天才Dr.リヒター心機一転ッ! アシュヒト、「エルム」への決断を下す
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※画像右下隅クリックで拡大。アシュヒト、止まった時間が動き出す。
ラスボスかと思われたDrリヒター、まさかの即退場。これは予想外すぎた!
けれど彼が狂っていった流れは、短くも印象的
あれは狂うわ……。
けれど彼が狂っていった流れは、短くも印象的
あれは狂うわ……。
共に歩む歳月が、記憶と人格をつくり…、魂や心を育むのならば――――。
■「欠落」を認める勇気
愛しい少女を、仮に生き返らせることが出来たとしても、「あの日からの続き」なんて叶わない。
もう、二度と「会うことは出来ない」と認め
安らかに葬ったアシュヒト。
愛しい少女を、仮に生き返らせることが出来たとしても、「あの日からの続き」なんて叶わない。
もう、二度と「会うことは出来ない」と認め
安らかに葬ったアシュヒト。
エルムとどうか幸せに。
エルムは「完全な模造品」だった。それが、歪んだ家族愛だと気付かぬトーチャン……。
アシュヒトの悲嘆と共に、父、散る
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エルムは「完全な模造品」だった。それが、歪んだ家族愛だと気付かぬトーチャン……。
■旅の終わり
タイガーリリィを突破したジョン・ドゥは、高貴なる女性からの親書を「死体卿」に渡すべくアバー・ダッシュ!
だが、ようやく見つけた死体卿は「人間」の手で八つ裂きにされていた。
タイガーリリィを突破したジョン・ドゥは、高貴なる女性からの親書を「死体卿」に渡すべくアバー・ダッシュ!
だが、ようやく見つけた死体卿は「人間」の手で八つ裂きにされていた。
一方、アシュヒトは狂ってしまった父と、ポーラールートの領主グロースを間接的に葬る事となる。
父Drリヒターは、妻の死をきっかけに狂い、「元の人格を崩さぬ人造人間」の開発に没頭
自らとアシュヒト、そして密かに保管していた本物のエルムで
不老不死の家族を作ろうとしていたのだ。
自らとアシュヒト、そして密かに保管していた本物のエルムで
不老不死の家族を作ろうとしていたのだ。
だがアシュヒトはその考えを否定、母と本物のエルムの死体を打ち砕き、エルムと共に旅立つ事を決めた。
このニヤケっぷり! ホントに幸せだったんだろうなぁ、と。
自分が「歪んでいる」と自覚していた研究者は、望外の幸福に「狂う」
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このニヤケっぷり! ホントに幸せだったんだろうなぁ、と。
■「天才」と取り柄
劇中、他人の気持ちを一切斟酌せず、人造人間エルムに手ひどい言動を繰り返した外道リヒタ-。
しかし彼が狂った理由から、私は嫌いになりきれませんでした。
劇中、他人の気持ちを一切斟酌せず、人造人間エルムに手ひどい言動を繰り返した外道リヒタ-。
しかし彼が狂った理由から、私は嫌いになりきれませんでした。
人造人間研究の権威で、でも、それ以外には何も出来ない歪な人間、それを自覚していた。
だからこそ、予期せぬ幸福な家庭を得たのが、とんでもなく嬉しかったはずです。
そして、「天才」なだけが取り柄だと自覚しているのに
その彼が妻を病から救えなかった。
そして、「天才」なだけが取り柄だと自覚しているのに
その彼が妻を病から救えなかった。
それがどれだけ彼を痛めつけたか、想像するだに余りある人でした。そして凄い変人でした。。
しかし、前述の通り他人の心がわからない、歪んだ天才が狂ったという狂人の二乗!
その結果ボケツを掘りぬいた挙句、この上ないマヌケな死!
なんてキャラだ!
「親友」ってなんだ!?
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しかし、前述の通り他人の心がわからない、歪んだ天才が狂ったという狂人の二乗!
その結果ボケツを掘りぬいた挙句、この上ないマヌケな死!
なんてキャラだ!
ホント、この最後は情けなかった!
でもそれでこそ、Drリヒターに相応しい最期だったと思います。いやマジでマジで。
勝利を目前にしたジョン・ドゥに、端的に言い放った一言。
これがとてもつもなく格好良かった!
パンツ一丁だけど!
逆に、今巻も蝶・格好良かったぜアバーライン!
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勝利を目前にしたジョン・ドゥに、端的に言い放った一言。
これがとてもつもなく格好良かった!
パンツ一丁だけど!
このやり方は駄目だ、正しくない。
これが「アバーラインならそう言うよな」と思えてしまった辺り、和月先生の術中ですね。フハハ。
ラストは死体卿の回想でしたが、もうとことん酷いなこの生き物!(褒め言葉)
収録
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ラストは死体卿の回想でしたが、もうとことん酷いなこの生き物!(褒め言葉)
ジャンプコミックスSQ「エンバーミング -THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN- 9巻」。
和月伸宏、月刊ジャンプSQ連載、集英社発行。
2014年12月(前巻5月)
和月伸宏、月刊ジャンプSQ連載、集英社発行。
2014年12月(前巻5月)
■本編
♯47 DEAD BODY and TEARS3
♯48 DEAD BODY and FAMILY1
♯49 DEAD BODY and FAMILY2
♯50 DEAD BODY and FAMILY3
♯51 DEAD BODY and FAMILY4
♯52 DEAD BODY and NECROPHILIA1
♯47 DEAD BODY and TEARS3
♯48 DEAD BODY and FAMILY1
♯49 DEAD BODY and FAMILY2
♯50 DEAD BODY and FAMILY3
♯51 DEAD BODY and FAMILY4
♯52 DEAD BODY and NECROPHILIA1
巻頭、エルムの綴じ込みカラーポスターあり!
■エンバーミング博物誌
Volume49 欧米の紳士淑女が夢中になった「心霊主義」
Volume50『エンバーミング』的倫敦観光案内! その1
Volume51 同 その2
Volume52 同 その3
Volume53 同 その4
Volume54『エンバーミング』的映画解説!
Volume49 欧米の紳士淑女が夢中になった「心霊主義」
Volume50『エンバーミング』的倫敦観光案内! その1
Volume51 同 その2
Volume52 同 その3
Volume53 同 その4
Volume54『エンバーミング』的映画解説!
■キャラ解説
ゲバルト=リヒター
グロース=フランケンシュタイン
エルム母フランケン
ダリア=リヒター
ゲバルト=リヒター
グロース=フランケンシュタイン
エルム母フランケン
ダリア=リヒター
各話解説&近況報告アリ
相変わらず、オマケがたっぷりで一冊の満足感がハンパない!
相変わらず、オマケがたっぷりで一冊の満足感がハンパない!
正直、Drリヒターの出落ち感はハンパなかったですが、どこをとっても見せてくれる人だったのは確かだ!