復元されたガミラス機械兵士オルタと、ヤマトの自律サブコンピュータ・アナライザーの交流を描いた第9話。
架空の寓話「観測員9号の心」が所々挿入され、劇中の緊迫した事態と裏腹に
どこか神秘的な印象のお話でした。
架空の寓話「観測員9号の心」が所々挿入され、劇中の緊迫した事態と裏腹に
どこか神秘的な印象のお話でした。
■ただ、知りたくて
イスカンダルへとひた走るヤマト。
その最中、立ちはだかるガミラス帝国の情報を集めるべく、彼らの無人兵器「オルタ」を再起動させるお話。
イスカンダルへとひた走るヤマト。
その最中、立ちはだかるガミラス帝国の情報を集めるべく、彼らの無人兵器「オルタ」を再起動させるお話。
結局のところ、システム汚染を避ける為に「オルタ自身の口から話してもらおう」という事になり
まず「話せる」ように機能を一部だけ修復した上で教育を施そうとするのですが
ふとした好奇心からか、オルタは勝手に動き出してしまいます。
まず「話せる」ように機能を一部だけ修復した上で教育を施そうとするのですが
ふとした好奇心からか、オルタは勝手に動き出してしまいます。
回収した敵のロボ兵士が勝手に歩き回っている!
色めき立った保安部員が出撃し破壊しようとするものの
やがてオルタの「意思」を尊重したアナライザーが歩み出でて、自ら彼のシステムに侵入し機能を停止。
オルタのタスクレコード(彼が何を考えていたかの記録)のみを回収し
フレームは宇宙の果てへ消えてゆくのでした。
自らの心を思うお話「観測員9号の心」。
そしてアナライザーのお話。
やがてオルタの「意思」を尊重したアナライザーが歩み出でて、自ら彼のシステムに侵入し機能を停止。
オルタのタスクレコード(彼が何を考えていたかの記録)のみを回収し
フレームは宇宙の果てへ消えてゆくのでした。
自我と伏線と
あるとき出会った少女が機械人形だと知らず恋した観測員が、やがて自らも機械人形であると知り自らの心を思うお話「観測員9号の心」。
そしてアナライザーのお話。
敵ロボット兵脱走す!
緊迫する艦橋や伊東隊長(細目)以下保安部に対し、物語の進行自体は非常に静かで神秘的。
時折挿入されていた「オルタの視点」が消えて行く演出や
最後の真田さんの遠回しな物言いが物悲しい。
緊迫する艦橋や伊東隊長(細目)以下保安部に対し、物語の進行自体は非常に静かで神秘的。
時折挿入されていた「オルタの視点」が消えて行く演出や
最後の真田さんの遠回しな物言いが物悲しい。
SFの定番ネタといえばそうですが
今回の「人と機械の狭間はどこだ?」というやりとりは
冒頭の地球と異星の共通項に絡めて、今後の「地球人と異星人の境界線」にもつながっていきそうですし
ストーリー的にも伏線めいた感じでしたね。
今回の「人と機械の狭間はどこだ?」というやりとりは
冒頭の地球と異星の共通項に絡めて、今後の「地球人と異星人の境界線」にもつながっていきそうですし
ストーリー的にも伏線めいた感じでしたね。
■ヤマトの女神
一方、ヤマトのコンピュータシステムに(状況的にただの好奇心だった?)侵入したオルタが見た「女神」とは?
現実主義的な伊東保安部長とロマンチストな真田さんの確執めいたやりとりや
モノローグに被せ森さんが挿入されるのも意図的な印象。
一方、ヤマトのコンピュータシステムに(状況的にただの好奇心だった?)侵入したオルタが見た「女神」とは?
現実主義的な伊東保安部長とロマンチストな真田さんの確執めいたやりとりや
モノローグに被せ森さんが挿入されるのも意図的な印象。
ストーリー的にも前回のvs冥王星残党戦で一区切りだったのか
エンディングがBest of my Loveに変更。
エンディングがBest of my Loveに変更。
曲調がハデな感じだったのでちょっとビビりましたが、内容自体は想いを思い返す切ない曲。
前曲の「愛詞(あいことば)」もそうでしたしラブソング統一なのかも。
前曲の「愛詞(あいことば)」もそうでしたしラブソング統一なのかも。
次回、第10話「大宇宙の墓場」