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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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SHIROBAKO ♯02「あるぴんはいます!」感想

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深夜のテンション! 水島監督の壮絶な自虐ネタ、情熱を描く第2話!

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 原作付きならまだしも、オリジナル作品では、キャラの性格を「制作スタッフで共有する」のは大変……
 監督の脳内イメージを共有し切れておらず、現場は大混乱に!
 水島監督自重して!

 ええそうですよっ! 俺はあやちん推しですよ! 悪いかぁ!?

■萌えるな!
 要は「キャラの情報を共有する」姿を描く回だった訳ですが
 なんだこのオッサン共の楽しさは!

 楽しいぞこのアニメ!

 ギスギスさも痛々しかったですが、自分で手がけた作品に自分で萌える姿とか、すっごく楽しかった!

坂木しずか『あー♪ おいちゃん? あたしだよ、しずか♪』

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 この子、OPで「えくそだすっ」に参加してるんですよね。どうなるのでしょう?

■夢を形にしたいから
 第4話は、作画監督を遠藤さんが代役することになり、なんとか制作の目処が立った。
 が、その「演出」中、監督がイメージに合わないと言い出す。

 なんと原画さんに設定を伝えた後、さらに新しい設定が脳内で生まれてしまったのだ。

 時間ギリギリな中、キャラのイメージをスタッフ全員で共有しあう為
 会議を開き、「あるぴん」のイメージを掴む。

 リテイクは総作画監督が自ら担当し、なんとか四話は完成へと進み始めるが………?

 次回、♯03「総集編はもういやだ」

本田(制作デスク)『万策尽きたぁ~~~~~~!!』

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 タローさん、反省してよ!

■突破口
 同じ母校の声優の卵、坂木しずかの上京を喜ぶ間もなく、「えくそだすっ!」制作は滞った。
 三話代役に無理をし、四話の作画監督が倒れたのだ。

 大丈夫です、これは何とかしますっ! 

 うどんやゼリー食品など、こまごまとした世話を整え「後は任せて!」と胸を張るあおい!
 アホっぽいけど、すごく気が利く子なんですね。
 完璧な看病だったわ……。

 一方タローは反省せず、制作進行を束ねる本田さん、万策尽きる。

遠藤亮介『瀬川さんだって、俺みたいなタイプは嫌なんじゃないの』

あおい『瀬川さんも、同じこと言ってました』

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 ツンデレ遠藤さんと瀬川さんに、フラグ立ちすぎ問題。

■なんとかなった!
 が、前回「第3話の作画」の話で登場した遠藤さんが、四話を代行することに。
 その為の前振りだったのか……。

 正確な作画の瀬川さん、ケレン味溢れるダイナミック作画の遠藤さん

 タイプの違いから、互いに「嫌われてるんじゃないか?」と思い込んでいたらしい。
 良いですよね、こういう関係。
 ドキドキしちゃう。

 ともあれ、遠藤さんを口説き落とすことによって、四話は何とか救われたのであった!

遠藤さん『―――解った。やるよ……』

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 その際、あおいと遠藤さんで押し問答になるんですが、あおいの眼力がすごかった!
 思わず遠藤さんも苦笑いである。

 遠藤さん、瀬川さんに嫌われたくない感じが溢れてて何か好きですね。

 瀬川さんに頼まれたら禁煙しちゃいそうなイメージ。

制作デスクの本田さん『いや、三話にして三日前納品とかないから!』

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 壁の「おしゃべりの艦隊」が気になって気になって!沈黙しろよ艦隊!

■制作快調……?
 四話問題は片が付いたものの、当初「本作は二週間前納品」だった予定は、ガンガン崩れていた。
 一話は二週間前、第二話は一週前、三話は三日前……。

 それでも、制作は傍目には快調に進んでゆくっ!

 調子の良いBGMに合わせ、原画描き、処理、どんどん作業が進んでいきます!
 中にはコンピュータでバッとやっている部分も。

 昔はああいうのも手だったんですから、ホント気が遠くなりますね……。

原画の杉江さん『お先に』

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 古くからのスタッフなので、萌えアニメの本作は仕事が少ないのだとか。

■大忙し!
 あおいは「制作進行」なので、出来上がったものを集めては、次の担当へと回す役割。
 内外問わず飛び回る役割なので、すごく大変!

 少し前に過労自殺された方がおられましたが、それが「制作進行」。

 上からも下からもせっつかれる上、仕事の仲介なのでいつ自分の出番が来るかが読みきれない!

声優さん『最後、どうなるんですか?』

木下監督『……どうすれば良いと思う?』

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 頑張ってください水島、じゃなかった木下監督!

■修羅場
 九月アニメ放映開始時点ですから、まだ九月の筈。
 で、今月いっぱいで最終話のAパートと言って、スタッフを呆れさせる始末。

 監督煮詰まりすぎィ!
 やっぱり、最後の着地はすごーく悩むんですね。それも完全オリジナルみたいですし。

『天然を装いつつも、二人のケンカを止めさせたい想いを出してください』

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 声優さんの中の人は、茅野愛衣さん・伊藤静さん・中原麻衣さん。

■収録風景
 今回の見所の一つ、声優さんのアテレコシーン!
 既に八話まで進んでいます。

 押し殺しているんだけど、上がったテンションが垣間見える様子とか、聞いて見たいです

 まず軽く流してから
 どんな演技が必要かを改めて説きつつ本番へ。

 傍で聞いてると、「そんな事を真顔で言われましても」的な感じもありますが
 それをしっかり真面目にやるのがプロ。

 やっぱ声優さんってスゴいなぁと思いますし、指示を的確に出していく監督たちもスゴいですわ。

演出の円さん『同じ台詞を、一日で百人分も聞いてたらさぁ……』

制作のタロー『マジで!? 百人も声優さんに逢えるんだぁ、サイコー♪』

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 声優オーディションの話では、円さんとタローちゃん、認識が食い違いまくる場面も!
 声優をある程度固定してる監督さんって居ますけど
 その理由もわかる気がしますね。

 あと、タローちゃんって、「ネット上のオタク」的なイメージなんでしょうか。
 果たして彼が有能さを示す場面とは……?

 いや、ありますよね? ねえ?

木下監督『カット210の扉なんですけど、もっと重い扉の音にしたいです』

効果の大山さん『はい、幾つか流しますね』

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 監督のcvは、第08小隊の勇者王マダラメこと檜山修之さん。キャラへの合わせっぷりがハンパない!

■やらかした!
 続いて四話の「DB」、声が付いた動画を流しつつ、効果音やBGMを入れてゆく「演出」作業が始まった。
 が、監督のイメージと「絵」が食い違っていると判明し
 周囲を呆れさせてしまう。

 あるぴんが「知ってた」って叫ぶ声! 葛藤が膨れ上がる想いでね、こう……!

 当初、設定を周知してから作画を依頼した筈だが
 後付で設定が増えたのだ。

 監督が考える「あるぴん」像が描けていないという事で、まさかのリテイクが決まってしまい……!

演出の山田さん『俺なんか! あの伝説の作画崩壊回がデビュー作ですよ!?』

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 木下監督の昔からのクセで、ついつい「設定を一人で育て、リテイクを出してしまう」常習犯!
 演出/絵コンテ担当の山田さんに至っては、その被害者……
 なんて熱い話なんだ……!

 以前、彼が演出デビューした回は「その煽り」をモロに喰らって作画崩壊したそうな。

 トラウマだわ!
 いいオッサンがぷるんぷるん天国だわ!

あおい『あるぴんやえくそだすのキャラを、皆で確認しておくのはどうでしょう?』

演出の山田『あるぴんの解釈が、全然違うという事です!』

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 監督の愛が深すぎたんだ!

■あるぴん会議!
 話を監督が作っている以上、彼の脳内イメージをしっかり把握できてないと、作品がおかしくなる。
 てな訳で始まった「えくそだすっ」のキャラを再度つかみなおす会議。
 もう四話なのに!

 そういえば素朴な疑問なんですけど、あるぴんってドーナツ派なんですかね、ようかん派なんですかね?

 脱線気味な会議に、あおいの天然発言!
 この会議、脱線しすぎィ!

 監督の私生活暴露とか、ネットは見ない宣言とか、聞いてる分には楽しすぎる!

『甘いモン食わねーよ、あるぴんは』『俺もそう思います。29だし』

木下監督『29歳だから食べるの!』

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 あおいの電波発言をきっかけに、あるぴんへの認識がそれぞれ違うのが解って行く。そして―――

 ええそうですよっ! 俺はあやちん推しですよ! 悪いかぁ!?
 実は山田さんがあや萌えと判明。

「あやちんは将来酒豪になるキャラですよ!」「うんうん、わかるわかる!」

 それぞれが、キャラをどう解釈していたか
 あるぴんがどんな女性なのか

 まるで、彼女達が実在しているかのように熱く、気軽に語り合う監督たち!

『あるぴんの、ちょっとアホで不器用で(略)ちゃんと描いてやりたいんだよっ!』

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 あるぴんはいるんだよ!

あるぴんはいるんです!
 あおいの言葉に合わせ、BGMが一気に拡大する強烈な演出と共に、あるぴん実体化―――!
 アニメは、妄想を形にするお仕事なのです。
 物理的な意味で。

 お願いしますっ!

 監督の熱い気持ちを受け止め
 演出の山田さんも頼み、総作画監督である小笠原さん達が自ら担当することになった。

 これこそ、いわゆるキャラが勝手に動き出すという奴である――――。多分。

小笠原『―――承知しました』

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 にしても、キャラデザイン&総作画監督の小笠原さん、強キャラオーラがハンパない……。
 cvは茅野愛衣さんで、声優役と二役。

 この人、強い!

 余談ですが、今期ビルドファイターズトライでも、キャラデザの人がオープニングの作画監督なんですよね。
 ここぞという「絵」を担当する!

 総作画監督さんにラスボスの風格を感じる今日この頃。

次回タロー『作画監督の遠藤さんですか? ……あ、すいません忘れてました』

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 一話EDはOPで、これが本来のED! ……ってナニコレ!

■情熱・大暴走!
 オリジナル作品「ガルパン」で思いっきりやらかした水島監督らしい、制作が遅れる舞台裏の話!
 でも、そのこだわりが作品に魂を吹き込むんだよ!
 そうなんだよ!

 木下監督のキャラがとにかく良くて、cv檜山さんも相まって愛さずにいられません!
 でも困るなこんな上司!

 というか次回、もうサブタイトルからしてヤバすぎなんですけど!?
 cv吉野裕行さんの声もズルいわ!
 ハマりすぎ!

 次回、♯03「総集編はもういやだ」



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