有能な時ほど迷惑な地球軍。伊奈帆とスレイン、初共闘回の対話、再び!
一期の初共闘回「邂逅の二人」、あの時の台詞をそのまま逆転、互いを敵だと認識し会う主人公二人!
セラムの為にと、見違えるほど感情的な伊奈帆、冷徹になったスレイン
変化が明確になった感じですね。
「姫を利用するのか?」「! 利用されると……、困るのかッ!」
■逆転する二人
あの頃は、仲間を生かす為にアセイラムを利用する腹積もりだった伊奈帆が、彼女の為に命を賭け
逆に、スレインは彼女を政治利用している。
あの頃は、仲間を生かす為にアセイラムを利用する腹積もりだった伊奈帆が、彼女の為に命を賭け
逆に、スレインは彼女を政治利用している。
同じく、地球上層部が珍しく有能な動きを見せると、メインキャラが不幸になるのも皮肉ですねぇ。
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彼は皇帝派の最右翼、故に、スレインは彼の取り込みを狙うも……?
クルーテオ二世・クランカインを寝返らせれば、“皇帝派”を切り崩せる?
彼は皇帝派の最右翼、故に、スレインは彼の取り込みを狙うも……?
■邂逅と訣別
地球軍は、大部隊によるスレイン基地攻略戦を隠れ蓑に、アセイラムの暗殺を図る。
が、これを読んだマグバレッジ艦長と伊奈帆は
伊奈帆の単独潜入を実施。
地球軍は、大部隊によるスレイン基地攻略戦を隠れ蓑に、アセイラムの暗殺を図る。
が、これを読んだマグバレッジ艦長と伊奈帆は
伊奈帆の単独潜入を実施。
予想通り軍事的には地球は劣勢に陥るも、暗殺部隊は優勢に進み、アセイラムは絶体絶命に。
伊奈帆はスレインと邂逅、ギリギリで退けるも義眼が限界に。
アセイラムに脱出路のみを指示する。
アセイラムに脱出路のみを指示する。
だがアセイラムは、火星の使者「皇帝派」クランカイン伯爵に救われて――――?
■囮に定評のあるデューカリオン
さて、地球軍司令はもっともらしい理屈をつけ、揚陸城にデューカリオン隊を先行させ囮にし
敵の目をひきつけ、本隊で基地を叩く作戦を開示する。
さて、地球軍司令はもっともらしい理屈をつけ、揚陸城にデューカリオン隊を先行させ囮にし
敵の目をひきつけ、本隊で基地を叩く作戦を開示する。
また囮か!
ともかく、本作戦はスレイン=アセイラム政権を潰す作戦なワケね。
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艦長は、デューカリオンのクルーに作戦内容を公開、囮だと理解したクルーは不満を呟くが
彼女もまた、無理して死ぬなと激励を行う。
伊奈帆『艦長』
マグバレッジ艦長『来るだろうと思っていました。こちらもお話があります』
艦長は、デューカリオンのクルーに作戦内容を公開、囮だと理解したクルーは不満を呟くが
彼女もまた、無理して死ぬなと激励を行う。
そして、「作戦の真意」を見抜いた伊奈帆マンも艦長に直訴。
宮仕えは辛い。
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この二人が喋ると、姫様は傷付くし、レムリナ様もどんどんドツボに嵌っててつらい。
レムリナ『あなたがあのまま眠っていれば、全ては丸く収まっていたのに…』
アセイラム『―――心から想っているのですね、スレインの事を』
この二人が喋ると、姫様は傷付くし、レムリナ様もどんどんドツボに嵌っててつらい。
■相憐れむ
一方、仲良く幽閉された異母姉妹殿下は、アセイラムにレムリナがキレる構図となる。
正当な皇女教育を受けた姫と、疎外されたレムリナの対比
一方、仲良く幽閉された異母姉妹殿下は、アセイラムにレムリナがキレる構図となる。
正当な皇女教育を受けた姫と、疎外されたレムリナの対比
私が想いを捧げるのは、ヴァースという星とそこに住む人々、そう教えられてきました―――。
とはアセイラムの弁。
対し、レムリナは疎外された分、そういう教育とは無縁。
対し、レムリナは疎外された分、そういう教育とは無縁。
だからこそ、可哀相な人だとレムリナは哀れむし、今のアセイラムならその意味も理解できる。つらい。
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ご覧下さい、まったく茶ァ飲んでないんですよ、クラインカイン様ってば。
スレイン『お父上には、大変お世話になりました』
クランカイン『ご苦労されたのでは? 厳格すぎるほど、厳格な人でしたから』
ご覧下さい、まったく茶ァ飲んでないんですよ、クラインカイン様ってば。
■腹芸vs腹芸
一方、スレインはクランカインの取り込みを図るが、彼はかなり思慮深い人物らしい。
その誘いには乗らず、チクリと刺してくる。
一方、スレインはクランカインの取り込みを図るが、彼はかなり思慮深い人物らしい。
その誘いには乗らず、チクリと刺してくる。
「(新王国の建国は)、アセイラム姫様の望みでしたから……」「皇帝陛下にとっても、ですか?」
気弱そうで、危険なヤツですよコレ……。
どんな腹積もりなのか?
どんな腹積もりなのか?
残りは多分二話しかないんですが、ホントに奇麗に終わるのでしょうか?
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デューカリオンの新装備は、遠心力でカタクラフトを投擲する、隠密性の高いカタパルトらしい?
ハークライト卿『(ステイギス隊)、発進準備は出来ております』
マグバレッジ艦長『応戦しつつ戦線を下げ、敵を月面基地から遠ざけます』
デューカリオンの新装備は、遠心力でカタクラフトを投擲する、隠密性の高いカタパルトらしい?
■両軍、激突!
会談を中断したハークライトは、地球軍の侵攻を警戒網でキャッチしたと報告、迎撃が始まる。
毎度ながら、気配りが出来る副官というか指揮官というか。
会談を中断したハークライトは、地球軍の侵攻を警戒網でキャッチしたと報告、迎撃が始まる。
毎度ながら、気配りが出来る副官というか指揮官というか。
スレイン軍は量産型アルドノア兵器を出撃、真っ向からの防衛線が始まる。
ただ量産兵器は別に強い描写も無い。
これなら、地球軍でも数で押し切れてしまいそうな状況と見えますが……?
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実は、この攻撃は全てが囮に過ぎず、派手に暴れて注意をひきつける作戦だったと判明。
本当の狙いは、騒ぎに乗じアセイラムを暗殺する事だと気付き
伊奈帆も潜入する。
これなら、地球軍でも数で押し切れてしまいそうな状況と見えますが……?
韻子『やっぱり、敵の防御は固い……』
伊奈帆『苦戦は目に見えていた。それでも強行する必要があったのは……』
実は、この攻撃は全てが囮に過ぎず、派手に暴れて注意をひきつける作戦だったと判明。
本当の狙いは、騒ぎに乗じアセイラムを暗殺する事だと気付き
伊奈帆も潜入する。
なんせ、基本的な科学レベルは地球と火星は同等、人口と近代戦ノウハウは地球が圧倒的優勢。
アルドノアが関係ない白兵戦が、案外最適なのか。
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伊奈帆は、艦長が回してくれたマスタング小隊の韻子、そしてユキ姉の助けを借りて潜入。
って、ユキ姉ってば超強い!?
韻子『大丈夫! “風”は強い、この距離なら避けられる!』
ユキ『―――こっちは任せてッ!』
伊奈帆は、艦長が回してくれたマスタング小隊の韻子、そしてユキ姉の助けを借りて潜入。
って、ユキ姉ってば超強い!?
火星の量産兵器、アルドノア搭載“ステイギス”が七面鳥のように!?
自分だって戦ってきたと気を張る韻子かわいい!
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だが、こうした動きもありうると想定していたスレインの配置により、暗殺部隊は死屍累々。
伊奈帆だけは、監視カメラのデータを奪ってルートを確保し
安全圏を行くのだが―――
地球軍アサルト部隊『――――待ち伏せ!?』
スレイン『潜入部隊も想定の上だ』
だが、こうした動きもありうると想定していたスレインの配置により、暗殺部隊は死屍累々。
伊奈帆だけは、監視カメラのデータを奪ってルートを確保し
安全圏を行くのだが―――
使いすぎたか……!
いよいよ義眼に埋め込まれた補助電脳の負荷で、脳がヤバい。
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超電磁ボビンに巻かれた、分子サイズの超硬ワイヤー、バルさんは超電磁ロボだったか。
バルークルス卿『トロイヤード卿、応援にはせ参じた!』
スレイン『来てくれたか、感謝する! ハークライトもそちらに向かわせる!』
超電磁ボビンに巻かれた、分子サイズの超硬ワイヤー、バルさんは超電磁ロボだったか。
■二つの趨勢
前線は、「騎士」が投入された火星軍が盛り返し、一気に地球側に絶望的な状況に。
だが暗殺隊は、単純に“人の数”で劣勢な火星が押される
前線は、「騎士」が投入された火星軍が盛り返し、一気に地球側に絶望的な状況に。
だが暗殺隊は、単純に“人の数”で劣勢な火星が押される
救われる側の気持ちなど、知りはしないのね。――――私にとっては、ここが唯一の逃げ場なの。行って!
護衛は全滅、それでも足手まといの自分を救おうとするアセイラムの姿に
レムリナは憎まれ口と共に、自ら隔壁の外側へ。
レムリナは憎まれ口と共に、自ら隔壁の外側へ。
なんてこった、これはレムリナが影武者となって討たれるって事なのか!? そんな!?
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利用されると困るのか!って、それ伊奈帆さんの台詞だったでしょ! 逆転してらっしゃる。
伊奈帆『アセイラム姫を巻き込むな! ――――姫を、利用するのか!』
スレイン『利用されると、困るのかッ!』
利用されると困るのか!って、それ伊奈帆さんの台詞だったでしょ! 逆転してらっしゃる。
■邂逅の二人
一方、姫の危機に指揮権を放り出したスレインは、潜入していた伊奈帆と邂逅。
以前と真逆の問いかけあいをする。
一方、姫の危機に指揮権を放り出したスレインは、潜入していた伊奈帆と邂逅。
以前と真逆の問いかけあいをする。
「最初からお前は敵だった!」「敵で無ければ、憎む必要は無かったッ!」
スレインが翻弄される構図は同じ
でも真逆。
でも真逆。
すっかり二人が変わってしまったのが良く解る一方、でも、分割二期だから解り難い人も多かろうとも思う。
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ああ、医者が言ってた思考領域をAIに明け渡すって、そういう……。
伊奈帆『セラムさん……、良かった…』
AI・伊奈帆『―――思考停止。界塚伊奈帆の思考・認識・発話を代替する』
ああ、医者が言ってた思考領域をAIに明け渡すって、そういう……。
■邂逅と別離
やがて、伊奈帆はアセイラムの元にたどり着くも、遂に思考を保てなくなってしまった。
代わってAIが喋りだし、伊奈帆はアセイラムを逃がそうとしていると
彼女に、逃げる為のルートを指示した。
やがて、伊奈帆はアセイラムの元にたどり着くも、遂に思考を保てなくなってしまった。
代わってAIが喋りだし、伊奈帆はアセイラムを逃がそうとしていると
彼女に、逃げる為のルートを指示した。
私も、私もあなたの事を自分の一部のように想っています―――。
伊奈帆が、姫を我が身同然に助けたいと想っているというAIに、ペンダントを託す姫様。
せっかく再開したのに……。
せっかく再開したのに……。
一時的とは言ってましたが、伊奈帆の容態やいかに。
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姫が伊奈帆に「何か」を託していた頃、スレイン、かつて自分が託したペンダントを発見。
さっきのどさくさで落ちてましたが、姫さま拾わなかったのか……。
アセイラム『もう一つ、お願いがあります――――』
姫が伊奈帆に「何か」を託していた頃、スレイン、かつて自分が託したペンダントを発見。
さっきのどさくさで落ちてましたが、姫さま拾わなかったのか……。
■もう一つの邂逅
一方、AI伊奈帆の指示通り逃げ延びたアセイラムは、韻子たちと連絡が取る寸前
地球兵に襲われ、クランカインに救われる。
一方、AI伊奈帆の指示通り逃げ延びたアセイラムは、韻子たちと連絡が取る寸前
地球兵に襲われ、クランカインに救われる。
父の叙勲式以来ですね? 光栄です、覚えていてくださって。
バリバリの皇帝派というクランカイン。
スレインとの会話を見るに、頭も切れるし芝居も出来るし、しかも白兵戦にも長けていると判明。
スレインとの会話を見るに、頭も切れるし芝居も出来るし、しかも白兵戦にも長けていると判明。
オープニングにも居ないのにこの活躍、一体、何を言い出すのでしょうか?
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今回、一対五とか韻子ちゃんが死んだ!?と思ったら、ユキ姉が一人で蹴散らすという衝撃。
残り二話、「アルドノア技術」に振り回される世界の行方は……?
今回、一対五とか韻子ちゃんが死んだ!?と思ったら、ユキ姉が一人で蹴散らすという衝撃。
■君は僕の敵だ
以前、互いに悪態をつきつつ初連携戦を行った、あの回を踏まえ「互いを敵と認識する」お話。
伊奈帆の限界も訪れましたが、AIがペラペラ喋るのは予想外
シュールすぎる。
以前、互いに悪態をつきつつ初連携戦を行った、あの回を踏まえ「互いを敵と認識する」お話。
伊奈帆の限界も訪れましたが、AIがペラペラ喋るのは予想外
シュールすぎる。
あと、クランカイン伯爵が有能すぎてマズゥールカ卿の出番が無い!?
マッさんの出番や皇帝の余命
地球と火星、二つの惑星の先行きも含めて後たった二話!?
地球と火星、二つの惑星の先行きも含めて後たった二話!?
最終戦を始めて風呂敷を畳み始めるかと思いきや、今週も単なる転機の一つだったのは意外。
また、アセイラムとレムリナ=アルドノア権限を一度に失ったのなら
スレインは政治的破局確定ですが、果たして?
スレインは政治的破局確定ですが、果たして?
次回、第23話。
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今週、足手まといになり姉たちを巻き込むことよりも、死を選んだらしきレムリナ姫。
ですが彼女が死んだら、まずタルシスが停止
量産機も全部止まるはず。
余談、レムリナ姫さま戦死!? いや生存か!?
今週、足手まといになり姉たちを巻き込むことよりも、死を選んだらしきレムリナ姫。
ですが彼女が死んだら、まずタルシスが停止
量産機も全部止まるはず。
スレイン軍が絶体絶命に陥るはずですが、一体どうなるのでしょう?
伊奈帆がああなった以上
スレインも、窮地に陥るのは確定でしょうが……?
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直後、救われる側の苦しみを、アセイラム自身に味わわせているのがなんとも皮肉。
我が身を捨ててでも、他人を護ろうとするアセイラム。
スレインも、窮地に陥るのは確定でしょうが……?
余談供慚諭救われる側の苦しみなど、知りはしないのね』
直後、救われる側の苦しみを、アセイラム自身に味わわせているのがなんとも皮肉。
我が身を捨ててでも、他人を護ろうとするアセイラム。
けど、そんな風に救われたって辛くて苦しいんだよってとこまで、考えが回りにくい
一話で地球を訪れ、結果的に戦争になった件を含めて
彼女らしいシーンな気がします。
彼女らしいシーンな気がします。
■関連感想記事
第13話「眠れる月の少女 -This Side of Paradise-」
第14話「異星の隣人たち -The Beautiful and Damned-」
第15話「旋転する罠 -Toll for the Brave-」
第16話「熱砂の進撃 -Soldiers' Pay-」
第17話「謀略の夜明け -The Turning Wheel-」
第18話「深い森を抜けて -The Rose and the Ring-」
第19話「楽園の瑕 -Here to There-」
第20話「名誉の対価 -The Light of Day-」
第21話「夢幻の彼方 -The Fortune’s Fool-」
ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 1期 放映終了、感想リンクまとめ
第15話追記 スレインの行為は「姫の夢」と反している?
第13話「眠れる月の少女 -This Side of Paradise-」
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第19話「楽園の瑕 -Here to There-」
第20話「名誉の対価 -The Light of Day-」
第21話「夢幻の彼方 -The Fortune’s Fool-」
第15話追記 スレインの行為は「姫の夢」と反している?