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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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響け!ユーフォニアム 第13回「さよならコンクール(完)」感想、きんぱく! このエンディング曲は卑怯だ!

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最終話にして、オープニングの“吹奏楽版”で〆! この演出は憎いわ!!

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 強豪校も再登場し、開始直後からソワソワと続く緊張と不安、素晴らしい演奏、そして結果発表!
 勝利確定で、スパッと終わる思い切りの良い最終回!
 本当に面白かった!

 焦らして、最後まで“本当に勝ち残れるのか”と不安な中、最高の笑みでの最終回!

そして演奏は続く!
 最後、素晴らしい演奏とエンディングへの流れも素晴らしかったし、滝先生の言葉もグッときた!
 久美子と秀一、高坂さんの距離感とか
 葉月と夏紀先輩とか!

 中盤以降は演奏一本、その前に、たくさん物語を積み上げたのも、ほぼ無声のラストも素晴らしかった!

最終話! 久美子の本気、ポニーテール・モード!

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 気合を入れて! 歯磨きに行く久美子さんが大好きです。

つづくよコンクール
 大会当日、久美子たち「弱小」北宇治吹奏楽部は、果たして自分達が勝てるのかと不安になる。
 が、コンクールに出られなかった面々も精一杯に背中を押し
 滝も彼らを発奮させた

 曲は課題曲4番「プロヴァンスの風」と、自由曲「三日月の舞」

 無謀な願いはかっこ悪い。
 けれど、願いは口にしないと叶わないから、精一杯に久美子は口にし頑張り続けた!

 北宇治は府大会を突破、関西大会へと駒を進めるのだった――――(終)

中世古 香織『今日、頑張ろうね! ――――音だししてる?』

小笠原 晴香『もぉ~、早いよぉ~~』

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 今日も久美子を見ている秀一君と、彼を見ている葉月の流れも、今日でラスト。

当日の朝
 夏真っ盛りのコンテスト当日、滝先生はタキシード、参加する生徒達は冬服の「正装」で登校。
 慌しく、むしろ、動いていないと縮こまってしまいそうな
 緊張感が漲っていた。

 わたし達、サブメンバーの“チームもなか”がお守りを作りましたっ!

 一方、選外だったメンバーからも贈り物が。
 ナニコレ嬉しい!

 夏紀先輩、葉月やちょっと太くてかわいい先輩とか、彼女たちも力になりたかったらしい。

 こういうの、嬉しいですよね。

吉川『なーんか、私のだけ大きいんですけど!?』

夏紀『愛だよぉ、嫌がらせという名の愛♪』

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 最終話まで、「犬猿の仲」という名の、ラブラブっぷりだったお二人さんが大好きです。
 葉月も、久美子と麗奈のお守りをお揃いにするサービス
 出来る子である。

 後は~、みどりと塚本かっ!

 そんで何気無いフリして、本命・塚本君の分もちゃんと担当してるのも、彼女らしい。。。やるなカトちゃん。

葉月『これ、運んじゃって良いんだよね!』

秀一『サンキュっ』

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 前後しますが、楽器運搬で協力する葉月も、フェスティバル回を連想させて微笑ましいですね。
 あの時は、元運動部の彼女が、必死こいて楽器を運ぼうとして
 で、ひょいっと持ってもらった思い出。

 今度はちゃんと、自分で持てる奴を選んで、塚本くんの助けをする葉月。

 微笑ましいし、ちょっと切ない。

一方、タキシード滝先生、その「写真」はどなた?

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 また学校を出る際、誰かの写真を見ていた滝先生、ここにきて新設定だと……!?
 流れ的に、今回、チラッと出てきた新キャラ
 彼女の昔の写真なのか?

 まるで、彼女に語りかけるように「行きましょうか」と出ていく滝先生。

 丁度「お見合い写真」っぽいけど、指輪をつけてるし……?

滝『――――小笠原さん、部長から、何か一言』

小笠原 晴香『え、私ですかっ!?』

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 盛り上げ上手のくせに、今回、人一倍寂しそうだったあすかの真意は…?

北宇治ファイト!
 やがて、「いろんな事がありました」という晴香の言葉と、彼女を激励したあすか!
 やっぱり頼りになるあすか!

 今日は、今日できる事は、今までの頑張りと想いを、全て演奏にぶつける事だけですっ!

 部長の強さは、今まで、乗り越えてきた強さ。
 こんな良いキャラになるとは。

 一方で、いつものように茶化しながら、ふっと寂しげな顔になるあすかの真意は……?

 あすか先輩、すっかりミステリアスなヒトに。

松本先生『はしゃぎすぎだ!』

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 にしても、生徒と一緒にガッツポーズしてた滝先生、なにこれかわいい。
 クールなようで、盛り上がってたのね。

 表面上は底知れないようで、実はシンプルな音楽好き

 そんなところ、麗奈とよく似てるのかも。

さふぁいあ『久美子ちゃん、緊張してますか? してますね?』

『良いですか、失敗しちゃダメだって思うから、緊張しちゃうんです』

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 一方で、ミステリアスさの欠片も無いけど、もしや本作で一番心が強くて、音楽好きなんじゃ?な川島。
 最終回も音楽一直線!

 あたしの演奏テクニックを見よ! って思えば良いんですっ!!

 そう思えるだけの実力
 それを支える、努力を苦にしない真っ直ぐさのあるさふぁいあ、強い子である。キラキラネームなのに!

麗奈『良いね、中川先輩……』

久美子『うん――――』

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 会場入りし、なお緊張で固まっている久美子に、麗奈は髪を結ぶのを手伝わ
 夏紀先輩も拳を合わせ、激励する

 何気ない動作で、久美子の緊張をほぐす夏紀先輩、ホント良い!

 当初、「脱落する側か?」と思ったのも懐かしいです。
 麗奈さんに認められるレベル。

 そしてポニテの麗奈、良いですよね!

滝『えぇっと……、あまり、私から話す事はありません』

『向上心を持ち、努力し、奏でてきたのは皆さんです。誇ってください!』

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 まったく、この演出上手は!

北宇治吹奏楽部
 もちろん緊張してたのは皆同じ、だから、その空気を滝先生は吹き飛ばしてくれた。
 いつものようにおどけた調子で、そして力強く!

 皆さん、会場をあっといわせる準備はできましたか? では皆さん、行きましょう。全国に!

 いつもの意地悪な滝先生!
 いつもいつも、まだ未熟だと言ってきた滝先生! 

 緊張する皆に、あなた達は、恥じない努力を重ねてきたと激励する滝先生!

 ホント、最後までズルい人だった!

秀一『――――大丈夫かよ? 問題ないってカンジじゃないけど?』

久美子『うるさいっ』

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 まったくもー、皆見てるのにイチャイチャしおって!

大丈夫だって
 また、「耳元で語りかける」とかいう反則技から始まった秀一君との会話も、これまた心強い!
 大丈夫だ、そう言ってくれる人がいる
 それは本当に心強い

 真剣な彼についつい見惚れ、「秀一のくせに!」と言わんばかりな久美子!

 この辺の表情の流れ、可愛かった!
 青春だわぁ。

 ついで、軽く拳をあわせるのも本当にかわいい。

秀一『でっ! なんだよっ!』

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 また、おずおずと「反対向いて」差し出された拳に、最初は気付かれなかったのも
 微笑ましいというか、何というか

 とりあえずイチャイチャしとる場合か!

 この距離感、好きですねー。

あすか先輩『なんか、ちょっと寂しくない? あんな楽しかった夏が終わっちゃう』

『―――ずっと、このまま続けば良いのに』

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 また、麗奈そっくりのお姉さんが客席にいましたが……?

終わらせない
 やがて、あすか先輩が珍しく「弱気」を口にして、久美子が元気付け異色のシーンも。
 弱気というか、冷静な現状分析というか

 この一言で、北宇治は負けるのだろうか?とずっと思ってました。

 久美子達は「頑張った」
 けど、頑張ったのは周囲の学校だって同じで、しかも強豪は「三年間頑張ってた」んですから。

 それとも、あすかには他の事情があるのか……?

『プログラム5番、北宇治高校吹奏楽部』

『課題曲4番に続きまして、自由曲は堀川奈美恵作曲、“三日月の舞”』

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 損得抜きでやり抜かなきゃ、きっと目標には届かない。

願いを形に
 やがて、課題曲を演奏する中、「全国なんて叶わない夢」と「思ってた」事を久美子は考える。
 叶わない夢を見るのは、馬鹿げた事だ。 

 だけど、願いは口にしないと叶わない。絶対、全国に行く……!

 だけど、最初から諦めていたら
 絶対に叶わない。

 かつての久美子のように、或いは姉のように「無駄だ」「無謀だ」と、諦めてちゃ届かない!

 無謀な挑戦、だけれど足掻く!

立花高校『――――楽器そろってるっ?』

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 また、演奏場の外では、“強豪校”である立花高校の描写がチラホラと。
 久美子の中学時代の友達ですね。
 さてその意味は?

 これって、「強豪高が同じ地区なんだぞ」「負けるかもよ?」というプレッシャーだったのか?

 フェスィバル回の友達で、良い子でしたよね。

葉月『――――いいっすね……、私っ』

夏紀『しっ、低音のとこだよ』

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 アナウンスとか、立ち上がるときの不揃いな靴の音とかも、再現度がスゴかった!

そして再び
 やがて、久美子たちの低音パートや、あれほど荒れた「ソロ」パートなどなどを演奏しぬく北宇治。
 一つ一つに、これまで駆け抜けた思い出がある!
 葉月&夏紀先輩も可愛い!

 やがて、まるで一話冒頭の焼き直しのように「発表」を待つ北宇治!

 ここで一話に戻ってくる!
 緊張する!

 そして一話のように、泣き出してしまう麗奈!

麗奈&久美子『久美子…!』『金だ……』

審査委員長『えー、この中より、関西大会に出場する学校は……』

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 ラストは、オープニングを「吹奏楽Ver」で流しつつ、これまでの総集編!

響けユーフォニアム!
 やがて、ほぼ無声で表情だけで描写していく演出と共に、「関西大会出場校」が発表――――!
 反応それぞれ、笑い泣き呆然として――――

 そして、私たちの曲は続くのですっ!

 久美子さんの勝利宣言!
 やがて、「これを待ってた!」ってなエンディングと共に、勝利の集合写真!

 久美子達の戦いはこれからだ!

 お疲れ様でした!

最終回! そして、幾つかの謎が残ったのです!

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 勝利の瞬間に目を背けたあすか、やはり「続けられない理由がある」のか……?

またきてコンクール!
 原作未完だし、やっぱり「俺達の戦いはこれからだ」エンドだけど、本当に清々しい終わりだった!
 表情だけで、描きあげるラストシーンとか
 最高でしたね!

 最後の演奏、僅か六分程度の演奏に全てを打ち込んできた少女たちの物語!

 もちろん、消化不良感のある部分は「二期」「劇場版」への要素かもとか
 実は、既にスタンバってるのかも
 なんて見方も。

 ともあれ、最後まで本当に勝てるのかドキドキさせられ、一緒になって感動できた良い最終回だった!

 スタッフの皆さま、お疲れ様でした!

余談。パーカッション(Percussion)

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 最終話冒頭、アダ名がナックル先輩だった「田邊名来」がパートリーダー。ハーレム!

打楽器パート
 珍しく、具体的な楽器が描写されて無いのは、本パートが「総称」の為。
 打楽器全般、ひっくるめてパーカッション!

 アイキャッチ、景気良い音が鳴ってたのも印象的ですね!

 特に、自由曲への切り替えの際、無言で歩み出ていたメガネの子も記憶に残ります。
 劇中は、特にドラマ的なものは無かったですが
 右端の子は、ちょっと覚えが。

 まったくドラマーなのに、ドラマが無いとは!

※「ドラムセット」を演奏するのはドラマー
 その他の打楽器の演奏者は、パーカッショニストと呼ぶが、ドラマーと兼ねている者も多いそうな。



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