弟『じゃあ、お先に?』『ああ――――』

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

 良かった! やせてる時で!!(馬的な意味で)

イタリア式カレーパン
 続いては、昆布と同じ「グルタミン酸」をタップリ含む、トマトの水分のみで作ったカレーパン!
 おい、旨みの塊じゃねェかそれ!

 イサミは、旨みタップリのカレーをピザ生地で包んだ「カルツォーネ」で攻める!

 思わずはだける弾ける旨み!
 噛めばパリッと、咀嚼でモチモチ、心地よい「イタリア式」カレーパン!

 日伊合作、北条同等の87点ゲット!

モブ『これで、貞塚ナオは本戦メンバーから脱落…、なんか笑ってるぞ!?』

さっちゃん『ひひひひひひ…、緋沙子お姉様ぁ♪』

イメージ 14

 対し、絶賛されたさっちゃんのセクシーカレーも84点どまり、これで「脱落」が確定。
 なんだかんだで吉野スゲェ!

 イサミと並ぶ北条も、さすが口だけじゃないですね。

 てか、さっちゃんの声が可愛いぞオイ!

タクミ・アルディーニ『Buon'appetito<ボナペティート>?』

喜多 審査員『おお、次の品はパスタか。二品続けてのイタリアンやな?』

イメージ 15

 続いて、「おあがりよ!」と兄タクミがサーブしたのは、イタリアの定番「パスタ」であった。
 タイプは“フェットゥチーネ”、薄く平たいパスタ
 具材的には、ナポリタン的な調理

 さっきの、いかにも「和伊折衷!」だったカレーパンと比べ、ありきたりな……?

 ナポリタンのケチャップを、カレーに置き換えただけの…?

喜多『な、何やぁこの濃厚なコクは!? 脳髄にズシンと響くようや!』

タクミ『―――お答えしましょう、パスタの断面をご覧下さい』

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

 フィットチーネ美味しいです! きしめんとはまた違って!!
 
味の地平を切り拓く者
 だが、実はカレーソースは「たまり醤油」でコクを増し、醤油にピッタリの食材が隠れていた!
 三層構造パスタ、中央にチーズが!

 隠し味の醤油、深みあるカレーを楽しみ、チーズのコクがダメ押しする!

 しかも、醤油とチーズは相性抜群!
 これもまた伊和混淆!

 ソースのみならず、噛み締めた麺からもコクがあふれ出し、スパイスで清涼に喰える一品!

 さすが、タクミもタダモノではない…!

幼い日のタクミ『<お前が成長する分だけ、ボクも前に進もう!>』

『<そうしたら、僕らの店はいつかきっと、イタリアで一番の料理店になるぞ!>』

イメージ 20

 実は、普段タクミをからかい気遣うイサミだが、料理人としての技量では未だ劣っていた。
 その劣等感に気付き、なら「これからも負けない」
 切磋琢磨しようと約束した兄

 今日も追いつけなかったか…、やっぱり、兄ちゃんはスゴいや…!

 タクミは90点の大台、やっぱカッコ良いぜ…!

薙切アリス『―――はぁ、もう待ちくたびれちゃったぁ』

周囲『何やねんこらぁ!?』『あれ、本当に料理なのか…!?』

イメージ 23

 が、和伊折衷の大作コンボに染まった会場を塗り替えたのは、奇々怪々極まる先端料理……!
 合宿の、「ただのタマゴにしか見えなかった料理」以上に
 理解不能な一品であった。

 薙切アリス、しかし紛れもなくこの皿のすべてがカレーである―――。

 さすがナイスバディ!

極星の聖母『何だい!? さっきまで饒舌だった審査員が、完全に固まってる!』

秘書子『百戦錬磨の美食家たちが、言いよどんでいる―――!?』

イメージ 21

イメージ 24

イメージ 25

 泡状はエスプーマ、調味料を使わず泡状にするモノで、食材の味を変えず食感を大きく変える。
 
サーマル・センス
 それは、ほんのり温かい泡状<エスプーマ>のカレーを軸に、トマトとスパイスの冷たいムース
 冷凍粉砕フォアグラ、チーズとジャガイモのムース等
 ふわりと口で蕩ける一品

 さらにサクサクしたパイ生地など、温度と食感、その異なる料理を並べた先端調理!

 もちろん美味い!
 だけでなく、温度感の差や未知なる調理、すべてが新鮮な一品!

 全員が19点という、規格外の95点をたたき出す…!

安東『この美味しさを100%言い表す言葉を…、私はァ、持っていない!』

モブ『カリスマ作家でも語れない美味さだと!?』

イメージ 26

 あくまでスパイスを軸に、カレーとは思えない奇想で会場を沸かせたアリス!
 ただアレだ、ホントにカレーの定義ってなんだ!

 元々、インド現地のスパイス料理を、「西洋人が」カレーと名付けたのが始まり! 幅が広い!!

 アレか味噌を入れれば味噌汁なのか!?

喜多&安藤『大トリに相応しい料理やったわ!』『どの料理も甲乙付け難い…』

忘れられた少女『あの…、私のカレー、まだ、です……』

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

 オッサンオッサンオッサンオッサン!

遅れてきた女
 かくて、会場中が「いい最終回だった!」と盛り上がる中、おずおずと上がった小さな手が一つ
 その背後には、東北の厳ついオッサン達が!

 漁は、若い衆に任せてきたんじゃ! 恵の晴れ舞台を一目見ようと思うてのう!

 いげェ恵!
 ドーンとかましてやれ!!

 彼らの熱い声援に応え、「あんこうのどぶ汁カレー」が出陣……!

喜多&安東『どぶ汁…、アンコウが主役の鍋、茨城県や福島県の漁師料理…』

千俵おりえ『(カレーにあんこうだなんて…、一体、どんなつもりで…?)』

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

 おりえ様もやみつきのコク…!
 
「人情味」の一品
 どぶ汁とは、溶かしたアン肝を味噌と酒で整えたダシ、そこにスパイスを加えてカレーにしたのだ。
 ねっとりしたコクが、スパイスと地域野菜の両方を活かし
 全ての味に統一感を作る

 私が生まれた土地の匂いまで感じてもらえるような、そんなカレーが作りたかったんです…!

 中核は地域性!
 そして、味同士が主張しすぎない、融和性。

 田所らしい調理……!

『<恵には、一度でも広い世界を見てきて欲しいって、お母さんは思うの>』

イメージ 33

 田所は、母達の旅館の手伝いをする為に吊るし切りを覚え、「家の為に」料理してきた
 だが、母は広い世界を見て欲しいと学園に出し
 散々挫折を味わう

 そして今、ようやくに――――

一色『遂にきたね、田所ちゃん。小さな小さな君の庭から、羽ばたく日だ…!』

北条『今のあたしに、あんな場所が作れるか…?』

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

 周囲も食材も、ねじ伏せず、融和させる田所ッチの持ち味…!

波乱の羽ばたき
 なんと、もっともカレーにうるさい千俵おりえに19点を出させ、合計88点で滑り込み―――!
 彼女のあり方は、北条のあり方さえ変えさせる

 劣等生田所、腐らず頑張り続け、自分の持ち味を生かした見事な勝利であった!

 アリスと秘書子
 タクミ、そして田所の四人が選出!

 Bブロック完遂!

 原作での、AとBを交互に映す手法と敢えて切り替え、B描写に集中して一気に完遂……!

司会・佐々木 由愛『あ、あの…、評価のポイントは……?』

千俵なつめ『聞こえなかった? ダメって言ったのよ』

イメージ 37

イメージ 1

 かくして、当初の冷え切った空気から『さっちゃんのくさやカレー』で一変、和気藹々と終わったB
 対しA,「点数をつける価値すらない」と斬り捨てる双子
 千俵なつめの会場!

 なんと、彼女は今まで一点すらつけず、今回も「合計で19点」とかいう惨状!

 誰だよ呼んだの!
※例の十傑、「錬金術師」叡山先輩です。

次回、舞台はAブロックに移りますぞ丸井氏ー!

イメージ 22

イメージ 38

イメージ 10

 なおエンディングはブラックさっちゃんに戻った模様。チッ!

カレーとは一体…!
 さらに混迷を増すカレー戦線、カレー「料理」だからチャーハンも鍋もオッケーなんだよ!
 そんな中、もはや料理かすら微妙な領域を征くアリス嬢
 さすがである。

 また、昆布の旨み成分と同じ、グルタミン酸を多く含むトマトの使い方も流石!

 残念ながら敗北でしたが、実にスプラッシュ!
 イサミの料理も美味そうだった!

 次回、23品目「華開く個の競演」。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles