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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルスラーン戦記 第二十一章「別れの詩」感想、最後までカッコつけおって!

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その城は攻めちゃダメッス!? パルス軍、三騎士物語!!

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 アレだ、まるでザンデさんみたいな猪トリオが、パルス軍にも誕生! フォローを忘れぬギーヴさんイケメン!
 雨降って地を固め、パルス軍が向かう「聖マヌエル城」といや
 エトワール君の城じゃないか…

 次回、陥落必至の城主は何を思い、エト君はどんな暴走をしてしまうのか…!?

ギーヴさん旅立つ
 なるほど、因縁を利用して「新参者」の溜飲を下げさせ、また何かを探させる任務だったのか
 汚名も厭わぬギーヴさん、テライケメン。

 銀さんの動きといい、どんどんドラマが重なって行きますね。

ザラーヴァント『我らを後方に追いやって、手柄を立てさせぬつもりか!』

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 完全に3人1セットが定着した模様。

忠義のあり方
 新生パルス軍はペシャワール城塞を発ち、迎え撃つべくルシタニアも各地の軍を召集
 銀仮面はこれに応じず、自らアルスラーン打倒に動く

 パルス軍の不和は、ギーヴが「悪党を演じる」事で収拾、彼はナルサスの密命で単独行に赴く。

 またギーヴは、彼を憎んだ三人の騎士を人知れず助け
 彼らの殿下への忠誠を新たにさせた

 やがてパルス軍は、古城・聖マヌエル制圧に動くのが、その守備隊にはエトワールの姿があった―――。 

 次回、第二十二章「出撃前夜」

ナル『ま、ザラーヴァント殿たちが気分を害する理由もわからなくは無い』

『彼らからすれば、どこの馬の骨ともしれぬ連中に見えるだろうさ―――』

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 積極的に煽り倒していくスタイル。

私も含めてな?
 やはり、色物集団で固められた「アルスラーン殿下の側近たち」に、正規の騎士は不満を抱く
 むしろ堂々と口にする分、彼らはマシな部類だろう

 時間が解決しない以上、ナルサスは次の一手が必要だという。

 てなワケで。
 今回、頼りになるのはギーヴである。

 何より一番クチが達者というか、口から生まれたヒトだものね。

 にしてもこの人、どこの国の人なのか未だ謎ですね。

ヒルメス私兵『裏切り者の始末如き、あのお方を煩わせることも無い!』

クバード『(殿下じゃない)となると、ザンデか』

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 一方、元祖・イノシシ武者のザンデは、クバードが軍の内情をバラすと考え抹殺部隊を。
 かくして、クバードは完全に「ヒルメス陣営」に愛想を尽かす。
 やっちまったな!

 ただ、今更ペシャワール城塞となると、すれ違いになっちゃいましたね。

イスファーン『なんだと! 貴様、俺の兄を射殺したというのか…!』

ギーヴ『あぁ? だから何だ?』

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 アダ名は「ファルハーディン」、狼に育てられた者。シャプールが雪山で拾った子らしい。

ガス抜き
 一方、城塞最後の夜、ギーヴはイスファーンを挑発して騒ぎを起こし、「追放」処分を受ける。
 殿下は、「筋を通す」「正規軍を大切にする」と
 印象付けるためだ
 
 こちらにしてみれば、新参者はアンタらの方なのだがな?

 が、ギーヴさんよく言った!
 まったくだよ!

 ともかく、ギーヴが追放される事が大切なのだ

双頭将軍『お、おい早まるなギーヴ殿!? いますぐ殿下にっ!』

ギーヴ『おたっしゃで、殿下!』

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 こうして、「目障りな楽士の追放」で不満にガス抜きしつつ、ギーヴには探し物の旅へ。
 殿下が王となられる為、いずれ必要となるかもしれない
 さて、何を探しに旅立ったのか?

 にしても、事情を知らないキシュワードさん、良いヒト過ぎてつらい。

アルスラーン『(見ていてくれ…、ギーヴ!)』

『行くぞ! ルシタニアを打ち倒し、王都エクバターナを取り戻す! 出陣!!』

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 整然と行進し過ぎィ! そらもう、現代軍隊もビックリの整然さだヨ!
 
城塞王都
 5月、パルス軍は城塞を発し、迎え撃つルシタニアも「統治」に割いていた兵団を集結
 が、銀仮面は召集に応じなかった。

 良い、放っておいてもヤツは必ずここに来るだろう…、アルスラーンの首を掻き切る為にな?

 さすが王弟、気付いているらしい。
 cv子安は伊達じゃない!

 さて、圧倒的優勢のルシタニアも「正攻法」で落とせなかった王都、どうやって落とすのか…?

殿下『サン・マヌエル?』

ナル『古い時代の砦で、長らく放置されていたところを占拠されました』

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 さて、寡兵で攻城戦に挑まんとするパルス軍は、その前哨戦に「聖マヌエル城」を狙う。
 パルスの城だが、なぜかルシタニアの偉人の名を持つ城だ
 交流があったのだろうか?

 攻めるには難しい地形に守られ、幕僚は首を捻る。

 これまで、パルス領内ゆえ「戦場」にもなりえず、平和な時代は使いにくかったのでしょうか。

ナル『大陸行路に位置するここを落とさずして、進むことは出来ません』

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 しかし、ここを守る温厚な将軍は、本来『ルシタニア王国・図書館長』らしい。
 そこが付け目になるだろう
 が

 前回の通り、この城こそ、エトワール君が所属する城なのです―――

 ひと騒動は避けられませんね。

ファランギース『チャスーム城塞? はて、聞いた事が無いな?』

キシュワード『ルシタニア軍が、最近新たに築城した拠点だな……』

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 敵を侮ってはいけない(戒め)。

若者達、血気に逸る
 が、その前にパルス軍内部でひと騒動、先日の騒ぎで「お前達こそ新参者だ」と煽られた為か
 行軍中、青年将軍トリオが突出してしまったのだ。

 最近、監視用に新設されたという砦を侮り、罠に嵌る三将軍!

 いつもと逆だ!?
 パルス軍、寡兵を相手に罠にハマる!

 結果、三将軍と将兵は、アルスラーン本隊と分断されてしまった!

ナルサス『このまま彼らを残し、進軍するという選択肢もありますが?』

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 人為的な「土砂」に道をふさがれ、敵に追われる彼らが、どこまで逃げたのかも検討はつかない
 既に足元も暗く、見捨てるのも選択肢だが―――

 迷うことではない! すぐに全軍の足を止め、救出部隊の準備を!

 殿下、即断即決!
 ナルサス、双頭将軍もニッコリである。

エラム『申し訳ありません、切り立った岩山が迷路のように入り組んでいて…』

ナルサス『地の利を敵に取られたか…』

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 パルス軍は、辺境の地の地形を把握した敵軍に苦しめられるが、響いたのは琴の音色―――
 あまりに場違いな、今だからこそ響く音色!

 あのギーヴが、彼らの居場所を教えてくれているのだ!

 ギーヴさん格好よすぎる! 

トゥース『我らが犠牲になれば、殿下の本隊が無傷で進めるというものだ…』

イスファーン『……そう考えれば、無駄死にではない、か』

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 ギーヴと喧嘩した「仇」の男、イスファーンは、彼に助けられたと気付いた模様。

騎士の本懐
 結果、追い詰められ玉砕を覚悟していた三騎士は、冒頭で侮辱したダリューン以下「本隊」に救出
 が、なぜ助けに戻ったのかと殿下に問う。
 犠牲はつきものだ

 だが、それでも私は少しでも多くの者に生きて欲しい……。諸君らの力を、生きる為に貸して欲しい。

 犠牲は出る
 だが、それでも少しでも「生きる為に」戦って欲しいのだと。

 三騎士、心からの忠義を尽くすと決める。

ファランギース『止めはすまい、だが殿下から伝言だ。聞いていけ』

『“最後まで、面倒をかけてすまない”と』

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 しばらく戻るつもりは無い、男前だったぜギーヴ…!

別れの詩
 やがて、ギーヴを止めるかのようにファランギースが現れるが、彼はふりきって旅立つ。
 あのギーヴさんが!

 旅立つ彼は、生きる、死ぬ事は「旅立つ」事、時は人を老いさせてゆくと謳う

 全ては『旅』であり
 また、時間というものは限られている……。

 決して心配することは無い、それに時間は限られている、だから必ず帰ってくると……?

銀仮面『待っているぞ…、貴様との決着に相応しい舞台を用意してな…』

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 一方、銀さんは難攻不落のザーブル砦を占拠、ルシタニアの呼出し命令を無視する暴挙に。
 彼の考えでは、もはやルシタニアの命運は尽きた
 そういう事か…?

 いよいよ、生かされていた国王、アンドラゴラス三世らも最期か…?

予告『アルスラーンは、考えねばならないことが幾つもあった…』

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 今回は、漫画化担当の荒川女史と同じく、スクエニ出身漫画家の中村光先生。聖☆お兄さん!

次回「エトワール」の城へ
 ここは、「探索任務」も兼ねてギーヴを出奔、不和を鎮めるって流れだったのね。
 さすがナルサスさん、ただでは起きない

 にしても、お前達こそ新参だろうがとは良く言ってくれたもんです、さすがギーヴさん!

 結果的に三騎士の忠義も深まった格好。
 いかにも、続く決戦の中で死んでしまいそうなフラグとも思えますが……。

 次回、第二十二章「出撃前夜」




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