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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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Fate/stay night -UBW- 第13話「決別の刻」感想。明かされるアーチャーの過去の断片、そしてアーチャーの…!

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 2014年9月~12月の分割1期から再開。

アーチャー、掟破りのスタイリッシュ謀反! 1話目から破局的結末!

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 傍目には無謀ともいえる勝負を挑んだ凛を、堂々と平然と裏切ってみせるアーチャーさんマジ守護者。
 Bパート早々、「更なる裏切り」を含ませ平然と裏切る
 やっぱりアーチャーさんはカッコイイ!

 白状すると、ずっと憧れてた…、で、困った事に……、いざ話してみたら…、よけい好きになっちまった。

笑え! もっと笑え!
 で、キャスター討伐に早々に失敗した後は、士郎と凛のイチャコラになったワケですが
 これも、前半のアーチャーと被せてあるのがニクいですね

 遂に「ペンダント増殖」も知っちゃいましたし、凛は“確信を持った”ってところなのか?

義父・切嗣『自分が始めから間違いだったとしても、“この道”に間違いは無い』

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 切嗣らしい晩年の言葉。

遠坂凛という少女
 士郎が、「聖杯戦争を戦い抜く意義」を掴みなおした頃、凛はアーチャーの過去の断片を見る。
 彼は、尊い理想に裏切られた男の成れの果てだ、と。

 やがて改めてキャスターに挑む凛だったが、アーチャーが離反し敵の軍門に下る

 幸い、彼の口ぞえで士郎ともども生還するも
 なお彼女の戦意は衰えない。

 士郎は「遠坂凛」という、後悔と無縁な眩しい存在に惹かれたことを彼女に告白し、仲を深める。
 と共に、凛は自分のペンダントが二つに増えた事を知り
 自分の推察に確信を持つ……?

 次回、第14話「コルキスの王女」

士郎『“マスター”になったから戦ったんじゃない』

『自分にできる事だから、やらなければいけない事だから…、戦うと決めたんだ』

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 新オープニングもすごく良いけど、空に手を伸ばすキャスターの姿が、めちゃくちゃ物悲しい。

衛宮士郎の「戦う理由」
 前期ラスト、重傷を負った士郎はセイバーを奪われ、戦う力と理由を失った。
 もうマスターでない、だから戦う必要は無い。

 それでも、士郎は10年前の聖杯戦争の被害から生き延びた者として、戦う義務を己に課した。

 哀しい経験をしたから、もう他人に味わわせたくないと思った。
 哀しい過去が、戦う意思を士郎に与えた。

 だから、士郎が戦い他人が救われれば、あの過去にも意味が生まれると信じ、彼は戦うと決める。

キャスター『令呪に、“英霊”として造られた身体は抗えない――――』

『もう降参して、素直になったほうがラクじゃなくて?』

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 セイバーさん、いわゆる「くっ、殺せ!」状態。

「何をしている?」
 一方、マーボー教会に現れた葛木先生は、冷静で的確な指摘をキャスターに投げていた。
 これはセイバーを支配する為なんです、マスター!

 そうか…、だが、そんな指示を出した覚えは無いが?

 自分を、意図的に戦場から遠ざけるキャスターに、葛木は当然の疑問を抱く。
 キャスターは独断が過ぎる。

 だがキャスターは、葛木を勝たせたいゆえだと、繰り返すのみであった。

キャスター『私の目的は、貴方を勝利させる事だけです…!』

『理由など、それ以外にはありません』

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 状況のおさらい、大魔術師キャスターは「聖杯」が教会に現れると察知し、家捜しを行っている。
 家主、綺礼神父には致命傷を負わせ
 殺害したと確信。

 サーヴァントは、ライダー脱落、ランサー(不明)、バーサーカー(イリヤ)、アーチャー(凛)が健在。 

 キャスターは、アサシンとセイバーを自陣営に取り込み
 以上で既存七体。

 そして、詳細不明のキンピカ王が間桐=ワカメ=慎二にあてがわれ、例外を為している。

凛『いつ気付いたのだろう…、それが“ある英雄”の心象風景なのだと』

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 凛は、マスターとして魔術的に繋がってるワケで。

「アーチャー」誕生譚
 彼は、死後世界の“守護者”となり、人間による人類の自滅を防ぐ役割を与えられた。
 人を救う為に、人を殺す役割を与えられたのである。

 そいつは結局、死んだ後でさえ理想に裏切られ続けたんだ――――。

 これを繰り返すうち、そんな不始末をしでかす人類に絶望し、侮蔑を抱くようになった。
 だが、彼には拒む権利も無い。

 人間が嫌いになり、それでも人を救う為に人を殺し続ける英霊を、凛は呼び出してしまったのだと知る。

凛『ねえアーチャー? 自分がやってきた事を、後悔したことってある?』

『私は出来れば、最後までしたくない……、でも』

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 二人らしい構図。

後悔と戦略
 夢から覚めた凛の問いに、アーチャーは「凛はそもそも間違わない、だから後悔しない」と断言。
 そして、自分自身については言葉を濁す。

 凛、鮮やかな人間とは、人より眩しい者を言う。遠坂凛は、最後まであっさりと自分の道を信じられる……。

 アーチャーの熱い信頼、羨望と愛情と確信を持った言葉。
 これに応え、凛は戦場へ赴く。

 彼女は、葛木をアーチャーが抑えてくれれば、キャスターは自分が仕留めて見せると豪語。

凛『キャスターは、必ずここで倒す!』

『そうすれば、セイバーだって元に戻って士郎と契約し直せるでしょ?』

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 しかし凛、我知らずクリティカルな言葉を口にするファンサービス。
 嗚呼、アーチャーのブッ殺スイッチが!

 凛はキャスターの手札は全て知った、セイバーが支配される前なら勝てると確信。

 必勝の戦場に乗り込むが――――。

アーチャー『―――了解した。手はずどおりだな、凛?』

凛『ええ、出し惜しみなし。全財産ブチ撒けるわッ!』

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 おおっと! アーチャー選手裏切ったァ!

裏切りの弓兵
 だが、アーチャーは身を隠す士郎を鼻で笑いつつ、開戦まもなく凛を裏切り、突き飛ばした。
 キャスターは疑問に思いつつも、ルールブレイカーを適用。

 状況が変わった。セイバーがそちらに居るのなら、勝てるほうに付くのは当然だろう?

 アーチャーのマスター権は移行。
 不敵にも、彼はあくまで自分の為であって、キャスターには信頼も忠誠も無いと言い切る。

 キャスターもそれは了承し、新体制が生まれる事となる。

士郎『遠坂ーーーーーーーーっ!』

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 レコンギスタでのコミカルさもグッドで、キャスターのcv田中敦子さん、ホント素敵。

「けど後悔するわよ!」
 そこに、セイバーに受けた傷が癒えぬままの士郎が割って入り、アーチャーも休戦を提案。
 士郎と凛は、キャスターの情けで窮地を脱する。

 当然だ。勝ち目の無い戦いを挑む愚か者であれば、容赦なく斬り捨てられる……!

 愚か者には容赦なしに定評あるアーチャー。
 逆に助けられる士郎。

 凛は、窮地でなお「次は絶対に勝つ、そのとき謝っても遅いんだから」と捨て台詞を残し、撤収――――。

士郎『だって、遠坂の方が辛いだろ?』

『だから戻ろう。家に帰れば、弱音を吐いてもいいんだから――――』

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 そしてシームレスで家に帰らない二人。

「後悔」の質の違い
 一休みし、士郎は自分は「後悔しないフリ」してるだけだけど、遠坂は違うと彼女を激励。
 自分がやった事を、蒸し返し自分を傷つけるのではなく
 前向きな力に換えられるのだ、と。

 正直、俺にはお前が眩しい。お前は後悔したらしたで、きっとその倍は仕返しをするタイプだ

 どっかで聞いたようなやりとり。
 また、士郎は「自分の命を凛が救ってくれた」証明した、あのペンダントを返す。

 これは凛がアーチャーから受け取ったもので、士郎の家のモノと合わせ、二つに増えてしまった事になる。

凛ちゃんさん、気付く

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 ランサーに殺された士郎を救った際、そのまま置いてきてしまった方は、士郎の元に
 こっちは、その直後にアーチャーが持ってきてくれたもの。

キャスター『それより、どうしてそれが私を助けた理由になるのよ?』

セイバー『そうだな……、ああ…、本当はただの後付けだ』

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 状況こそ、完全に積んだものの――――。

白状します
 更に、凛が問い詰めていくと、凛が好きだからつい飛び出しちまったとかいう直球な告白……!
 直球や、ど真ん中のストレートボールや!

 白状すると、ずっと憧れてた…、で、困った事に……、いざ話してみたら…、よけい好きになっちまった。

 告白した側より、された側が大混乱するの図。
 凛ちゃんさん可愛すぎる!

 助けてくれて、ありがとう……、その…、すっごく助かった…!

 なんて強烈なラブコメの波動なんだ……!

予告『今、ここで死ぬあなたには関係のない話でしょう?』

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 新ED、アーチャーの心象風景<無限の剣製>の跡地より。

「後悔」
 凛に、過大とも言える評価を託す男のお話。
 たとえ間違っても、それにクヨクヨする事なく前進する凛は、やっぱりカッコイイって事ですわね。

 アーチャーに「裏切られて」でも、即座に再戦を誓って去っていった凛。

 そこで、自分のやってる事は正しいのか?と立ち止まったり、やっぱり間違ったと諦めたりせず
 たとえ後悔しても、同じ目標を見据えたままでいられる凛
 眩しいとしか言いようのない。

 士郎も告白しアーチャーも裏切り、そして次回は……。
 あの台詞、まさに!

 次回、第14話「コルキスの王女」





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