自分で決めた事を貫く決意、さらけだす勇気! cv中村悠一氏、渾身の独演回!
まるまる一話使って、“ウィリアム・マサチューセッツ”の中の人を描き抜いた第10話!
バカな事だと言われても、解っていても、それでもやりたい事がある
やりたい事だけは譲っちゃダメだ!
マジで俺はバカだ……、でも勝ちてぇんだ! いや、こいつらを“仲間を”勝たせてやりてぇ!
■勇気と成長
薄々思っていたことですが、やっぱり「ゲームが現実になってうれしかった」人たちも居た。
そして、確実にウィリアムさんは成長した!
薄々思っていたことですが、やっぱり「ゲームが現実になってうれしかった」人たちも居た。
そして、確実にウィリアムさんは成長した!
受け入れてくれた仲間だからこそ、諦めさせたくないし、一緒に勝ちたい!
■「逃げ出せねぇ」
強力なレイドボスに、更に二体のボスが参加するという異常事態、ゲームのルールは変わってしまった。
ボスの思考が「現実化」するに伴い、もう通じなくなったのだ。
強力なレイドボスに、更に二体のボスが参加するという異常事態、ゲームのルールは変わってしまった。
ボスの思考が「現実化」するに伴い、もう通じなくなったのだ。
だがそれでもウィリアムとシルバーソードは諦めない、何故なら、彼らはクソゲーマーだからだ!
不毛だと知っていても、ネトゲに打ち込み続けたのは、その楽しさが「本物」だったからだ。
自分で選んだ、だから逃げずに貫きたいとウィリアムは叫ぶ。
自分で選んだ、だから逃げずに貫きたいとウィリアムは叫ぶ。
シロエは勝率15%の作戦を提案し、一週間の訓練の後、挑戦者たちは再び挑む!
■「レイド」の終わり
レイドボスが三体、彼らが協調するようになったと理解したシルバーソードは
もはや、レイド攻略が不可能になったと理解する。
レイドボスが三体、彼らが協調するようになったと理解したシルバーソードは
もはや、レイド攻略が不可能になったと理解する。
高レベルレイドに挑み続けてきたシルバーソードにとって、それは何よりも重かった。
手の届かない戦いになったと諦め
以降は、治安維持でもやっていくしかないのかと疲れた声をかわしあう。
以降は、治安維持でもやっていくしかないのかと疲れた声をかわしあう。
ゲームが現実化してからも、この世界で「エルダーテイル攻略」に挑んできた彼らには、辛い事態であった。
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ゲームは「攻略できる」前提で設計される、だが、もう「ゲームではなくなった」のだ。
妖術師プロメシュースは端的に呟く。
プロメシュース『俺たちは見捨てられたんだよ、ゲームに、エルダーテイルにな』
ゲームは「攻略できる」前提で設計される、だが、もう「ゲームではなくなった」のだ。
妖術師プロメシュースは端的に呟く。
改めて、今の世界はエルダーテイルであって、エルダーテイル<ゲーム>では無くなった。
後は想い出を楽しみ
手の届かない葡萄は酸っぱいと言い続けるしかないのか?
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ネトゲあるあるを貫くログ・ホライズン、その極致へ。
手の届かない葡萄は酸っぱいと言い続けるしかないのか?
『それって何の役に立つの?』『将来の役に立つ趣味にすれば?』
ウィリアム『―――クソ喰らえだ!』
ネトゲあるあるを貫くログ・ホライズン、その極致へ。
■「同じじゃねえか」
仲間が、仲間同士と、自分自身に「諦めさせよう」と呟いていると理解した瞬間
ウィリアムの中で怒りが弾けた。
仲間が、仲間同士と、自分自身に「諦めさせよう」と呟いていると理解した瞬間
ウィリアムの中で怒りが弾けた。
あいつらと同じじゃねぇか、わかった風な顔をして、ありがてぇアドバイスとやらをしてきやがったあいつらと!
誰もが「もう諦めたい」と思い
それぞれ、諦めるに足る理由を並べ立てるのは、口にした自分自身、納得をしたいのだ。
それぞれ、諦めるに足る理由を並べ立てるのは、口にした自分自身、納得をしたいのだ。
だがウィリアムは、「クソ喰らえだ!」と叫ぶ!
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ときおり浮かび上がるシルエットは、「彼の心の声」の表現でしょうか。
ウィリアム『俺たちがバカで、愚にもつかない事をやりつづけてきただけだ』
『でもそれがどうした! そんな事、先刻ご承知なんだ!』
ときおり浮かび上がるシルエットは、「彼の心の声」の表現でしょうか。
■譲っちゃいけねぇ
そもそも、ネトゲ自体がバカな行為だと先刻承知の上なのだ。
それでも自分で選んだのだ。
そもそも、ネトゲ自体がバカな行為だと先刻承知の上なのだ。
それでも自分で選んだのだ。
これで終わりでも良い、だがよ譲れねぇ、“譲っちゃいけねぇもん”ってのがあるんだよッ!
対レイド、それで結束してきたシルバーソードは、もう終わりかもしれない。
終わっていいかもしれない。
終わっていいかもしれない。
誰もついてきてくれないかもしれない、けど、譲れなかった!
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ゲームに意味が無い、レイドに意味が無い、そんなの全部承知の上なんだ。
ウィリアム『レイドに負けただけだ、ショックを受けるなんて無い……』
『だってこんなの、サーバーの勝敗データが増えるか増えないかってだけだ』
ゲームに意味が無い、レイドに意味が無い、そんなの全部承知の上なんだ。
■「違う、俺にとっちゃ特別だった!」
自分がやってきた事も、やっている事も意味が無いと痛いくらい解ってる
だが、価値観なんて自分で決める!
自分がやってきた事も、やっている事も意味が無いと痛いくらい解ってる
だが、価値観なんて自分で決める!
偽物じみたキンピカだって、俺が、俺たちがスゴいって思ったら、そりゃ“スゴい”んだよ!
それが「選ぶ」って事じゃねえか!
それが「選ぶ」って事じゃねえか!
それでもやり抜きたい、仲間もそうだと信じている、だから叫ぶ。
そして、その「本気でやってる戦いに行き詰ったのだ」と思い当たり、再び言葉を探してしまう。
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説得が高じて、ついに隠し通すべき部分まで丸ごとさらけ出すウィリアム。
ウィリアム『だって、俺たちはそれだろ、そういうのだったろ?』
心の声『―――って、なんだよそれ、何言ってんだよ俺…』
説得が高じて、ついに隠し通すべき部分まで丸ごとさらけ出すウィリアム。
■ダサっ!
何故ゲームに打ち込むのかと至った時、ウィリアムは「持ってる奴ら」じゃないと言い出した。
自分は、他人の気持ちがわからない「社会不適合者」だ、と。
何故ゲームに打ち込むのかと至った時、ウィリアムは「持ってる奴ら」じゃないと言い出した。
自分は、他人の気持ちがわからない「社会不適合者」だ、と。
今までずっと言わなかった、お前らが友達だよ……、だって俺…、ゲームがなきゃ友達作れねぇもん…。
けど、ネトゲ、エルダーテイルで他人と触れ合い、ようやく他人の気持ちがわかるようになった。
少なくともウィリアムは、このゲームで得たものがった。
少なくともウィリアムは、このゲームで得たものがった。
連携が必要になって
連携して、クリアする楽しさがを知るにつけて、ようやく他人と合わせる大切さがわかってきた。
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何であれ、正直に話し合う、その大切をウィリアムは学んだ。
連携して、クリアする楽しさがを知るにつけて、ようやく他人と合わせる大切さがわかってきた。
ウィリアム『そして俺は、周りに尋ねることと、寛容さを知った』
『―――それは、仲間たちが「俺の癇癪を、我慢する事を覚えた」後だった……』
何であれ、正直に話し合う、その大切をウィリアムは学んだ。
■成長
ウィリアムは「ゲームの中」で
遅まきながらに、「周りにたずねる事」と「寛容さ」を覚えて、自分勝手を卒業できた。
ウィリアムは「ゲームの中」で
遅まきながらに、「周りにたずねる事」と「寛容さ」を覚えて、自分勝手を卒業できた。
でもそれも、仲間が「自分を短気だと知り合わせてくれた」から。
レイドギルドは多くが短命です。
だって、レアアイテムが手に入るからこそレイドをやり、その取り合いで瓦解するのです。
だって、レアアイテムが手に入るからこそレイドをやり、その取り合いで瓦解するのです。
シルバーソードの強さの秘密は、互いに腹を割り、乗り越える強い結束を持っていたからだったのです。
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本作は、パソコンモニタに向かってプレイする、フツーのネトゲだったのです……。だからこそ!
ウィリアム『俺はこの世界に来たとき、ぶっちゃけ嬉しかったよ―――』
『―――だって、この世界は“エルダーテイル”なんだぜ?』
本作は、パソコンモニタに向かってプレイする、フツーのネトゲだったのです……。だからこそ!
■「逃げ出せねえ」
だから、大災害でゲームに取り込まれ、リアルに「仲間たち」と出会えた時
ウィリアムは、本当に嬉しかったのだ!
そんなド廃人なのだ!
だから、大災害でゲームに取り込まれ、リアルに「仲間たち」と出会えた時
ウィリアムは、本当に嬉しかったのだ!
そんなド廃人なのだ!
ド廃人だって言いたきゃ言え、俺はドン引きゲーマーだ! だから逃げ出せねぇ!
だから逃げ出せない
逃げて「もうやらねえ」「なんであんなバカな事してたんだろうな」なんて、解った風は言えねぇ!
逃げて「もうやらねえ」「なんであんなバカな事してたんだろうな」なんて、解った風は言えねぇ!
その為なら、レイドボスが三体に増えようが知った事かクソ野郎!
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デミクァスは、「死の世界」でどんな過去を掘り返されたのでしょうか……?
デミクァス『ムチャクチャだな!』
『逃げずに死に続けろってのかよ、あんな想いを何度味わえってんだ!』
デミクァスは、「死の世界」でどんな過去を掘り返されたのでしょうか……?
■デミさんの正論
が、おう解ったぜ一緒に死のうなんて言えるはずもない。
もう勝ち目は無いのだ。
が、おう解ったぜ一緒に死のうなんて言えるはずもない。
もう勝ち目は無いのだ。
これは「お遊び」で、その勝ち目すらなくなった、「お遊び」すら勝てないごく潰しだ―――。
それでも「逃げるな」と言えるのか?
デミクァスの言葉は、多少後ろ向きであっても正論以外の何者でもない――――。
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でも、自分が困難から逃げた後で、その「困難」を成し遂げてしまう奴だっているのだ。
デミクァスの言葉は、多少後ろ向きであっても正論以外の何者でもない――――。
ウィリアム『俺は……、「逃げた」事、あるよ』
『やっと解った、アキバの街で、最初の円卓会議だった』
でも、自分が困難から逃げた後で、その「困難」を成し遂げてしまう奴だっているのだ。
■あの背中を追いかけて
だがウィリアムは「もう逃げたくない」と、一度、彼は「アキバで逃げた事」があるという。
アキバで、街の治安回復なんて「出来るわけない」と。
だがウィリアムは「もう逃げたくない」と、一度、彼は「アキバで逃げた事」があるという。
アキバで、街の治安回復なんて「出来るわけない」と。
俺がやられたらブン殴りたい事を、俺がやってたよ!
ウィリアムが、利口ぶって「やらなかった」事を、シロエはやり遂げたのだ。
かつて自分が憧れた、最強プレイヤー集団の一人
シロエはやり遂げたのだ!
かつて自分が憧れた、最強プレイヤー集団の一人
シロエはやり遂げたのだ!
どんなに困難だと思っても、必ず突破口はあるとシロエは確信させてくれたのだ!
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立ち上がったウィリアムは、「心の声」である自分自身のシルエットと重なる!
ウィリアム『そのシロエが頭下げてきたから、嬉しくて引き受けたんだ!』
『酷い目に遭うなんて、“当たり前”なんだよ!』
立ち上がったウィリアムは、「心の声」である自分自身のシルエットと重なる!
■立ち上がれ、もう一度!
このレイドが、成功率クソ低いドS仕様だなんて承知の上だ!
でも、それでもだ!
このレイドが、成功率クソ低いドS仕様だなんて承知の上だ!
でも、それでもだ!
でも、楽しいと思ったんだよ! 勝てたらいいなって思ったんだよ、理由は、俺達がクソゲーマーだからだ!
だからこそ、「挑戦したい」と思ってしまった!
クソゲーマーだから!
クソゲーマーだから!
勝てるか解らないけれど、勝ちを模索する価値は絶対にある!だから逃げたくない!!
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かつて同じくギルドマスターで、今や一人ぼっちで「ブリガンティア」を名乗り続けるデミクァス、その想いは?
『やってみっか!』『ああ、もう一回くらいならな?』『ん!』
かつて同じくギルドマスターで、今や一人ぼっちで「ブリガンティア」を名乗り続けるデミクァス、その想いは?
■ギルドマスター
街に帰る事をやめて、次々と立ち上がり賛同するメンバーに
ウィリアムは「勝たせない」と想う。
街に帰る事をやめて、次々と立ち上がり賛同するメンバーに
ウィリアムは「勝たせない」と想う。
マジで俺はバカだ……、でも勝ちてぇんだ! いや、こいつらを“仲間を”勝たせてやりてぇ!
前回、自分をさらけ出す大切さを知ったシロエは
倍する思いで、ウィリアムの凄さ、自分もあんな事が出来るだろうかと思う。
倍する思いで、ウィリアムの凄さ、自分もあんな事が出来るだろうかと思う。
だからこそ、「彼らに勝たせたい」とシロエは願い、全てを話すと共に「勝率15%の作戦」を提案する。
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ウィリアムは、2年前にエルダーテイルに参加した若手プレイヤーであり、シロエ達に憧れていた。
そして、アキバの一件でシロエが成し遂げた事に感動し
なお彼を尊敬した。
シロエ『―――今度こそ、目を見て話すんだ!』
ウィリアムは、2年前にエルダーテイルに参加した若手プレイヤーであり、シロエ達に憧れていた。
そして、アキバの一件でシロエが成し遂げた事に感動し
なお彼を尊敬した。
シロエは逃げず、困難を成し遂げたのだ、と。
そのシロエが、ウィリアムの勇気に共鳴して再び立ち上がる! 何でしょうかこの熱い相互師弟関係!!
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にしても、ラストシーンのアカツキが可愛すぎて困る。
予告『勝率は15%、だが隣には、共に挑む戦友が――――!』
にしても、ラストシーンのアカツキが可愛すぎて困る。
■立ち上がれ、もう一度!
ウィリアムが、仲間達と信頼を築いていたからこそ為しえた、掛け値なしに「仲間」を描いた回!
そして、他人にバカだと言われたって貫く事の大切さ
その点は不変なはずです!
ウィリアムが、仲間達と信頼を築いていたからこそ為しえた、掛け値なしに「仲間」を描いた回!
そして、他人にバカだと言われたって貫く事の大切さ
その点は不変なはずです!
例えはネトゲですが、「周囲にバカだといわれても、貫き通す一念」は絶対に不変なものだから
だから、貫く彼らが格好よく感じるのではないでしょうか。
だから、貫く彼らが格好よく感じるのではないでしょうか。
また、やはり「ボス三体連携」は偶然ではないらしく、その前提で攻略を組む事になりました。
これを下すシロエの秘策とは?
テンションもハードルもぐんぐん上がる腹黒戦術、次回が楽しみすぎやしませんかね!?
テンションもハードルもぐんぐん上がる腹黒戦術、次回が楽しみすぎやしませんかね!?
次回、第11話「リトライ」
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