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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルドノア・ゼロ 第16話「熱砂の進撃 -Soldiers' Pay-」感想。鞠戸大尉&ユキ姉、再び! スレインの覇道……。

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鞠戸大尉の「気付き」とド根性! 伊奈帆の狙撃、スレインの強襲回!

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 三人の男が、それぞれに戦いで見せ場を作った第2期4話! 鞠戸大尉、遂に完全復活ですね!
 ユキ姉の気付きを形にし、攻略法まできっちり見抜くコンビプレイ!
 これからも活躍してくれると思いたい!

 無意味だ……、何故そんな事をする、その行為に何の価値がある?

価値観の相違
 また、妙に穏健そうな火星騎士マズゥールカ卿も印象的ですが、もしかして捕虜になった?
 だとすれば、物語にどんな影響を与えるのか?

 というか、ああいう風に理知的なタイプもちゃんと居たんですね火星騎士(暴言)。

『ナオ……、くん…?』『おはよう、ユキ姉』

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 冒頭回想、伊奈帆が意識を取り戻すまで

ウミネコの強襲
 スレインの台頭を快く思わぬ二人の騎士は、前線付近にいる騎士マズゥールカを焚きつけ、戦線拡大を図る。
 停滞していた戦争を動かし、その手柄で先んじようと考えたのだ。

 だが優しいマズゥールカは、絶望的な戦いに抗う鞠戸を理解できず、彼の罠にはまって敗れる

 スレインもまた、相手を黙らせるには結果を出すだ
 単機で地球軍基地を壊滅。

 スレイン・ザーツバルム卿は火星軍で「地位」と「実績」両方を固め、伊奈帆は考え込む。

 次回、第17話。

揚陸艦・艦長『カルバドスだが……?』

鞠戸大尉『いえ、結構です』

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 カルバドス=リンゴ酒、た、大尉が酒を断った………だと…!?

十九ヵ月後の二人
 トライデント基地防衛作戦後、今度はデューカリオンは、中東地域の戦闘に回される事になり
 その情報に、ちょうど現地にいた大尉とユキ姉は顔を曇らせる。

 ムダに古傷を思い出すんで……、あの船に乗っていると

 大尉は望んでデューカリオンを降り、ユキ姉は伊奈帆を降ろせと食ってかかってトバされたそうな。
 しかし鞠戸大尉、カタクラフトには乗るわ
 酒を勧められ断るわ……。

 色々あったのか、大尉、すっかり落ち着かれましたねぇ。

偽姫『心の奥で何を考えていたのか解りませんが…、しかし、それで良いのです』

『権謀術数を巡らす器量も無い者は、かえって信用できません』

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 姫様、二代目の皇帝が「月で不義をして」産ませた娘、なのだそうな……。

「重々、承知しております」
 ザーツ卿の跡目を継ぎ、まだ少し弱みを見せるスレインに、レムリナは強くある事を説く。
 その甲斐ある、特権というべき立場についたのだと。

 忘れないで下さいね? 今、あなたが護らねばならぬ姫は、目の前にいる事を……

 自己アピールも忘れないレム様。
 しっかし、彼女も生まれからして真っ当に生きられず、ザーツ卿に見出されたのだとか。

 これもザーツさんらしいエピソードですね。

マズゥールカ卿『裏切られたというんですか、ザーツバルム卿は!?』

バルークス卿『よせ。確たる証左がなければ、流言飛語としか聞こえん』

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 繰り返しますが、性格悪そうな金色がマリルシャン卿、黒いのがバルークルス卿

「派閥」を組む火星騎士
 元々、それぞれが超絶カタクラフトを持つ火星騎士37家門は、互いに手柄を奪い合う立場でしたが
 新勢力スレインに動揺、「派閥」を組む動きに。

 貴公が地球資源の確保を優先するが為に、破壊的な侵略を極力避けていることは承知している。だが……

 スレインを警戒し、奴にデカイ顔をさせる前に実績を作っておこう
 若手騎士たちは結束を見せ始める。

 マズゥールカ卿、これでオープニングの騎士は出揃った感じでしょうかね?

スレイン卿『騎士たるもの、牙剥く者を“倒す”は凡庸―――』

『牙剥かせぬほどに、格差を見せ付ける事こそ肝心…、ザーツバルムの言葉だ』

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 対し、スレインはその動揺を読みきり、「その前に見せつけてやる」と腹心ハークライトに語る。
 争わずして勝つ、ザーツの教えを活かすスレイン。
 見違えるほど鷹揚なスレイン!

 しかし似合いませんね

耶賀頼医師『思惑が外れて脅威を感じ、警戒モードに入っている……』

鞠戸『かもな……、だが、そのきっかけを作ったのはたった一人の少年』

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 耶賀頼さん、相変わらずマリト大尉の面倒みてるのね。ユキ姉もかわいい。

「きっかけ」の少年
 焦る37家門、元々火星騎士は一気に決着をつけるつもりでしたが、何故か十九ヶ月も膠着。
 それは、伊奈帆が火星カタクラフトを実際に倒した事で
 波紋が広がった為のようです。

 あの火星カタクラフトは倒せる、そう伊奈帆が証明した事で地球は勢いづき、火星は警戒に入った

 だからこそ、ここで手柄を立てたものは一目置かれるってワケですが……?

鞠戸隊長『東6キロに市街地! そちらに向かわせないよう足止めする!』

『各機、射程距離で待機! 命令と共に攻撃開始!!』

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 マズゥールカ卿、cv豊永利行さん。喰種のヒデとか、AGEの少年フリットとかなのか。

頭痛嵐
 動き出したマズゥールカ卿の愛機は、鞠戸大尉率いるクラスデール隊と激突、砂漠に嵐を引き起こす
 といっても、その強みはけっして「風」では無い。

 バルークルス卿! 軌道騎士の名と爵位に恥じぬ我が戦いぶり、篤とご覧あれ!

 敵は、機体周辺に局所的な重力変動を引き起こし
 それが嵐に見えているのだ。

 単なる風と違い、この規模でも弾丸を完全に弾き、異音でパイロット達の意識を奪う頭痛嵐!

マズ卿『この星の民に恨みは無いが……、これもヴァースの未来の為!』

鞠戸『界塚、上空に重力波を感知できる衛星が無いが問い合わせてくれ…!』

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 鞠戸大尉、気付く!

戦う価値
 あらゆる攻撃が通じず、近くの者に昏倒するほどの頭痛を与え、無力化させる火星カタクラフト。
 勝利を疑わぬマズゥールカ卿は、敢えて人死を出したくないのか
 地球人が撤退するまで我慢比べに興じます

 無意味だ……、何故そんな事をする、その行為に何の価値がある?

 しかし、勝機を見出した大尉は部下を護るべく堅持、そのまま昏倒しかけますが……
 大尉、男のド根性!!

鞠戸大尉『くっそぉ……、どう足掻いても逃げられないのか、この記憶から!』

???『――――誘導、ありがとうございました鞠戸大尉』

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 スレイプニール、くっついてる!?

「ユキ姉、しばらく」
 あの部下と友を失ったトラウマに刺激され、むしろ奮起した鞠戸大尉の活躍によって
 なんとか、「上空の味方」から見える位置まで敵機を誘導

 奴の重力場は水平方向に変動する波動…、垂直方向は影響が無くなる……。誤差修正…、ロックオン。

 鞠戸大尉の読みどおり、「上」にはバリア機能が働いていなかった
 偶然、上空に居たデューカリオンが狙撃する!

 大尉の言葉通り、偶然そこに居合わせた伊奈帆の弾丸によって、マズゥールカ機は大破―――

伊奈帆『狙える空域を外れました、お手伝いできるのはここまでのようです』

鞠戸大尉『―――いや、十分だ。界塚弟』

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 機能不全に陥ったマズゥールカ機に銃口をつきつけ、そのまま場面転換で終了。
 マズ卿、捕虜になったのでしょうか?

 どうも、描写的には死んでないっぽいですが……?

 同時に「無傷のアルドノア・ドライブ」が手に入った、という可能性も?

ユキ姉『ライエちゃん、どう、居心地は?』

ライエ『悪くない』

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 ら、ライエさんが笑った!?

「力」となったトラウマ
 戦いを終え、久々に生徒たちと再会したユキ姉は、特にライエの嬉しげな様子に喜ぶ
 一方、またトラウマ再発かと頭を抱えた鞠戸だったが―――

 あの悲劇の記憶を大尉は、もしかしたら、自分が戦う理由にしているのかもしれません。

 しかし、その結果は完全に真逆。
 つまりトラウマを、無意識に「戦う為の糧」へと変え役立てていたと、医師は診断する―――。

 大尉、完全復活であった。おめでとうございます鞠戸大尉!!

トライデント基地・軍人『はかどりませんねぇ、ゴミ掃除』

基地司令『あれだけの戦いだったからなぁ……』

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 最初、宇宙ゴミ=ザーツ機を回収するみたいな流れかと思ったんですよ。しかし!!

「読み」と計算の強襲
 しかし、地球側の小さな勝利と裏腹に、宇宙では「前回の衛星基地」が失われる大損害が発生
 それも単機強襲、弾薬シャトルを誘爆させる荒業だった。

 勝算があるから攻めて来たんでしょう――――、多分、「それ」ができる相手です

 大規模戦闘の後は、必ず「弾薬の補給がある」と読んでデータを洗った
 入念な計算と、正確な攻撃が可能な「敵」。

 伊奈帆は、前回「時間差弾丸の罠」を仕掛けたスレインなら、それが可能だと推察する。

バル卿『結果に目をつぶるわけにはいかん、奴は為すべきを果たした…』

『忌々しき野良犬は、狼に姿を変えた………』

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 コウモリ→ウミネコ→狼、忙しいなスレイン!

「仕方ないか」
 若騎士二人の目論見とは真逆に、先に大戦果を上げ、スレインは実力で周囲を認めさせてゆく
 その技量、度胸どちらも感服せざるを得ない。

 タルシス……、スレイン・トロイヤード………、仕方ないか。

 対する伊奈帆は「仕方ない」。
 その意味は?

 基地を落とされたけどスレインなら仕方ないなのか、或いは、仕方ないからアレを使おう的な……?

「仕方ないか」なら、アレを使おう。的な意味だとすれば……?

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 ジャージ部にこだわりのある製作スタッフ。

覇王スレインの進撃
 当初、手柄を立てて、あの野良犬を黙らせてやる的に企んでた火星騎士に対し
 その考えを読み、先んじて大戦果を上げちゃうとか…
 覇王スレイン、マジぱない。

 大規模な戦闘の後だから、必ず弾薬補給船が来ると読んでいたくだりも、なるほどなーと。

 来ると解れば、後は(ハークライトさんが)入念に調べて
 スレインが強襲する!

 スレインとハークライト
 良いタッグですが、スレイン自身は「階級社会とか正直、興味ない」とか思ってそうでこじれそう(予感)

 スレインは正直綱渡り状態ですが、途中で落ちるのか、逆に全て返り討ちにするのか、さて?

完全に余談ですが

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 鞠戸大尉、一期初期の対トリルラン戦では、非常に高いテクニックでニロケラスに食い下がったり
 生徒たちを救う為に、必死になって脱出船を手配してくれたり
 初期、良い大人してたと思うんですよ。

 今回の感想で、今まで一個も良いところが無かったというのをかなり拝見したんですけど。

 四話以降のトラウマが大きくて
 そう思うと、四話から脚本担当さんが変わったのが、やっぱり一番大きかったのかなって。改めて。




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