ガンダムビルドファイターズトライ 第24話「ファイナル・バースト」感想、全編バトル！ 全国大会決着……！

トライファイターズ、文字通り一丸で勝利！ セイ君も口元のみ登場、決勝決着！

　アドウの右腕も横槍要因とはならず、全編を純粋なバトルで描ききって決勝戦終了！丸一話バトル！
　特に、相打ちで爆散するジエンドは王道の散りっぷり。
　カッコよかったわ！

　セカイ……、イオリ・セイさんからのメッセージだ。いつか一緒にバトルしよう、世界選手権で待っていると！

■ランスビット！
　しかし、トライファイターズの現地補修改修は予想できましたが、あのランスがビットとは。
　なんでもアリですなガンプラ学園ってばば

　さて2クールの長きに渡った戦いも終わりなのか、劇場版でも用意しているのか……？

トライファイターズ、初代とＺ、第一話オマージュからスタート

　って、ガンダムでも奪いに来たのかお前らは！

■トライ！
　ガンプラバトル中高生の部・決勝、開催以来六連覇の強豪に挑んだのは、万年地区一回戦敗北の弱小校。
　そんな下馬評を押しのけ、セカイ達は堂々と渡り合い
　それぞれの捨て身で挑んだ！

　ユウマはアドウと、フミナはシアと相打ちに持ち込むが、そこで試合時間が規定を超過。

　セカイは、ユウマが仕込んでいた関節共通化で三機のパーツを集約した
　応急トライバーニングでリーダー戦に挑む。

　真正面からキジマと渡り合ったセカイは、辛くも勝利をもぎ取り「日本中高生」の頂点に立つ――――。

　次回、最終話「僕たちのガンプラ」

キジマ『小細工はしないさ、私達それぞれのスタイルで正面から行く！』

シア『それって、好きにしろって事じゃ……』

　トライファイターズは突っ込む、ソレスタルスフィアは追う、つまりハサミ撃ちの形になるな…。

■サイド７の決闘
　決勝戦フィールドは「宇宙＆コロニー」、セカイ達はコロニー内部へと降下するも敵影は見当たらず。
　それを察知したガンプラ学園も、戦略なしの正面激突を選ぶ！

　避けろよ、デカいのが行くぜ！

　と言いつつもシアとアドウは連携戦闘している辺り、意外に仲が良い二人。
　コロニーを外から打ち貫くジエンド！

　さすがアドウさん、バトルを楽しみたいけど容赦もしない！

キジマ『この技のキレ！ たった二日で機体をチューンしてくるとはッ！』

セカイ『ユウマが…、いや、みんなで直したガンプラの力だッ！』

　やはり状況はセカイvsキジマ以下、それぞれが一対一を繰り広げるバラバラの戦いへ。
　中でも、トライバーニングは更なる性能向上……！

　あの“改造”を施しつつ、性能自体もアップしていたトライバーニング！

　手を加えた結果、強度が下がってもおかしくなさそうなのに
　むしろアップとか流石。

アドウ『本気で行くぜ…！ 吼えろ、ファングッ！』

ユウマ『ファングの挙動が違う…！ あの数をオートではなく手動で…！？』

　ニュータイプもビックリの「手動」操作、そら腱鞘炎も起こしますわ。

■ガラスの右手
　一方、ドクターストップがかかったアドウだが、将来よりも「今」だと戦いを続行！
　彼の行動原理、強い奴と戦える千載一遇のチャンスなのだ。

　飢えてんだよ……、本気のバトルにッ！

　強者の孤独。
　そら、国内ベスト8でも本気を出す間もなく単機瞬殺ですしね。

　チーム内の模擬戦もありましたが、キジマも本気で壊しに来てませんでしたし……。

ユウマ『ビームが！？』

　そのガンダムジエンド、腹部は「アブソーブ（ビーム吸収）」システムになっていると判明。
　ユウマ、ライトニングの天敵じゃないか！

　そんなユウ君も、以前と違いファングを破壊できる出力に至った模様。成長。

キジマ『離れろシア！ アドウもだッ！』

アドウ『冗談だろ！ いいところなんだよッ！』

　またコロニーが！

■大乱戦、そして
　だが一対一が三つの状況は徐々に混戦、戦局を立て直そうとしたキジマもアドウに拒まれ
　六機、それぞれが最大出力で砲撃しあう事態に！

　コロニーが……、崩壊してゆく…！

　そらそうさ！
　ビルドバーニング時代でも一発で粉砕してたしね！

　結果、セカイとキジマは「コロニーの資源衛星部分」に飛ばされ、他と孤立する事態に。

セカイ『こ、コイツは……！？』

キジマ『フッ……、ランス・ビットだ！』

　その奥の手とは背部……、ではなく槍自体がそれぞれ二つに分割、計四つの大型ビットとなるランス！
　サーベルも合わせ、計六本の刃がセカイを襲う！

　これも遠隔武器って、もう何でもありか！？

　しかし、フツーのビットはこれより小さいわけですし、大は小を兼ねても不思議は無いのか！

ユウマ『すいません、やられました。さすがガンプラ学園です……』

フミナ『ホント…、ワクワクする！』

　さすがにこれは予想外。

■RX-END ガンダムジエンド
　一方、メイン武器を封じられるも、ユウマは果敢に近接戦を挑み、フミナの援護を得て一撃！
　しかし致命とならず、ライトニングを粉砕されてしまう。

　嗚呼！ RX-ENDの腹から、RX-0ユニコーンっぽい何かがッ！？

　だから、型式RX-ENDだったのか。
　そうなのか。

　ミナトの時と逆に、今回はBWS兇髻嵋楝痢廚犯縦蠅靴ユウマは、一旦戦場から離脱。

ジュンヤ・回想『＜セカイ、この技を覚えておけ――――＞』

　あ、これジュン兄ゼミでやったところだ！

■進化する日々、進化する歌は
　セカイも、四本のランスと二本の剣「二対六の手数の劣勢」に対し、ジュンヤの残したヒントを活用
　一本の巨大な剣を生み出し、一掃してしまう！

　俺は半人前だから、やらなきゃいけないことが一杯あるのさ！

　って成長早過ぎィ！？
　ガンダムの定番、ビット攻撃を破るセカイ！

　つまりジュン兄は「敵がこうやって攻めるなら、お前はどうする？」と、教えてくれたワケね。

ユウマ『感謝している…、お前が居てくれたおかげで強くなれた！』

アドウ『こういうバトルを、待ってたんだよ！』

　被弾し、内側から膨れて炸裂するジエンド、いい最期だった！

■お前が
　フミナ達はウイニングに残ったエネルギーを注ぎ込み、ユウマによるけん制の末、これを発射。
　鉄壁を誇った、ポータントの防壁をも打ち破る。

　コウサカ・ユウマぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ！

　ユウマ自身も、特攻同然のミサイル乱打でアドウと相討ちに持ち込み
　フミナもシアと刺し違えた。

　あの再会時、お前誰だっけ？と言い放ったアドウが、ユウマの名を叫んで轟沈――――！

フミナ『今度は、一対一でやろう、ガンプラバトル！』

シア『うん！』

　少年漫画的に散るユウマとアドウに、ニュータイプ的に散るフミナとシア。
　ニュータイプ的に。

　危ない危ない、仮にこれがGN粒子的だったら全裸であった……。

キジマ『二人を倒すとは…、トランジェントバースト！ これで終わりにする！』

　しかし互いに一機のみ残ったキジマのトランジェントに、トライバーニングは翻弄。
　あわや脳天唐竹割りになるところを――――

システム音声『オーバー・ザ・タァイムリミットッ！』

　それにしてもこのシステム音声、ノリノリである。

■「大改造」の正体
　結果、第6話「戦場の支配者」で解説された通り、15分経過タイムリミット＆リーダー決戦に。
　修復時間は3分、その場のパーツ以外は使用できないが―――

　こうなるかもしれないと、思い切って各機体を改修しておいたんです――――。

　前回、各関節を同規格にする大改造を施していたユウマ。
　これが「改造」の正体か。

ユウマ『セカイ、僕のライトニングとフミちゃんのウイニングも連れて行ってくれ』

フミナ『セカイ君…、最後まで笑って戦ってね？』

　ＢＧＭはもちろん、ファーストバトルの締めにも使った主題歌「セルリアン」！

■限界なんて無い！
　互いに、チームメンバーの手を借りて修復した機体を駆り、セカイとキジマは正面から激突。
　損傷による性能低下など、ものともしない大立ち回り！

　セカイ……、イオリ・セイさんからのメッセージだ。いつか一緒にバトルしよう、世界選手権で待っていると！

　勝者、トライバーニングガンダム！
　セカイ勝利か！

　こうして、今回は連続2クールをほぼ純粋に「大会」に費やし、トライファイターズ本戦、完結！

予告『メイジン杯！ そこに現れた新しいガンプラは！？』

　次回は「メイジン杯」でアフターバトル！ 前作の「ケンプファー・アメイジング」などが参戦！

■予想以上の作画量！
　いきなり、初代ガンダム第一話、ザク部隊侵入のオマージュから始まり笑いましたが
　本戦をきっちり今回で終わらせたのも、快かった！

　決勝戦は作画量も桁違いに多く、長いようで短かったトライも次回が最終回！。

　でも妙に世界大会を推してるので、同じ脚本家による「ガンダム00」や、同社「ラブライブ！」のように
　劇場版オチの可能性も……？

　ともかく次回はお祭り回！
　なんたって、各コンテストに勝ち抜いたガンプラと、アレが出るんですからお祭り回！

　次回、最終話「僕たちのガンプラ」

ところで姉さん、ふざけているのか！？

　最終話はサプライズなガンプラが出るという噂がありますが、なんかマスク大尉に似てるような……？
　いや、ただのサングラスでしょうか？
　考えすぎ？

　そして、セイや師匠はどんな形で出てくるのか！？

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