秘密に気付いて擬似デート、シンプルな灯代回。何という記憶力……!
今までと比べれば、トラブルらしいトラブルもなく、普通の高校生らしい日常が流れていった回。
灯代の秘密を知ってしまって、ほんの少しだけ距離が近づいて
けど、もっと近い子に気付かない寿来の回。
かっけぇだろ? 異能は最高にカッコいい! ――――ただ、それだけだ。それだけで良いんだ。
■寿来と「異能」
また、寿来の異能に対する向き合い方が見えた事で、何故あんな異能なのかも察せられた感も。
高梨先輩の「復元」も、彼女の欲求に根ざしたものなのか?
また、寿来の異能に対する向き合い方が見えた事で、何故あんな異能なのかも察せられた感も。
高梨先輩の「復元」も、彼女の欲求に根ざしたものなのか?
それはそれとして、鳩子の気持ちに気付け寿来!
一番ラノベな環境なのに、「根は一番常識人」っぽく描かれつつある寿来君!カッコ良いけど爆発しろ!
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思いつきでギターを買うだと……!?中二病は財布も大変です。
寿来『こんな俺に、人の心を動かす音楽なんて……!』
思いつきでギターを買うだと……!?中二病は財布も大変です。
■元中二病(自称)
弾けもしないし弾く気もないのに、「カッコイイから!」とギターを買った安藤寿来は
舞い上がったあまり、うっかり部室に鞄を忘れ
灯代の中二病っぷりを目撃してしまう。
弾けもしないし弾く気もないのに、「カッコイイから!」とギターを買った安藤寿来は
舞い上がったあまり、うっかり部室に鞄を忘れ
灯代の中二病っぷりを目撃してしまう。
灯代は、ホントは寿来に近い趣味を持った少女で、しかも今はラノベ作家を目指している。
秘密を共有した二人は、寿来の提案で、休日のデートもどきに出かけたのだが
知らない内に、その姿を鳩子に目撃されてしまう。
知らない内に、その姿を鳩子に目撃されてしまう。
■ギター、はじめました
何時の頃からか知らないけれど、「他人の注目を集める為に、ギターを買う」のは中二病の定番!
寿来も購入し、さっそくドヤ顔ダブルギターである。
何時の頃からか知らないけれど、「他人の注目を集める為に、ギターを買う」のは中二病の定番!
寿来も購入し、さっそくドヤ顔ダブルギターである。
さて安藤……、どっちが本物だ?
ギターを欲しがった千冬に、うっかりギターを複製されてしまう寿来!
人生は常に二者択一、どちらかを選んで貰う!
人生は常に二者択一、どちらかを選んで貰う!
■偽物語
が、この勝負は「千冬は絶対に勝てない」ルールだ。
が、この勝負は「千冬は絶対に勝てない」ルールだ。
だって、寿来が勝った時=ニセモノを壊し、寿来が本物のギターをゲット。
しかし千冬が勝つ時は、本物が壊れた時なのだ。
しかし千冬が勝つ時は、本物が壊れた時なのだ。
千冬はギターを得られない。いくら小学生だって、そんな御馬鹿な提案をする訳が無い!デデーン!
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※壊れた「六弦の皇女 -インフィニティ・マリア-」は、スタッフが美味しく再生させました。
寿来『ちょっと待って、ちょっと待ってよ……、マリァァァァァ!!』
※壊れた「六弦の皇女 -インフィニティ・マリア-」は、スタッフが美味しく再生させました。
■おバカだった!
まあ、千冬は気付いてなかったんですがね!
大丈夫なのか小学生!
まあ、千冬は気付いてなかったんですがね!
大丈夫なのか小学生!
とはいえ、どうせ高梨先輩が直してくれるから、気楽に遊んだだけだったようです。多分。
■迂闊に残念に
が、ギターに夢中になった寿来は、うっかり鞄を部室に置き忘れ―――――。
中二病バリッバリの灯代を目撃してしまう。
が、ギターに夢中になった寿来は、うっかり鞄を部室に置き忘れ―――――。
中二病バリッバリの灯代を目撃してしまう。
見た? 見てないよね……?
いわく「元中二病」。
しかも、現役で「ラノベ作家を目指して執筆中」と畳み掛けるように判明!
しかも、現役で「ラノベ作家を目指して執筆中」と畳み掛けるように判明!
どんだけ隙だらけなの灯代ちゃん!
■応援
もちろん「ブラッディ・ビブレ」を普段から書いてる寿来が、それしきで笑うはずもなかった。
いつものように笑い、寿来は真摯に彼女に応える。
もちろん「ブラッディ・ビブレ」を普段から書いてる寿来が、それしきで笑うはずもなかった。
いつものように笑い、寿来は真摯に彼女に応える。
夢を応援するのは誰にでも出来るけど、心配するのは、親しい人間しか出来ないよ。
灯代の夢は、成功確率が限りなく低い冒険同然の道だ。
応援するのは、ちょっと違う。
心配をしたいのだと。
応援するのは、ちょっと違う。
心配をしたいのだと。
それに灯代の「作家になりたい」がどれだけ本気かも知らないから、だから「応援」は出来ない、と。
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やがて、「困難は自分の力で叶えるものだ」という話に流れてゆくのですが
時間操作なんて作家垂涎ですよ!?
灯代『時間を操る、そんな大層な異能を持っていても……』
やがて、「困難は自分の力で叶えるものだ」という話に流れてゆくのですが
時間操作なんて作家垂涎ですよ!?
リスク不明ですが、時間を操れる異能なんて全作家垂涎の異能ですよ!?
まあ「止める」のは数秒っぽいですものね! 仕方ないね!
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鳩子ちゃん、彼が鞄を取りに戻った時点で、追いかけていればなぁ……。
寿来『灯代は、面白い小説が書ける異能が欲しかったのか?』
灯代『―――冗談でしょ? そんなの、何の意味もないじゃないっ!』
鳩子ちゃん、彼が鞄を取りに戻った時点で、追いかけていればなぁ……。
■日常系の中で
異能が「自分の夢に役立たない」と嘆く灯代に、寿来は問う。
夢を、異能で叶えたいのか? と。
灯代は否定した。
異能が「自分の夢に役立たない」と嘆く灯代に、寿来は問う。
夢を、異能で叶えたいのか? と。
灯代は否定した。
かっけぇだろ? 異能は最高にカッコいい! ――――ただ、それだけだ。それだけで良いんだ。
異能はすごい。
でも、それは「カッコイイ」だけでいい。
偶然手に入れた力で、何かを都合よく変えてしまうのは、自分の為にならないし、面白くない。
そういうスタンスが安藤寿来なのでしょうか。
でも、それは「カッコイイ」だけでいい。
偶然手に入れた力で、何かを都合よく変えてしまうのは、自分の為にならないし、面白くない。
そういうスタンスが安藤寿来なのでしょうか。
普段アホっぽいギャップもあって、格好良いです寿来。
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畳み掛けるようにデートを仕立てる寿来。とんだ肉食系やで!
灯代『皆に言わないでよ! 私の夢知ってるの、安藤だけなんだからねっ!』
寿来『でも、何かオゴるくらいなら良いだろ?』
畳み掛けるようにデートを仕立てる寿来。とんだ肉食系やで!
■秘密とデート
灯代は、ラノベ大賞の一次審査を通過!
そもそも「一次審査に数回落ちた」という事は、ちゃんと書き上げる力があったという事。
灯ちゃんたいした子だわ!
灯代は、ラノベ大賞の一次審査を通過!
そもそも「一次審査に数回落ちた」という事は、ちゃんと書き上げる力があったという事。
灯ちゃんたいした子だわ!
なんで安藤とのデートごときで、あたしがこんなに悩まなきゃいけないのよぉぉぉっ!
秘密は二人の共有物。
で、灯代が受かったなら「お祝い」するのが世の情け。
で、灯代が受かったなら「お祝い」するのが世の情け。
寿来はさらっとデートを提案し、灯代はぐるぐるのハイテンションになってしまう!この温度差!
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あまつさえ、ミニスカートの灯代に平然と応え、カップルセットをお勧めする寿来。
平然としている!
寿来『カップル限定ケーキセットが今なら300円引き! これにしようぜっ!』
灯代『い、嫌よ何で私とアンタが!?』
あまつさえ、ミニスカートの灯代に平然と応え、カップルセットをお勧めする寿来。
平然としている!
まったく寿来くんは肉食系だぜ!
顔には出ていませんが、内心は結構動揺していたのか、或いはマジで鈍感王なのか……?恐ろしい子!
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ああ、やっぱりこーなっちゃうのか……。
灯代『―――だから、アンタくらいなのよね。本当の趣味をさらけ出せるのって』
ああ、やっぱりこーなっちゃうのか……。
■擬似デート
灯代に一方的に意識させたまま、けれどいつしか硬さも取れて、同じ趣味を楽しんだ。
隠したいオタ趣味を、イヤミなく話し合える友達。
夢さえも口に出来る友達。
灯代に一方的に意識させたまま、けれどいつしか硬さも取れて、同じ趣味を楽しんだ。
隠したいオタ趣味を、イヤミなく話し合える友達。
夢さえも口に出来る友達。
だ、だから。また一緒に―――――。
そのまま、勢い任せに「次の約束」を繋ごうとした灯代だったが
それは鐘の音にかき消されてしまった。
それは鐘の音にかき消されてしまった。
いわゆる「え? 何だって?」現象。
でも確実に距離を縮め、そんな姿を、二人とも気付かぬまま鳩子に目撃されてしまう――――。
でも確実に距離を縮め、そんな姿を、二人とも気付かぬまま鳩子に目撃されてしまう――――。
■鳩子は見ていた
一時の恥、でも「寿来が夢を知ってくれた」事で、夢と趣味を共有できるようになった灯代。
元々近かったというのに、さらに近づく二人の距離!
絡み合う指先!
一時の恥、でも「寿来が夢を知ってくれた」事で、夢と趣味を共有できるようになった灯代。
元々近かったというのに、さらに近づく二人の距離!
絡み合う指先!
日ごろの恨み、驚異の記憶力でさんざんおちょくる寿来君!
かと思ったら、笑わず、下手に勧めず、真正面から心配し向き合ってくれる寿来君。
かと思ったら、笑わず、下手に勧めず、真正面から心配し向き合ってくれる寿来君。
愉快で楽しくて、真摯な少年。
中二病っぷりは見ててカユくなってしまいますけれど、かっこいいですよね。
中二病っぷりは見ててカユくなってしまいますけれど、かっこいいですよね。
次回、第6話「罪悪 -ヴァイスペナルティ-」