Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

テラフォーマーズ アネックス1号編 11「BOXER ボクサー」感想、これが鬼塚慶次、これがボクサー!

$
0
0

第11話、ここで丸々一話使っての慶次回! 戦う男は涙脆い!!

イメージ 20

イメージ 29

 家族を救いたいロシア班、仲間と生き抜きたかったドイツ班に対し、慶次もまた、守る者を無くした男!
 途中、「なるほど、おっ母さんを救う為に参加したのか」と思いきや
 それすら亡くしたばかりの悲しい人。

 ここで彼らが教えてくれたから、“誰かを護る為に戦うというのは、こんなに誇らしい”と―――!

「あれ?」
 しかし慶次さん、バトル中につい涙ぐんでしまって死に掛けるって、何やってんのさ!
 クールそうな外見に反して、めちゃくちゃウェットだ!

 原作未読ですが、隙が多すぎて愛されてそうな人だなぁと思えました。こんなに強いのに!!

ハリオアマツバメ、それは体長20cmで、時速350kmをハジきだす「空の韋駄天」!

イメージ 2

 三条 加奈子すげぇ!

「この人はスゲェんだ!」
 アネックス一号へと急ぐ途中、改造G二体を含む集団と交戦に入った「日米合同第一班」だったが
 前線のメンバーは、誰一人として心配していなかった。
 この班には「慶次」がいる!

 元世界ライト級チャンピオン・ボクサーにして、一度は全てを失い弱りきった男、鬼塚慶次!

 だが「仲間」を得て強さを取り戻した慶次
 ランキング8位の実力、自らの技量とモンハナシャコの複合力で、オオカタゾウムシのGを一蹴する!

 次回、12「SHOOTING STAR 軌道と無軌道」

マルコス『―――時間稼ぎご苦労!』

三条 加奈子『ありがと♪ でーも、何かちょっと偉そうじゃない?』

イメージ 3

イメージ 4

 死んだかと思ったよ!

日米合同第一班と「慶次」
 冒頭、高速飛行&エッジで大暴れする加奈子だったが、Gお得意の「投網作戦」にひっかかり
 あわや落命……、かと思いきや、ちゃっかりマルコスに救われた

 マルコスや加奈子で雑魚を抑え、本命を艦長と「慶次」に任せる!

 慶次に寄せられる熱い信頼!
 何故なら、彼は、鬼塚慶次なのだから!!

変わらず、繰り返す…。朝は暗いうちから走り…、ここから見る景色が好きだから

余りに地味、あまりにささやかな原動力―――、それがこの男

イメージ 5

イメージ 6

 トレーニングの傍ら、「この景色を見る」のが毎日の楽しみ、そんなささやかな男だった―――。

地味
 鬼塚慶次という派手な名前に反し、彼は反復練習と、着実な勝利を重ねる地味な男だった
 繰り返し続ける、地道な繰り返しこそが「強さ」を生む
 そんなタイプの格闘家。

 いやあ、世界チャンプはもちろんスゴいんだけどさぁ、面白みがね?

 プロモーター
 ボクシングという「見世物」を主催する側からすれば、面白みに欠ける男

 それが世界ライト級チャンピオン、次は二階級制覇を狙う世界級ボクサー、鬼塚慶次であった。

慶次『かーちゃんー、なじれー?』

母ちゃん『慶次ねー、毎週毎週、帰ってくること無いんやしねぇ?』

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

 慶次のcv小野大輔さん、なんか「ばらかもん」っぽい演じ方だと思ったら何か納得。

ささやかな原動力
 彼は、寝たきりの母の為に、船で渡れる距離のクラブで住み暮らし、毎週金曜日には帰っていた。
 そんな孝行息子と、寝たきりでも元気な母。
 小さいながらに幸せな家庭。

 ははっ、……でもホント父ちゃんは凄いわ、アンタみたいな良い息子、授けてくれたんだすけ

 慶次、孝行息子……!
 それでいて世界チャンプの夢を果たしたんだから、ホントたいした人です。好感度が止まらん!

慶次『母ちゃん……、俺…、網膜剥離…、かも』

イメージ 10

 しかし、ある夜非情にも彼を「網膜剥離」の疑いが襲い、小さな一家は凍りついた。

■網膜剥離
 言葉のまんまの病で一般人もかかるが
 傾向として、「眼球に強い衝撃を受けるとかかりやすい」事から、格闘家に付きまとう病ともいえる。

 それは相手の行動を追う、「目の良さ」が必要なボクサーにとって、致命傷であった。

 現在は手術による復帰が増えているが
 それ以前、2013年の3月までは、プロボクサーの場合は引退を余儀なくされていた病でもあるという。

慶次(郵便局員)『―――こないだは、“来て貰って”ありがとうございました』

島の老婆『そったぁ、いらね気ぃ使わねぇで?』

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

 ミッシェルさんの口調、明らかに「余所行きモード」になってて笑えます。

アネックス一号への誘い
 一年後、島で郵便局員をして暮らしていた慶次に連絡があり、海外からスカウトを受ける。
 ボクサーを引退した慶次に「U-NASA」が目をつけ
 スカウトに現れたのだ。

 でも……、ダメっすわ。自分でも意外だけど、もう無いんだ。俺の戦う理由……、無くなったんだ。

 あれから、「網膜剥剥離」を治療しようと必死で駆け回った慶次は散々に騙され
 その失意の内に、母まで亡くしてしまった。

 復帰したくて借金までした、けれど全てが終わって、「母の為に戦っていた」と慶次は思い知ったのだ。

ミッシェル『(だったら、デザートくらい食っていけよ……)』

『(―――お前、やっぱりボクサーだよ)』

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

 こうして、「母が居る島」を対岸から見る為に、慶次は毎朝走っていたのか………。

ボクサー
 だが彼は付いてなかったが、我知らず「節制して食事」し、ボクサーとしての生活を崩していなかった。
 本当にボクサーを辞めたのなら、好きに食って良いのだ。
 肥え太っても良いのだ。

 戦う女ミッシェルは、鬼塚慶次がボクサーを諦め切れていないと看破。

 その帰り道、慶次はいつも走っていた道を久々に走り、いまや「母が眠る島」を見つめる。 

慶次『そのベースとなる生物っての―――、“目が良い奴”にしてくれ』

イメージ 19

 ボクサー引退が決まった後、母は「自分に構うのはやめて、本土で楽しくやればいい」と言い残した。
 慶次は、本土にいても「母が眠る島を見られる目が欲しい」と願い
 U-NASAへの参加を快諾する。

 本土から、母さんの眠る島が見たい、あまりにも地味、あまりにもささやかな原動力――――。

 慶次、どこまでもささやかな男……!
 また「ベース生物には、相性がある」とも語られましたね。戦力外が出来てしまうのはそういう事か。

鬼塚慶次『いま、俺がお前に拳を向ける理由は二つ……!』

イメージ 20

イメージ 21

 一つは、出来たばかりにステキな友達を護る為で、もう一つはただの……、変えられない、俺の生き方だ!
 そのベース生物は「モンハナシャコ」!
 ランキング8位!

 変えられない、俺の生き方だ!

 修験者ボクサーさん格好良すぎる!!
※ライト級を制した後、今年はさらに体重を絞って「より軽い階級」へ挑戦、二階級覇者を目指していた

この虫、擬態せず! されど硬すぎて捕食されず、羽! 硬すぎて開かず!

体長15mm弱の、この黒い玉は「もっとも硬い昆虫」の一つとして知られている!

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

 羽根! 硬すぎて開かず!って何か笑えるッ!!

「フンドシ」のG
 対するは上級Gにして、クロカタゾウムシの改造G!
 だがシャコは、体長15cmにして22口径の拳銃に匹敵するパンチ力を誇る、貝類の捕食者!

 人間大のモンハナシャコにして、ボクサーとしての技術と経験を併せ持つ無敵のパンチングマスター!

 避ける、殴る!
 殴る、避ける!

 ボクサーとは「避ける」格闘者!
 そこにモンハナシャコの優れた視力、パンチ力、ボクサーとしての技量!鬼塚のワンサイドゲーム!

慶次『(地球に帰ったら、母ちゃんが安心できるような人生を―――)』

『教えられたから、“誰かを護る為に戦うというのは、こんなに誇らしい”と!』

イメージ 1

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 27

 だが慶次、つい母ちゃんと仲間を思って「涙」してしまった!つうこんのいちげき!!

ご覧の有様だよ!
 つい、涙で視界をふさがれてしまった慶次、思わぬ展開で死にかける!
 誰が予想しただろうか、この展開を!
 慶次、半死半生!

 あれ……?

 さらに「足掛け」のワイヤートラップも喰らい
 網膜剥離の再発症かと思いきや、情に流されて死に掛ける慶次!慶ちゃんってば涙脆いんだからぁ!

慶次『今は、全て失ったはずなのに……、誰も居なくなったはずなのに…!』

イメージ 28

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 29

 今は亡きシーラ、エヴァさんがチラッと映ってて泣ける。

「この人はスゲェんだよ!」
 以前なら、ピンチの時には母の声が聞こえた気がした、けれど今はもう居ない。
 なのに、まだ「聞こえる声」がある!
 仲間がいる!

 勉強になったかなゾウムシ君……、ただ打ち合うのがケンカなら、打たせず打つのが格闘技
 でもって、打たれても十秒以内に立ち上がるのが、ボクシングだ!

 名前を呼ばれる嬉しさ
 孤独じゃないと噛み締めた慶次、一撃の決着。

 アドさんもそうでしたが、仲間の為に、背負う者がある男は、やっぱり強いわって話ですわ!

次回、SHOOTING STAR。流れ的には「小町艦長」回?

イメージ 8

イメージ 13

 なんかもう、分割二期じゃないとおかしい!ってレベルのペース配分になってきた!

■慶次見参!
 確かに悲しい過去を背負っていますが、ある意味、すごく救われている男・慶次の参戦回!
 涙は枯れて、これからは幸せになってやろうって男の姿!

 涙が目に入って死に掛けたのはビビりましたが、正直、そうでもしないとピンチにならなかったから仕方ない!

 彼が、なぜ周囲に頼りにされているのかも良く解ったし
 素直にテンションが上がる結末だった!
 そして最終話が心配だ!

 次回、12「SHOOTING STAR 軌道と無軌道」




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles