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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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MSV‐R 虹霓のシン・マツナガ 5巻 [虎哉 孝征]感想、ミネバ誕生! その席上、“ハマーンの姉”が描かれる…!

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 旧MSVの代表的人物、シン・マツナガを新設定で描き、宇宙世紀の有名人物を次々と登場させる外伝作品。

あの愛妻家、ドズルが何故「側室」を持っていたのか? ミネバ誕生巻!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 表紙の通り、ドズル・ザビと、彼の本拠地でもあった『ソロモン要塞』へと舞台が移る第5巻。
 設定上、ドズルの側近だったというマツナガにとっても
 ここは「本拠地」と呼べる場所なのです。

 また、設定上存在したハマーンの姉であり、ドズルの側室であったというマレーネも登場……!

側室=公的な愛人
 現代だとイメージが悪い存在の為か、殆ど触れられていなかったマレーネ・カーンへの掘り下げ
 初代やZ、愛人設定ってめっちゃ多いから自然な存在ですが
 現代から見るとやはりアレ。

 侍女だったのにドズルが手をつけ、ハマーンに複雑な感情を抱かせていたという逸話。

デギン公王の側近、アクシズ責任者マハラジャ・カーンの娘たち

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 で、中央が当時のハマーン様。CDAでのキャラデザですね。

不運のソロモン
 UC0079年7月、マ・クベの誘いを断ったマツナガは、レム中佐の「R型」少数量産確立に協力。
 その1機を受領し、旧友ドズルのソロモン要塞へ転属
 彼の側近、親衛隊隊長となった。

 ソロモンは、ドズルの「娘」ミネバの誕生に沸きに沸き、デギン公王も自ら現れる。

 その盛り上がりを狙い、連邦軍も「MS開発」の副産物である重戦闘機
 プロトGファイターで奇襲をかけた。

 戦場で、分離合体し、小型化されたビーム砲を持つ重戦闘機に、マツナガらは苦戦を強いられる。

「一年戦争」開戦から七ヶ月、アムロ登場まで二ヶ月に迫る―――。

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 モブとして、OVA「08小隊」のサンダースらも登場。

RXシリーズ登場
 期間上は、いよいよ一年戦争も残り半年を割り、連邦軍のMS開発も佳境に突入。
 初期段階でのパイロットらが集められ
 開発も追い込み段階に。

 また、「ガンダムより先に“MS戦闘”が起きてはならない」原作上の縛りから、Gファイターが登場。

 試作段階のGファイターが、マツナガらのライバルに。

一方マツナガ、ようやくヒゲが生える

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 名家出身、年齢は若いがヒゲを蓄えたエースパイロットという設定に、ようやく追いつく。
 ソロモンに越してきて、ようやくヒゲ姿に。

 設定上は、このままソロモンで「ドズルの側近」として過ごし、やがて――――。

 大戦もはや七月。
 残る期間も、僅かとなってきました。

収録

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 テム・レイの不敵ともいえる台詞。好き。

 角川コミックス・エース「機動戦士ガンダムMSV‐R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ、5巻」。
 虎哉 孝征、月刊ガンダムエース連載。角川書店発行。
 2015年3月発売(前巻2014年9月)。

 FABULOUS-G024「RESERVATION」
 FABULOUS-G025「EMBRYO」
 FABULOUS-G026「GUARDIANS」
 FABULOUS-G027「WOMAN CASTLE」
 FABULOUS-G028「COMBINATION」

 カバー下は、裏表紙にも使われている「プロトGファイター」を大写しにしたもの。
 著者コメント他、オマケ類は一切なし



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