ドメル将軍のあだ名が「宇宙の狼」なので、早くも本人が襲来したのかと思いきや
エンディングにも出ていたあの艦長でした。
エンディングにも出ていたあの艦長でした。
彼の名はヴォルフ・フラーケン(旧作名フラーケン)、つまりヴォルフ=ドイツ語で狼、と。
自称は「猟犬」。敵との戦いを楽しむタイプですな。
これまた濃い人が出てきました。
自称は「猟犬」。敵との戦いを楽しむタイプですな。
これまた濃い人が出てきました。
ガミラスの猟犬 vs ヤマト。
知恵と勇気、己の技量と直感に賭け、出たとこ勝負が炸裂した第13話。
知恵と勇気、己の技量と直感に賭け、出たとこ勝負が炸裂した第13話。
■vs潜宙艦
異次元の狭間に潜行する実験特務艦が襲来。
どこに潜むのか探知できず、どこから攻撃してくるのかギリギリまで察知できないという強敵に対し
ヤマトは一旦身を隠してやりすごす道を選びます。
異次元の狭間に潜行する実験特務艦が襲来。
どこに潜むのか探知できず、どこから攻撃してくるのかギリギリまで察知できないという強敵に対し
ヤマトは一旦身を隠してやりすごす道を選びます。
おまけに沖田艦長が病に倒れ窮地に陥りますが
新開発の異次元探知システムと、古代の直感的判断によってなんとかこれを切り抜けるのでした。
新開発の異次元探知システムと、古代の直感的判断によってなんとかこれを切り抜けるのでした。
■仕官失格?
自らの命を賭けた作戦を独断で実行し、見事撃退に成功した古代さんの手柄なお話。
自らの命を賭けた作戦を独断で実行し、見事撃退に成功した古代さんの手柄なお話。
ただ彼は責任者でもある訳ですから、無責任と言えば無責任。
かといって「自分の直感」というあやふやなもので、他人を死地においやれる人間でもない訳で。
結果からいえば成功ですが、難しいところでもあります。
かといって「自分の直感」というあやふやなもので、他人を死地においやれる人間でもない訳で。
結果からいえば成功ですが、難しいところでもあります。
そして「それ」をやってしまう、やれてしまう。
そんな古代の姿に、真田さんと新見さんは彼の死んだ兄の面影を見るというのがなんとも渋い。
そんな古代の姿に、真田さんと新見さんは彼の死んだ兄の面影を見るというのがなんとも渋い。
ともあれドメルの第一手を退けたヤマトに襲いくるものとは?
次週、第14話「魔女はささやく」。
![イメージ 2]()
上級大将ドメル、銀河系方面軍司令に着任。先任司令のゲール君(対立派閥の腰巾着)は副司令に降格。
次週、第14話「魔女はささやく」。
「私のモットーは臨機応変だ。覚えておきたまえゲール君」
上級大将ドメル、銀河系方面軍司令に着任。先任司令のゲール君(対立派閥の腰巾着)は副司令に降格。
■「そんなものは出ていない」
今週もやたらカッコよかったドメル司令に加え、ふてぶてしい彼の幕僚が勢ぞろい。
その下に着くことになった小者ことゲール君が不憫です。
彼に同情する日がこようとは。
今週もやたらカッコよかったドメル司令に加え、ふてぶてしい彼の幕僚が勢ぞろい。
その下に着くことになった小者ことゲール君が不憫です。
彼に同情する日がこようとは。
ドメルの幕僚(部下)からみれば頼りにならないよそ者だからか、明らかに軽視してますし
ゲール君にしてみればふんだりけったりですな。うーむ。
ゲール君にしてみればふんだりけったりですな。うーむ。
銀河方面軍司令に着任したドメルは、まず潜宙艦をヤマトに差し向けた、という舞台背景解説シーン。
総統の許可がいる特務艦を借りてくるとかスゴイっすね! と持ち上げるゲールに対し
そんな許可など出てない。艦隊司令から借りてきた。
と言い放つ辺りが実にクール。
総統の許可がいる特務艦を借りてくるとかスゴイっすね! と持ち上げるゲールに対し
そんな許可など出てない。艦隊司令から借りてきた。
と言い放つ辺りが実にクール。
実戦部隊と、政治色の強い部隊(ゲール君)の温度差が如実に出てますな。……ゲール君の胃は大丈夫か。
![イメージ 3]()
今週はやたら不貞腐れていた加藤隊長であった。
「まったく…いつまでこうして い る ん だ よ ! …っクソ!」
今週はやたら不貞腐れていた加藤隊長であった。
■ピンガー
先日、異次元に取り残された経験から「異次元の探知」技術が進んでいたため
これを応用したアクティブソナーを使おうと進言する新見女史。
一方古代は、直感的にソノブイを進言します。
先日、異次元に取り残された経験から「異次元の探知」技術が進んでいたため
これを応用したアクティブソナーを使おうと進言する新見女史。
一方古代は、直感的にソノブイを進言します。
新見案は、要は「大きな音を発する」ようなもの。
周囲に物があれば、跳ね返り、反響しますから、周辺の状態を察知することが出来るってな訳ですね。
ただし「音を出す」ので、当然周りから位置を察知される訳です。
周囲に物があれば、跳ね返り、反響しますから、周辺の状態を察知することが出来るってな訳ですね。
ただし「音を出す」ので、当然周りから位置を察知される訳です。
古代案は、ヤマトが直接音を出すのではなく、子機=ソノブイに同じことをやらせる、というもの。
これならヤマト本体が察知されることはありません。
反面、データを中継する機体が危険。
これならヤマト本体が察知されることはありません。
反面、データを中継する機体が危険。
ただし、古代案は岩だらけの宇宙空間を飛び回る必要があり、リスクがバカになりません。
しかも「4時間も経過し、敵の攻撃は途絶え、ワープ航跡も確認した」
という「敵は撤退」したと常識的には考えられる状況ですから
あくまで事後確認の作業です。
という「敵は撤退」したと常識的には考えられる状況ですから
あくまで事後確認の作業です。
■リスクの大小
新見案は「敵はもういない」とした上で、基本、ノーリスクでそれを確認するという方法。
古代案は「敵がまだいるかも」と考え、大きなリスクを冒して確認する方法。
新見案は「敵はもういない」とした上で、基本、ノーリスクでそれを確認するという方法。
古代案は「敵がまだいるかも」と考え、大きなリスクを冒して確認する方法。
確認せずに移動するのも不安ですし、あぶり出しとして新見案もかなり現実的だったはずです。
更に、直前に「敵艦がワープして去ってゆく」航跡を確認していた以上
常識的には新見さんも正しかったはず。
更に、直前に「敵艦がワープして去ってゆく」航跡を確認していた以上
常識的には新見さんも正しかったはず。
ここは、敵が一枚上手で、古代が常識外れだったってな話なんでしょうね。
※実際にワープしたのはデコイ、偽物。
![イメージ 4]()
ナイスガイ島。たゆたう沖田艦長の言葉を思い出し、自分の直感を改めて信じなおす古代。
前の話が生きるのがいいですな。
※実際にワープしたのはデコイ、偽物。
「こっちは任せろ!」
ナイスガイ島。たゆたう沖田艦長の言葉を思い出し、自分の直感を改めて信じなおす古代。
前の話が生きるのがいいですな。
これで古代がカツのごとく隕石に衝突するシナリオを書けたらそれはそれで面白い! クワッ
え? 無茶ですって?
![イメージ 5]()
![イメージ 6]()
敵艦の「ワープしたフリ」戦術に騙され、新見案をとった結果、窮地に陥るヤマト。
さすがの新見さんもうろたえます。
え? 無茶ですって?
「きたきたァ! まんまとデコイに食いつきやがったァ!」
敵艦の「ワープしたフリ」戦術に騙され、新見案をとった結果、窮地に陥るヤマト。
さすがの新見さんもうろたえます。
が、悪ガキ中年な掌帆長(整備長)の手助けで早々に古代が出撃していたため
敵の攻撃から位置まで察知することに成功。
敵の攻撃から位置まで察知することに成功。
敵の「潜望鏡」を潰し、視力を失った母艦が通常空間に浮上してくるより先に
ワープすることで一気に窮地を切り抜けます。
![イメージ 7]()
直感的な古代に、彼の兄の面影を見る真田さん&新見女史。
終わってみればフラーケン艦長一味の顔見せと、古代さんの成長が描かれたお話。
ワープすることで一気に窮地を切り抜けます。
「あいつなら、どうしたと思う?」
「多分、あの人も彼と同じことをしたでしょうね」
直感的な古代に、彼の兄の面影を見る真田さん&新見女史。
終わってみればフラーケン艦長一味の顔見せと、古代さんの成長が描かれたお話。
また、沖田艦長不在の事件という事から今後のゴニョゴニョに向けた大きな第一歩でしたね。
島と古代の和解が改めて強調されたのもグッド。
そしてゲール君の胃の行方は。
島と古代の和解が改めて強調されたのもグッド。
そしてゲール君の胃の行方は。
次週、第14話「魔女はささやく」
■関連記事
第12話「その果てにあるもの」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66481246.html
第11話「いつか見た世界」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66460753.html
第10話「大宇宙の墓場」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66439250.html
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