「大介……、希望を、持て!」。和解への道筋。そして内紛の種の第11話
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明かされたガミラス帝国との開戦経緯。一方、山本三尉はメルダ少尉と和解し、彼女の一つの山を越えた。
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■開戦経緯(島航海長にのみ)公開
いきなり小マゼラン星雲艦隊を圧倒するガミラス前線艦隊からスタートした派手派手しい第11話。
古武士然としたドメル司令を始め、爽快感すらあるガミラス側に対し
ヤマト側は「初めて接するガミラス人」に不穏な状況。
いきなり小マゼラン星雲艦隊を圧倒するガミラス前線艦隊からスタートした派手派手しい第11話。
古武士然としたドメル司令を始め、爽快感すらあるガミラス側に対し
ヤマト側は「初めて接するガミラス人」に不穏な状況。
最大のトピックは「本戦争は地球側が先にしかけた」とされた事で、当時の回想が入ることで確定しました。
今回は関係者内に留まり、ヤマト艦内の認識としては「ガミラスが先にしかけてきた」
という従来のスタンスでしばらく押し通すようです。
今回は関係者内に留まり、ヤマト艦内の認識としては「ガミラスが先にしかけてきた」
という従来のスタンスでしばらく押し通すようです。
和解ルートへ軟着陸する為なのでしょうけれど、いまいち落ち着かないというかベタな展開になりましたね。
ガミラス前線艦隊の勇猛さや、メルダ少尉と山本三尉の奇妙な友情など
心をつかまれる展開もありましたけれども
うーん。
ガミラス前線艦隊の勇猛さや、メルダ少尉と山本三尉の奇妙な友情など
心をつかまれる展開もありましたけれども
うーん。
確かに、基本的に従来通りガミラス帝国は「他星に対し恭順か死かどちらかしか認めない」という
非情かつ傲慢な帝国のままではあるのですし、事前通知でもされていたのですかね?
芹沢軍務局長の命令がえっらいマッチョだったんですが。
非情かつ傲慢な帝国のままではあるのですし、事前通知でもされていたのですかね?
芹沢軍務局長の命令がえっらいマッチョだったんですが。
次週、第12話「その果てにあるもの」。
戦死した父の艦の生き残りから当時の真実を聞かされ、反発する島航海長。
「あなたは…、父の名誉を汚して何が面白いんです!」
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戦死した父の艦の生き残りから当時の真実を聞かされ、反発する島航海長。
■開戦の真実
初めて地球圏にガミラス艦が侵入した際
地球側は、まず沖田提督(艦長)率いる宇宙艦隊を出撃させた。
沖田、島の父などは友好的な接触を図ろうとしたものの、本部の芹沢局長から強硬な攻撃命令が下された為
島父の艦が戦端を開き、反撃で轟沈。
初めて地球圏にガミラス艦が侵入した際
地球側は、まず沖田提督(艦長)率いる宇宙艦隊を出撃させた。
沖田、島の父などは友好的な接触を図ろうとしたものの、本部の芹沢局長から強硬な攻撃命令が下された為
島父の艦が戦端を開き、反撃で轟沈。
この情報は開戦後も隠蔽され、ガミラスが先に仕掛けてきた、と情報操作された。
■名誉と不名誉
この真実が公表された場合、個人的には誰よりも平和を説いていた父が
公式上では真逆の「異星人に対し、戦端を開いた艦長」として語り継がれてゆく事になる訳です。
そりゃ島さんは反発もしますわな。
島父さん気の毒すぎる。
この真実が公表された場合、個人的には誰よりも平和を説いていた父が
公式上では真逆の「異星人に対し、戦端を開いた艦長」として語り継がれてゆく事になる訳です。
そりゃ島さんは反発もしますわな。
島父さん気の毒すぎる。
司令部の強硬な……と冠は付くにせよ、先端を開いた艦、艦長という汚名で語り継がれてゆくとか。
個人として立派な人だっただけに、想像するだけでも気の毒。
個人として立派な人だっただけに、想像するだけでも気の毒。
■今後の島さん
となると今後の島さんのスタンスは
理屈では解っていても感情的に「ガミラスは悪だ!」と言い続けるというポジションなのでしょうか。
そんできっと途中で和解して、和解の象徴みたいな扱いになったりとか
古代さんの理想主義との対比役なのですかね。
となると今後の島さんのスタンスは
理屈では解っていても感情的に「ガミラスは悪だ!」と言い続けるというポジションなのでしょうか。
そんできっと途中で和解して、和解の象徴みたいな扱いになったりとか
古代さんの理想主義との対比役なのですかね。
視聴者的に「コイツ物分り悪いなー」とか言われ続けそうだなという点でも気の毒。
葛藤を晴らすためにメルダ少尉に決闘を申し込み敗れる山本。しかしメルダはそんな彼女を助けた。
「でも、なんだかスッキリしたかな」
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葛藤を晴らすためにメルダ少尉に決闘を申し込み敗れる山本。しかしメルダはそんな彼女を助けた。
一方、山本さんはシンプル。
ガミラスに家族は殺されたけれど、メルダ少尉を見る限り悪魔と言う訳ではなかった。
けれどそれを飲み込みきれなかった彼女は決闘を申し込み
敗れ、そして和解する。
ガミラスに家族は殺されたけれど、メルダ少尉を見る限り悪魔と言う訳ではなかった。
けれどそれを飲み込みきれなかった彼女は決闘を申し込み
敗れ、そして和解する。
彼女曰く「すっきりした」との事で、勝ったメルダ少尉も「良い腕だった」と力量を讃えていました。
いわゆる夕焼けの川原で殴りあって「へへっやるな」「お前もな」的な。
山本さんもメルダ少尉も男らしい。
いわゆる夕焼けの川原で殴りあって「へへっやるな」「お前もな」的な。
山本さんもメルダ少尉も男らしい。
また(人道的な手法では)情報を引き出せないと判断されたメルダ少尉は
沖田艦長の判断により、ガミラス前線基地付近で開放。
ガミラスへ帰っていったのでした。
※ちなみに現代でも「自らの氏名、階級、生年月日及び識別番号等を教える以外、情報を話す義務はない」
のだそうです。
メルダの父はガミラス艦隊総司令だそうです。前回出ていた小者司令の上司(cv若本)の政敵なのだそうな。
沖田艦長の判断により、ガミラス前線基地付近で開放。
ガミラスへ帰っていったのでした。
※ちなみに現代でも「自らの氏名、階級、生年月日及び識別番号等を教える以外、情報を話す義務はない」
のだそうです。
「本当にメンタリティが同じなんだな」
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メルダの父はガミラス艦隊総司令だそうです。前回出ていた小者司令の上司(cv若本)の政敵なのだそうな。
■「いつか見た世界」
彼に「異星人とだって友達になれるさ」と言い残した優しい父を思い返し、ガミラスへの憎悪を募らせる島。
優しかった兄の面影を、敵でありながら彼女を助けに来たメルダ少尉に見た山本三尉。
彼に「異星人とだって友達になれるさ」と言い残した優しい父を思い返し、ガミラスへの憎悪を募らせる島。
優しかった兄の面影を、敵でありながら彼女を助けに来たメルダ少尉に見た山本三尉。
二人とも「いつか見た世界」を思い返しつつも真逆の結論に着地し
同様にヤマト内でも不穏の種が広がっていった
というところなのでしょうか。
サブタイ的に。
同様にヤマト内でも不穏の種が広がっていった
というところなのでしょうか。
サブタイ的に。
そりゃ「悪魔のような敵」と思っていたガミラス人との初接触が
中でもとびきりマトモらしいメルダ少尉だった訳で、そりゃあ評価も真っ二つに分かれますでしょう。
そんなこんなも含めて「最終的な和解に向けての地ならし」と言った回
となった気がします。多分。
中でもとびきりマトモらしいメルダ少尉だった訳で、そりゃあ評価も真っ二つに分かれますでしょう。
そんなこんなも含めて「最終的な和解に向けての地ならし」と言った回
となった気がします。多分。
メルダ・ディッツ少尉は、冒頭でも出ていた敵でも特別お偉いさんな方の娘ですし
こう言うとアレですが貴重なパイプとなりましたね。
こう言うとアレですが貴重なパイプとなりましたね。
■目指すはバラン星系
ともあれ、以降ヤマトは目的地への中継地点、バラン星系を目指すとの事。
次回、第12話「その果てにあるもの」。
ともあれ、以降ヤマトは目的地への中継地点、バラン星系を目指すとの事。
次回、第12話「その果てにあるもの」。
■関連記事
第10話「大宇宙の墓場」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66439250.html
第9話「時計仕掛けの虜囚」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66417886.html
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