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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルドノア・ゼロ 第22話「邂逅と訣別 -Out of the Past-」感想、伊奈帆と“コウモリ”の決別、再び!

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有能な時ほど迷惑な地球軍。伊奈帆とスレイン、初共闘回の対話、再び!

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 一期の初共闘回「邂逅の二人」あの時の台詞をそのまま逆転、互いを敵だと認識し会う主人公二人!
 セラムの為にと、見違えるほど感情的な伊奈帆、冷徹になったスレイン
 変化が明確になった感じですね。 

「姫を利用するのか?」「! 利用されると……、困るのかッ!」

逆転する二人
 あの頃は、仲間を生かす為にアセイラムを利用する腹積もりだった伊奈帆が、彼女の為に命を賭け
 逆に、スレインは彼女を政治利用している。

 同じく、地球上層部が珍しく有能な動きを見せると、メインキャラが不幸になるのも皮肉ですねぇ。

クルーテオ二世・クランカインを寝返らせれば、“皇帝派”を切り崩せる?

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 彼は皇帝派の最右翼、故に、スレインは彼の取り込みを狙うも……?

邂逅と訣別
 地球軍は、大部隊によるスレイン基地攻略戦を隠れ蓑に、アセイラムの暗殺を図る。
 が、これを読んだマグバレッジ艦長と伊奈帆は
 伊奈帆の単独潜入を実施。

 予想通り軍事的には地球は劣勢に陥るも、暗殺部隊は優勢に進み、アセイラムは絶体絶命に。

 伊奈帆はスレインと邂逅、ギリギリで退けるも義眼が限界に。
 アセイラムに脱出路のみを指示する。

 だがアセイラムは、火星の使者「皇帝派」クランカイン伯爵に救われて――――?

 次回、第23話。

地球軍総司令『攻撃目標は、アセイラム姫がいる敵の本丸だ

『近接する揚陸城は避難場所になる可能性もあり、同時に攻撃する必要がある』

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 デューカリオンは、宇宙用の外装・カタパルト機能が追加。

囮に定評のあるデューカリオン
 さて、地球軍司令はもっともらしい理屈をつけ、揚陸城にデューカリオン隊を先行させ囮に
 敵の目をひきつけ、本隊で基地を叩く作戦を開示する。

 また囮か!

 ともかく、本作戦はスレイン=アセイラム政権を潰す作戦なワケね。

伊奈帆『艦長』

マグバレッジ艦長『来るだろうと思っていました。こちらもお話があります』

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 艦長は、デューカリオンのクルーに作戦内容を公開、囮だと理解したクルーは不満を呟く
 彼女もまた、無理して死ぬなと激励を行う。

 そして、「作戦の真意」を見抜いた伊奈帆マンも艦長に直訴。

 宮仕えは辛い。

レムリナ『あなたがあのまま眠っていれば、全ては丸く収まっていたのに…』

アセイラム『―――心から想っているのですね、スレインの事を』

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 この二人が喋ると、姫様は傷付くし、レムリナ様もどんどんドツボに嵌っててつらい。

相憐れむ
 一方、仲良く幽閉された異母姉妹殿下は、アセイラムにレムリナがキレる構図となる。
 正当な皇女教育を受けた姫と、疎外されたレムリナの対比 

 私が想いを捧げるのは、ヴァースという星とそこに住む人々、そう教えられてきました―――。

 とはアセイラムの弁。
 対し、レムリナは疎外された分、そういう教育とは無縁

 だからこそ、可哀相な人だとレムリナは哀れむし、今のアセイラムならその意味も理解できる。つらい。

スレイン『お父上には、大変お世話になりました』

クランカイン『ご苦労されたのでは? 厳格すぎるほど、厳格な人でしたから』

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 ご覧下さい、まったく茶ァ飲んでないんですよ、クラインカイン様ってば。

腹芸vs腹芸
 一方、スレインはクランカインの取り込みを図るが、彼はかなり思慮深い人物らしい
 その誘いには乗らず、チクリと刺してくる。

「(新王国の建国は)、アセイラム姫様の望みでしたから……」「皇帝陛下にとっても、ですか?」

 気弱そうで、危険なヤツですよコレ……。
 どんな腹積もりなのか?

 残りは多分二話しかないんですが、ホントに奇麗に終わるのでしょうか? 

ハークライト卿『(ステイギス隊)、発進準備は出来ております』

マグバレッジ艦長『応戦しつつ戦線を下げ、敵を月面基地から遠ざけます』

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 デューカリオンの新装備は、遠心力でカタクラフトを投擲する、隠密性の高いカタパルトらしい?

両軍、激突!
 会談を中断したハークライトは、地球軍の侵攻を警戒網でキャッチしたと報告、迎撃が始まる。
 毎度ながら、気配りが出来る副官というか指揮官というか。

 スレイン軍は量産型アルドノア兵器を出撃、真っ向からの防衛線が始まる。

 ただ量産兵器は別に強い描写も無い。
 これなら、地球軍でも数で押し切れてしまいそうな状況と見えますが……?

韻子『やっぱり、敵の防御は固い……』

伊奈帆『苦戦は目に見えていた。それでも強行する必要があったのは……』

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 実は、この攻撃は全てが囮に過ぎず、派手に暴れて注意をひきつける作戦だったと判明。
 本当の狙いは、騒ぎに乗じアセイラムを暗殺する事だと気付き
 伊奈帆も潜入する。

 なんせ、基本的な科学レベルは地球と火星は同等、人口と近代戦ノウハウは地球が圧倒的優勢

 アルドノアが関係ない白兵戦が、案外最適なのか。

韻子『大丈夫! “風”は強い、この距離なら避けられる!』

ユキ『―――こっちは任せてッ!』

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 伊奈帆は、艦長が回してくれたマスタング小隊の韻子、そしてユキ姉の助けを借りて潜入。
 って、ユキ姉ってば超強い!?

 火星の量産兵器、アルドノア搭載“ステイギス”が七面鳥のように!?

 自分だって戦ってきたと気を張る韻子かわいい!

地球軍アサルト部隊『――――待ち伏せ!?』

スレイン『潜入部隊も想定の上だ』

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 だが、こうした動きもありうると想定していたスレインの配置により、暗殺部隊は死屍累々。
 伊奈帆だけは、監視カメラのデータを奪ってルートを確保し
 安全圏を行くのだが―――

 使いすぎたか……!

 いよいよ義眼に埋め込まれた補助電脳の負荷で、脳がヤバい。

バルークルス卿『トロイヤード卿、応援にはせ参じた!』

スレイン『来てくれたか、感謝する! ハークライトもそちらに向かわせる!』

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 超電磁ボビンに巻かれた、分子サイズの超硬ワイヤー、バルさんは超電磁ロボだったか。

二つの趨勢
 前線は、「騎士」が投入された火星軍が盛り返し、一気に地球側に絶望的な状況に。
 だが暗殺隊は、単純に“人の数”で劣勢な火星が押される

 救われる側の気持ちなど、知りはしないのね。――――私にとっては、ここが唯一の逃げ場なの。行って!

 護衛は全滅、それでも足手まといの自分を救おうとするアセイラムの姿に
 レムリナは憎まれ口と共に、自ら隔壁の外側へ

 なんてこった、これはレムリナが影武者となって討たれるって事なのか!? そんな!?

伊奈帆『アセイラム姫を巻き込むな! ――――姫を、利用するのか!』

スレイン『利用されると、困るのかッ!』

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 利用されると困るのか!って、それ伊奈帆さんの台詞だったでしょ! 逆転してらっしゃる

邂逅の二人
 一方、姫の危機に指揮権を放り出したスレインは、潜入していた伊奈帆と邂逅。
 以前と真逆の問いかけあいをする。

「最初からお前は敵だった!」「敵で無ければ、憎む必要は無かったッ!」

 スレインが翻弄される構図は同じ
 でも真逆。

 すっかり二人が変わってしまったのが良く解る一方、でも、分割二期だから解り難い人も多かろうとも思う。

伊奈帆『セラムさん……、良かった…』

AI・伊奈帆『―――思考停止。界塚伊奈帆の思考・認識・発話を代替する』

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 ああ、医者が言ってた思考領域をAIに明け渡すって、そういう……。

邂逅と別離
 やがて、伊奈帆はアセイラムの元にたどり着くも、遂に思考を保てなくなってしまった。
 代わってAIが喋りだし、伊奈帆はアセイラムを逃がそうとしていると
 彼女に、逃げる為のルートを指示した。

 私も、私もあなたの事を自分の一部のように想っています―――。

 伊奈帆が、姫を我が身同然に助けたいと想っているというAIに、ペンダントを託す姫様。
 せっかく再開したのに……。

 一時的とは言ってましたが、伊奈帆の容態やいかに

アセイラム『もう一つ、お願いがあります――――』

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 姫が伊奈帆に「何か」を託していた頃、スレイン、かつて自分が託したペンダントを発見。
 さっきのどさくさで落ちてましたが、姫さま拾わなかったのか……。

 まるで、スレインとアセイラムの訣別の象徴のよう。

クルーテオ二世『お怪我は? アセイラム姫殿下』

アセイラム『あなたは……、クランカイン?』

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 やだイケメン。

もう一つの邂逅
 一方、AI伊奈帆の指示通り逃げ延びたアセイラムは、韻子たちと連絡が取る寸前
 地球兵に襲われ、クランカインに救われる。

 父の叙勲式以来ですね? 光栄です、覚えていてくださって。

 バリバリの皇帝派というクランカイン。
 スレインとの会話を見るに、頭も切れるし芝居も出来るし、しかも白兵戦にも長けていると判明。

 オープニングにも居ないのにこの活躍、一体、何を言い出すのでしょうか?

残り二話、「アルドノア技術」に振り回される世界の行方は……?

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 今回、一対五とか韻子ちゃんが死んだ!?と思ったら、ユキ姉が一人で蹴散らすという衝撃。 

君は僕の敵だ
 以前、互いに悪態をつきつつ初連携戦を行った、あの回を踏まえ「互いを敵と認識する」お話。
 伊奈帆の限界も訪れましたが、AIがペラペラ喋るのは予想外
 シュールすぎる。

 あと、クランカイン伯爵が有能すぎてマズゥールカ卿の出番が無い!?

 マッさんの出番や皇帝の余命
 地球と火星、二つの惑星の先行きも含めて後たった二話!?

 最終戦を始めて風呂敷を畳み始めるかと思いきや、今週も単なる転機の一つだったのは意外。

 また、アセイラムとレムリナ=アルドノア権限を一度に失ったのなら
 スレインは政治的破局確定ですが、果たして?

 次回、第23話。

余談、レムリナ姫さま戦死!? いや生存か!?

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 今週、足手まといになり姉たちを巻き込むことよりも、死を選んだらしきレムリナ姫。
 ですが彼女が死んだら、まずタルシスが停止
 量産機も全部止まるはず。

 スレイン軍が絶体絶命に陥るはずですが、一体どうなるのでしょう?

 伊奈帆がああなった以上
 スレインも、窮地に陥るのは確定でしょうが……?

余談供慚諭救われる側の苦しみなど、知りはしないのね』

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 直後、救われる側の苦しみを、アセイラム自身に味わわせているのがなんとも皮肉。
 我が身を捨ててでも、他人を護ろうとするアセイラム。

 けど、そんな風に救われたって辛くて苦しいんだよってとこまで、考えが回りにくい

 一話で地球を訪れ、結果的に戦争になった件を含めて
 彼女らしいシーンな気がします。




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