学園天国パラドキシア最終 10巻[美川べるの]感想、予兆ゼロの最終巻！お疲れ様でした！

　一応、霊能力を持った主人公が霊と妖怪だらけの学校に転入した、というネタが土台のギャグ漫画。

掲載誌創刊と共に歩んできた学パラ、これにて完結！

※画像右下隅クリックで拡大。

　聞けば、創刊当時からの連載。なら掲載誌「コミックREX」の再編の波とかも乗り越えてきたのか……。
　怪異いかさま博覧亭は、再編で別雑誌に移った上そっちも休刊
　再開のめどすら立たぬというのに…。

　そんな長期連載も、同原作「ストレンジ・プラス」アニメ化時の長期休載後に連載終了…！

■最終巻？なにそれ美味しいの？
　新キャラ増やしたり、二回登場しただけで自然消滅してたり
　あいも変わらず行き当たりばったり
※褒め言葉。

　ミカベル先生の場合、すぐ別連載が始まる気がする安心感もありますしね！お疲れ様でした！

　のっけから笑わされた、鮒幽霊……、って字が違うよ字が！
　その発想はありそうでねえよ！
　ねえ！

　最終巻も坂神くんは不憫でした（断言）。

　またやたら今風な霊が出てきましたが、やだよこんな霊！霊じゃなくても厄介なのに！
　アレか、「気付けば一人増えてる」系の派生型か！

　そして彼女でのネタが、貴重なよっちゃんの出番だった…！

　最終巻、よっちゃんの出番少なかった…！

　最終巻にして明らかになった、知りたくもなかった真実！ぶっちゃけ過ぎィ！

　REXコミックス「学園天国パラドキシア 10巻（完結）」。美川べるの。
　月刊REX連載、一迅社発行。
　2015年5月発売。

　巻末＆読者投稿コーナー、カバー下オマケあり。