UQHOLDER! Vol_7 [赤松健]感想、学園編中断！ 刀太、“自分探し”の旅へ

　近未来を舞台に、「不死者」となってしまった少年と、不死仲間の日々を描くバトル漫画。

“祖父の行方”のヒントと、刀太の正体が明らかに。なんとまぁ…

※画像右下隅クリックで拡大。

　モテモテだった前作主人公が、けっきょく「子供を作れなかった」とかいう展開……！
　刀太の正体判明、どこか異常だったり普通にあこがれてたり
　その原因はコレだったのか

　祖父は無数クローンが作られ、刀太はその一体、そして「妹」の登場って寸法よ！

■キリヱ頑張りすぎ！
　あと今巻、何気にキリヱさんがめっちゃ頑張ってましたね！
　なんせ“死に戻り”の不死身ですもん

　死の苦痛を味わいまくったらしいキリヱ、めっちゃ頑張ってたよツンデレ！

刀太は、「人として生きられなかった」妹と出会う――――

　九郎丸はホントに健気かわいい。

■「妹」からの真実
　謎の女性、祖父を知る「学園長代理」と出会った刀太は、まほら武道会に誘われるのだったが
　何故か、祖父『ネギ』の名を借りた手紙が届いた事によって
　雪姫とフェイトに出場を禁じられる

　これを雪姫に冷たくされたと感じた刀太は、言い知れぬ感情に家出してしまった。

　雪姫の庇護下から飛び出した刀太は
　自分を兄と呼ぶ少女に、「祖父のクローンに過ぎない」という真実、そして挑戦状を叩きつけられる！

『ネギの手紙』が届いた事に、雪姫達は動揺する

　そしてすっかり愛の人となったフェイト君、食いつき良すぎィ！

■そして刀太も動揺する
　今回の肝の一つ、「自分は祖父の代用品だったんじゃないのか？」と悩む刀太。
　転じて、雪姫＝エヴァ様への愛じゃないの
　なんて話も。

　そこで拗ねて迷って悪夢を見て、でもスパッと断ち切るのがまた刀太らしかったですね

　気兼ねなく相談され、支える九郎丸も微笑ましい。

『祖父ネギ』『曽祖父ナギ』は、始まりの魔法使いに封印された…？

　前作、豪快にブン投げた設定を解決するつもりの模様。　

■「妹」との出会い
　また、始まり様への掘り下げが始まりましたが、新旧ファンともに付いていけるのか…？
　とは気になるところ。

　ともあれ、「始まり様」「自称・刀太の妹」が参戦。

　妹いわく、刀太は不良品のクローン、なのに幸せになったのが気に食わないって感じですが
　始まり様が目をかけたり、主人公であったり。

　やっぱり特殊なんでしょうか。

刀太の愛刀「黒棒」、なんか喋り出す

　また「刀」が急に喋り出した上、旧「ネギの生徒たち」関係者を助けろ、と命令されてるとか。
　製造した魔術師、刀自体の名前は不明
　さて一体誰なんだか。

収録

　夏凛先輩、自主リストラ。

　講談社コミックスマガジン「UQHOLDER! Vol_7」。赤松健。
　週間少年マガジン連載、講談社発行。
　2015年6月(前巻2015年3月)。

　Stage.63、とんでもなく強ぇ姉ちゃん
　Stage.64、まほら武道会
　Stage.65、ネギ・スプリングフィールド
　Stage.66、関係の名前
　Stage.67、家出してみたら
　Stage.68、予選会
　Stage.69、アプリ使用
　Stage.70、襲撃者
　Stage.71、刀太の真実
　Stage.72、仲間思い
　Stage.73、認識
　Stage.74、悪夢の回廊

　巻末、次巻予告収録、9月17日予定。

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