Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

機動戦士ガンダム サンダーボルト 5巻 [太田垣康男]感想、太田垣デザイン炸裂! “天球”のガンダム、鮮烈デビュー!

$
0
0

外伝「砂鼠ショーン」も収録。ダブル主人公の活躍を描く第5巻!

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 1

※画像右下隅クリックで拡大。

 傷痍兵を艦隊一個に等しい戦力に変える、キチガイ技術を巡り、戦後の争いが勃発!
 颯爽と初陣を飾るも、視聴者には読後感が悪いという
 胸糞の悪い太田垣ワールド健在です! 

 クソッタレの上官め! ジオンも連邦も滅びちまぇぇぇぇぇぇえ!(ジオン特攻兵二人)

アトラス初陣
 確かに、デザイン上はナニコレ珍百系なガンダムですが、一刀両断する姿は鬼神の如し!
 やっぱ面白いわと思ってしまった5巻。

 以前と違い、重力下の戦いという事で、盾祭りでも無くなりましたね。

連邦からの独立を図る「宗教団体」を巡る、三つ巴の戦い!

イメージ 6

 絵的にはアレですが、アイデアで窮地を覆した戦いも見応えがあった!

“アトラス”着任
 連邦は、ジオンとの大戦で急激に軍備を必要とし、そして急激に不要となってしまった
 そのギャップは国力を疲弊させ、更なる「独立論」が台頭する。

 傷痍兵を、一艦隊相当の戦力となすサイコデバイスを手にした「南洋同盟」は、その急先鋒であった。

 ジオン残党は再興の為
 連邦は、技術のブレイクスルーを封じ戦乱を抑止する為に、サイコデバイス争奪に動く。

 連邦軍討伐艦「スパルタン」は、切り札・ガンダムを招聘し戦いに臨む。

戦後の連邦最新型、「ジム改陸戦型」のフロート装備型!

イメージ 7

 どうも「ハチマキ付き」が、ジム改タイプらしい。

連邦流水上機
 今巻で気に入った面白MS、膝辺りが、丸ごと「浮き輪(?)」になったフロートタイプ・ジム。
 実在のフロート付き水上機を連想しますね。

 ちょうど正座して、バックパックで前進する事で、おっそろしいスピードでの水上機動が可能。

 むしろ、水中で水の抵抗を受けつつ同程度の速度を出せるアッガイとか
 高性能すぎません!?

 そこはまあ主役補正なのかもしれませんけれども。

今巻の悲しい山場、特攻を命じられる傷痍ジオン兵

イメージ 5

 二人とも、身体が半欠けです……。

アトラス初陣
 宇宙、ジオン残党軍が連邦艦(アトラス母艦)を発見、有人ミサイルで特攻をかけさせる。
 これを命じられた二人の軍人のシーンが
 なんともね……。

 ひたすら、命じられたその場では、自身も周囲は眉一つ動かさない

 二人っきりになってから最後の息抜きをして
 ああ、死ぬかーって。

 でも最後に感情を爆発させて……、そんな悲しい奴らだと知らず、アトラスは母艦を護る為に両断。
 どうも「ガンダム」って、本作こんな役ばっかりですよね…。

特別編「砂鼠のショーン」

イメージ 4

 ヒートロッド最強伝説すぎる。

俺たちゃ愉快な砂鼠!
 戦後の地球、ラピュタの空賊もかくやのノリで、明るく楽しく生きているMSハイエナ業者。
 実は、死んだと思われた「リビングデッド旅団」の一員
 ショーンは生きていた……。

 ラスト、意外なところからの砲撃が、なるほどって感じで面白かった!

収録

イメージ 8

 今巻、「何も知らないクセに!」とイラッときた一コマ。でも、傍からみればそうですわな……。

 ビッグスペリオールコミックSP「機動戦士ガンダム サンダーボルト 5巻」。太田垣康男。
 週刊ビッグコミックスペリオール連載、小学館発行。
 2015年2月(前巻2014年12月)。

 アッガイが大軍相手に生還するハチャメチャ第38話から
 イオが着任する43話まで収録。

 加えて、外伝「砂鼠ショーン」も前後編収録。しかし、あの手足のメンテ大丈夫なの!?



Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles