Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

アルスラーン戦記 第十七章「神前決闘」感想、虎と涙とエンドカード! しかし次回…!?

$
0
0

苦戦ゆえに勝利が栄える! 老王の諭し、宰相の愛、そしてエンドカード…!

イメージ 1

イメージ 38

 オイコラ、エンドカードで余韻が消し飛んじゃったですがありがとうございました!決闘終了!
 が、第一王子は不服だと暴れ、ラジェンドラすら実は…!?
 シンドゥラ国、どうなるのでしょう。

 お前には…、何も……、報いてやれなかった…、ジャスワント、お前は道を違えるな……!

「猛虎」襲名
 本当は、誰もが宰相に従っていたとも知らず、彼を切り捨てた第一王子よ……。
 その傲慢な愚かさがまた。

 怪物に対し、苦戦の末の逆転を決めたダリューンも格好良かった!

ダリューン『何を気を遣っておられるのです、殿下の命とあらば』

イメージ 2

 次期国王自ら頭を下げられ、殿下も断る訳にはいかない。

犠牲の結末
 パルス暦321年二月、病床から目覚めたカリカーラ二世王は、王の選別を「神前決闘」に委ね
 三国一の騎士、ダリューンに助力を頼んだラジェンドラに対抗すべく
 第一王子は「怪物」を解き放った。

 怪物の猛威、ダリューンの危機にアルスラーンも色を失うが、黒騎士は逆転を決める!

 この結果を不服とし、ガーデーヴィ王子は親衛隊で内戦を起こし
 宥めた忠臣、マヘーンドラをも殺害。

 結果、兵達はマヘーンドラ宰相にこそ従っていた事実を露呈、哀れガーデーヴィは捕縛される。

 次回、第十八章「ふたたび河をこえて」

ナルサス『神前決闘とは、責任重大だ?』

ダリューン『ガーデーヴィ勢から、俺より手練を用意できるとは思えんが…』

イメージ 3

イメージ 4

 しかしお前ら仲良いなホント。

意義
 パルス軍が、シンドゥラに侵攻を受け始まった本件は、確かに「寄り道」ではあるのだが
 結果的に、殿下の名声を高める事となる

 殿下の出自がどうであろうと、俺の主君は、アルスラーン殿下だ

 故にこそ負けられない
 一層、殿下への忠義に燃えるダリューン

 作中屈指、人類最強の男に、果たして銀さん以外に渡り合える者が居るのだろうか?

ガーディーヴィ『―――バハードゥルの鎖を解くのだ』

マヘーンドラ宰相『や、奴は危険です!』

イメージ 5

 元々、パルスのダリューンといえば三国一の騎士と知られており、ガーデーヴィは焦った。
 焦った末、解き放ったのがこちらである。

 なんという事でしょう、城の地下には怪物が…!

 王城の地下は危険が一杯!

ギーヴ『あまり歓迎されていないようだな………』

アルフリード『そもそも、他所の国の人間が珍しいんだろうね』

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

 火でぐるりと囲まれ、試合開始前に橋も外すという……。

神前決闘
 やがて、王族三人の見守る闘技場に招かれた一行は、火で逃げ道を断たれた舞台に驚き
 また、大観衆に少し萎縮する。

 殿下、威厳が試される場所です。本意ではないかもしれませんが……。

 王族として参加する殿下。
 ここは、パルス国の為にも気を張らねばならない。

 殿下、「王族」としての試練である。

 しかしダリューン、徒歩での戦闘は、技を発揮しきれぬのでは……?

殿下『ラジェンドラ殿! あのバハードゥルという男は何者です!?』

ラジェンドラ『心配召されるな、卿には到底及ばぬよっ』

イメージ 11

 更に、現れた「代理人」とは、人間の規格を越えた正真正銘のバケモノであった…!
 どんだけデカいのよ!?

 王都ウライユールの闇は深い。

バハードゥル『フフ…、パルスの戦士か? 楽しませろよ――――』

『すぐに死んだら、つまらない』

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

 バハードゥル出現にビビりまくるラジェ殿下。やべえ!

騎士と猛獣
 無論、ダリューンは先手必勝の一撃を与えるが、敵は深い傷にも怯むことなく突進
 剣は折られ、盾も兜も次々と失う

 人の皮を被った獣はどこにでもいるが、あれはまさしく猛獣じゃ…!

 一発でも喰らえばミンチ!
 巨大な斧を相手に、ダリューンは脳震盪にも見舞われる!

 敵も武器が重過ぎる故、なんとか避け続けるが…

 装備を次々と失うダリューン!

ラジェンドラ『聞いた事がある、あの男は、鮫と同じだ……』

『痛みを感じるという事が無いのだっ』

イメージ 22

 ならばと、武器を振る「腕」を狙い、戦闘力低下を図るダリューンだったが
 腕の深々とした傷にも、まるで怯むことが無い
 異常なのだ

 そして、ラジェンドラはそれを知って、気休めを言っていたと判明。

 予告のはコレか!

殿下『知って黙っていたのか! もしダリューンが殺されでもしたら』

『パルスの神々に誓って、あの怪物とあなたの首を並べ、城門にかけてやる!』

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

 もしダリューンが死んでみろ、前歯全部ヘシ折ってやる!

老王、諭す
 殿下は色を失いラジェンドラへと詰め寄るが、「戦士選び」は、ガーディーヴィが後だった。
 あの怪物は、やむなく投入されたものだ
 と、老王は諭す。

 それほど敵から恐れられる部下を、信じておやりなされ。

 この御方、大した人だ。
 息子を庇い、かつダリューンを褒め、殿下を正気に戻す老王。

 人が練れていらっしゃる。

ガーデーヴィ『あの取り乱し様、見苦しいことでございますなぁ』

カリカーラ王『ガーディーヴィーよ……』

イメージ 26

 一方、冷酷が服を着たような第一王子は嘲笑し、父である老王は呆れ嘆いた。
 あの王子の、せめて半分も人徳があれば
 とっくに王太子に任じたのに…

 パパさん、教育を誤ってしまったのである。

ナルサス『――――そろそろ終わりです』

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

 マント燃えてたの、伏線だったのか!

黒騎士、猛獣を制す
 が、追い詰められたかに見えたダリューンは、マントで巧みに敵の目を焼く
 その下の短剣で、喉を一突きに――――

 折れた長剣以外に武器がないよう見せかけ、油断を待っていたのです

 マントが二重に有効に!
 さしもの怪物も、喉笛を突かれては終わり…!

 なんと見事な猛獣退治、武勲がまた一つ!

 腕力もスゴかった!

『それまで! ダリューンの勝ち、すなわちラジェンドラの勝利じゃ!』

イメージ 32

 呆然とする一同に、すかさず閉会宣言した国王様! 手を取り合うエラム君たちが微笑ましい!
 お前ら、やっぱりそういう仲かい!

ガーディーヴィ『認めんぞ! こんな不当な裁きに誰が従うものか』

『神々か…、そうだ、神々が間違っているのだ!』

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

 ええい上様とてかまわぬ! 斬れ、斬り捨てィ!みたいな!

シンドゥラ騒乱
 が、万策尽きたガーディーヴィは親衛隊を扇動、ラジェンドラ隊も応戦を始め
 しっちゃかめっちゃかな騒ぎに!

 他国の王族に非礼があったとすれば、国の恥となります!

 パルス軍とばっちり!
 というか、ウサ晴らしの格好の的に!!

 しかし、かつて蛇から救ったように、殿下を守ったのはジャスワントであった。

 やだこの人、格好良すぎ……。

マヘーンドラ宰相『ガーデーヴィ様、私どもの負けにございます……』

ガーデーヴィ『―――さては貴様…、寝返ったなッ!』

イメージ 37

 一方、「主を間違った」と思いつつも、なおガーデーヴィに忠義を尽くし続けた宰相を
 王子は疑心暗鬼にかられ、自ら切り捨ててしまう。

 報われぬ忠義、虚しい…!

ガーディーヴィ『親衛隊! 謀反人どもを皆殺しにしろ! …どうした!?』

ダリューン『―――剣を収めよ!』

イメージ 38

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

 この戦いは、おぬしらの国の行く末を決める神聖なものではなかったのか! 不服あれば、俺に挑め!

虎の一喝
 だが、「裏切り者」を斬り捨てた王子に、ガーディーヴィ派の兵達は呆然と立ち尽くし
 ダリューンの一喝を以って、戦いは今度こそ終わる

 彼らは王子という権威でなく、人徳ある宰相にこそ仕えていたのだ。

 欲にかられ全てを失う
 まるで、金の卵を生む鶏を殺したような。

 愚かにして憎むべき男、ですが、この王子のなんと哀れなことでしょうか。

 ダリューン、二つ名が増えた!

ジャスワント『マヘーンドラ様!』

宰相『哀しむな、惜しむ事は無い…、主を間違えた愚か者に、相応しい最期だ…』

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

 それだけではない、倒れた宰相は「自分は間違えた、愚か者だ」と自嘲し、だから哀しむなと返す。
 こんな愚かな、何もしてやれなかった男の為に
 お前が哀しむ必要は無いと。

 お前には…、何も……、報いてやれなかった…、ジャスワント、お前は道を違えるな……!

 最期まで「息子」を想う宰相、この人、優しすぎたのか……。

予告『ナルサスは、ラジェンドラの“性格の特異さ”を完全に見抜いている』

イメージ 1

 前期『『山田くんと7人の魔女』』の吉河美希先生、なんて事を…、なんて事を!!

ラジェンドラ死亡確認?
 遂に、第一王子がやらかした末に捕縛される、ハッピーエンドとは言えないながら終結の運びに…
 と思ったら、予告では「ラジェンドラは己自身をも欺く」
 生来の演技者だと語られる…!?

 そも、このシリーズは、ラジェンドラの「侵攻」により始まった物語!

 その結末は彼との決着?
 しかし政治のトップ宰相と、象徴たる王族を失うとするなら、シンドゥラの行く末は!?

 次回、第十八章「ふたたび河をこえて」




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles