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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルドノア・ゼロ 第14話「異星の隣人たち -The Beautiful and Damned-」感想、宇宙の再会! 伊奈帆、“義眼”で驚異の急成長…!

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偽姫様の野望、ザーツさんの苦労、火星側の量産兵器と伊奈帆たちの再会!!

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 切ないオープニングや、この十九ヶ月で変化した状況、各キャラの思惑など、今後への布石が盛りだくさん!
 前回の印象よりも、変わっていなかったスレインの心根や
 伊奈帆の“義眼”の高性能さも印象的。

 暗殺されたと騙っていたものが、今度は、生きていると騙る事になろうとはな……。

ただし「良い人」から死ぬ
 しかし、笑っちゃいけないと思いつつ笑っちゃいましたザーツ卿。。。
 何その自業自得感。

 前期ラストで姫を撃った時のような捨て鉢さが消えて、前向きに政体を変えようって感じが快いですよね。

レムリナ姫『わたし、ここが大好き♪ だって“自分の足で歩ける”んですもの』

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 歩けるのかよ!?と思ったら「ただし低重力に限る」らしい。

激突の前哨戦
 数知れぬ、月の破片の一つに地球が構築した基地の軌道と、火星軍基地の軌道が接近する。
 その僅かな時間の為に、両軍は軍を集結させた。

 中でも、アセイラム姫<レムリア>を擁する火星軍ザーツバルム卿は、アルドノア兵器を量産。

 その移送の最中、地球軍基地と再接近した卿はお披露目を行う
 地球カタクラフトの反撃に驚愕した。

 生きていた界塚伊奈帆と、火星につく事を選んだスレイン・トロイヤードは、一瞬の邂逅を果たす。

 次回、第15話。

レムリナ姫『ヴァースの血を引く者の名において、目覚めよアルドノア―――』

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 やべえ(視聴者)

「量産型」アルドノア兵器
 冒頭、喜びのステップを踏むレムリナ姫に驚かされましたが、低重力なら歩けるようで。
 やがて彼女が「起動」し、カメラが引くと――――

 なんという事でしょう、壁一体に格納された数知れぬアルドノア兵器が!

 これにはザーツバルム卿もニヤリ笑い。
 もう敗北なんてしないよ!

 まさか、こんなに大量のアルドノア兵器が……! ※なお出オチだった模様。

二期一話ではエンディングだった、「&Z」がオープニングに!

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※踊る姿は、あくまで「夢」だった模様。切ない。

■&Z
 前期の冒頭を被せつつ、伊奈帆とスレイン、二人の機体が相討ちになっている姿からスタート……!
 映像的には、もうアセイラム姫は助からないと思しき描写で
 彼女を追う男たちが印象的。

 同じく、花と緑に満ち溢れた大地で、喜び踊る――――、という夢を見るレムリナ姫の姿も。

 火星生まれにとっての「夢の大地」
 彼女自身にとっての、叶わぬ夢である姿、どちらも悲しくて切ない。

ディオスクリア! 火星合体ディオスクリアさんじゃないですか!

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 あと、このシルエットはザーツ卿の合体ロボット・ディオスクリアさんじゃないですか!
 姿を見せないって事は、パワーアップしてるのか!?

 できれば、形状も少しシンプルにして、コトブキヤあたりでプラモ化もお願いします!(願望)

 楽しみだなぁ新生ディオさん。

老皇帝『心なしか、強くなったな……、紅き大地より武運を祈っておるぞ』

姫様・偽装解除後『―――あなたは、まるで変わりませんね。お爺さま』

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 そら気付けないよな……。でも、気付いて欲しかったのかもしれません。偽姫さま。

血の絆
 アセイラムの生存はザーツ卿たちだけの秘密とされ、皇帝にすら伏せられた。
 もっとも皇帝自身、既に余命いくばくも無かったのであるが。

 一期時点で寝たきりだった陛下は、十九ヶ月で厳重介護の危篤に至っていた。

 レムリナ姫は、嘘に気付かぬ皇帝に陰口を言うけれど、お互いに偽装された姿なんですよね……。

祭陽 希咲『はぁ…、すげぇ戦力』

詰城 祐太朗(眼鏡)『召集できるだけの部隊が、かき集められたんですね』

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 アニメ二期スタートにして、早くも地球軍がクライマックス。

トライデント基地
 前期、第一話での絶望的な状況とは裏腹に、地球は十九ヶ月を経ても健在であった。
 その戦力が宇宙に召集され、大規模作戦が発動する。

 衛星軌道上の数知れぬ「月の残骸」に作った基地と、火星軍の前線基地とが再接近する瞬間!

 その瞬間に向けて大戦力が召集
 この戦力や、「火星騎士のデータを得ている」事からして、各地の地球軍もかなり善戦していたようです。

インコ『普通の瞳にしか見えないけどなぁ……、それ、スゴいの?』

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 一方、前回「疑問」を持った偽アセイラムの演説を解析し、ニセモノだと確信に至る伊奈帆を
 インコが訪問するのだったが――――

 インコちゃん近い近い!?(視聴者)

 これで動揺しない伊奈帆さんも大概だが、インコちゃんも大概だと思う次第。

伊奈帆『見れば、大概のことは解るんだ……、はい』

インコ『サンキュー♪』

伊奈帆『体重49.2キロ……、少し太った?』

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 スーパーインコちゃん劇場。可愛すぎィ! なのですが!

伊奈帆の「義眼」
 また、インコとの漫才と「偽姫様の解析」を題材にしつつ、伊奈帆の義眼が描かれる。
 単なる代替でなく、リアルタイムで映像分析が可能

 200グラムのパックを受け取った時の運動量変化を、三次元計測で割り出して、総質量を算出―――

 この補助分析の機能こそ
 今回の戦闘、伊奈帆の狙撃能力が異常に発達した最大の要因だったようです。

 伊奈帆さんすげぇ!インコちゃん可愛い!!

伊奈帆『別に、インコはわかりやすいなって』

ライエさん『―――解ったわ。あなた、本当はバカなのね?』

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 しかし、そんだけ相手を分析できるし、インコは解りやすいと言い切るクセに
 インコちゃんの恋心には気付かない。
 まさにバカ。

 ライエさん適切。

スレイン『エデルリッゾさん、レムリナ姫についてなくて良いんですか?』

『――――良いですよ、黙っていてあげますから』

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 しかし、あの時の戦闘服のままというのは何故なんでしょうね?

忠臣二人
 レムリナの侍従になったエデルリッゾだが、暇を見つけては健気にも姫のカプセルを磨いていた
 彼女は、アセイラムがもう目覚めないのでと心配し
 スレインは励ます。

 彼もデューカリオンの事も逆恨みなどせず、ただ姫さまを思い続けているけれど……?

偽姫さま、無言で退場

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 なお扉の外では、偽姫様がスレインとエデルリッゾが姫を思い続けていると再確認。
 正直、これは辛いわ……。

 こんなの聞いたら、しょせん自分は代替品で二の次なんだって思っちゃいますよ。

『暗殺されたと騙っていたものが、今度は、生きていると騙る事になろうとはな…』

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 じーちゃん、これじゃさすがにお孫さんが解らなくても無理ないわ……。

紅い星を変える為に
 一方、老皇帝に「アセイラムを頼む」と託され、ザーツさんは、軽い自家撞着に自嘲する。
 騙してほくそ笑んでいた頃と比べ、すっかり苦労性な感じに。

 アルドノア、アルドノアを持つ者が全てを握る……、それこそが問題の全て。

 ザーツ卿は、この混乱を機に社会を変える決意。
 開拓も軍事優位もアルドノアあってこそ、しかしそれが独占され、利権となっているのが問題か。

スレイン『―――アルドノアを、起動してください』

レムリナ姫『イヤよ。お姉さまに頼めば?』

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 極端な話、これこそ「アルドノアを自由に出来る王族が、社会を乱してる」という端的な描写かも。

誰も「彼女自身」を必要としないから
 レムリナ様は、姫の異母妹という事で低く扱われ続け、そのくせ「起動因子」として大事にはされる。
 自分に仕えながらも、アセイラムへの忠義を示し続けるスレインに
 その不満を爆発させるが――――

 けれど、スレインもまた「地球人」として虐げられたと古傷を見せ、彼女に忠誠を誓う。

 いやもう脱ぎだした時はどうなる事かと!

レムリナ『これで一回、自分で起動なさい?』

『ご武運を、サー・スレイン・トロイヤード……』

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 また、王族のキスで起動資格を得ても、あくまで一回のみとも判明。
 スレインの場合、姫と初めて出会った時の「一回」で
 タルシスを起動させたんですね。

 普通は、手の甲に口づけして「資格」を得て、以降はドライブを起動させっぱなしにしておくのか。

一期六話の「騎士契約」のシーンで、手の甲へキスする場面が描かれてます。

レムリナ『貴女が持っていたもの、全て私が引き受けましょう―――』

『だから安心して、お姉さま?』

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 異母姉妹、アセイラムに対して軽んじられ続け、しかも足は不自由という辛い境遇。
 結果、立派に歪んでしまったレムリナ姫の明日はどっちだ…。

 アレだ、ユキ姉が使ってたパワーアシストの脚用タイプを誰か持ってきて!

 もう火星さんってば技術が偏っちゃってるんだからぁ!

ハークライト『まもなく地球周回に入り、~中略~、マリネロス島に向かいます』

地球軍『当基地の2km地点を通過し、マリネロス基地に向かう軌道です!』

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 ああ、火星の新型兵器が!?

行きがけの駄賃
 火星も、地球基地の位置には気付き、彼らとの攻防戦になると察して戦力を集結させていた
 ザーツ卿も馳せ参じると共に、その「ついで」に交戦
 新型をお披露目する

 量産型アルドノア兵器「ステイギス」、計四門もの火砲を同時に操る高機動兵器!

 が、あくまで「ついで」
 接近してこず、安全な遠距離から撃ち合うばかり――

 かと思いきや、はるか離れていた新型が、地球軍の砲撃で叩き落された!

伊奈帆『マスタング00、攻撃開始』

『高密度衛星群による重力変更、データ補正良し、目標…、ファイア!』

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 その正体はやはり伊奈帆、インコ相手にやったように、義眼の分析機能でデータを補正!

 月が分解した高密度な衛星
 その影響で、微細な重力で弾道がそれてしまう、通称「風」を解析する!

 あのドタバタ劇は、このシーンへの布石だったのか! 新生・伊奈帆さんってば強すぎィ!

伊奈帆『避けた……! 何だ、あの動き?』

スレイン『正確な射撃だ、この“風”の中を当ててくるなんて!』

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 が、スレインの「タルシス」が持つアルドノアとは、どうも「予知」らしい。
 ほんの一瞬先の未来を予測表示し、避ける!

 岩塊群による“風”と敵の動きを計算して「予測」する伊奈帆を、本物の「予知」が上回る!

 タルシス超強い!
 前回、遠距離から正確に攻撃を当てたのも、この能力ゆえか。

スレイン『オレンジ色の機体……、まさか!?』

伊奈帆『探したぞコウモリ、いや、ウミネコにクラスチェンジか』

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 どっちつかずだったコウモリから、鳥扱いに変更されるスレイン

コウモリから「鳥」へ
 すれ違うほんの数分に起こった攻防戦の中、伊奈帆とスレインは互いの存在をはっきりと認識
 ザーツバルムの輸送艦隊は基地を通過、戦闘は終わる―――。

「界塚伊奈帆、生きていたのか……」「見つけた、スレイン・トロイヤード」

 イソップ童話にて、鳥と獣の戦争の際で、両方の陣営に加担した「二股野郎」を意味するコウモリから
 伊奈帆は、スレインを明確に「鳥」と認定

 次回の戦闘で、二人を待ち受ける戦いとは一体………。

余談、不満と期待

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 伊奈帆が、頭を撃ちぬかれたけど、弾丸が貫通したから生きてた件への、深い言及はナシ。
 が、普通「頭を撃たれる」のは死を意味する描写です

 多分、空が青いのは光の屈折じゃないのと同じで、スレインの知識の裏をかいた結果。

 これって次回で二人が相対して、説明するからなんでしょうか?

「十九ヶ月経過」による状況変化と、偽姫、そして再会劇!

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 正規のエンディングの動画は、伊奈帆とスレインの成長の日々と、一期ラストまでを描く!

伊奈帆すげぇ!
 今回、義眼で更に強くなった伊奈帆と、それを上回るスレイン&タルシスの強さが端的に描写。
 今までの伊奈帆だと、純粋に強い敵は苦手そうでしたが
 これなら「工夫次第」という感じに。

 正直、伊奈帆の「解読して打倒する」戦法だと、純粋に強くて速いだけの敵は無理ゲーでしたもんね。

 一方、今のとこ、スレイン以上に偽姫レムリナ様が危うい感じ
 人間関係もさらにこじれそう。

 また、敵の量産機が出てきたことで地球量産機も見せ場を得ましたが
 今のところ、アルドノアにしては普通の強さで、ちょっと出オチ感があった気もします。次回に期待!





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