Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

弱虫ペダル GR ROAD.10「その先の領域」感想、荒北が勝利するまでの物語! 今週のCパートもひどすぎる。。。

$
0
0

荒北が積み重ねてきた熱い想い、敗北を認める待宮、二人とも格好良すぎる!

イメージ 18

イメージ 27

 後ろ向きな「逆恨み」で強くなった待宮と対になる、同じく挫折し、ひたすらに前を見続けた男・荒北の回!
 何で、荒北が「福ちゃん」って呼ぶのか、良く解った!
 初勝利の瞬間が堪らなかった!

 あんときこうしてりゃあ、って呪文はさぁ。時々出てきちゃ動けなくすんだ…、想いを濁らせちまうんだ……!

強ェよ、お前……
 ラスト、「ワシが!」と自分の事しか言えなくなった街宮に、さらりと「お前も強い」と認める荒北。
 街宮自身も、あらゆる努力を尽くした果てだと語られましたし
 熱い決着でした。

 箱学勢の仲の良さにニヤニヤし、熱い初勝利とレースに酔いしれ、Cと提供で爆笑する! 最高だった!

『中一の時、新人賞を取って…、県大会で華々しくデビューだと疑ってなかった』

イメージ 2

 しかし肘を壊して球威を落とし、雪崩を打つように野球をやめた……。

■前へ進め
 待宮の逆恨みを聞かされた荒北は、その鬱屈した思いだけでは勝てないと諭す。
 荒北もまた挫折に苛まれ、立ち直った男だったからだ。

 勝負に勝つには、純粋に勝ちに行く姿勢だけでいい、余計な思いは背負い込むな。

 その姿と地力に打ちのめされた待宮は
 闘争心を支えるものの差が、二人の成長を別けたと思い知り、敗北を認める。

 次回、ROAD.11「サバイバル」

福富(回想)『―――ここから先は、乗らなければ解らない』

イメージ 3

 第1期30話の15分を、5分に圧縮して回想するスタイル

「現実」がひっくり返る瞬間
 荒北は、「世の中、どうにもならないものがある」と理解したつもりになって荒み、暴れていた。
 しかし福富と違い、原付で自転車に負けた時「そうじゃないかもしれない」
 そう、思うようになった。

 自転車は、下を向いていては進まない――――。

 前だけを見ろ
 単純に「姿勢が悪い」だけでなく、荒北が鬱屈を抱えていると見抜き、全部忘れて走れと福富は説いた。

 回想ですけれど、やっぱり福ちゃんの自転車精神論が熱すぎる!いや万事に通じる事ですよ!

回想荒北『なぁにが“前を見なきゃ進まねぇ”だ! クソッ鉄仮面野郎!!』

『ってか、何で髪切ってんだよ俺ェ!!』

イメージ 1

イメージ 4

 絵面のインパクト強すぎィ!

このリーゼントからの卒業
 福富の言葉に、理性では反発しつつも感覚的に納得していた荒北は、髪を切り自転車部に入部した。
 何より、野球をやめ、無為に過ごしている何者でもない自分
 無価値な自分を認めるのが怖かった。

 今の自分を、外側から見るのが怖かったんだ……、“何者でもねぇ”今の自分を……!

 それでも認め、立ち上がった荒北!
 荒北さんカッケェ!

 でも絵的にギャグ過ぎる上、言ってる事とやってる事が真逆すぎて笑えるとか、ステキすぎィ!!

福富『どこまで行きたい?』

荒北『“テッペン”はどこだ!』

福富『毎年夏に行われる最大のレース、インターハイだ!』

荒北『だったらそこだァ!』

イメージ 5

 笑った! 鉄火面の男が笑った!?

「テッペン」目指して
 実際に乗り、改めてロードレーサーの乗り難さを体感し、それがデッカイ壁だと荒北は理解する。
 理解し、今から初心者がインハイに行く「現実的じゃない」と言われ
 なお荒北は叫んだ!

 俺には無理…? だったら覆して見せますよ、その現実って奴を! 見ちまったんでね、ひっくり返る瞬間を!

 福富が信じているもの
 前だけを見て進もうとする意思を見せつけた荒北に、福富は思わず微笑み、彼を歓迎した。

 先輩の当然過ぎる煽り、荒北の常識知らずっぷり、そして福ちゃんの笑み!

荒北『こんな単調なのニ時間もやれるかよ!? ハムスターじゃねェんだぞ!?』

福富(強い)『やれ』

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 若い! 二人とも若い!!

時にはハムスターのように
 だが部に入ってやらされたのは、傍目には滑稽すぎる、ローラーを使った訓練ばかり。
 そんな日々の中で、福富にイヤガラセされてるのかと思い
 それでもひたすら貫いた。

 進もうとしなきゃ進めない、それが自転車―――、てかコレ、進まないじゃなァーーーい!?

 進まないじゃなァい!?
 そら、ローラーの訓練だから進まないよね!

 と言いつつ、一切手を抜かず、毎日ひたすらこぎ続けた荒北、この人、根っこが真面目過ぎィ!!

東堂さん『ハッキリいって気に入らんのだよ、部を乱しているッ!!』

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

 東堂さん三段活用。やだ、このヒトってば笑えすぎる!

■安心の東堂
 その間、荒北に反感を持つ東堂と、彼を「面白い」と評する新開の会話が繰り広げられたが
 カチューシャをバカにされたのが最大の理由って
 東堂さん面白すぎィ!

 やべぇ、この頃から箱学漫才の片鱗が見えているッ!

 東堂さんはいじられてこそ輝く!
 しかし、「荒北は苦い過去を持っている」とちゃんと察する辺り、さすが出来た人。箱学のおかん

新開さん『ウチの東堂がね、オメさんのこと煙たがってる』

荒北『知ってる、あのカチューシャだけじゃねぇ、全員に嫌われてる…』

イメージ 13

 さりげなく、「新開だっけ」と返す荒北。嫌われ者と自覚しつつ、名前覚えてるんだなぁ………。

アラキタ
 飯時、新開は荒北を探し出し、部員に「嫌われていると自覚して、なぜ乗るのかを問い
 傍目には支離滅裂な答えを聞いた。

 証明してぇからだ! “俺がここに居る”って事を!! 俺は俺で俺だからだ!!

 自転車でも何でも良かった
 ただ、自分自身が無為じゃないと証明できる何かを、もう一度掴みたかった

 そんな彼をして、新開は「福富は、意思が強い奴が好きだ」、だから入部させたのだろうと微笑む。

新開さん『嬉しそうだな寿一? 外、走らす?』

福富寿一『いや、あの男は……』

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

 何故でしょう、前期アニメ「まじもじるるも」と、同じ作者さんなんだなーって良く解る流れ。

■ハジメテ
 やがて荒北に、念願の「外を走る日」が訪れたが、それは何とレース場!
 初の外練習が初レース!

 このレースは俺も走る、「聞きたい事」があれば、前に上がってこい……!

 福ちゃんの熱い無説明!
 説明なしに、初めてロードレースに放り込まれた荒北は、当然くじけそうになった――――。

 が、がむしゃらに走った! 効率もセオリーもクソもない!!

荒北『どうだコラァ! 四周かかっちまったが追いついたァ!! 何か言え!』

福富(強い)『―――聞きたい事は何だ?』

荒北『ハァ!? ……忘れちまったよ、そんなもん……………』

イメージ 17

イメージ 18

 忘れちまったよそんなもん……、からのcv吉野裕行さん、好演過ぎる。

■初レース
 荒北は初レース四周目でトップに追いつく大金星を見せ、そのままリタイアした。
 結果だけいえば、初レース・リタイアとなる。

 倒れながら……、頭の横を走る自転車の音聞いて、「結構な人数抜いてきたんだな俺」と思った……

 もう一歩だけ、階段を登った気がした
 傍目から見ればバカそのもの、けれど地道な練習、野球部で身に付けた地力が生きたと見せ付けた。

 何より、稚拙でも「やりぬく意思」があると見せ付けた荒北、スゲェ格好良かった……!

先輩『ハハハ、見ろよ、解ってる奴は、無理な希望は抱かない』

イメージ 19

 この一連の流れ、「来るぞ、来るぞ」って感じがひたすら熱かった!!

■「2位」狙い
 初めてのレースが成績上は惨敗でも、荒北が一切折れない姿に、福富はある種の確信を抱く。
 そんな時、「現実を理解しろ」と言う先輩が現れ
 荒北は反発した。

 先輩に対し、「自分は次のレース、2位狙いです」と返した福富に、荒北は大いに反発した。

 福富も同じ気持ちだと思った
 なのにコイツも、「無理な希望は抱かない奴」だったのかと、荒北は怒り狂ったが―――。

福富『俺が2位といったのは、お前の勝つ意思に「本物」を見たからだ』

『だが、お前は優勝する事は出来ない………、「俺のアシスト無し」では!』

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

 レース中、福富達が「自分のアシストに現れた」と誤解する先輩、ざまぁ。

「勝て、荒北!」
 実は福ちゃん得意の倒置法だと判明し、燃えた荒北は「アシスト」の大切さと福富の凄さを知る。
 前々回、荒北が小野田に見せ付けた、「先輩アシストの凄さ」は
 他ならぬ彼自身、福富から受け取ったものだった。

 悔しいけど、このレース全部おめぇのおかげだよ鉄火面! いや―――、福ちゃん!

 気が遠くなるほどの練習
 こんなの、無為なんじゃないのかと思ってもくじけなかった荒北

 くじけなかった者に与えられた、最高の初勝利……!ロードレーサー荒北、誕生篇―――!!

荒北『待宮―――、お前が前見て全力で走ってりゃあ―――』

『今頃、俺たちをおびやかすくれェのタマになってたかもなぁ!!』

イメージ 24

イメージ 25

 あんときこうしてりゃあ、って呪文はさぁ。時々出てきちゃ動けなくすんだ…、想いを濁らせちまうんだ……!

 ここから先は、濁ってちゃいけねぇ領域…
 速くなりたい、アイツに勝ちたい、面白ぇ前に進みたい…
 そういう純粋な気持ちになんねぇと――――、行けねェ領域なんだよ! 待宮ぁぁぁぁぁッ!!

 二人とも同じように恨み言を抱え
 二人とも同じように、ひたすらにたゆまぬ訓練を繰り返し、執念でレースに臨んだ

 それでも前を見て進んだ荒北の伸びは、下を見て走ってしまった待宮を、最後の最後で引き離す!

待宮『“見とれた”!? ワシとは違うアイツの走りに!? ンな訳ないじゃろ!』

『勝つんじゃワシが! ワシが! ワシがぁぁぁぁぁ!!』

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 28

 実は昨年の三日目も、今年の一日目と二日目も、実力で頑張り続けたと判明する広島。しかし。

■認める強さ 
 最後の最後で待宮のモチベーションを折ったのは、荒北に他人を認めるだけの強さがあると解った事だった。
 本当に強いレーサーは、前回前々回とあれだけ憎まれ、挑発されて
 なお相手を理解し、受け入れる度量がある。

 気力体力闘争心、今もっとる力、全部出して…、負けたんよ、ワシら―――。闘争心を支えるモンの差や……

 待宮は、「逆恨みの闘争心」で自分を支えてきた
 けどそれも、相手の事情を察し、自分の運の悪さが招いた結果を、受け入れる強さがあれば……

 ただ他人を尊重する、それも今回のテーマだったのかもしれません。

Cパート井尾谷『宮ァ』『宮ッ!』『宮ぁぁぁぁぁぁッ!!』

イメージ 29

 井尾谷は見た、そんな井尾谷を視聴者は見た!!

宮ぁぁぁ!
 締めは、劇中ラスト「宮…、知っとるんでよ宮……」を思い切り膨らませたCパート!
 振り返れば、いつもそこに井尾谷が居た!
 宮ァ!

 チームの為にボトルを作ってた時も、実家のお好み焼き屋でも、彼女と別れたときも!

 むしろ居すぎィ!
 やめて、腹筋が崩壊しちゃう! 宮ァ!!

 この人ってば、一時期「策士・待宮を更に操るガチ黒幕」か?と思わせたのに、何この萌えキャラ化!?

提供、荒北、テッポーで撃たれたとさ。

イメージ 13

イメージ 10

イメージ 14

イメージ 30

 これには待宮も愕然である。スタッフさんの発想が毎週スゴすぎるんだぜ……(褒め言葉)

荒北三部作、荒北友情篇
 正直、今クールで一番好きな回となりました。文句言いつつもしっかり努力し続けてる荒北ァ!
 他人に、訳知り顔で「不可能だ」って言われたって
 やってみなきゃ判らない!

 不可能だって思っても、前を見て、ひたすらに貫く思いが形にする!

 文句は山ほど言っても、ちゃんと一つ一つを愚直にこなし続けた真面目な荒北! そして東堂と新開!
 回想の中の彼が、「勝て、荒北!」と福ちゃんの声を受けて
 ゴールに突っ込むシーンは最高でした!

 敗北を認めた待宮に、「お前が一番悔しいだろ、お前こそチームの為にあんなに頑張ってくれたのに」
 彼を思い、男泣きする井尾谷も友情に溢れてましたし
 Cで台無しにしたのも流石だった!

 次回、ROAD.11「サバイバル」




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles