フルダイブ技術、応用編。どうしようもない解散、それでもユウキは笑う!
スリーピングナイツとは、ヴァーチャルホスピス=終末期医療施設でつながった絆が作ったギルドだった……
フルダイヴの応用、話が進むにつれ深刻になっていく空気
ゲームでの強さの理由があまりに悲しすぎる。
ボク、この世界に来られて、アスナと出会えて、本当に嬉しい―――、これでもう何もかも満足だよ……
■応用&応用
が、ユウキの「学校に行ってみたい」という願いに、心当たりがあったアスナさん。
なるほど、キリトさんの出番ですね!
が、ユウキの「学校に行ってみたい」という願いに、心当たりがあったアスナさん。
なるほど、キリトさんの出番ですね!
OPもEDも今までの展開も、気持ち良いほど収束してゆく流れ。
ですが、ユウキと「もう一人」が間もなく亡くなると判明するなど、救われない物語に……。
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シウネー達は、敢えてアスナと深入りしないよう接してきたと明かされる。
シウネー『迷惑なんて! 私たちは、貴女に逢えた事を嬉しく思っています……』
シウネー達は、敢えてアスナと深入りしないよう接してきたと明かされる。
■ターミナルケア
フルダイブ技術者を目指す和人の気付きに従い、明日奈はとある医療施設を訪ねた。
そこは国内で唯一、フルダイブを応用した医療機器を開発している
終末期医療に対応した病院だった。
フルダイブ技術者を目指す和人の気付きに従い、明日奈はとある医療施設を訪ねた。
そこは国内で唯一、フルダイブを応用した医療機器を開発している
終末期医療に対応した病院だった。
末期の病に苦しむ身体から意識を切り離し、フルダイブ環境で穏やかに末期を過ごさせる場所。
ユウキは、自分たちの余命がいくばくも無い事を明かすが
明日奈はそれでも、行きたい場所を巡ろうと提案、ユウキの願いに応え「学校」へと連れてゆく。
明日奈はそれでも、行きたい場所を巡ろうと提案、ユウキの願いに応え「学校」へと連れてゆく。
次回、第23話「夢の始まり」。
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いきなり抱きとめる和人さんに、笑うところじゃないのに吹き出してしまう!和人さんイケメン過ぎィ!
和人『“絶剣”に会いたいか? もう会わない方が良いって言われたんだろう?』
『―――あくまで、可能性だけど』
いきなり抱きとめる和人さんに、笑うところじゃないのに吹き出してしまう!和人さんイケメン過ぎィ!
■和人メモ
あの一件後、拒絶されたと思い込み、明日奈は力なく登校する
が、ユイの「現実体験装置」をテストしていた和人に、奇妙な確信と共にメモを渡された。
あの一件後、拒絶されたと思い込み、明日奈は力なく登校する
が、ユイの「現実体験装置」をテストしていた和人に、奇妙な確信と共にメモを渡された。
そこが日本で唯一、“メディキュボイド”の臨床試験をしている場所なんだ。
フルダイヴに関する研究に従事するキリトさんは、そのツテから心当たりがあったのか!
SAO未参加、フルダイブへの異常な親和性、そういったキーワードから
答えにたどり着いていた模様。
SAO未参加、フルダイブへの異常な親和性、そういったキーワードから
答えにたどり着いていた模様。
■メディキュボイド
ユウキは普段から周囲に話をしており、彼女が特殊な患者な事もあってか、あっさりと判明した。
しかし、語られた「医療機器」は不吉な予感を招く。
ユウキは普段から周囲に話をしており、彼女が特殊な患者な事もあってか、あっさりと判明した。
しかし、語られた「医療機器」は不吉な予感を招く。
メディキュボイドとは、患者の五感の代替と、全身麻酔効果を同時に行うという医療器具。
いつも目を閉じてログインしているように
情報は脳に直接伝わるワケで、目や耳が不自由な人たちには、福音となる技術なのだ。
情報は脳に直接伝わるワケで、目や耳が不自由な人たちには、福音となる技術なのだ。
と同時に、現実の身体感覚と切り離す機能は、苦痛に悩む病人に役立つ。
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終末期医療、もう助からない患者に対するケア。
倉橋医師『―――しかし、病気そのものを治せるワケじゃない』
『もっとも期待されている分野、それはターミナルケアなのです』
終末期医療、もう助からない患者に対するケア。
■「現実」のユウキ
遡れば、彼女が生まれる際に行った輸血が汚染されており、母を基点に、家族全員がエイズに感染した。
エイズとは、身体の「病気に対抗する機能」を破壊する病気であり
小学校四年生の時、ユウキは発症に至る。
遡れば、彼女が生まれる際に行った輸血が汚染されており、母を基点に、家族全員がエイズに感染した。
エイズとは、身体の「病気に対抗する機能」を破壊する病気であり
小学校四年生の時、ユウキは発症に至る。
試作中のメディキュボイドが提供され、悩んだ末に、ユウキはその臨床試験に参加し命を永らえた。
ヴァーチャル世界に意識を飛ばして、現実の苦痛と遮断。
肉体は無菌室で保護。
肉体は無菌室で保護。
■ユウキ
既に両親は二年前に他界し、姉も一年前に、アスナはその「姉」にそっくりだったそうです。
そしてユウキも、もう余命いくばくも無くなった。
だから「解散」が決まったのです。
既に両親は二年前に他界し、姉も一年前に、アスナはその「姉」にそっくりだったそうです。
そしてユウキも、もう余命いくばくも無くなった。
だから「解散」が決まったのです。
アスナが、現実世界のボクを見つけてくれる予感がしたんだよ………、そんなワケないのにね?
ユウキは、明日奈にALOに来てくれるように頼み
二人は久しぶりに再会します。
二人は久しぶりに再会します。
けれど始まったのは、もう終わる事を前提とした、ゆっくりとした昔話。
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ホスピスとは、ターミナル・ケアを担う医療施設、或いは在宅を指します。
ユウキ『ヴァーチャル・ホスピスで知り合ったんだ、最初は、9人居たんだよ?』
ホスピスとは、ターミナル・ケアを担う医療施設、或いは在宅を指します。
■眠る騎士団
ユウキの姉「愛子」を団長に、終末期医療のメンバーで構成されたギルド、それがスリーピング・ナイツ。
ほぼ24時間常時、そのダイブ時間の長さが強さの理由。
フルダイブの申し子。
ユウキの姉「愛子」を団長に、終末期医療のメンバーで構成されたギルド、それがスリーピング・ナイツ。
ほぼ24時間常時、そのダイブ時間の長さが強さの理由。
フルダイブの申し子。
ボクなんかより、ずーっとずーっと強かったんだ……!
少し寂しい声で、自慢の姉と、居なくなってしまった2人の仲間を語るユウキ。
双子の姉を、ユウキはアスナに重ねていたのだ。
双子の姉を、ユウキはアスナに重ねていたのだ。
そして、間もなく自分を含む2人が「居なくなる」から、これで解散にしようって事になった――――。
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cv悠木碧さんの独白が、悲しくて力強い。
ユウキ『僕達はどうしても、この素敵な世界で最後の思い出を作りたかった』
『僕達はここに居たよって、証を残したかった』
cv悠木碧さんの独白が、悲しくて力強い。
■行きたい場所
はじめて出会った思い出のフロアで、アスナは、ユウキの独白を聞き続けた。
その真意は、ただただ、ここに居たと伝えたい事
巻き込んでごめんなさいという謝罪
はじめて出会った思い出のフロアで、アスナは、ユウキの独白を聞き続けた。
その真意は、ただただ、ここに居たと伝えたい事
巻き込んでごめんなさいという謝罪
ボク、この世界に来られて、アスナと出会えて、本当に嬉しい―――、これでもう何もかも満足だよ……
もちろんアスナは、逆に「出会えてよかった」と笑みを返し
色んな場所に行こうと告げる。
色んな場所に行こうと告げる。
けれどユウキが返したのは、いまやユウキにとって一番遠い場所になってしまったところだった。
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もう家族もみんな先にいってしまったユウキが、今一番いきたい場所は、ゲームじゃなかった。
現実に、「学校」に行きたい、と。
ユウキ『そうだねぇ……、ボクねぇ、学校に行ってみたいなぁ…』
アスナ『学校!?』
もう家族もみんな先にいってしまったユウキが、今一番いきたい場所は、ゲームじゃなかった。
現実に、「学校」に行きたい、と。
行けるかも……? 行けるかもしれないよっ、学校っ!!
諦め全部の言葉だったが
幸いアスナは、ごく身近なヒントを思い出し、一緒に行こうと目を輝かせる!
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キリトさんに抱きしめられて力を貰い、そしてユウキを抱きしめる。まったくこの夫婦は……。
幸いアスナは、ごく身近なヒントを思い出し、一緒に行こうと目を輝かせる!
強さの理由、解散の理由。そして「旅路の続行」へ
キリトさんに抱きしめられて力を貰い、そしてユウキを抱きしめる。まったくこの夫婦は……。
■そして明日奈の将来へ
どうにもならないユウキの境遇が描かれると共に、彼女と笑いあう為の挑戦が始まる第22話!
結城明日奈とユウキ、名前が似ていた理由はただの偶然でしたが
次々と、今までの展開がつながっていった回でした!
どうにもならないユウキの境遇が描かれると共に、彼女と笑いあう為の挑戦が始まる第22話!
結城明日奈とユウキ、名前が似ていた理由はただの偶然でしたが
次々と、今までの展開がつながっていった回でした!
また、今シリーズの開始時に「ゲームでのつながりなんて、しょせんヴァーチャルでしょう」と
切り捨てられた明日奈ですが、それもまた繋がっていく感じ。
切り捨てられた明日奈ですが、それもまた繋がっていく感じ。
オープニングに感じる、居なくなってしまった友達に、「その気持ちは在り続ける」と歌っているような印象
エンディングに感じる卒業式のような印象
どんな最後を迎えるのでしょう。
エンディングに感じる卒業式のような印象
どんな最後を迎えるのでしょう。
次回、第23話「夢の始まり」。