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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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異能バトルは日常系のなかで 第7話「覚醒 -ジャガーノートオン-」感想。鳩子のもっともすぎる追及、雨降れど地は固まるか?

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鳩子の追及、静夢の冷たい指摘が辛い。お兄さんってば何企んでるの!?

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 前々から感じさせていた、寿来と鳩子のギャップが爆発、鳩子ちゃんの言葉が耳に痛い。
 寿来の悪友、金髪少年の静夢くんも冷たい指摘を。
 ごもっとも過ぎる………。

 解んない解んない解んないっ! じゅー君のいう事は、昔っから何一つこれっぽっちも解んないんだよ!

中二病兄妹の指摘
 鳩子の爆発と静夢の指摘、寿来と噛み合わなくてイラついていたのも紛れも無い真実。
 でもそれは、もっと寿来を理解したいからこそ。

 そもそもイヤだったら一緒に居ない、一緒に居たいから苛立ってた

 寿来は幸せですし
 だからこそ、鳩子ちゃんには彼と幸せになって欲しい回。次回も合わせて「解決」が楽しみすぎる!

『姉ちゃん、鳩子にメシ作らせる気かよ!』『だって絶対旨いだろっ!!』

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 真智ねーちゃん初登場!大学生らしい。

矛盾、矛盾、ああ矛盾
 中二の事は解らないけれど、それ以外の事なら、自分が寿来を一番知ってると自負していた鳩子は
 寿来が、中二を理解できない自分より「灯代」を優先していると感じ
 二人の「秘密」に動揺、感情を爆発させる。

 癇癪を起こし走り去った鳩子、それを「鳩子が愛想を尽かしたからだ」と断言され、寿来も戸惑う。

 だが鳩子は、灯代の兄に「理解されない事もまた、中二病には嬉しいのだ」
 寿来も灯代に「嫌いなら、最初からそばにいない」
 二者二様に指摘される。

 二人は気持ちを持ち直すが、直後、灯代の兄「桐生一」は仲間と共に鳩子を連れ去ってしまう

 次回、第8話「戦争 -ホルムガングバトル-」

幼・寿来『バーカ、お前の隠れそうなところくらい、すぐ解んだよ』

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 小学校の頃から中二病だったのか……!

大失敗な思い出
 小学校の頃、ズレた鳩子は「学校の火災ベル」を押してしまい、学校中を騒ぎにしてしまった事があった。
 その時ヒーローのように現れて、一緒に謝ってくれた寿来を思い出す。

 なに笑ってんだよ。誤りに行くんだから、申し訳なさそうな態度になっとけっ!

 一から十まで察してくれて
 一緒に謝る、と手を差し出してくれた寿来。

 対する鳩子の反応もズレてますが、どんだけ幸せだったろうか!子供の頃からヒーローかよ!

『ねぇねぇじゅーくんっ! 食べたいものとかあるっ?』『何でも良いよ』

鳩子『むぅー! 何でもいい、が一番困るんだよっ!』

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 寿来は「迷惑だろーなー」と思ってるのに、鳩子はウェルカム! この深刻なギャップ!!

「幸せな時間」と、そのお終い
 ある日、寿来から「夕飯」を頼まれた鳩子はウキウキとしていた。
 が、寿来は放課後、ちょっと灯代と残ると言い出し
 鳩子の顔を曇らせる。

 解りましたぁ! テーマは“リアリティの追求”だねっ!

 寿来側の原因は「文芸部活動」なんですが、その際、鳩子ちゃんが選んだテーマもポイントなのかも。
 ぽやっとしているけれど、文学的にはリアリティ重視タイプ。

 寿来の言葉にピンと来てないケースが多い彼女ですが、そもそも嗜好自体が違うという。

中学時代『―――全然進まなくて、けっきょく、読めなくて……』

中学寿来『そっか……、やっぱ解んねえか…』

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 寿来にこんな顔させたら、そら「出来るだけ理解しよう」って思いたくなりますわ。うん。

ライトノベル
 中学時代も、寿来に進められたラノベが全く理解できず、彼を残念がらせた事があった。
 そのツボが理解できないのだ。

 理解できないところばかりで、物語に入り込めない、楽しめない。

 誰にでもある、理解できない分野のお話。
 鳩子はそれがラノベだった。

 中学生時代の二人が可愛い!けれど「今の状況」に被せ、思い出してしまう鳩子。

寿来『話ってのは、さっきの創作活動のことだよ』

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 現在時刻!ただの時報じゃねえか!!

プライドの空回り
 一方、寿来が灯代と残ったのは「灯代が秘密にしている、ラノベ作家の夢」を共有しているから。
 灯代の秘密を守る為に、敢えて何も言えなかった。

 スランプじゃないわ、実力不足! 自分の無能を棚に上げて「スランプ」って言葉を言い訳に使いたくないわ!

 灯代の意地っ張りなところと、ちょうど行き詰ってたののダブルパンチ!
 で、文芸部での「創作」が上手くいかなかった、と。

 灯代の骨っぽさ
 彼女のやる気を引き出す寿来が素敵ですが、かくして時間が過ぎちゃう訳で……。

鳩子『大丈夫、もうすぐ出来るから、のんびり待っててくださいな♪』

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 一方、寿来が遅い=灯代と何を長話していたのか、と不安になりつつも楽しげな鳩子。
 のんびり待っててくださいな♪
 が可愛すぎる!

 オープニングの料理シーンもそうですが、ほわっとした動きが可愛すぎる。

鳩子『教えてよ~』

寿来『だから言ってもしょうがねえって、どうせお前には解んねえだろっ』

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 寿来、言っちゃったー! cv早見さんの徐々に爆発する感じがスゴかった……。

解んないよ!
 帰宅後も、部室の続きと「アドバイス」を欲しがった灯代と、LINEを始める寿来
 彼にしてみれば、それは秘密だったのだけれど…

 解んない解んない解んないっ! じゅー君のいう事は、昔っから何一つこれっぽっちも解んないんだよ!'

 積もり積もったものに
 鳩子は、中二病全てが解らないと爆発してしまう。

 すいませんホントすみませんとしか言いようの無い、cv早見さんの超爆発台詞!! すみません!

 でも全部わざわざ覚えている辺り
 ずっと理解しようと試み、考えに考えたとしか思えず、ホント鳩子ちゃん良い子すぎる………。

小学校時代の寿来『あいつ、どこ行ったんだよぉ!』

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 再び回想、冒頭と同じ「小学校時代」だけれど、実はメチャクチャ探し回った末だった、と。
 じゅー君の強がりがカッコよすぎて惚れる。
 そりゃ惚れるよ。

 廊下、図書館、屋上と駆け回る寿来。

 子供の頃から、鳩子ちゃん本の虫だったんですね。
 真っ先に図書室行ったみたいですし。

 ていうか屋上まで行ったって事は、屋上から一番下の階まで駆け下りたのか。頑張り過ぎィ!

寿来『待てよ相模! ストレスとか悩みとか、あいつはそういうのとは無縁な奴で』

静夢『おいおい安藤? そんな奴が現実にいる訳ないだろ?』

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 この二人は仲が良くないって、ガチだったのかよ!

寿来、ヘシ折れる
 昔を思い出しつつ探し回った寿来は、静夢に決定的な「分析」を聞かされる。
 そもそも、鳩子はずっとストレスを溜めていた
 かみ合っていなかった、と。

 ま、一言でまとめちゃうなら、鳩子ちゃんが安藤に愛想を尽かした、それだけの事だよ――――。

 ずっと中二の話題を振ってきた
 けれど、鳩子は困惑し、客観視していた静夢に「それは迷惑だった」と言い切られた。

 鳩子は自分に嫌気がさしていて、決定打となったのだと、寿来自身、結論せざるを得なかった。

寿来『そうか、初めてなんだ……、“鳩子が傍に居ない”のが』

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 同じく客観視していた灯代、熱いビンタ説教。

とても根本的な事
 後悔し、心配し弱りきった寿来は「ただ、鳩子と楽しみを共有したかっただけ」だと呟く。
 だが彼の後悔が、自分と一緒に居るのは辛かったのかに至り
 灯代の方も炸裂した!

 アンタと居る時、いっつもニコニコ笑ってたじゃない、あの笑顔がウソな訳ないじゃないっ!!

 イヤなら傍に居続ける訳がない
 自虐のあまり、鳩子への侮辱にすら陥りかかっていた寿来を、灯代は叱り飛ばす。

 憶測だけで勝手に落ち込んでんじゃないわよ!

 元はといえば、対話不足で始まったトラブルを、対話せずに終わらせて良いはずが無いのだから。

桐生一『結論から言うと、お嬢ちゃんの悩みはただの“罪悪感”だ』

『理解できない自分を恥じ、理解してあげられないのを申し訳なく思っている』

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 なんでこの人、こんなに的確なんだ!?

冷静で的確で中二病
 一方、灯代の兄・桐生一を介して、鳩子自身も「寿来が迷惑だった訳じゃない」と語られる。
 彼女が怒ったのは、逆に理解したかったからなのだ。
 出来ないのが悲しかったのだ。

 そう簡単に理解されちゃいけない、万人に受け入れられるようなら、それは中二でも何でもねえ

 しかし桐生は、だからこそ「中二」の寿来には不可欠だと指摘する。
 理解されないという「一般の視点」が欲しい

 鳩子の存在は、寿来にとって不可欠だ。

 見ず知らずの眼帯マンの言葉だったが、自分たちを理解したその言葉に、鳩子は深い感謝を覚える。

桐生一『なあ、お嬢ちゃん。人間の幸せって何だと思う?』

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 元文学部・桐生一、やはり「彼ら」も異能所持者か。

それが愛でしょう
 やがて桐生は、人の幸福とは「選ばれること」だという持論を述べ
 鳩子は深く得心する。

 そうか、私はただ、じゅー君に選んで欲しかったんだな………。

 オチは噛み合わない鳩子と桐生。
 最近、「何かと寿来が灯代を優先している」と感じ、自分が癇癪を起こしてしまっただけだと納得した。

 だが持論を披露し終えた桐生は、集った六人の仲間と共に鳩子をさらってしまう。

 第一話では「会長を焚きつけて文芸部を襲わせた」桐生、永い刻を経て、彼らとの斗いが始まる!

寿来『(人を探す異能)………、そうか! 今こそ俺が覚醒すれば!!』

彩弓『“黒焔”が覚醒しても意味はありません』

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 ひどいわ!

ネクストステージッ!
 一方、そんな事なぞ露知らない文芸部の面々は、通常方法での探索を諦め、手段を模索する!
 彩弓が断言したのは、“始原”のランクアップだった!

 ですから、今回は私が覚醒します!

 彩弓が認識している「あるべき姿」へと対象を戻す異能、ルート・オブ・オリジン!
 人、物だけでない、新たな原状回復!?

 前回の寿来の言葉「覚醒します!」を華麗に引き継ぎ、彩弓さんが言い出した覚醒とは!?

予告鳩子&千冬『異能のケンカは、もっと良くないよねっ?』

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 対話不足が生んだトラブルなら、対話で解決されてこそ!

覚醒めぬ想い
 寿来の中二病が迷惑なのかと思いきや、それを理解できない自分を責めていたというオチ。
 相模静夢の冷たく、冷静な指摘とはある面で真逆に
 ぜんぶ愛のせいじゃないですかー!

 ジャガーノート=止められぬ巨大な力そのままに、止まらぬ想いを炸裂させる鳩子!!

 丸く収まるかと思いきや
 中二病お兄ちゃんズが「ガチ異能持ち」と判明、その乱入で混迷の一途を辿る物語!

 次回、第8話「戦争 -ホルムガングバトル-」

 これはアレだ!
 最後のオチで「原因は自分だ」と、寿来と一緒に謝るオチしか無いなッ!!


■制作スタジオさんが同じ
 キルラキル 放映終了、感想まとめ


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