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ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 1巻[さびしうろあき×柳瀬敬之]感想、プラモ化と連動し、逆シャアの原型、復活!

懐かしき物語、漫画媒体となって再び! メカとキャラで作画を分担

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※画像右下隅クリックで拡大。

 本来、映画「逆シャア」の第一稿から小説化された作品が、そのメカニックの露出がゲームや模型で行われ
 では「ベルトーチカ・チルドレンとは何か?」という需要に応え
 マンガとなって蘇った作品か。

 そうさ。僕にだって、こういう時間は持てるんだ(アムロ・レイ)。

チルドレン
 むかーし「ガノタの女」という日常ギャグを
 ガンダムエース誌上で連載されていた、左菱さんがペンネームを平仮名に変えて帰還。

 メカ作画はガンダム00などのメカデザに参加した、柳瀬敬之さんが担当。

あとブライトにヒゲが生えてます

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 また「閃光のハサウェイ」は、逆シャアではなく本作の続きである、というのもポイントでしょうか。

個人の軍隊
 宇宙世紀0093年、死んだと思われていたシャア・アズナブルが残党をまとめ、軍隊を築き上げた。
 連邦政府が、その噂を黙殺するうちにも勢力は膨れ上がり
 ついには政府へと隕石を落とす。

 当時の連邦政府中枢「ラサ」の壊滅、これが5thルナ落とし事件である。

 連邦軍の独立部隊ロンド・ベルは、それまで2年に渡り全コロニーを調査したものの民衆に目をふさがれ
 事態勃発に際しても、連邦本部の許可が遅く苦戦を強いられた。

 そんなロンド・ベルのライバル「アムロ・レイ」を思いつつ、シャアはロンデニオン・コロニーに降り立つ。

逆シャアでは「ヤクト・ドーガ」に相当する機体、サイコ・ドーガ

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 軍帽めいた頭部形状がお洒落ポイント

■MSN-03-2
 ちなみに「逆シャアのMSV」に全く同名の機体が存在するので、サイコ・ギラ・ドーガとも呼ばれる。
 その同名機も、ギラ・ドーガを元にサイコミュを積む方向性だったが
 そっちはモビルアーマー級となっている。

 特徴的な、連邦のスタークジェガンを思わせるバックパックも格好良く、模型が欲しくなるデザインですよね!

 本作では、シャアが本機を意図的にロンド・ベルに鹵獲させた事で、サイコフレームが流出。

一番違うのは、「アムロの恋人」ベルトーチカの存在

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 後は、子供でも出来たら入籍かなという段階まできており、穏やかな時間を楽しむアムロ。
 あのアムロの言葉だと思うと、感慨深いですよね。
 ところがぎっちょん!

巻末には柳瀬氏によるメカ設定画が掲載

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 ただし「あくまで作画資料用であって、オフィシャルではございませぬぞ!(意訳)」だそうな。
 流線型が弾丸のようでカッコイイぞ!

 氏は、ガンダム00ではエクシア系を除く「ソレスタルビーイング系ガンダム」のデザイン担当

 本作でも非常に格好良い作画!
 ただ、キャラもメカも、作画の雰囲気、やたらと「安彦良和カラー」を意識しすぎていませんか?

 そこは個人的には大いに不満です。

オマケ漫画も収録

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 νガンダム開発の最終段階を描くオマケ漫画が収録。こっちは「ガノタの女」の時のノリの作画。
 しかしアレだ、人に働けとケツを叩いておいて寝るな!!
 たとえ役に立たなくてもだ!

 いや確かに、この後「運ぶ」役割があるから、休んでおくのも役割かもしれないが!!

 理屈はわかるけどそれはどうなのさベルトーチカさん!

収録

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 なお当時のはこんなん。コミックスにはごく小さい画像で収録

 角川コミックス・エース「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 1巻」。
 原作:富野由悠季、漫画:さびしうろあき×柳瀬敬之
 月刊ガンダムエース連載、KADOKAWA発行。
 2014年11月発売。

 PART.1「プロローグ」
 PART.2「フィフス・ルナ」
 PART.3「逆襲のシャア」
 PART.4「隕石のあとさき」

 ガンダムエースにしては珍しく、著者コメントからオマケまで充実!! 2巻もこうだと良いですね。

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 なし


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