Chartotte-シャーロット- 第一話「我 他人を思う」感想。波乱と伏線、腹黒の開幕！ これは楽しい！

なんて不完全な能力だ！ 腹黒主人公・有宇、努力と転落の第1話！

『僕は他人を思ってみた、あの人も、僕なのではないかと……』

乙坂 有宇『他人を思う、そうしたら、僕は他人になっていた』

『だが、持って五秒。体は無防備、しかも視界に映る人間にしか使えなかった』

有宇『またか…、学年トップの成績に加え、ルックスだってイケてる方だ』

『これでモテないワケが無い』

有宇『お前達みたいなフツーの女子を、僕が選ぶわけ無いだろう』

『狙うはマドンナ的存在、白柳 弓！』

有宇『ふぅ…、ギリギリだったが、計画通りだ！』

『バカにしやがってぇ！』

？？『釣れた！』

『どうも、生徒会長の友利です。ずっとあなたを撮っていました』

高城『この能力のおかげで、何度病院送りになったことか……！』

有宇『（なんて不完全な能力だ！？）』

有宇『走って、すぐに！ ―――糞ぉぉぉぉッ！！』

有宇『そんな事より、これから僕をどうするつもりだ！？』

友利 生徒会長『我々の学校に転入して貰います』

歩未『おかえりなさいませ有宇お兄ちゃんっ！ 特待生って聞きました！』

『うぉー！ 家計が助かりますーーーーっ！』

歩未『今日の夕食は、有宇お兄ちゃんの大好きな、オムライスですーっ！』

有宇『またか～（それは子供の頃の話だと、何度も言ってるのに……）』

有宇『家族は僕とお前、二人だけだ』

有宇『ホント、星が好きなんだな、お前』

歩未『だって、人が行けない遥か彼方まで見れるんだよっ！』

白柳 弓『何があったのですか？』

有宇『それは言えなくて…、ええと、実は、星之海学園に転入する事になって…』

友利 奈緒『お邪魔しまーす、ていうか、してまーす』

有宇『いきなりなんだよ！？』

その晩、夢を見た。きっと歩未の突拍子もない発言のせいだろう

あの人は、誰だったんだろう

次回、“能力者の監視”を手伝わされる有宇の行方は……？