Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

マジンボーン 第32話「12年前の真実」感想、感動と笑い、今期屈指に笑えるバトルと親子愛の回!

$
0
0

新キャラは面白く、既存キャラは特長を活かす! 屈指のバトル回! そして…

イメージ 41

イメージ 1

 もうホンット、翔悟のお母さんが救われて良かった……、おそるおそる手を伸ばす姿、手を取る息子…。
 どんな思いであれ、結果、12年も音沙汰なしだった息子に会いたくて会いたくて
 でも怖くてたまらない母の姿……。

 会いたいわそりゃあ! でも何て言えば良いのか、あの子にどう思われているのか、正直怖いの………!

闇ネポス流ボーン忍法!?
 一方、バトルを盛り上げに盛り上げてくれたダーク忍者さん汚い!
 忍者きたない!

 この最ッ高にアホみたいなバトル!

 全体にシリアスな話だっただけに、バトルはアホだし迫力あるし面白いし、トータルで最高でしたね!

母『つまり、宇宙には“始まりの魔神”という絶対者が存在しているのですっ!』

イメージ 2

 完全に新興宗教じゃないですかー!

■母ゆえに
 翔悟の母「竜神智恵」は、24年前、初めてボーンと魔神を予測した科学者だった。
 当時、一笑に付された仮説は、12年前に現実となり
 コクーン開発者として招聘される。

 パニックを引き起こす案件ゆえ家族にも話せず、家族を守る為に家族を捨てた、それが智恵の生き方だった。

 今は、智恵も翔悟と話すことが出来る、けれど「捨てたこと」を恨まれてはいないか?と迷い
 翔悟自身もまた、会いに行く踏ん切りが持てなかった。

 だがクラーケンとクロウ、二体のボーンに襲われた翔悟を心配し、智恵はたまらず通信をかけ
 翔悟もまた、「母はコクーンで助けてくれていた」と理解し
 二人は改めて解りあうのだった。

 次回、第33話「家族であること」

ルークパパ『―――そこから一気に結婚までいくのが、キミらしいなぁ』

22年前の母『私の研究は異端だから、独りでコツコツ続けていくわ♪』

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

 スゲェ、一分三十秒足らずで結婚まで描かれた!この辺の回想ホントすごい!!

■竜神智恵「元・博士」
 24年前、各地の遺跡を調べた智恵は「始まりの魔神」に気付いていた。
 かつて地球人が抹消した、失われた歴史の復元だ。

 始まりの魔神などという、荒唐無稽なものが地球を滅ぼすなど、当時誰も信じてはいなかった……。

 なんとカーチャン、24年前に真相を!?
 だが信じて貰えるはずはなく、独りでの調査中、竜神健吾とフォーリン・ラブしてしまった……。

 ヒゲがない健吾さんイケメン!
 お母さんも、今と比べると少し若い容貌でこれまた可愛い!

 ネポスみたいに、元々は「魔神信仰」があった訳ですから、それを掘り返した訳なんですね。

イアン博士『石版からボーンが現れた、しかも適合者は私の息子だ……』

イメージ 7

イメージ 8

 翔悟4歳、ルークさん9歳。短いのに、今までを踏まえすごく感情移入できました。

■12年前の真実
 最初の発表が24年前、結婚と除籍が22年前、そして「12年前の事件」が起こってしまった。
 他でもない、ルークさんの「適合」がきっかけだったのだ。

 君の仮説は正しかった、なら地球は滅亡の危機に瀕していることになる!

 全ては智恵の「仮説」。
 それが12年前に次々と現実化し、にわかに真実味を増してしまったのだ。

 こうなれば智恵の招聘も当然。

 自分が予測した「ボーンファイターの運命」を息子が背負う……、王道、そして辛い真相ですわ。

イアン『―――君の家族からお母さんを奪ったのは、この私だ……』

イメージ 9

イメージ 10

 所長がルークさんとぎくしゃくしてたのは、この負い目もあったからなのでしょうか。紳士。

■イアンの懺悔
 ここまで五分の回想を、改めて翔悟たちに語って聞かせるイアン。
 それも、全てを「自分の責任だ」として。
 紳士です所長……。

 国連の情報統制下におかれた為、家族にすら理由を伝えることが出来なくなってしまった……。

 万一、情報が洩れたら「地球滅亡」が知れ渡り大パニックとなる。
 ゆえに話せなかったのだ。

 真実に、父や姉の気持ちを語ったり取り乱すものの、パニックにはならない翔悟。彼らしいです。

リーベルト様『知らないのか? 母親のことについて、何も…』

イメージ 11

 また、早くに母を亡くしたリーベルト様は、生きてるのに「知りたくなかったのか」と問いかけ
 対する翔悟は、いつかのように言うのです。

 父さんや姉ちゃんに聞くのも、何か、気まずかったから……。

 自分は4歳の頃だったから、覚えてないし辛くない。
 むしろ、ちゃんと覚えている父や姉に聞いて、彼らに辛い思いをさせるのがイヤだった。
 だから翔悟は母を知らなかった。

 まだ若いのに、気遣いが出来る子というか、背負い込みがちというか。そら早穂ちゃんも心配しますわ。

シュトルツ『我々がいる以上、レボルトも動けまい。後は武運を祈るのみだ…』

イメージ 12

 一方、モースの昼寝用「隠れ家」に潜むクルード様一行……、てかモーちゃんサボってたんだ……。
 敢えてネポスにとどまって機をうかがいつつ
 プレッシャーをかける模様。

 レボルトがいる以上、議会に近づくのは危険。けれど自分たちが潜んでいる限り、レボルトも動けない

 離れていても、シュトルツ様とクルード様も、リーベルト様を想っている。
 良い親子、よき盟友。

 というかクルード様にとっても、リーベルト様は娘のようなものなのかもしれませんね。

ギル『ったく! そんなに気になるなら、連絡すればいいじゃないですか!』

翔悟『正直、何を話せばいいのか解んないよ、初対面、みたいなもんだから……』

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

 事情があるとはいえ、夫と子供を見捨てたも同然、それが竜神智恵の現在。

■親子の想い
 だが父と姉の想い、孤独なリーベルトを思うと、自分一人が再会を喜んで良いのか、翔悟は迷う。
 なにより、母自身は自分をどう思っているのか?
 翔悟は会えなかった。

 会いたいわそりゃあ! でも何て言えば良いのか、あの子にどう思われているのか、正直怖いの………!

 母も子も。
 つい「周り」「相手」の気持ちを考えてしまって、踏み出せない不器用な二人。

 そして、そんな気持ちを察してくれるルークさん親子……!このダブル親子、素敵です。

イアン『ここは竜神智恵の部屋、お母さんの部屋だよ……』

イメージ 17

 自分もまた、愛息ルークとぎくしゃくしていたイアン所長は、必死に取り成そうとしてくれ
 翔悟に「竜神智恵」の頑張りを見せてくれた。

 ドラゴンボーンに適合してからは、キミと一緒に戦ってきたんだ………。

 母は適合者じゃない。
 だが、コクーン開発という形で彼を助け、ひいては地球を救うことで家族全員を助けたかった。

 その想いを理解して欲しいと懸命に言い募るイアン
 翔悟もまた、その言葉と共に、家族の写真が大切に飾られていた事に気付く。

『海の漢、クラーケンッ!』

『ネポス・アンゲリス、闇の忍者――――、クロウ!!』

イメージ 18

イメージ 1

イメージ 19

イメージ 20

 忍者じゃねえ、NINJYAだ!!

■ザ・ニンジャ!
 ネポスの襲来を知らされ、智恵は慌てる。
 それは息子が危険だと事だ。

 信じてるよ――――。

 初めての出会いから12年
 何も言えないけど、行かせて欲しいという自分を、信じて送り出してくれた夫を思う。

 息子と同様、お前が言うなら正しいはずだと信じてくれる夫
 この懐深いイケメン夫……。

 一方、翔悟はイカと忍者かぶれに襲われていた。ネポスにも忍者っているの!?

ダーク・カラス『我が身――――、既にアイアンなり』

『さらに! “回収の術”!』

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

 我が身、既に鉄なり。我が心、既に空なり。 天魔覆滅!

■ボーン忍法!
 往年の時代劇「服部半蔵 影の軍団」ファンとしか思えないボーン、闇の忍者ダーク・クロウ!
 コイツ、日光江戸村に連れて行きてえ!
 チキショウ!

 我が心、既に空間属性なり――――!

 超スピードという特性
 さらに、瞬間移動の「空間属性」を自ら連携させ、圧倒するダーク・ザ・ニンジャ!

 チキショウ、当人はいたって真面目なのにギャグにしか見えねえぜ!最高のバトルじゃないか!

『一網打尽だぁ! ハッハッハ、更にできるようになったなクロウ!』

『なぁに……、クラーケン殿もお見事でござる』

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

 グム~、このコンビめちゃくちゃ強い。しかも笑える。

■さすが忍者きたない
 クロウは、俊敏な動きとワープを融合! ここかと思えばまたまたあちら、浮気な人ね!
 自身のみならず、武器であるクナイも転移させ
 まったく攻撃を読ませない。

 ボーン覆滅!

 俊敏な動きで一同を追い詰めるわ、クラーケンの上で正座するわ、コイツ楽しすぎる!
 汚い、さすが忍者汚い!

 しかし、ここからが「まさか」の展開でした!

アントニオ『ハハッ、ざまあ! さっき一本ギッといたのさッ!!』

『本日のショー・タァイム! お代は見てのお帰りだ! ホォウ!!』

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

 おいおい、アントニオの「ジャグラー」をここで使うだなんて!

■忍者vsジャグラー
 が、貧民街育ちのアントニオ、まさかの「クナイをギッてたのさ!」宣言!
 クナイを取り返そうとするニンジャを
 軽くあしらってしまう。

 ビンゴォ! ワォ!!

 どころか二本同時に投げる事で、一発目で敵のクナイを弾き、二本目を当てる高等テク!!
 アントニオってば、こんなテクも持ってたのか!

 トドメは、自身が発射台になって翔悟とギルを発射!

 貧民街育ちのジャグラー、アントニオらしさを存分に活かしてクロウを叩きのめしてしまう!良い脚本だ!

タイロン『ええ、まずはあいつを自ら引きずり出さなくては!』

ルークさん『考えがある! ――――行くぞ!』

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

 私自身が熊手となる事だ――――、さすが潮干狩りの達人だぜ!

■それでいいのか!?
 同じく、ダーククラーケンの触手責めにあっていたルークさんとタイロンだったが
 なんとルークさんの「髪」を熊手代わりに
 敵を掘り返す大技が炸裂!

 ぬぉ!? そんなバカなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 こっちもだよ!(視聴者)
 強キャラ、クラーケンをこんな技で倒すなんて……

 しかも無駄にカッコイイというか、誰もツッコミを入れないからシュール。だがそこが良い。

クロウ『もはやこれまで――――、空間遁の術!』

イメージ 34

 待て! その煙玉いらんやろ!?(計算されたツッコミ)

■コクーン
 自爆っぽい台詞を言いつつ、しょぼい煙玉と共に「転移」で帰ってしまうクロウたち。
 うーんこいつら最後まで。

 そうだよな……、母さんも一緒に、戦ってくれてたんだよな………。

 翔悟が良い台詞言ってますが
 もう、クロウの去り際が気になって気になって仕方ない!

 深刻なツッコミ不足、近年まれに見る「真剣」なギャグバトルでしたね!もー笑った笑った。

翔悟『その、つないでくれますか……、ISSに?』

智恵『イアーン! 翔悟に代わって! あれ? なんで映らないの!?』

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 38

イメージ 40

イメージ 41

 涙をこらえようと、必死にこらえるも決壊。素敵すぎました……。

■「母さん」
 わだかまりを完全に乗り越えた翔悟
 そして解析と開発の職責上から、戦いをモニターしていた翔悟の母は、期せずして同時に通話を試みる。

 大丈夫だよ、コクーンのおかげで。ほら、母さん。―――――母さん、今まで、ありがとう。母さん

 翔悟が、自分をどう思っているのか?
 母が心配しているそれを、一番に払拭しようとするかのように「母さん」と繰り返す翔悟。

 不器用者の親子は手を取り合う――――。

幼い頃の翔悟『あっためてあげる』

イメージ 39

 思えば、幼い頃だって「自分の手だって冷たいのに、母の手を気遣って暖めてくれた」のが翔悟。
 ちっさいころから優しい子だったんです。

 なら成長した翔悟が、母を恨むような子になっているでしょうか?

 答えは否。
 この時の回想は「立派に育ってくれた嬉しさ、疑ってしまった情けなさ、息子と再会できた優しさ」
 色んな感情がない交ぜだったのではないでしょうか。

 いやそりゃイメージ映像ですが!でも、良いラストシーンでした、報われて本当に良かった……。

予告『たとえ、どんなに離れていても、伝わる思いがきっとある!』

イメージ 21

イメージ 23

イメージ 24

 回収の術! ダークカジキとダークカラス、一緒に日光江戸村いきたいわー。楽しそうだわー。

■脚本「田口智子」さん
 第14、15、23と29、ルークさん暴走回と水着の家族回を担当された人だったのか!
 バリバリ王道のテーマながら、本当に面白かった!

 バトルも、子供向けらしい多彩なギミックで描きつつ、かつ「以前の回をしっかり踏まえている」好印象!
 しかも我が身、既に鉄なり。我が心、既に空なり。 天魔覆滅!
 これが今の時代に聞けるとは!

 決して、真剣にやるだけがバトルじゃない
 親子を軸に重いストーリー、バトルはポップにド派手に楽しく! 屈指の回でした!

 次回、第33話「家族であること」




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles