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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルドノア・ゼロ 第21話「夢幻の彼方 -The Fortune’s Fool-」感想、オープニング回収! しかし。

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姫とスレイン、決定的に決裂! 意外な“本星の使者”も現れ、決戦が迫る!

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 遂に一期オープニングを回収、姫様に銃口を突きつけられても、平然とこれをどかすスレイン、マジ覇王。
 地球圏を武力統一し戦争をなくすとか、病気な発言も飛び出しましたが
 アルドノアある限り、それが可能なのも事実か。

 望まない事は知ってます……、だからこそ、僕が実現して差し上げるんです。

「平和」への手法の違い
 実際、姫は「平和の為に」と、二度も死にかけてますから、スレインにも理があると思います。
 平和を望む気持ちは同じ、その上で「姫が死ぬ確率が低い手段」ですから。
 めっちゃ、押し付けですけども。

 ただ皇帝がどのタイミングで死ぬかがメチャクチャ影響するので、クルーテオ息子が気になるところ。

レムリナ様、“からっぽの医療カプセル”に全てを察する

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 スレイン、せめて監視カメラとか付けとこうぜスレイン。

結託と訣別と
 司令部の、数任せな「三騎士」撃破作戦に駆りだされ、デューカリオン隊は苦戦を強いられる。
 しかし、伊奈帆の「透明」「雷撃」対策は功を奏し
 三騎士撃破は成功裏に終わった。

 一方、レムリナに全てを明かされたアセイラムは、スレインに戦争を止めるよう迫る。

 だが、平和を望むアセイラムの為、戦争で、地球圏統一で平和を為そうとするスレイン
 彼女が望まずとも、それ以外の道は無いと屈しなかった。

 結果、伊奈帆は義眼の負荷で消耗し、スレインは政治的な後ろ盾を失ってしまう。

 やがて伊奈帆は、宇宙の本格攻勢の為に招聘。
 そしてスレインの元には、火星本星からの使者「クルーテオ二世」クランカイン伯爵が来訪する。

 次回、第22話。

スレイン『かつて、ザーツバルム卿は、アルドノアによる階級社会を憂いていた』

『元々、火星に住むこと自体が間違いだ、とも―――』

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※あくまでスレインとザーツバルムの意見です。

「合一」を目指して
 かつて、アルドノアがあるからと、火星に居住区を作った事自体が間違いだった
 そうスレインは結論、火星放棄論を掲げる。

 だが、その力に飲み込まれるのはもう終わりだ。

 人類を再び地球一つに収め、地球資源とアルドノア技術、二つを合一させ発展を目指す
 これが、現在のスレインの目的らしい。

 階級社会も、火星の厳しい環境で統制が必要だったからですし、これが解決策ってワケね。

艦長『我々の隊は、遊撃隊と言えば聞こえがいいですが、“捨て駒”の配置です』

『我々なりの計算が必要ですね――――』

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 いちいち、伊奈帆の「目」を心配する韻子ちゃんが切ない。

「囮部隊」の戦術
 一方、デューカリオン隊を使い潰そうとする地球司令部により、所属ロボ部隊のみ前線へ。
 主力でなく、敵の目をひきつける「囮」を命じられた。

 何よりめんどくさいのは、この厄介な敵が、連携をとっているって事だ―――!

 作戦目標は、あの三騎士。
 一応、「透明」「分身」への対策を講じつつ、伊奈帆は、宇宙用装備での出撃を要請した。

 またも地球司令部無能論、後々、死ぬっぽい流れか。

スレイン『はい。我々に与する軌道騎士も増えることでしょう』

レムリナ姫『―――我々?』

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 レムリナ様の静かな迫力。気付けスレイン!

姫と道化師
 そして、「アセイラムは重篤だ」と嘘をつき
 さも味方のように振舞うスレインに、レムリナ姫は、冷淡なまなざしを向ける。

 うそつき――――。

 完全に、浮気者を見る妻の目線だった気がするよ姫様!
 可愛さあまって憎さ百倍!

 スレインもスレインで、「アセイラム重篤」に表情も変えないとか、誤魔化す気・ゼロだわ!

ソレイユ隊・隊長『オルテュギアのマスターは、最初の一機だ!』

『マスターを叩く! 右から三番目の機体だ!』

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 見たまえ、人がゴミのようだ! 

連合軍主力、激突開始!
 やがて、“対策”と共に大部隊を投じた地球軍は、主力部隊が「分身」「透明」と激突。
 だが、分身型の本体をチェックする作戦は不発―――。

 本体を狙ったつもりか……? 違うな。敵主力部隊、このオルガが引き受けようッ!

 更に「透明」「雷撃」が合体。
 透明なまま戦場を駆け回り、不意に雷撃を放ってくる強敵に!

 そんなのアリ!?

地球軍『煙幕が……、消えた!?』

ゼブリン『コロイドはイオンで吸着される、これも高電圧の使い方よ!』

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 また、煙幕を「高電圧」で吸着、一掃するという、透明型と雷撃型の合わせ技も!
 なんという高相性!

 言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい無力化技だ!

 これで、地球側の「対策」は尽きる。

姫『そうですか、私が倒れてからもう、二年近くも戦争が続いているのですね』

『スレインに会うのです、真実を確かめるのです!』

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 まさか、これが第一期オープニングの真相なの!?とビックリした!

アセイラム、立つ
 一方、スレインが戦争を主導していると知ったアセイラムは、その真意を質すべく動く。
 が、先んじてレムリナが現れ、銃口を向けた―――。

 私は……、私は貴方よ!

 嗚呼、やっぱり姫さまが平和の為に動いて死んだ!?
 と思いきや……。

 銃の安全装置外してますし、明らかに殺っちまったかと思われましたが……?

伊奈帆『敵の行動を多次元的に解析、パイロットの攻撃のクセを推測』

『敵が好む攻撃を、敢えて受けやすい配置に味方を布陣―――』

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 まさかの一発直撃。

戦術予測
 他方、伊奈帆は「雷撃」が好む戦闘パターンを解析しつつ、味方を囮にして攻撃を誘う
 囮となったライエを狙い、立ち止まった敵を狙撃

 ホントにいるの!? ――――居たっ!?

 そら驚くよ!?
 視覚でなく、完全な予測データのみで指示され、ブチ当てるユキ姉!

 撃ったほうもビックリだよ!

伊奈帆『マスタング00、発進―――』

ニーナ『了解! マスタング00、“投下”!!』

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 毎度ながら、BGMで盛り上げてくるなぁ!

「オレンジ色」の奇襲
 伊奈帆は、敢えて、ワイヤー射出機能を持つ宇宙型で空から強襲、敵と自機を直結
 雷の性質を利用し、攻防両方を打ち崩してしまう。

 電気は電位差で流れる―――、同じ電位に、雷は落ちない。お前自身に雷撃が落ちないように―――。

 雷撃さん瞬殺、単独となった「透明」も煙幕で瞬殺!
 二騎士が一瞬で!?

 伊奈帆さん、反撃のターン!

オルガ卿『おのれ……、よくも同志を…、許さんぞ!』

鞠戸隊長『九時の方向! 来るぞ、各個に攻撃!』

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 しかし、唯一「対策」が見つかっていないオルガ卿、分身を駆使しまくり、単騎軍団を形成!
 丘を越えて、どっさどっさと増えていくオルガ軍団。
 丘の存在が効果的過ぎる。

 ちょっとシュールで面白い映像だった!

レムリナ(仮)『アセイラム姫は……、お姉さまは、もう目覚めていたのですね?』

スレイン『―――回復を待つ間、レムリナ姫に演じて頂く必要がありました』

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 雰囲気が完全にアセイラム姫で、あっ…、って感じでしたね。

夢幻の彼方
 一方、レムリナに真相を突き止められたスレインは、敢えて全てを打ち明けた。
 再び国家を統一し、争いを無くしたいと。

 望まない事は知ってます……、だからこそ、僕が実現して差し上げるんです。

 戦争を無くす為、戦争を主導する。
 アセイラムが望む「平和」を、彼女が望まないやり方で、実現すると断言するスレイン。

 善意の押し付けでストーカー的で、でも、他に手段があったろうか?

アセイラム『変わってしまったのですね……』

『もう、貴方は……、私の知っているスレインでは無いのですね………』

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 第一期オープニング、遂に回収されてしまったか……。

皇女の命令
 対し、アセイラムは変装を解き、結託を選んだレムリナは「全て話した」と現れる。
 これこそ、最もスレインに有効な復讐だからか。

 ヴァース帝国アセイラム・ヴァース・アリューシアの名において、即時停戦を命じます。

 しかし姫様は知らんのです。
 彼女は、彼女が知っていたスレインが、裏でどれだけ痛めつけられてきたか、知らんのですよ。

 彼は分かり合えないって、身体で知ってる訳ですよ。

 そこがフェアじゃないと思うし、新キャラがそれを補完してくるのでしょうか?

伊奈帆『どれか一体が本物かと思ったけど、間違いかも』

韻子『間違いって!?』

伊奈帆『量子テレポートを利用し、コピーを作っているのかもしれない』

韻子『だから、どういう事!?』

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 韻子ちゃんの、全視聴者を代表するツッコミ

一騎当千(物理)
 さて、伊奈帆サイドはオルガの「分身」の理屈を推測、全て本物だと結論していた。
 要するに、分身じゃなくてコピー。

 アレですよ、テレポート。
 物体を、A地点からB地点へとワープさせる技術の応用。

 物体そのものを送るのでなく、B地点に「Aのデータを全て再現する」事で、移動する方法の応用。

 あくまで「量子状態」の転送ですが
 1993年に提唱され、2013年の改良技術により「従来の百倍」となる、61%の成功率を達成したそうな。 

伊奈帆『奴らは……、全部…、本物だ!』

『全カタクラフト隊の照準とトリガーを、僕に下さい!』

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 伊奈帆、無茶しすぎなのだ……。

「数」には「数」
 対し、伊奈帆は「全てを一度に焼き払う」べく、全・味方機を自分一人で制御する。
 膨大なデータの負担に悶える伊奈帆。

 チャンスは一回…、全部本物なら―――、全ターゲット掌握、ファイア!

 多大なリスクを一身に背負い、伊奈帆、完勝……!
 なんとシンプルな。

 そんな前線の苦労も知らず、続いて連合軍司令は「宇宙への本格反抗」を命令、決戦が始まる。

スレイン『アセイラム姫……、貴方の命令には従えません』

『僕はもう…、ヴァース帝国の人間ではありませんから』

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 ああそうか、もう火星本星から独立したものねぇ。

二代目クルーテオ、来訪
 一方、アセイラムに撃てるはずがないと一番知ってるスレインは、あっさり彼女たちを捕縛。
 元々「彼女が望んでない」と解っていた、織り込み済みだったのだ。

 構わん。理解を得られるかは問題ではない。

 そんな「スレインの帝国」に、ようやくヴァース本星からの使者「二代目クルーテオ」が来訪。
 クランカイン伯爵、明らかに気の良い兄さんですが……?

 って事はクルーテオ卿、親子以上に離れた子供を、あんな風に虐待してたのか……。

最終決戦は「宇宙」、月の戦いが始まる……のか?

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 ご大層な改造を受けたデューカリオン、まさか火星本星とは言わないでしょうし……?

綱渡り人生スレイン、疾走!
 伊奈帆が、使い潰され捨て身で一パイロットとして戦う中、スレインの政闘は揺るがない!
 というか「一強体制になれば、もう戦争は起きない」って……。

 空が蒼いのは大気のせいといい、考え方がシンプルすぎるスレインが政治闘争をし
 伊奈帆が一パイロットに徹するのは皮肉っぽいですね。

 しかし肝の据わり方は立派!
 愛するアセイラムに、銃を向けられようと揺るがなかった!

 でも元々、彼女が望んでないと承知で「戦争で戦争を無くす」と、戦ってたなら納得ですな。
 理解されないって解ってたワケですから。
 納得。

 次回、第22話。

余談、クルーテオ卿の「手の平返し」

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 そういやクルーテオといえば、お前こそ真の忠義者よ!と、手の平を返した実例がありましたね。
 あんな風に、火星騎士が本当に姫様を慕っているなら
 和平の道もありなんでしょうか?

 あと全くの余談ですが、皇帝陛下が死んだら、大半のアルドノアが止まりますよね?(下手したら全部)

 火星軍はメチャクチャ綱渡り状態なのですが
 スレインが思索してるシーンが無く、地獄の直滑降の前に立ってる感じが拭えません。

※少なくとも非スレイン派は全機停止し、継戦困難間違いないはず'。




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