メガネが可愛い! ほんのちょっと余裕、前に進み続ける事が大切な第6話!
ちょっと意外なオチから、良い話となった高梨彩弓さん回。素敵なおばあちゃんだったんですね。
テンプレ的な「厳しい家庭だった」と前振りしつつ
本当に奇麗な着地の回。
立派な人間になりなさい。そうすればきっと“立派じゃなくてもいい”って言ってくれる人が現れるから。
■異能と寿来
第一話での「空白の半年間」と、何で異能でくだらないことばかりしているのか。
それは、本当は異能を恐れている気持ちの裏返し
いい話だった………。
第一話での「空白の半年間」と、何で異能でくだらないことばかりしているのか。
それは、本当は異能を恐れている気持ちの裏返し
いい話だった………。
■異能と寿来と後悔と
寿来の誕生日、プレゼントに頑張りすぎた高梨彩弓が風邪に倒れてしまい、寿来は見舞いに行った。
その時、彼は「彩弓が生徒会長にならなかった」事に疑問を持つ。
寿来の誕生日、プレゼントに頑張りすぎた高梨彩弓が風邪に倒れてしまい、寿来は見舞いに行った。
その時、彼は「彩弓が生徒会長にならなかった」事に疑問を持つ。
寿来は自分のせいだと勘違いして誤るが、むしろ教えられたのだと彩弓は返した。
十ヶ月前、工藤会長と同じように、異能という非日常に怯えていた彩弓は
寿来のわがままで、「試合」をはじめてしまい
そして彼の考えを知ったのだ。
寿来のわがままで、「試合」をはじめてしまい
そして彼の考えを知ったのだ。
異能という非日常を、せめて楽しみ、精一杯前向きに過ごそうとする寿来。
けれど今度は、日常からのトラブルが寿来を襲う。
けれど今度は、日常からのトラブルが寿来を襲う。
■誕生会、そして
オープニングを略して始まった、唐突な寿来たちの学芸会!
かと思いきや、彼の誕生日プレゼントとして、文芸部女子が頑張って作ったゲームだったらしい。
オープニングを略して始まった、唐突な寿来たちの学芸会!
かと思いきや、彼の誕生日プレゼントとして、文芸部女子が頑張って作ったゲームだったらしい。
泣いてねえし!
感涙する彼を見ていると、そら作ってあげたくなるよねー。
そんな話。
そんな話。
しかし、製作の多くを高梨彩弓が受け持った為か、風邪で倒れてしまい………。
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普段はキリッとしてるけど、こっちはくつろいでる感じで可愛い。
彩弓『あ、あと……、あんまりじろじろ見ないでください』
寿来『―――初めて見ましたけど、眼鏡似合いますね?』
普段はキリッとしてるけど、こっちはくつろいでる感じで可愛い。
■妹は嵐のように
代表として見舞いにいった寿来は、豪邸にしり込みしつつ、寝巻き姿の先輩と出会う。
いわく、「妹の寝巻きを借りてるだけ」とは言ってましたが
体格的に私物っぽいですよね。
代表として見舞いにいった寿来は、豪邸にしり込みしつつ、寝巻き姿の先輩と出会う。
いわく、「妹の寝巻きを借りてるだけ」とは言ってましたが
体格的に私物っぽいですよね。
さゆ姉が、オトコ連れこんでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!
そこに、見舞い品を持った妹が乱入
そして退場。
そして退場。
やっぱり、彼女の家にきたら、卒業アルバム見ないとね♪
寿来くんをカレシと勘違いして大暴れしましたが、なんつうハイテンションな妹……。これは可愛い。
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妹さん、効果音がいちいちデストロイすぎて笑うしかないですね!
元気そうってレベルじゃねえ!
寿来『びっくりするくらい似てないですね……』
彩弓『よく言われます…』
妹さん、効果音がいちいちデストロイすぎて笑うしかないですね!
元気そうってレベルじゃねえ!
見かけはミニ彩弓さんって感じですけど、キャラはえらい違うという。
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寿来くん、きちんきちんと言葉に応えるところが好き。
彩弓『おばあさまがご存命だったならば、どう思うやら……』
『――――“立派な人間になりなさい”。おばあさまはよくそう言っていました』
寿来くん、きちんきちんと言葉に応えるところが好き。
■寿来と地雷
いわく、彩弓さんは厳格な祖母に育てられ、「立派な人間になりなさい」と言われてきた。
どこか大人びた印象は、その言葉に応えようとした為。
いわく、彩弓さんは厳格な祖母に育てられ、「立派な人間になりなさい」と言われてきた。
どこか大人びた印象は、その言葉に応えようとした為。
生徒会長だったんですか! 向いてそうですものね~、何で高校じゃ入らなかったんですか?
が、生徒会だった件に触れると、急にトーンダウン。
薬で眠くなったので帰って欲しいと。
薬で眠くなったので帰って欲しいと。
中学の頃から大人っぽかったに苦そうな顔をする辺り、ホントはもっと可愛いのが好きなのでしょうか。
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ふふーん♪顔の妹さん可愛い、って会長久々の出番だ!
安藤『―――あの後、彩弓さんの様子って、どうだった?』
高梨舞矢『どうって…? あれぇ~、安藤さん、さゆ姉と何かありましたぁ?』
ふふーん♪顔の妹さん可愛い、って会長久々の出番だ!
■生徒会長
翌日、彩弓が「私用」で部活を休んだ事を気に病んだ安藤は
たまたま舞矢が電話してきたのをきっかけに、彩弓が「生徒会長」にこだわっていた事を知る。
翌日、彩弓が「私用」で部活を休んだ事を気に病んだ安藤は
たまたま舞矢が電話してきたのをきっかけに、彩弓が「生徒会長」にこだわっていた事を知る。
異能だよ。高梨さんは、生徒会長になるよりも、お前たち文芸部の絆を優先したんじゃないのか?
と共に、彩弓は「なろうとしなかったのだ」と工藤会長に示唆され
自分のせいだと駆け出した。
自分のせいだと駆け出した。
高校での生徒会長選直前、彼女を異能に縛り付けたのは寿来なのだから。
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実は、十ヶ月前、彩弓が「あるべき形に戻す」異能によって、みんなを異能がない状態に戻そうと主張し
反対する寿来と勝負になった末、「戻せない」と判明した。
異能を消せない、と確定させてしまった。
寿来『俺が“異能を消したくない”なんて言い張らなければ……!』
実は、十ヶ月前、彩弓が「あるべき形に戻す」異能によって、みんなを異能がない状態に戻そうと主張し
反対する寿来と勝負になった末、「戻せない」と判明した。
異能を消せない、と確定させてしまった。
寿来は、あの時、自分がもっと上手く立ち回り、異能を消す方法を探していれば?と後悔する。
何より、消さなくてもいいから、一緒に異能を楽しみましょうと誘ったのは寿来だ。
自分は「彩弓を異能に縛り付けてしまった」のだ。
自分は「彩弓を異能に縛り付けてしまった」のだ。
寿来は良かれと思ってやった、その自分のバカさ加減を強く後悔する。
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しかし寿来の見当違いで、彩弓は「ホントに体調を崩し」「ホントに私用で休んでいた」と判明
彩弓『―――結局、自己満足の為に、生徒会長をやろうとしていただけなんです』
『そんな人間が、生徒会長に相応しいはずがありません』
しかし寿来の見当違いで、彩弓は「ホントに体調を崩し」「ホントに私用で休んでいた」と判明
中学時代、生徒会長として「失敗」したのは
自分のやり方を他人に強いて、周りを見ていなかっただけだと理解していた。
自分のやり方を他人に強いて、周りを見ていなかっただけだと理解していた。
自分が悪いのだから、高校で生徒会をやろうなんて、その「やり直し」を求めているだけだ。
そう気付かされたから、もう執着は無いと明かす。
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十ヶ月前、何事にも厳格な彩弓は、自分と仲間の異能を恐れて消し去ろうとした。
が、彩弓では「消せない」事が判明してしまい
ますます自分を追い詰めてしまう。
彩弓『恨めるはずがないでしょう?』
『(安藤君の、あんなにも優しいたくらみを――――)』
十ヶ月前、何事にも厳格な彩弓は、自分と仲間の異能を恐れて消し去ろうとした。
が、彩弓では「消せない」事が判明してしまい
ますます自分を追い詰めてしまう。
「始原」を使えば、いつでも異能を消せる。その可能性を残しておきたかったんです――――。
そんな中、寿来が本心では異能を怖がり、出来るだけ負担を軽くしようとしていた
おどけて、ただのワガママにしようとしていたと知る
おどけて、ただのワガママにしようとしていたと知る
遊べばいいじゃないですか、異能を使って、何か楽しいことしましょうよ♪
そんな寿来に、自分がいかに近視眼的だったか
ひいては「高校で生徒会長になろう」とした自分の浅さも、彼女は思い知らされたのだ。
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おばあさん、厳格だけど優しい人だったのね……。
ひいては「高校で生徒会長になろう」とした自分の浅さも、彼女は思い知らされたのだ。
彩弓『こっけいな話です、こんな私のどこが立派だというのか……』
寿来『―――立派じゃなくたって、良いじゃないですか』
おばあさん、厳格だけど優しい人だったのね……。
■克己心
正しくあろうとするあまり、自分を卑下してしまう彩弓。
それが暗かった本当の理由だったが、でも彩弓は、決して努力を怠っている訳じゃない
それを寿来は知っている。
正しくあろうとするあまり、自分を卑下してしまう彩弓。
それが暗かった本当の理由だったが、でも彩弓は、決して努力を怠っている訳じゃない
それを寿来は知っている。
立派な人間になりなさい。そうすればきっと“立派じゃなくてもいい”って言ってくれる人が現れるから。
寿来の言葉は、意図せず「祖母が予見した」言葉そのまま。
だから彩弓は驚いたのだ。
だから彩弓は驚いたのだ。
高く叶わない目標だと思っても、挑み続ける事の大切さ。
努力をしない者への慰めではなく
努力し続ける者へ、賞賛、ねぎらいをこめて言ってくれる理解者が、きっと現れる、と。
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寿来が「似合う」と褒めてくれた眼鏡姿で、姿見を見つめる彩弓。乙女だ……。
努力し続ける者へ、賞賛、ねぎらいをこめて言ってくれる理解者が、きっと現れる、と。
彩弓『なれなかったとしても、なろうとする意思は無駄な事ではないはずです』
寿来『俺、女だったら彩弓さんに惚れてたかもしれませんっ!』
寿来が「似合う」と褒めてくれた眼鏡姿で、姿見を見つめる彩弓。乙女だ……。
■男前な乙女心
傍らに理解者がいてくれる事ほど、挑戦者にとって嬉しいものはない。
でも、その格好良すぎる「挑戦する意思」を
寿来は「男前だ」と褒める。
傍らに理解者がいてくれる事ほど、挑戦者にとって嬉しいものはない。
でも、その格好良すぎる「挑戦する意思」を
寿来は「男前だ」と褒める。
やれやれ、私があなたに教える事もまだまだありそうですね――――。たとえば……。
そこで、口にしないのが女心。
解っとるのか寿来君!
解っとるのか寿来君!
基本、理解力の高い少年ながら、女心にだけは極端に鈍感!
■鳩子と「過ち」
普段、余裕と強キャラの風格を持っていた彩弓先輩、それは彼女が強くあろうとしていたから。
そのあまり、周囲を見渡す余裕を持てず
寿来に教えられたのだ、と。
普段、余裕と強キャラの風格を持っていた彩弓先輩、それは彼女が強くあろうとしていたから。
そのあまり、周囲を見渡す余裕を持てず
寿来に教えられたのだ、と。
寿来と彩弓さんの過去篇を挟みつつ、高みを目指し続ける大切さを説いた第6話!
こういう人って好きですし
報われて欲しいと思ってしまいますよね。
報われて欲しいと思ってしまいますよね。
そして次回は、幼い頃から寿来の傍に居たけれど、ある意味で「努力を怠っていた」というか
諦めムードを持っていた鳩子さんの回!
諦めムードを持っていた鳩子さんの回!
次回、第7話「覚醒 -ジャガーノートオン-」
吼えろ!
鈍感男は盛大に困らせてやれ! それが乙女の特権だ!!
鈍感男は盛大に困らせてやれ! それが乙女の特権だ!!
■関連感想記事
第1話「異変 -アルファエピソード-」
第2話「誤想 -ミスコンセプション-」
第3話「邂逅 -ランデブーポイント-」
第4話「奇行 -カプリシャスレディ-」
第5話「厨二 -センシティブエイジ-」
第1話「異変 -アルファエピソード-」
第2話「誤想 -ミスコンセプション-」
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第4話「奇行 -カプリシャスレディ-」
第5話「厨二 -センシティブエイジ-」