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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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SHIROBAKO ♯18「俺をはめやがったな!」感想、タイタニック! 伏線大爆発回!!

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良くも悪くも、みんなの台詞が現実に! いよいよ、あの人も還って来たッ!!

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 いや変な話、みゃーもりホントに成長したなぁっていう先週の話は、今週の地獄への伏線でしたよね!
 新人は育てると言った音響さん、ダメ人間臭が凄まじかった外注さん
 矢野さんの帰還と、一気に話が前に進んだ!

 ただいま♪

たった一言の安心感!
 ラスト、BGMのとんでもない高まりと沈黙が相まって、圧倒的な安心感!
 間違いなくBGMも主役だった!

 Cで無言のやる気が迸ってたベテラン大倉さんといい、次回の反撃、ホントに楽しみですね!

そして、この提供カットである

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 提供会社紹介に使われたワンカット、無言の存在感!

ここからが本当の逆転劇だ!
 あっという間に8月も過ぎ、10月放映開始に向け「アフレコ」も始まった。
 山場の3話は、ベテラン大倉氏も背景を描いてくれる事になり、ますます武蔵ニはノリに乗ってゆく!

 しかし、5話の制作を外注した「タイタニック」は、拙速で雑な仕事をしていた

 これじゃ困るとリテイクを頼むと
 反発した「演出」が降板、業界歴の浅い宮森は代役の手配が出来ず、切羽詰ってしまう。

 だがそこに、ようやく父の介護を終えた矢野エリカが帰還する―――

 次回、♯19「釣れますか?」

稲浪(音響)『第三飛行少女隊、その関係者さんからのご挨拶という事で』

葛城P『キャストの皆さんの力で、そう、―――テイクオフですっ!!』

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 プロデューサーもテンパる! 監督もテンパる!!

「聞こえてますよ~!」
 いよいよ、アフレコ開始した「第三少女飛行隊」だったが、一話目にして作画未着。
 おまけにPさんも、監督もテンパっていたものの―――。

 そうです! この作品のテーマはWin-Winです! そして、作品の主役はあなた方、キャストの皆さんですっ!

 みゃーもりのツッコミ
 そして、えくそだすっでの声優さんも空気を和らげる!

 良い意味で、いい感じにほぐれて、好調なスタートになったかと思いきや……?

監督『オーディションのときと、声、違っちゃってるねぇ…?』

稲浪(音響)『何か、媚びた声なんだよなぁ……』

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 いや変な話、一同、編集の扱いに慣れててちょっと笑う

やる気の空回り
 だが、やはり「新人なのに、大抜擢して貰った」渦中の主役・鈴木京子が上手く声を出せなかった。
 その強張りも、ここで頑張るしかない強迫観念も
 ずかちゃんとよく似ている。

 心なんて、捨てちゃったからっ!

 応援したくなるキャラといい、ホントずかちゃんそっくり。心なしか声もちょっと似ていましたね

稲浪『今日は、ここに来る前にどこか寄った?』

鈴木京子『はい、コンビニで水、買ってきました』

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 有限実行、渋い

「はい、もう一度?」
 一人だけ居残りになってしまった彼女を、現場で急成長させたのは音響監督の稲浪さんだった。
 強張っていない、自然な演技を会話から引き出してゆく。

 じゃあ、その感じで「捨てちゃった」から?

 以前、「経験が足りないなら育てればいい」と新人を抜擢した稲浪さん
 まさに有限実行!

 シブい! オタクまったくシブいねぇ!

稲浪『よぉし、じゃあ来週もこのカンジで頑張って?』

宮森『はいっ!』

ナベP『お前じゃねーよ』

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 にしてもナベP、なんて冷静で的確なツッコミ!
 みゃーもり可愛い!

 スタジオ一体となって応援してる感じで、新人を育ててるって感じが素晴らしかったですね!

大倉(美術)『―――あぁん? お前、誰?』

宮森『初めましてっ! 武蔵野アニメーションの宮森です!』

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 いやー、確かに気難しいっていうか、メンドくさいわー。

酔いどれベテラン
 一方、宮森は「背景美術の大ベテラン」だという、大倉氏の元に行脚をし
 ようやく、酒場で掴まえるのだったが―――。

 背景もデジタルの時代に、紙と絵の具使ってる俺に、今更ナーニ描けってんのよぅっ!

 酔っ払いのテンション!
 のみならず、自分が時代遅れになっている諦観……。

 ウソをついて困らせたり、困ったオッサンですけれど、これほどのベテランでも仕事が無くなるのか……。

大倉『ハイハイやりますっ! やりますぉ~~』

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 幸いというか、仕事は請けおうと言質はとるものの、これは明らかに……。
 酔っ払いの「大丈夫」ほど、信用ならないものは無い!

 しかし宮森は成功したと信じてしまい―――、そして翌日へ~~。。。

平岡(制作)『あそこ、制作の人数少ないからしょうがないよ』

『ま、帳尻さえ合えば良いんじゃない?』

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 昼の三時にも誰もいないという、アニメ制作「タイタニック」社…ッ!

帳尻さえ合えばいいだろ?
 翌日、一話まるまる制作を「外注」した会社、タイタニックと連絡を取ろうとする宮森だったが
 まったく連絡がつかず、紹介した平岡も楽観的だった。

 結果さえ良ければ、問題ないだろ?という平岡だが――――。

 というか、結果もダメな予感しか……。 

久乃木(原画)『もどっ…』

絵麻『戻ってくるかもしれないけど、私もいつもそうだったよ?』

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 絵麻ちゃん、まさかここまでの洞察力があったとは

ネコでリテイク
 しかし、リテイクされて上手くなるんだよと、教え諭す絵麻ちゃんを見ていると
 頼られる側になって、すっかり強くなったって気がしますね。

 ああ、字が弟さんに似てるんだね?

 そして謎の翻訳力!
 絵麻ちゃん、すっかりお母さんみたいになっちゃって!

社長『宮森君、これ、おみやげ』

『大倉くんに言っておいてね、どうぞよろしくお願いしますって』

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 憧れの美術・大蔵さんに会えると、緊張しまくる渥美さん! いい緊張感!

ところがぎっちょん!
 しかし、美術の渥美さんと「大倉工房」を訪れた宮森は、けんもほろろに追い返されかける。
 やっぱり覚えていなかったのだ。

 だから貰ってねぇって…、俺はどんなに酔ってたって、そんくらいの事は覚えてンだよ!

 これだから酔っ払いは!
 こ れ だ か ら 酔 っ 払 い は !

 まあ、みゃ―もりの名刺のおかげでなんとか首の皮一枚繋がりますが………。

大倉『悪い悪い、で、すまんが忘れてくれ。仕事は請けない……』

『渥美だっけ? 青山ンとこの弟子か? アイツの言ってた事は全部ウソだから!』

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 話を聞くに、同業者相手に、相当ヤな目に遭ってきたようで……

ひねくれベテランの挽歌
 彼は、自分はロートルで嫌われ者だと思い込んでおり、仕事を請けないと言い張る。
 困った事に、その物言い自体、的確な面もあった。

 そんな大事なシーンを、こんなオッサンに投げるなんて、俺なら死んでもイヤだけどな?

 自分は尊敬されている
 そんな風には、間違っても受け取らないタイプの人。

渥美『でも、あれに追いつく絵なんて、私にはとても……』

大倉『冗談だろ? それこそ俺自身が廃墟みたいなもんだっての。なんつって』

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 おお、ここでサブタイトルかっ!

「社長、超人説」浮上!
 渥美の、誠心誠意を込めた頼みにも揺るがず、自分で挑戦してみろと促す大倉氏。
 でも渥美さんを呑みに誘う辺り、気にいったのか…?

 丸川さん……、武蔵ニに戻ってたの…? お前ら汚ねえぞ、俺をはめやがったな!?

 しかし、社長の名前と「おみやげ」で一変!
 なんと丸川さんの贈り物を、口にしてしまったらもう断れないと言い出す。

 よくもはめやがったな!

大倉『そう…、丸川さんが…、どうぞよろしくって……?』

『俺に、言ってた…?』

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 しかしホントに何があったんでしょう、よっぽど何かの不義理をやった事があるとか?
 丸川さんが、「自分を許してくれたのか?」と驚いた感じ?

 声を震わせふて腐れ、仕事を請ける大倉氏!

 どうも「せっかく描いた背景に、手を加えられ台無しにされた」事もあるらしく、気にしてましたね。
 色々あって、ふて腐れちゃってた人みたい。

宮森『タイタニックさん、たまってたレイアウト全部出してくれました!』

『監督、チェック今日いっぱいで大丈夫ですよね!』

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 素で無茶苦茶なハードルを課し、結果的に仕事を早く上げさせる鬼畜テク。

めでたし、めでたし…?
 その後、武蔵ニに戻ると外注「タイタニック」に依頼、制作してもらった分が一気にアップ!
 え、まさか上手くいったの!?

 まさか、タイタニックって名前なのに、トラブルが起きなかっただと……!?

 タローさんも、美味しい弁当屋の紹介で先輩風を吹かせ
 なんとも、平和に制作進行……?

監督『ちょっと宮森ィ!? なにこのレイアウトぉ!?』

『服装が違う、しかも次のカットでポーズが変わってる! キャラも違う!』

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 でも「五本も掛け持ちしてる」って事は、業界的には、重宝されている人物らしいという……。

宮森、爆発エンド
 だがやはり外注制作分は、制作の指示もおかしい上、その「帳尻」も合っていない
 忙しさを理由に、突貫制作されたものだった。

 木下さん、今回は一旦退きますけどね。でもTVに見合わない事ばっかやってると、また事故りますよ。

 反面、監督のやり方は丁寧すぎて、散々周囲に迷惑をかけたことがあるのも確か
 手法で対立し、外注の演出が下りてしまう。

 おまけに大倉さんは二週間留守すると失踪、その他、細々としたトラブルも次々と……。

タロー『一話のダビング前差し替えの日付、間違えて伝えちゃったみたいで』

『どうしたら良いと思う? 宮森?』

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 あと、さりげなく基本的なミスをやらかしてるタローさん!
 ちょい待てェ!

 でも、姿を消していましたから、ちゃんと自分で処理しに行ったのでしょうか……?

宮森『どうしよう、私じゃ無理! 万策尽き――――! 』

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 高鳴るBGM! 止まらぬ修羅場! そして――――!

矢野エリカの帰還
 新人、佐藤&安藤には的確に指示を出し、一人きりになったあおいは、思い切り頭を抱える!
 大倉の失踪、そして「代わりの演出」を探さなきゃ!

 ただいま♪

 かくて、万策尽きるあおいの前に、矢野エリカ、復活ッ!!
 矢野さんが帰ってきた!

 BGMを止め、コツコツと靴音だけを響かせての帰還! なんというグッドニュースだろうか…!

そしてCパート、大倉さんは「仕事の為に」失踪していたと判明…!

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 杉江さんと同じ、燃えるベテランのオーラが凄まじいラストシーン。
 この人、ここまで本気で…!

 都会の喧騒を離れ、敢えて独りで田舎を訪れ、「廃墟」のイラストに没頭する大倉氏

 これは傑作の予感!
 でも「渥美さんが伝え忘れた事がある」のは、大丈夫なのか?

予告・社長『ええ!? 新種の小麦が手に入った? なら麺を打ってみないと♪』

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 先週の頼もしさも何処へやら、みゃーもり大混乱!大倉のオッチャンも素敵にクセモノ!!

オッサン無双!
 まさに、約束された核地雷「外注による制作」が爆発した第18話!
 やはり沈没。

 そして、一度は断り、そこから本気でやってくれる大倉さん
 請け負って逆ギレの対比も素晴らしい。
 いや変な話!

 依頼当時の14話からして、「あのさぁ、木下監督ってこだわるタイプ……?」とか言ってたし!

 同じ14話で、足りないなら育てればいいとカッコよかった音響監督が
 ホントに育ててくれるワンシーンといい
 業界も色々ですね。

 そして、今後ずかちゃん先輩がどうなるのか、今週の深刻なディーゼルさん不足も気になる!

 次回、♯19「釣れますか?」
 太公望か!

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