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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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異能バトルは日常系のなかで 第6話「罪悪 -ヴァイスペナルティ-」感想、寿来と彩弓と異能の回。寿来、頼もしい!

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メガネが可愛い! ほんのちょっと余裕、前に進み続ける事が大切な第6話!

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 ちょっと意外なオチから、良い話となった高梨彩弓さん回。素敵なおばあちゃんだったんですね。 
 テンプレ的な「厳しい家庭だった」と前振りしつつ
 本当に奇麗な着地の回。

 立派な人間になりなさい。そうすればきっと“立派じゃなくてもいい”って言ってくれる人が現れるから。

異能と寿来
 第一話での「空白の半年間」と、何で異能でくだらないことばかりしているのか
 それは、本当は異能を恐れている気持ちの裏返し
 いい話だった………。

 ホント、異能バトルっていうか日常バトルですね!恋愛物とも言う!

魔王で勇者な寿来『人と共に、生きて見たいと思っちまったんだよ!』

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 なんか学芸会が始まった!

■異能と寿来と後悔と
 寿来の誕生日、プレゼントに頑張りすぎた高梨彩弓が風邪に倒れてしまい、寿来は見舞いに行った。
 その時、彼は「彩弓が生徒会長にならなかった」事に疑問を持つ。

 寿来は自分のせいだと勘違いして誤るが、むしろ教えられたのだと彩弓は返した。

 十ヶ月前、工藤会長と同じように、異能という非日常に怯えていた彩弓
 寿来のわがままで、「試合」をはじめてしまい
 そして彼の考えを知ったのだ。

 異能という非日常を、せめて楽しみ、精一杯前向きに過ごそうとする寿来。
 けれど今度は、日常からのトラブルが寿来を襲う。

 次回、第7話「覚醒 -ジャガーノートオン-」

寿来『――――すっげー! 何この神ゲー!?』

『『『『お誕生日おめでとうっ!』』』』

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 なんという愛され系主人公。

■誕生会、そして
 オープニングを略して始まった、唐突な寿来たちの学芸会!
 かと思いきや、彼の誕生日プレゼントとして、文芸部女子が頑張って作ったゲームだったらしい。

 泣いてねえし!

 感涙する彼を見ていると、そら作ってあげたくなるよねー。
 そんな話。

 しかし、製作の多くを高梨彩弓が受け持った為か、風邪で倒れてしまい………。

彩弓『あ、あと……、あんまりじろじろ見ないでください』

寿来『―――初めて見ましたけど、眼鏡似合いますね?』

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 普段はキリッとしてるけど、こっちはくつろいでる感じで可愛い。

■妹は嵐のように
 代表として見舞いにいった寿来は、豪邸にしり込みしつつ、寝巻き姿の先輩と出会う。
 いわく、「妹の寝巻きを借りてるだけ」とは言ってましたが
 体格的に私物っぽいですよね。

 さゆ姉が、オトコ連れこんでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!

 そこに、見舞い品を持った妹が乱入
 そして退場。

 やっぱり、彼女の家にきたら、卒業アルバム見ないとね♪

 寿来くんをカレシと勘違いして大暴れしましたが、なんつうハイテンションな妹……。これは可愛い。

寿来『びっくりするくらい似てないですね……』

彩弓『よく言われます…』

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 妹さん、効果音がいちいちデストロイすぎて笑うしかないですね!
 元気そうってレベルじゃねえ!

 見かけはミニ彩弓さんって感じですけど、キャラはえらい違うという。

彩弓『おばあさまがご存命だったならば、どう思うやら……』

『――――“立派な人間になりなさい”。おばあさまはよくそう言っていました』

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 寿来くん、きちんきちんと言葉に応えるところが好き。

■寿来と地雷
 いわく、彩弓さんは厳格な祖母に育てられ、「立派な人間になりなさい」と言われてきた。
 どこか大人びた印象は、その言葉に応えようとした為。

 生徒会長だったんですか! 向いてそうですものね~、何で高校じゃ入らなかったんですか?

 が、生徒会だった件に触れると、急にトーンダウン。
 薬で眠くなったので帰って欲しいと。

 中学の頃から大人っぽかったに苦そうな顔をする辺り、ホントはもっと可愛いのが好きなのでしょうか。

安藤『―――あの後、彩弓さんの様子って、どうだった?』

高梨舞矢『どうって…? あれぇ~、安藤さん、さゆ姉と何かありましたぁ?』

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 ふふーん♪顔の妹さん可愛い、って会長久々の出番だ!

■生徒会長
 翌日、彩弓が「私用」で部活を休んだ事を気に病んだ安藤は
 たまたま舞矢が電話してきたのをきっかけに、彩弓が「生徒会長」にこだわっていた事を知る。

 異能だよ。高梨さんは、生徒会長になるよりも、お前たち文芸部の絆を優先したんじゃないのか?

 と共に、彩弓は「なろうとしなかったのだ」と工藤会長に示唆され
 自分のせいだと駆け出した。

 高校での生徒会長選直前、彼女を異能に縛り付けたのは寿来なのだから。

寿来『俺が“異能を消したくない”なんて言い張らなければ……!』

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 実は、十ヶ月前、彩弓が「あるべき形に戻す」異能によって、みんなを異能がない状態に戻そうと主張し
 反対する寿来と勝負になった末、「戻せない」と判明した。
 異能を消せない、と確定させてしまった。

 寿来は、あの時、自分がもっと上手く立ち回り、異能を消す方法を探していれば?と後悔する。

 何より、消さなくてもいいから、一緒に異能を楽しみましょうと誘ったのは寿来だ。
 自分は「彩弓を異能に縛り付けてしまった」のだ。

 寿来は良かれと思ってやった、その自分のバカさ加減を強く後悔する。

彩弓『―――結局、自己満足の為に、生徒会長をやろうとしていただけなんです』

『そんな人間が、生徒会長に相応しいはずがありません』

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 しかし寿来の見当違いで、彩弓は「ホントに体調を崩し」「ホントに私用で休んでいた」と判明

 中学時代、生徒会長として「失敗」したのは
 自分のやり方を他人に強いて、周りを見ていなかっただけだと理解していた。

 自分が悪いのだから、高校で生徒会をやろうなんて、その「やり直し」を求めているだけだ。

 そう気付かされたから、もう執着は無いと明かす。

彩弓『恨めるはずがないでしょう?』

『(安藤君の、あんなにも優しいたくらみを――――)』

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 十ヶ月前、何事にも厳格な彩弓は、自分と仲間の異能を恐れて消し去ろうとした。
 が、彩弓では「消せない」事が判明してしまい
 ますます自分を追い詰めてしまう。

「始原」を使えば、いつでも異能を消せる。その可能性を残しておきたかったんです――――。

 そんな中、寿来が本心では異能を怖がり、出来るだけ負担を軽くしようとしていた
 おどけて、ただのワガママにしようとしていたと知る

 遊べばいいじゃないですか、異能を使って、何か楽しいことしましょうよ♪

 そんな寿来に、自分がいかに近視眼的だったか
 ひいては「高校で生徒会長になろう」とした自分の浅さも、彼女は思い知らされたのだ。

彩弓『こっけいな話です、こんな私のどこが立派だというのか……』

寿来『―――立派じゃなくたって、良いじゃないですか』

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 おばあさん、厳格だけど優しい人だったのね……。

■克己心
 正しくあろうとするあまり、自分を卑下してしまう彩弓
 それが暗かった本当の理由だったが、でも彩弓は、決して努力を怠っている訳じゃない
 それを寿来は知っている。

 立派な人間になりなさい。そうすればきっと“立派じゃなくてもいい”って言ってくれる人が現れるから。

 寿来の言葉は、意図せず「祖母が予見した」言葉そのまま。
 だから彩弓は驚いたのだ。

 高く叶わない目標だと思っても、挑み続ける事の大切さ。

 努力をしない者への慰めではなく
 努力し続ける者へ、賞賛、ねぎらいをこめて言ってくれる理解者が、きっと現れる、と。

彩弓『なれなかったとしても、なろうとする意思は無駄な事ではないはずです』

寿来『俺、女だったら彩弓さんに惚れてたかもしれませんっ!』

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 寿来が「似合う」と褒めてくれた眼鏡姿で、姿見を見つめる彩弓。乙女だ……。

■男前な乙女心
 傍らに理解者がいてくれる事ほど、挑戦者にとって嬉しいものはない。
 でも、その格好良すぎる「挑戦する意思」
 寿来は「男前だ」と褒める。

 やれやれ、私があなたに教える事もまだまだありそうですね――――。たとえば……。

 そこで、口にしないのが女心。
 解っとるのか寿来君!

 基本、理解力の高い少年ながら、女心にだけは極端に鈍感!

 もういっそ押し倒せ彩弓先輩!

予告彩弓&鳩子『ふとしたことで、過ちに気付く事ってありますよね?』

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 オープニングの眼鏡彩弓さんが可愛いと思ったら、それを寿来君が褒める流れだったのか!

鳩子と「過ち」
 普段、余裕と強キャラの風格を持っていた彩弓先輩、それは彼女が強くあろうとしていたから。
 そのあまり、周囲を見渡す余裕を持てず
 寿来に教えられたのだ、と。

 寿来と彩弓さんの過去篇を挟みつつ、高みを目指し続ける大切さを説いた第6話!

 こういう人って好きですし
 報われて欲しいと思ってしまいますよね。

 そして次回は、幼い頃から寿来の傍に居たけれど、ある意味で「努力を怠っていた」というか
 諦めムードを持っていた鳩子さんの回!

 次回、第7話「覚醒 -ジャガーノートオン-」

 吼えろ!
 鈍感男は盛大に困らせてやれ! それが乙女の特権だ!!


■制作スタジオさんが同じ
 キルラキル 放映終了、感想まとめ


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