うしおととら 第伍話「符咒士 鏢」感想、誤解もリアクションもダイナミックな男だぜ！

筋が通るか通らぬか！ 見つけた「仇」が誤解でも、この気持ちが収まるか！

鏢『お前子供を喰ったろう？ …お前は子供を喰った！ それが許せるかッ！』

うしお『お前、まだ俺を喰おうとしてんのかよ！』

とら『ワシには、お前に対する憎しみしかねーよっ！』

鏢『“西へ行き、子供に助力を仰げ”、か……』

チンピラ『た、助けてくれ！ もうしないよぅ！』

鏢『ダメだ。死ね』

鏢『すまん！』

『私の思い違いだった、教えてくれッ！』

鏢『私は“鏢”という。字（あざな）だ』

『本名は捨てた。妖怪を殺して糧を得る、符咒士には必要ないからな……』

鏢『死ぬほど会いたいと思っていたヤツに、やっと会えたんだからなぁ…！』

とら『何をごちゃごちゃと…、ワシにケンカを売ってくる奴を、ぶっ殺すのよ！』

中村『どうせ、今日返ってくる情けない通知表の事でも考えてたんでしょう？』

うしお『――――うるっせぇな』

うしお『待ってくれ！ コイツは仇じゃないんだ！』

鏢『ふざけるな、違うだと！ ……いやコイツに違いない、コイツだろうッ！』

潮『何もやってねぇ奴を殺すのは敵討ちなんかじゃない！ ただの殺しだ！』

『そんな事で、死んだ子が喜ぶのかよ！』

中村のとーちゃん『お前にって、うしおちゃんが持ってきてくれたのよ』

『“もう少しで、ヤなヤツになるとこだった”ってよ』

次回、海回！ 海といえば舟幽霊に海坊主、海親父、妖怪の宝庫ですね！