フラミニア先生ってば、なんて事を! やはりアイツは「G系」なのね!!
開始早々、金星の流儀でマラソンしまくってて笑いましたが、実はそこで目立ったフラミニア先生こそ
ホントは金星人で、なおかつスパイだったってんだからさあ大変!
金星人も過激じゃないか!
宇宙で使う道具は、誰にでも使えるものでなくてはなりません! 「それ」はタブー破りです!
■なお命に別状は無い模様
しっかし、技術の保全と禁忌、「宗教の本場」にやってきたのに、一番物騒な連中じゃないかさ!
直接、ブリッジを大砲と拳銃で制圧する辺り
今までの中で一番シビア!
しっかし、技術の保全と禁忌、「宗教の本場」にやってきたのに、一番物騒な連中じゃないかさ!
直接、ブリッジを大砲と拳銃で制圧する辺り
今までの中で一番シビア!
でもご先祖様以来、ずっと金星でエネルギー作りなんてしてきたなら、仕方ないのかも……?
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実はフラミニアに裏切られていたと知り、対抗心むき出しのロッさん! 生まれたての小鹿か!
『ま、まだ走れるぞ!』『ロルッカさん、足、震えてますよ~』
実はフラミニアに裏切られていたと知り、対抗心むき出しのロッさん! 生まれたての小鹿か!
■渡せないもの
G-セルフを狙う連中を振り切り、技術保全とエネルギー生産の本場、金星を目指すベルリ達。
騒々しい地球を離れ、静かな環境でエネルギーを生産し続ける
そこは、人類存続の為の拠点だった。
G-セルフを狙う連中を振り切り、技術保全とエネルギー生産の本場、金星を目指すベルリ達。
騒々しい地球を離れ、静かな環境でエネルギーを生産し続ける
そこは、人類存続の為の拠点だった。
ベルリは、若い感性と政治的影響力を持つ「姉」に、世界を見せ、縁故を作ってやって欲しいと艦長に頼む。
艦長はそれを快諾してくれたが
金星に従わない、ジット団を名乗る連中が三日月船を襲い、内通者フラミニアにベルリは昏倒させられる。
金星に従わない、ジット団を名乗る連中が三日月船を襲い、内通者フラミニアにベルリは昏倒させられる。
■流れる汗は老廃物
一路、三日月船で金星へ向かう長い長い道中、ベルリ達「地球組」は、延々と走らされた。
金星は聖域、聖域は清潔第一ですから、老廃物は不要です
運動し、さっぱりしないと入れてくれないのです。
一路、三日月船で金星へ向かう長い長い道中、ベルリ達「地球組」は、延々と走らされた。
金星は聖域、聖域は清潔第一ですから、老廃物は不要です
運動し、さっぱりしないと入れてくれないのです。
明日はスカッシュをやりましょう! スカッシュです、ベルっ!!
だから、走ったりスカッシュしたり船外作業したり
忙しい船旅を過ごす一行。
忙しい船旅を過ごす一行。
働かざる者、金星に入るべからず!
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実は、あの「フラミニアさん」は医者で、医学調査の為に、身分を隠して訪れた人物。
金星人だった。
ベルリ『でも、ミアジさん達、色んな事をやるんですね?』
ミアジ『レジスタンスまがいの事をやると、何でも屋になるっ』
実は、あの「フラミニアさん」は医者で、医学調査の為に、身分を隠して訪れた人物。
金星人だった。
つまり、ロルッカさんとミアジさん達、レイハントンの従者たちは騙されていたってワケ。
ロルッカさんは対抗意識むき出しだし
ミアジさんはよく働くし、なんだか一気に愉快なオッサンになってきましたね。
![イメージ 5]()
前回とりのこされてしまったマニィ、健気だ……。
ミアジさんはよく働くし、なんだか一気に愉快なオッサンになってきましたね。
マニィ『あの、チカチカするのって何です?』
アイーダ『宇宙線、プラズマ粒子がビームシールドにぶつかって光ってるんです』
前回とりのこされてしまったマニィ、健気だ……。
■「オーロラの元」の下で
この船は、無色のビーム・シールドを展開し、有害物を避けながら高速で進む仕組みになっており
その防御幕が、宇宙線を弾いてオーロラの輝きを生む―――。
この船は、無色のビーム・シールドを展開し、有害物を避けながら高速で進む仕組みになっており
その防御幕が、宇宙線を弾いてオーロラの輝きを生む―――。
マスク大尉……、どの星がルインのいる星か…、判らないんだよ………。
思わず、彼氏を本名で呼び涙する乙女。
幸せになってほしい…。
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ベルリ、まだまだ飲み込みきるには若すぎるのよな……。恋だもんな…。
幸せになってほしい…。
ハッパ『制限があるって事は、あくまで貴様達を救いたいって機構なんだよな』
『いいご先祖様に、感謝するんだなっ!』
ベルリ、まだまだ飲み込みきるには若すぎるのよな……。恋だもんな…。
■Gのシステム
G-セルフ、レイハントン家しか乗せないシステムは、言い換えれば「レイハントンだけを護る」機構
ロルッカさん達は、それを「ベルリ探し」に応用したけど
そういうシステムなのだ。
G-セルフ、レイハントン家しか乗せないシステムは、言い換えれば「レイハントンだけを護る」機構
ロルッカさん達は、それを「ベルリ探し」に応用したけど
そういうシステムなのだ。
アイーダさんは姉さんで、僕は弟かよっ!
自分達を護ろうとシステムを残した、家族に「ありがたい」想いを感じてしまうベルリ。
けれど家族は、アイーダが姉だと思い起こさせる。
けれど家族は、アイーダが姉だと思い起こさせる。
やはり結論はそこなワケで、どうにもならなきゃ人間、泣いちゃうワケですよね……。
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まるで、Vガンに出てきた兵器エンジェル・ハイロウそのものの形
艦長『あれがトワサンガで喪失した、ビーナス・グロゥブの全体の姿です』
まるで、Vガンに出てきた兵器エンジェル・ハイロウそのものの形
■ビーナス・グロゥブ
やがて船は長い旅の末、遺失技術で作られた巨大システム「ビーナス・グロゥブ」を目撃する。
月にも匹敵する、フォトン・バッテリーで出来た人工天体。
やがて船は長い旅の末、遺失技術で作られた巨大システム「ビーナス・グロゥブ」を目撃する。
月にも匹敵する、フォトン・バッテリーで出来た人工天体。
大戦争の末、宇宙に取り残された人が、生き延び、人類存続の為に作ったエネルギー供給体。
人間は愚かで戦争する。
その為か、人が住まない人口天体として機能し続けているらしい。
![イメージ 8]()
艦長の切り返しに考え込む辺り、アイーダさん、本当に素直だと思う(良い意味で)。
その為か、人が住まない人口天体として機能し続けているらしい。
アイーダ『エネルギーを独占させた為に、人の自由を侵害されています!』
艦長『そのように教わって、お育ちになったのですな?』
艦長の切り返しに考え込む辺り、アイーダさん、本当に素直だと思う(良い意味で)。
■教え
アイーダ達は「エネルギーの独占は悪だ」と考え、その自由化、ひいては人類の自由を目的に動いた。
だがそれは、都合の良い考えを教えられただけじゃないか?
アイーダ達は「エネルギーの独占は悪だ」と考え、その自由化、ひいては人類の自由を目的に動いた。
だがそれは、都合の良い考えを教えられただけじゃないか?
自分で感じたことではないって事だよ――――。
宗教と同様、「それが正しい考えだ」とすりこまれたのではないか?と、改めて考えさせられる。
実際、アメリア軍は解放でなく、自分達での独占狙い。
実際、アメリア軍は解放でなく、自分達での独占狙い。
■「頭」と「感覚」での理解
続いて、さえぎる何もない、宇宙空間独特の感覚を、身体でわからせる金星流授業が始まった
何もないから、遠くのものが近くに見える
続いて、さえぎる何もない、宇宙空間独特の感覚を、身体でわからせる金星流授業が始まった
何もないから、遠くのものが近くに見える
確かに、ここからあそこまで一キロくらいあるなんて……、数字だけの理解は、数字だものな…。
頭で考えても理解できない。
身体で、直接、自分自身で感じることで理解できる「正しさ」があると、繰り返し説く第19話、
![イメージ 13]()
わざわざ「授業」に付き合ってくれたらしい。艦長、良い人。
身体で、直接、自分自身で感じることで理解できる「正しさ」があると、繰り返し説く第19話、
アイーダ『オーシャン・リングというのは?』
艦長『海に似たようなものです』
わざわざ「授業」に付き合ってくれたらしい。艦長、良い人。
■「禁忌」を担う星
金星人は、遠い星に人工天体を作り、人類から遠く離れたところでエネルギー管理を担ってきた。
そのリスクは、地球を大切に思うからこそ出来たのだ。
金星人は、遠い星に人工天体を作り、人類から遠く離れたところでエネルギー管理を担ってきた。
そのリスクは、地球を大切に思うからこそ出来たのだ。
おかげで地球は穏やかに再発展したが、経済発展した余裕は、再び戦争を生み出してしまった。
![イメージ 14]()
ベルリは、そうした大人の理屈ではなく、アイーダが「新しい理屈」を見つけてくれると信じ
平和を築いてくれると信じ、より多くの「世界」を見せたい
答えを探す、材料を見せて欲しいと頼む。
ベルリ『宇宙にある海の夢といったものを、見つけ出して欲しいんです!』
ベルリは、そうした大人の理屈ではなく、アイーダが「新しい理屈」を見つけてくれると信じ
平和を築いてくれると信じ、より多くの「世界」を見せたい
答えを探す、材料を見せて欲しいと頼む。
また、「ヘルメス財団の偉い人」という、現代の権力者とのパイプも欲しい。
あらゆる手を、姉の為に尽くしたいと告げる。
あらゆる手を、姉の為に尽くしたいと告げる。
ベルリの青年の主張、動じず、世話してくれたクレッセント艦長もたいした人だわ……。
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いの一番で飛び出すベルリ!しかし華麗な反撃を食らう。
艦長『ジット団の出迎えなど、全く聞いていない!』
ジット団『クレッセントシップを、我が方に解放していただく!』
いの一番で飛び出すベルリ!しかし華麗な反撃を食らう。
■「掠め取る」者たち!
しかし、金星の「技術保全局」を名乗る一団、ジット団が現れ、クレッセントシップを武力占拠。
フラミニアさんも実はその仲間で、G-セルフを奪おうとしていた!
しかし、金星の「技術保全局」を名乗る一団、ジット団が現れ、クレッセントシップを武力占拠。
フラミニアさんも実はその仲間で、G-セルフを奪おうとしていた!
宇宙で使う道具は、誰にでも使えるものでなくてはなりません! 「それ」はタブー破りです!
ベルリ一族に専用化され、ユニバーサルじゃないGを扱えず
スパイのフラさん、熱い逆ギレ!
スパイのフラさん、熱い逆ギレ!
この人も、G-セルフを奪うチャンスを狙ってたのか!?
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武器を突きつけといて、お前ら戦争好きだから、何やるか解らんたぁ、実に紳士的な話だな!
アイーダ『そちらの命令には、従っています!』
ジット団『わかっちゃいるけど、戦争好きな地球人だ』
武器を突きつけといて、お前ら戦争好きだから、何やるか解らんたぁ、実に紳士的な話だな!
■ジット・ラボラトリー
彼らは、技術保全局を名乗るも、金星の最高権力者ラグーと「ロザリオ・テン政府」の命令に従わず
月面政府の依頼で、ベルリ達を捕らえたと明かす。
彼らは、技術保全局を名乗るも、金星の最高権力者ラグーと「ロザリオ・テン政府」の命令に従わず
月面政府の依頼で、ベルリ達を捕らえたと明かす。
我々は、トワサンガのハザム政権から、貴公らの処分を頼まれたのもあって、出向いたのだ!
むしろ、金星政府の妨害を受けると承知の上で
トワサンガに付いた連中らしい。
トワサンガに付いた連中らしい。
月は満ちた、チャンスを狙っていたらしい彼らのも目的は果たして? やはり地球帰還なのか…?
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ジャイオーンだけでなく、お供の機体もなかなか良い感じ。。三日月舟のCG処理も面白い。
予告『次回、バッテリーフルチャージっ!』
ジャイオーンだけでなく、お供の機体もなかなか良い感じ。。三日月舟のCG処理も面白い。
■託されたもの
うーむ、先週がMS大騒ぎ大作戦だった為か、今週はMS戦ではなく世界観を紐解いてゆく回。
金星政府、ラグー総裁とやらは穏健派らしいですが
やっぱり物騒じゃないか!
うーむ、先週がMS大騒ぎ大作戦だった為か、今週はMS戦ではなく世界観を紐解いてゆく回。
金星政府、ラグー総裁とやらは穏健派らしいですが
やっぱり物騒じゃないか!
おかげで、今度は「金星政権」が味方してくれるらしいですが、ジット団にも目論見がある模様。
やっぱり、「人類の為だ」って、地球で楽しく暮らしてる連中の為に、金星でエネルギー作りし続けるのが
バカらしくなっちゃったんでしょうか?
過酷みたいだし。
バカらしくなっちゃったんでしょうか?
過酷みたいだし。
第20話「フレームのある宇宙」
■過去感想記事
第12話「キャピタル・タワー占拠」
第13話「月から来た者」
第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
第15話「飛べ! トワサンガヘ」
第16話「ベルリの戦争」
第17話「アイーダの決断」
第18話「三日月に乗れ」
第12話「キャピタル・タワー占拠」
第13話「月から来た者」
第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
第15話「飛べ! トワサンガヘ」
第16話「ベルリの戦争」
第17話「アイーダの決断」
第18話「三日月に乗れ」