肉魅あらため『にくみ』誕生篇。ロティ丼、美味しそうだった!
最高級肉と、おかずに出来る程コクあるガーリック・ライスを組み合わせ、見事に墓穴を掘ったにくみ回!
原作でも思いましたが、あらゆる意味で不憫ですにくみ。
旨みが強すぎたのだ……。
この日を境に、水戸郁魅さんはより一層凶暴化したそうです――――(by田所)。
■牛肉+ワイン+醤油
対し、創真の組み合わせもやっぱり最強なんですよねぇ。こげた醤油の香りとか最高です。
加えて、ご飯をさっぱりさせて一碗を加速!
対し、創真の組み合わせもやっぱり最強なんですよねぇ。こげた醤油の香りとか最高です。
加えて、ご飯をさっぱりさせて一碗を加速!
■丼は一碗で
丼研究会の存続をかけた食戟に、自身の退学を上乗せし、助っ人を申し出た幸平創真。
対するは、肉の調達、調理技術では学園随一の少女
えりな派の『水戸郁魅』であった。
丼研究会の存続をかけた食戟に、自身の退学を上乗せし、助っ人を申し出た幸平創真。
対するは、肉の調達、調理技術では学園随一の少女
えりな派の『水戸郁魅』であった。
彼女の投じた超高級肉、A5牛肉(熟成肉)のロティ丼は、絶大な旨みで観客をも沸かせる!
だが、肉とご飯両方の『旨み』を高めすぎた彼女は
肉の旨みだけでなく、ご飯で食欲を刺激させた創真の『シャリアピンステーキ丼』に遅れを取る。
肉の旨みだけでなく、ご飯で食欲を刺激させた創真の『シャリアピンステーキ丼』に遅れを取る。
えりな派を追放された郁魅は、丼研の次期首領<ドン>の地位と、にくみのアダ名を手に入れるのだった!
■舌の上の大一番、開戦!
結局、あれからほぼ完徹で試作に励んだ創真を待っていたのは、会場を埋め尽くすブーイングの嵐!
肉の女王とブーイングの嵐!
結局、あれからほぼ完徹で試作に励んだ創真を待っていたのは、会場を埋め尽くすブーイングの嵐!
肉の女王とブーイングの嵐!
さあ幸平くん? 私に見せて頂戴、キミが無様に敗北する様を――――!
薙切えりなを筆頭に、完全な『敵役』で調理する創真
だが、創真は一切怯む事は無い。
だが、創真は一切怯む事は無い。
店の名を背負って、客前に立つことに比べたら、ちっとも怖くねーもん。
そう言い切る。
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にしても司会者の川島、腹黒アピールが強烈過ぎていっそ面白いよ、この子!
一応、高等部の一年という事なので
料理は出来る模様。
川島麗『(チッ! デカ乳アピールしてんじゃねえよ色黒ホルスタイン女が!』
『(男にちやほやされんのは私だけで良いんだよッ!)』
にしても司会者の川島、腹黒アピールが強烈過ぎていっそ面白いよ、この子!
一応、高等部の一年という事なので
料理は出来る模様。
■肉のソナタ
早々に、舌戦から始まった二人の食戟は、まず、水戸郁魅の『A5超高級肉』から幕を開け
枝肉、皮や内臓など『肉以外の部位』を取り除いた肉塊を
有り余るパワーで捌いて行く。
早々に、舌戦から始まった二人の食戟は、まず、水戸郁魅の『A5超高級肉』から幕を開け
枝肉、皮や内臓など『肉以外の部位』を取り除いた肉塊を
有り余るパワーで捌いて行く。
彼女の真骨頂はむしろ逆、繊細さ<センシビリティ>にある。
それでいて郁魅は、香りや温度に非常に敏感。
肉への調理は丁寧そのもの。
肉への調理は丁寧そのもの。
悪の解説役、薙切えりな様は郁魅の勝利を確信するのだが――――――。
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対する創真は、特売スーパーの半額・日本国産サーロインステーキ350円を場に出し
壮絶なブーイングを買う!
解説の川島『肉を出すみたいです! 一体どんな素材を…?』
創真『ちょうど特売やってて、ラッキーだったわ♪』
対する創真は、特売スーパーの半額・日本国産サーロインステーキ350円を場に出し
壮絶なブーイングを買う!
なお国産とは文字通り『国内生産』の意であり、たとえばホルスタインの肉でも国産は国産!
■多弁は銀、沈黙は金
郁魅は、切り出した肉の表面を焼き『壁』を作り、肉汁を閉じ込め、オーブンでじっくりと中まで火を通す。
一方、創真の調理は地味の一言――――!
郁魅は、切り出した肉の表面を焼き『壁』を作り、肉汁を閉じ込め、オーブンでじっくりと中まで火を通す。
一方、創真の調理は地味の一言――――!
それに、調理場で喋りすぎる料理人は、腕は信用ならねーってのは常識だぜ?
舌戦を繰り広げる両料理人。
うーむ、言い負かされる肉魅さんが大変かわいらしい。。
うーむ、言い負かされる肉魅さんが大変かわいらしい。。
■これが肉の快感だ!
試食開始、肉魅の『丼』はさっきの肉を花びら上にたっぷりと盛った、見た目も美しい丼!
土台は、ステーキと相性の良いガーリックライス。
試食開始、肉魅の『丼』はさっきの肉を花びら上にたっぷりと盛った、見た目も美しい丼!
土台は、ステーキと相性の良いガーリックライス。
肉の繊維方向に対し直角に火を入れる…、すると均等に火が入り、肉汁の流れも活発になる!
火の角度、肉に対する調理は完璧。
支える『ご飯』も、これだけで白飯が食べられると絶賛を受けた!
支える『ご飯』も、これだけで白飯が食べられると絶賛を受けた!
熟成され、今や旨み成分の塊と化した高級牛肉に、審査員達は全員が酔いしれる。
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対する創真は、食材お披露目の時点で完全に敗北していたが、丼の『フタ』で注目を集める。
フタを開けた瞬間、ぱっと広がった香ばしい香り!
川島『続いて幸平くん、題して何丼でしょうか?』
創真『そだね…、名付けて幸平流“シャリアピンステーキ丼”かな』
対する創真は、食材お披露目の時点で完全に敗北していたが、丼の『フタ』で注目を集める。
フタを開けた瞬間、ぱっと広がった香ばしい香り!
これもまた丼の醍醐味!
文句を言いつつ、審査員はハシを伸ばしてしまい―――。
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かきこむ!これもまた丼の魅力!
黒毛和牛評論家『ま、まぁ思ったよりは美味そうな感じですね』
肉魅『(けっ、あんな安物肉でまともな品になるわけが無いぜ……!)』
かきこむ!これもまた丼の魅力!
■シャリアピンステーキ丼
創真の丼、その魅力は肉・タレ・ご飯の総合力!審査員はついつい夢中でかきこんでしまい
見守る観客、肉魅をも驚かせる。
創真の丼、その魅力は肉・タレ・ご飯の総合力!審査員はついつい夢中でかきこんでしまい
見守る観客、肉魅をも驚かせる。
まずはタレ、フライパンに残った肉汁にワインを加え、タマネギを炒めていた。
そのコクに加え、焦がし醤油で味を調え香りを付与
水溶き片栗粉で『とろみ』もつけた。
水溶き片栗粉で『とろみ』もつけた。
何より、それらで旨みが強くなった肉・たまねぎ・タレを、ご飯で加速させた仕掛けがあった。
ご飯に練り梅を切り混ぜ、『肉』へ食欲をかきたてたのである。
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対し肉もご飯も、自己主張が強すぎた肉魅の『丼』は、食べきるには味が重すぎた。
肉は完食されたのだが――――
審査員・女会長『おかわりは? おかわりはできますのん?!』
肉魅『(あたしのガーリックライスは完食されてない!?)』
対し肉もご飯も、自己主張が強すぎた肉魅の『丼』は、食べきるには味が重すぎた。
肉は完食されたのだが――――
丼研の主将も言ってたよ、丼はあくまで『一碗』で完結するんだぜ!
ていうか、審査員さんにお代わり作ってあげて!
めっちゃ要求してたから!
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丼に陶酔するカットのにくみ、可憐である。
めっちゃ要求してたから!
肉魅『んな屁理屈こねたってなぁ! あたしの高級肉に敵うわけ……!』
創真『納得できならお前も聴くか? 俺の丼が語る言葉を…、おあがりよっ!』
丼に陶酔するカットのにくみ、可憐である。
■雄弁な丼
やがて、創真の丼を試食した肉魅は、『好きなように振舞えばいい』とささやく何かを受信
親に、強くあれと『矯正』された過去を思い出す
やがて、創真の丼を試食した肉魅は、『好きなように振舞えばいい』とささやく何かを受信
親に、強くあれと『矯正』された過去を思い出す
この丼が、好きにしていいんだよ、自分らしく振舞ってみなって囁いてきやがるから……!
敗北を認めた肉魅は『えりなの庇護』を失い
勝利した創真は、丼研の首領<どんけんのドン>の地位を期待される
勝利した創真は、丼研の首領<どんけんのドン>の地位を期待される
こうして、色々激しくもピアノのソナタが流れまくる戦いは終わった―――――。
肉のソナタ、完。
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なんで? 平仮名で書くと結構可愛いじゃん? これからもよろしくな、にくみちゃん♪
創真『なあ肉魅ー、お前の丼も少し食わせてくれよー』
肉魅『テメー調子のんな! そのアダ名で呼ぶんじゃねえっ!』
なんで? 平仮名で書くと結構可愛いじゃん? これからもよろしくな、にくみちゃん♪
■「にくみ」誕生
てな訳で、にくみをも篭絡した創真だったが、ところがぎっちょん『丼研には入らない』と……。
あくまで見学だったからね。
仕方ないね。
てな訳で、にくみをも篭絡した創真だったが、ところがぎっちょん『丼研には入らない』と……。
あくまで見学だったからね。
仕方ないね。
この日を境に、水戸郁魅さんはより一層凶暴化したそうです――――(by田所)。
嗚呼にくみ、頑張れにくみ。
ヒロインだぞにくみ。
ヒロインだぞにくみ。
■やりすぎは良くない
料理作品の定番、旨みを強くしすぎたが故に破れるにくみがやや可哀想な食戟編、完結!
ここまでで、なんとまだ原作2冊分も終わってないという…
料理作品の定番、旨みを強くしすぎたが故に破れるにくみがやや可哀想な食戟編、完結!
ここまでで、なんとまだ原作2冊分も終わってないという…
一話で原作一巻が終わるなんてのも珍しくない昨今、なんてペースだろう!
原作だとモブやモノローグだった台詞を
極星メンバーや田所に言わせたり、『投票』の効果音が“丼<どん!>”だったり細かいネタもグッド!
極星メンバーや田所に言わせたり、『投票』の効果音が“丼<どん!>”だったり細かいネタもグッド!
次回は、私も好きなあのキャラが登場するみたいですし
創真君の靴の行方が楽しみですね!
創真君の靴の行方が楽しみですね!
次回、8品目「発想と創造の協奏曲」。
■原作漫画記事
食戟のソーマ 2巻
食戟のソーマ 3巻
食戟のソーマ 4巻
食戟のソーマ 5巻
食戟のソーマ 6巻
食戟のソーマ 7巻
食戟のソーマ 8巻
食戟のソーマ 9巻
食戟のソーマ 10巻
食戟のソーマ 11巻
食戟のソーマ 12巻
食戟のソーマ 2巻
食戟のソーマ 3巻
食戟のソーマ 4巻
食戟のソーマ 5巻
食戟のソーマ 6巻
食戟のソーマ 7巻
食戟のソーマ 8巻
食戟のソーマ 9巻
食戟のソーマ 10巻
食戟のソーマ 11巻
食戟のソーマ 12巻