G-セルフvsジャイオーン! G系同士の激突の果て、底が抜けてしまうのです!
彼らもまたレコンギスタ、地球人って寄生虫をやっつけ移住しよう、っていう「再征服」を企む連中!
なんとも野蛮で、データ至上主義なジット団と戦うベルリですが
金星の海の底が抜けてしまって……!?
こ、これって……!? 僕は月を飛び越してきたんだぞ! 何だよコレ!?
■望郷のオーシャン・リング
ラスト、金星のコロニーの底をぶち抜き、驚嘆するベルリ!
台詞回しがまた良かった!
ラスト、金星のコロニーの底をぶち抜き、驚嘆するベルリ!
台詞回しがまた良かった!
端的に言って、やはり彼らも「地球という環境」に惹かれてやまないんだろうな、と思えました。
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金星政権は現状維持派、ジット団は改革派。
キア『我らの考え方が今世紀の正義だと、政府の連中は解らないらしいな?』
金星政権は現状維持派、ジット団は改革派。
■金星に「海」を見た
ベルリ達を襲った「ジット団」とは、金星の技術保全局、旧世紀技術の管理団体だった。
彼らは、独自の戦力と巨大船フルムーンを用意し
レコンギスタを企てる。
ベルリ達を襲った「ジット団」とは、金星の技術保全局、旧世紀技術の管理団体だった。
彼らは、独自の戦力と巨大船フルムーンを用意し
レコンギスタを企てる。
地球に帰還し、人が暮らせる、豊かな環境を手にする事こそが彼らの望み。
金星政府ロザリオ・テンに反抗するジット団
彼らと交戦にはいったベルリは、金星の「海」を支えるフレームが乱立する中、キア隊長と渡り合う。
彼らと交戦にはいったベルリは、金星の「海」を支えるフレームが乱立する中、キア隊長と渡り合う。
だが戦闘で高揚したキア隊長は、うっかり「海」を傷つけてしまい――――。
次回、第21話「海の重さ」
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ベルリくん発案による、天才的で海賊的な作戦が始まる!
艦長『ロザリオ・テンに向かえば、連中はビーム攻撃が出来なくなるな?』
ベルリ『なら、ジット・ラボに向かいましょうよ』
ノレド『なに考えてんだ?』
ベルリくん発案による、天才的で海賊的な作戦が始まる!
■「ジット研究所」占領作戦!
ジット団とは、金星が保有する「古代技術の解析と保全」の技術局、研究施設であった。
逆に、そこに突っ込み制圧しようと提案する。
ジット団とは、金星が保有する「古代技術の解析と保全」の技術局、研究施設であった。
逆に、そこに突っ込み制圧しようと提案する。
姫さま! お前らも何を考えてんだ!?
政府に逃げ込むよりも、攻撃は最大の防御で打って出るメガファウナ組!
その考え方、アグレッシブだね!
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剣士タイプに登場するマッチョ女さん、実に力強い、チッカラ強いキャラですね!
その考え方、アグレッシブだね!
チッカラ『G-セルフ、まだ動かせません!』
キア隊長『構わん、最悪、ぶっつけて爆発させる!』
剣士タイプに登場するマッチョ女さん、実に力強い、チッカラ強いキャラですね!
■技術保全局
一方、ジット団の最大の着眼点は、G-セルフが「三日月舟を強化した」よう見えたことだった。
その技術を、自分達の母船「フルムーン」に応用できれば
地球帰還がラクになる。
一方、ジット団の最大の着眼点は、G-セルフが「三日月舟を強化した」よう見えたことだった。
その技術を、自分達の母船「フルムーン」に応用できれば
地球帰還がラクになる。
しかし、最悪、ブッ壊したときに共振データが得られるはずだとか、考え方が乱暴!
■ベルリとノレド
ともかく、相変わらずというか、能天気にもロクな見張りを残さなかったジット団の隙を突き
ジット団の本拠、研究所制圧を狙うベルリ達。
ともかく、相変わらずというか、能天気にもロクな見張りを残さなかったジット団の隙を突き
ジット団の本拠、研究所制圧を狙うベルリ達。
うん……、あたしは隠れる…………。
傍目には、すっかり「姉弟」になったベルリ達や、円陣を組むパイロット達が賑やかで
逆に、「戦う人」じゃないノレドは、少し寂しげな様子。
逆に、「戦う人」じゃないノレドは、少し寂しげな様子。
文字通り、輪の外ですものね…。
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また、宇宙だとしっかりファスナーしなきゃ暮らすことが出来ません、空気漏れ対策必須。
何気ないし、当たり前の台詞。
マニィ『ファスナーして! 宇宙で暮らすとね、やる事がいっぱいあるんだよ!』
また、宇宙だとしっかりファスナーしなきゃ暮らすことが出来ません、空気漏れ対策必須。
何気ないし、当たり前の台詞。
でも、宇宙はそれだけ「人間が暮らすには、不適切な場所」なんですよね。
ジット団が地球に帰りたいのも
要は、そういう憧れなんじゃないでしょうかねって、そう感じました。
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これがロザリオ・テン政府の警察、“テン・ポリス”ってワケか。
要は、そういう憧れなんじゃないでしょうかねって、そう感じました。
政府軍『クレッセントシップが、ロザリオ・テンに向かっていないのは何故か!』
キア隊長『技術的問題が発生している』
これがロザリオ・テン政府の警察、“テン・ポリス”ってワケか。
■「混戦」開始!
ジット団は、「技術保全局」という立場を利用し、三日月船を奪おうとするが
政府は、彼らを信用していない――――。
ジット団は、「技術保全局」という立場を利用し、三日月船を奪おうとするが
政府は、彼らを信用していない――――。
テン・ポリスが武器を使っただと!? そこまで嫌うか……!
勝手な物言いですが、自分らが、思った以上に「嫌われていた」とショックなキア隊長。
かくして、ジット団は政府軍と交戦。
かくして、ジット団は政府軍と交戦。
結果、ケツがお留守になって、地球人にG-セルフを奪い返されてしまう!
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しかし、アルケインで上下に振って中から振り落とすって、そんな原始的な!?
いや手っ取り早いんでしょうけれど!
ベルリ『出てくださいって!』
ヤーン『いやーん!?』
しかし、アルケインで上下に振って中から振り落とすって、そんな原始的な!?
いや手っ取り早いんでしょうけれど!
知らない人にいじらせて、ごめんなさいっ!
Gに謝るベル君。
いや、G-セルフというより父母に謝った感じでしょうか、すっかり気安くなっちゃってまあ。
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この水陸両用機みたいなデカブツ、ファンネルまで積んでるのかよ!?
いや、G-セルフというより父母に謝った感じでしょうか、すっかり気安くなっちゃってまあ。
クン・スーン『我らジット団は、レコンギスタ<再征服>を目的に決起した!』
『以後、邪魔をするものは、テン・ポリスといえど容赦はしない!』
この水陸両用機みたいなデカブツ、ファンネルまで積んでるのかよ!?
■金星のレコンギスタ
ジット団は、金星政府ロザリオ・テンに宣戦布告し、自ら地球帰還作戦を行うと宣言。
阻む政府軍テン・ポリスを一蹴する!
ジット団は、金星政府ロザリオ・テンに宣戦布告し、自ら地球帰還作戦を行うと宣言。
阻む政府軍テン・ポリスを一蹴する!
邪魔するなって宣言しただろうッ!
砲撃機ジロッド、剣戟機ジャスティマの二枚看板で寄せ付けない!
特に、大型サーベルはカッコイイ!
特に、大型サーベルはカッコイイ!
エネルギーを有線化して、剣に強化供給してるのね。
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なんと、ただ持ってきてなかったというだけだったか……。
キア『千年の夢をむさぼる連中に、現実とは戦いとるものだと教えてやる!』
『地球人は、地球の寄生虫なのだから……、殺菌するだけだ!』
なんと、ただ持ってきてなかったというだけだったか……。
■千年の夢を覚ます者
キアは、ジャイオーンの「ビッグアーム」を支度しつつ、改めて意義を語る。
彼は技術保全局、戦いの技術を継承・研究してきた末裔―――。
キアは、ジャイオーンの「ビッグアーム」を支度しつつ、改めて意義を語る。
彼は技術保全局、戦いの技術を継承・研究してきた末裔―――。
彼らは現状維持に務める現政権を非難し、地球は、自分らで再征服すべきだと熱く語る。
その為のレコンギスタ
その為の、高性能モビルスーツ郡と「フルムーン」なのでしょうね。
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なんと、ジャスティマのビームシールドは丸い!まるでデナン・ゾンじゃないかさ!!
その為の、高性能モビルスーツ郡と「フルムーン」なのでしょうね。
ベルリ『ジット団とか! まだビーナス・グロウゥブの傍だぞ!』
キア『あの機体! 何としても捕らえて、ジットラボで調べなければならん!』
なんと、ジャスティマのビームシールドは丸い!まるでデナン・ゾンじゃないかさ!!
■金星のG/地球のG
キア隊長は、いよいよ戦闘力を高まらせるG-セルフへの興味をいや増し、中枢の解析を望む。
対し、ベルリも親玉を獲れば勝ちだと逸る!
キア隊長は、いよいよ戦闘力を高まらせるG-セルフへの興味をいや増し、中枢の解析を望む。
対し、ベルリも親玉を獲れば勝ちだと逸る!
あの人の戦闘力を奪えば、周りは黙るッ!
ベルリの発想、随分とまあ、戦いなれしてきたんじゃないの!?
ビッグアームを駆使するジャイオーン!
ビッグアームを駆使するジャイオーン!
アームは、サーベルにライフルに変幻自在でわきわき動くし、なかなか面白カッコイイぞ!
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ベルリ、とっさに「姉さん」と呼ぶようになっているな!
ベルリ『こんな人たちのおかげで、姉さんの邪魔などさせるか!』
『ここが海の底……!』
ベルリ、とっさに「姉さん」と呼ぶようになっているな!
■オーシャン・リング
やがて、戦いに高揚したキア隊長は判断を誤り、金星の「海」を担うブロック付近で戦闘
戦闘厳禁だと熟知するエリアで、ビームの嵐を繰り広げる!
やがて、戦いに高揚したキア隊長は判断を誤り、金星の「海」を担うブロック付近で戦闘
戦闘厳禁だと熟知するエリアで、ビームの嵐を繰り広げる!
海水の重さを支えるフレームの中ですから、発砲は厳禁ですぞ!
むしろ、地球人の方が驚く!
金星の貴重な財産、「海」を支えるブロックで、無謀にもビームファイトしているバカがいる!
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流れ出るんじゃあないッ!
金星の貴重な財産、「海」を支えるブロックで、無謀にもビームファイトしているバカがいる!
キア『う、海の底に傷つけた!? ダメだ、これはダメだ!』
『これは、や っ ち ゃ あ な ら ん こ と だ !』
流れ出るんじゃあないッ!
■金星に「海」を見た
遂には、自ら「海の底」を破ってしまったキア隊長は、ようやく正気を取り戻す。
宇宙の海、金星人にとっての地球を傷つけてしまった―――。
遂には、自ら「海の底」を破ってしまったキア隊長は、ようやく正気を取り戻す。
宇宙の海、金星人にとっての地球を傷つけてしまった―――。
こ、これって……!? 僕は月を飛び越してきたんだぞ! 何だよコレ!?
正気を取り戻し
再び、正気を失ったキア隊長を追撃したベルリは、そこに広がる海を目撃し、思わず仰天した。
再び、正気を失ったキア隊長を追撃したベルリは、そこに広がる海を目撃し、思わず仰天した。
■呆れるほどに完璧な海
遥か、地球から離れた別天地に、敢えて「地球そっくりな環境」を作ってしまうというのは
私は望郷の念なんじゃないか、恋しいからなんじゃないか
そう、感じました。
遥か、地球から離れた別天地に、敢えて「地球そっくりな環境」を作ってしまうというのは
私は望郷の念なんじゃないか、恋しいからなんじゃないか
そう、感じました。
表向きは技術保全、テストを行う為に「海」が必要だからとか言っていましたが。
でも、地球に帰ろうとする彼らを見ていると
もし人類が外に飛び出して、定住するような事があれば、そういう気持ちを持つんじゃないかな
もし人類が外に飛び出して、定住するような事があれば、そういう気持ちを持つんじゃないかな
恋しくて海を作り、大切にしているんじゃないかなって、感じたんですよ
さて、次回サブタイの意味とは?
さて、次回サブタイの意味とは?
次回、第21話「海の重さ」
■過去感想記事
第12話「キャピタル・タワー占拠」
第13話「月から来た者」
第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
第15話「飛べ! トワサンガヘ」
第16話「ベルリの戦争」
第17話「アイーダの決断」
第18話「三日月に乗れ」
第19話「ビーナス・グロゥブの一団」
第12話「キャピタル・タワー占拠」
第13話「月から来た者」
第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
第15話「飛べ! トワサンガヘ」
第16話「ベルリの戦争」
第17話「アイーダの決断」
第18話「三日月に乗れ」
第19話「ビーナス・グロゥブの一団」