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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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SHIROBAKO ♯01 「明日に向かって、えくそだすっ!」感想

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アニメの「制作」を描くアニメ!! トラブル・達成・またトラブルの第1話

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 アニメーション制作の舞台裏を描くアニメ、第1話オンエア! 良い意味で予想を裏切る面白さ!
 冒頭ちょっとアレでしたけど、僅か四分で高校を終え
 ザクッと時を流す演出とか面白い!

 そしていきなり始まるカーチェイスっ!

■トラブル
 業界用語を取り混ぜて
 あっ! という間に話が進んでゆくカンジ。

 きっと全部解った訳じゃないですけど、達成感とトラブルが入り乱れる様は見てて面白い!

宮森あおい『この、ひょうたん屋のドーナツにかけましてっ!』

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 そして、修羅場が始まった―――。

■夢から現場へ
 上山高校でアニメ同好会に所属していたあおいは
 高校卒業後から二年半、同じく「安原絵麻」と共に武蔵野アニメーションで働いていた。

 同社の秋アニメ、「えくそだすっ!」の4話制作進行を担うあおい。

 だが3話目の制作が滞り
 急遽、4話目の作画監督が駆り出されてしまい―――。

 なんとか3話目は完成にこぎつけるが、4話目完成を前に作画監督・瀬川さんが倒れてしまう。

 次回、♯02「あるぴんはいます!」

『『『『『どんどんドーナツ! どーんと行こうっ!』』』』』

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 なんて綺麗なおもひでなんだ………

■形にする苦労、喜び
 正直、年寄りには眩しすぎるくらいに眩しい青春のお話………
 同人アニメを作ろうと決めた五人の女子高生は、春から秋にかけてオリジナルを一本作り上げ
 学園祭で発表した。

「いつか、絶対、必ず、何としてでも!」「この五人で」「アニメーション作品を」「作りま」「すっ!」

 冬服を着ていた春
 猛暑が堪える夏を乗り越え、秋で発表し、卒業を迎える。

 たった五人、きっと稚拙な作品だったのでしょう。けれどその苦労のスゴさも感じますよね。

そして、二年半の月日が流れた

車載ラジオ『<―――はい、という訳で「アニメ元帥」さんでしたっ!>』

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 こいつ、目が、目が死にかけてやがる!

■主人公は「制作進行」
 高校生アニメの話かな?と思ったら、ところがぎっちょん二年半経過!
 そこには、すっかり疲れ果てた主人公の姿が!

 我々が一番プッシュしてる作品はァ、ジャーン!「えくそだすっ!」

 日付も変わる頃
 ひとり、空腹を憶えながら資材を運んでいるあおい………。

 が、アニメ系ラジオが「担当アニメを押している」と聞くや、目を輝かせるッ!!

ラジオ『<ライバル作品が多いので、負けられないんですよぉ~>』

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※これらのシーンは、だいたい時速50kmです。法定速度です。ですってば。

エクソダスするかい?
 そこに、他所の制作スタジオ「G.I.STAFF」が並び、不敵な笑み―――。
 何故か始まるカーチェイス!

 CGを使い、本気すぎるカーチェイス!
 え? これ何アニメ!?

 バックコーラスに「劇中アニメの主題歌」を流しつつ、っていうか作詩が水島監督って何してんだ!?

 二台は作画監督、瀬川さんのスタジオに到着する―――。
 ああコレ「駐車スペースが一個しかない」から、争ってたのか……。変なトコロで納得した!

瀬川さん『そっか、楽しみなんだ? 私は、一話の放映前が一番緊張する』

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 ダメ制作の「タロー」さんは、cv吉野裕行さん。ダメな人っぽさがハンパないな!(褒め言葉)

■緊張……!
 高校卒業から二年半、早くも「制作担当」で実務についたあおい。
 若々しく、手がけた作品に嬉しさが先立つ。

 けれど4話の作画監督の瀬川さんも、スタジオに揃った主要メンバーも、緊張が隠せない。

 どんな評判をとるのか?
 特に第一話は、先行きを決める大事な回なのだ。

 メンバーのドキドキ感がハンパない! 落ち着いてください水島、もとい木下監督!

同じく「県立上山高等学校」同好会からも、原画マンが就職!

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 同じアニメ同好会から、安原絵麻も入社。
 担当は「原画」。

 実際に手を動かして絵を描いてゆくスタッフ。

 あおいと一緒に卒業し、同じく「武蔵野アニメーション」に就職したらしい。

本田(デスク)『今期は、やっぱり“Fight”かなぁ?』

落合(制作進行)『注目度だと、“Gコレ”じゃないですか?』

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 なんというパロディ!

秋アニメ、開始!
 どっかで聞いたようなタイトルと競い、いよいよ「えくそだすっ!」の放映は始まった。
 反応は上々、同スタジオとしては、七年ぶりの「元請け」らしい。

 でも、テレビは何十万、何百万の人が一緒に見てるんだよっ! 一緒に!!

 嬉しげなあおい!
 一方、料理したり積極的に「世話」に回る社長も印象的。

 良い出来じゃないのと声をかけたり、練れた感じ、苦労されてる感じが滲み出てますね。好きだわ。

あおい『この進行表が全部埋まって四話が完成したら―――』

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 制作進行は、そのまま「担当話数の制作を管理する」役割。
 制作のスケジュール策定から、素材、つまり絵、動画など作ってもらい集める「編集者」のような役割。

 この表を埋める!

 全部仕上がったら、吉祥寺の好きなドーナツ屋さんで一気食いするんだ♪と意気込むのだが―――

円 宏則(演出)『ラッシュがコンテのままって、どういう事か解る!?』

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 余談ですが、監督が「檜山さん」と知ってビックリ、社長がガロード・ランと聞いて二度ビックリ!!

やらかした!
 が、三話目の動画を一枚につなぎあわせた、“ラッシュ”が大惨事に!
 なんと絵が上がってないのだ。

 視聴継続か切りか、最初の山場の第三話―――、さらに、それの見せ場の超・重要カット!

 絵が上手い人に担当してもらったが
 期日までに上げてもらえず、それでタロー君は挙動不審だったのだが……。あーあ、もう!

『瀬川さんに頼めないかな?』『四話の作監の? なるほど!』

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 で、あおい担当に二次被害。

■無理を通す
 結局、冒頭に出てきた「あおい担当の作画監督」、瀬川さんにお鉢が回ってくる。
 四話の仕事だってあるのに……。

 二原も立てます! ラフ原で構いませんからっ!

 ラフ画だけで構わない
 仕上げは、第二原稿の人にやってもらうから……、と制作デスク(えらい人)は頼み込む。

 しかし「キチンとやりたい」と、瀬川さんは独りでやりきってしまう。

あおい『ドーナツ食べたいっ! ドーナツドーナツ、どーんと行きたいよぉ!』

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 表情がころころ変わるあおい、可愛い! そして頑張れマジ頑張れ!

無理した「甲斐」
 先輩であるタローのミスを被り、担当の四話完成が遅れてしまう―――。
 もちろん、その事を他のスタッフさんに責められ
 ミンチ気分なあおい。

 あー、宮森くん、円さんをスタジオに連れてって!

 のみならず「スタッフの送迎」も仕事!
 あおい大忙し!

 だがその甲斐あって、なんとか三話は完成に至るのだった―――。撮影の佐倉さん、プロカッコイイ!

『武蔵野アニメーションの宮森あおいですーーっ! ……?』

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 しかし、別の仕事を前倒しで任せてしまった為、瀬川さんが倒れてしまい―――
 タイミング的に、“倒れていた”じゃない分だけ
 まだ大丈夫そうですが……。

 三話のダビングが終わり、四話も直ぐに完成させなきゃならないっ!
 どうなる、えくそだすっ!!

 緊迫のまま、次回に続く!

次回「あるぴんはいます!」。あるぴんって、何!?

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 エンディングも曲が凄く良いし、一杯詰め込まれてて楽しい! Gレコにログホラ、良いED多いなぁ。

■制作の裏側
 水島監督という事で、ま「女子高生でアニメを作る」とかそっち系かと思いきや
 がっつりアニメ制作の裏側を描いてゆく一作!

 達成感とドキドキで一話を見つめる姿、トラブルまたトラブル! 勢いある展開に引き込まれます!

 まず、そういった「本作はこういうアニメなんです!」という事を視聴者に掴ませて
 キャラもどんどん深めさせる感じでしょうか。

 てな訳で次回も期待!
 しかし、高校時代と夢と現実とカーチェイスとドキドキとトラブルと、詰め込みまくりでしたね!

 次回、♯02「あるぴんはいます!」

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 なし


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